難波宮跡発掘調査の現地説明会@9/23 13:30-
明日、NHK大阪の目の前で
難波宮跡発掘調査の現地説明会
が開かれる。
難波宮跡発掘調査の現地説明会のご案内難波宮跡発掘調査の現地説明会のご案内
国指定史跡となっている難波宮跡の中心部に隣接する地点での発掘調査で、難波宮の造営とともに深い谷状の地形を整地した痕跡が確認でき、土器・瓦などの遺物も出土しました。
日 時:平成18年9月23日(土)午後1時30分〜3時30分(小雨決行)
場 所:説明会場 大阪市文化財協会難波宮調査事務所
(大阪市中央区法円坂1-6-41)
※説明会の後に発掘現場を見学します。
難波宮跡発掘現場 (大阪市中央区内久宝寺町2丁目)
内 容:学芸員が発掘成果について解説し、発掘現場や出土品を見学していただきます。
担 当:(財)大阪市文化財協会 文化財研究部 藤田幸夫 学芸員
主 催:大阪市教育委員会・(財)大阪市文化財協会
連絡先:(財)大阪市文化財協会 本部 06-6943-6833
難波宮調査事務所 06-6943-6836
※現地は駐車場がありませんので、車でのご来場はご遠慮ください
ということで、地下鉄谷町四丁目下車だ。
読売の紹介記事はこんな感じ。
「夏の陣」焼土層など出土、南西に古代〜近世の6層
23日に説明会各時代の土地の利用状況が確認された難波宮跡の南西部(大阪市文化財協会提供)
http://osaka.yomiuri.co.jp/inishie/news/img/is60921a.jpg大阪市中央区の難波宮跡(7〜8世紀)の南西で、宮殿造営や大坂城築城などで何度も谷を埋め立てる大規模な整地が行われていた状況が明らかになり、市教委が20日、発表した。大坂夏の陣(1615年)での焼土層も含む6層の地層が鮮明に確認でき、専門家らは「大阪の土地利用の実態を知るうえで貴重な成果」としている。
住宅整備に伴って7月から約400平方メートルを発掘。その結果、地下約4メートルで、難波宮造営時に谷を埋め立てた厚さ約0・9メートルの整地層を確認した。
また、耕地とみられる中世の層を挟み、その上に大坂城三の丸の整備を繰り返したことをうかがわせる層(厚さ約1・5メートル、3層)や、建物の礎石や井戸跡も出土。さらに大坂夏の陣の焼土層約10センチの上に、夏の陣後、大規模な整地をしたことを示す地層があった。
現地説明会は23日午後1時半から。
長山雅一・流通科学大教授(古代史)の話「地層の保存状態がよく、時代を追って大阪の歴史をたどれる。将来、難波宮の範囲特定や大坂城の整備状況の解明につながる成果だ」
(2006年09月21日 読売新聞)
谷になってる部分は、前回の現説で見てきた。
ここの現場の特徴は
驚くほど明るい現場
だということで、奈良の真面目な現場に慣れてると、ちょっと驚く。
さて、明日はここに行くか。
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