中国KTV事情 公安が「日本語のできる小姐」を日本人のよく来る「重点強化地域」に配備中 AIDSが爆発的に拡大中の中国で「コンドームを持っていると逮捕される」小姐に群がる日本人男性

中国へ行った友人曰く、
　日本語の話せるKTV小姐は公安の指導で、「重点強化地域」に移動
させられているという。「重点強化地域」というのは、
　対日本人工作の活発な地域
と類義語だ。
先日の「上海ハニートラップ事件」
2006-08-02　海自の内部情報を上海のKTV小姐(カラオケ店女性従業員)経由で中国へ漏洩？　情報漏洩の基本は「ソーシャルハッキング」
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/08/ktv_89b3.html
以降、
　中国のKTVは「綺麗な小姐をお持ち帰りOKだったりする買春可能な業態」
ということが広く知れ渡り
　じゃ、俺も中国で小姐と遊ぼう！
という下心たっぷりの日本人が続々中国に渡航してるという。折しもANAが中国線を増便して大キャンペーンを繰り出し、結構安い値段で中国旅行ができてしまうのだ。
かくして需要が増大してるので、
　ついでに情報も取れたら取ろう
と、中国公安が張り切っている。これまで他の地域にいた日本語のできるKTV小姐達を、組織的に、
　日本人がよくくる地域に送り込んでいる
のだそうな。社会主義国家だから、公安の命令とあれば絶対だ。

で、怖いのは
　もし、摘発されたときに、コンドームを持っていた場合、問答無用で「売春」と見なされ逮捕されるので、KTV小姐は決してコンドームを持ってない
ということなのだ。ま、日本の
　セキュリティ意識の低い、エロ親父
には
　NS(ノースキン)の売春行為
は、大受けなんだろうけど、ただいまAIDSがもの凄い勢いで蔓延している中国のこと、一度の
　気楽な中国での遊び
が、
　HIV感染
を引き起こす可能性は高い。てか、たぶん、これから
　中国に渡航歴があって、現地で女性と性的接触をした日本人男性
の間に
　AIDSが流行する
ってことになりそうでイヤ。で、次は奥さんや恋人に感染させるんだろうな。

売春によるAIDS感染拡大が避けられないので、重慶市ではとうとうこんな通達を出した。

娯楽施設に避妊具常備義務付け　重慶市政府

FujiSankei Business i. 2006/9/9 　

　中国・重慶市政府は、エイズ拡大を防ぐため、ホテルを含むすべての娯楽施設にコンドーム常備を義務付けるキャンペーンを始めた。性サービスの容認につながりかねない措置だが、「短期間では売春行為を根絶できない状況」にあるため、エイズ防止を優先した。地元紙の重慶時報（電子版）が報じた。

　同紙によると、重慶市の疾病防止センターはまず市内の５区・県で「１００％コンドーム使用プロジェクト」に着手。ホテル、カラオケバー、理髪店、ダンスホールなど性サービスが提供される可能性のある娯楽施設に対し、自販機を置くなどしてコンドームを常に用意しておくよう求めた。

　重慶市のエイズ感染者は６月末現在で累計約２２００人に上り、うち１２・７％が性交渉による感染。このため、コンドーム奨励が「感染防止の最も有効な対策」とされる。当局の監督チームは客を装って点検に回り、未使用で売春行為が行われていれば直ちに施設を処分する。（北京＝時事）

ってことで、
　重慶でNS
は、相当リスキーな行為ということになるのだが、他地域も似通った状況だ。

ハニートラップで情報漏れも困るのだが、
　中国でHIV感染
はもっと困る。どうせそういう遊びをする男性は、日本でも同じことをしてるだろうから　
　あちこちでHIVを他人に感染させる
だろう。
厚生労働省には、AIDS検査がもっと手軽に簡単に受けられるよう、態勢を整えて貰なわないと、
　一気に日本の性的にアクティブな年齢層の崩壊=労働年齢の崩壊
になりかねないぞ。だいたい、この手の買春オヤジは、きちんと薬を飲む、なんて生活が送れるはずもないだろう。
HIV感染早期から薬さえちゃんと飲んでいれば、AIDS発症はほぼ抑えられるんだけどね。