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2006-09-20

瀋陽で反日行動

今回の調査旅行前に
 2006-08-23
「打倒小日本!」誤解から抗議の300人、瀋陽日本領事館に押しかけ、「注意喚起」が出される
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/08/300_9f83.html
という記事を書いた。

で、昨日の話。
朝日より。


日の丸を焼き反日叫ぶ騒ぎ 中国・瀋陽の満州事変式典後
2006年09月19日01時18分

 満州事変のきっかけとなった柳条湖事件の発生から75周年を迎えた18日夜、中国遼寧省瀋陽市の事件現場近くで記念式典が開かれた。式典周辺に集まった市民は1万人以上。警備当局は1000人規模の厳戒態勢を敷いたが、式典後、興奮した市民ら数百人が警察官らともみ合いになり、「日本製品を買うな」「打倒小日本」などと叫びながら、「日の丸」を焼いた。当局が解散を呼びかけ、約1時間後に収束した。負傷者は確認されていない。数人が連行された模様だ。

 式典には同市幹部らが出席し、「国辱を忘れるな」などと演説。市内では一斉に警報が鳴り響き、タクシーなどもクラクションを鳴らした。市民らは近くの路上で「日本軍国主義を打倒せよ」などと書かれた「日の丸」を掲げ、反日的なスローガンを繰り返した。

 中国当局は式典会場に入る市民の数を制限するなどし、暴力的な行動を抑制しようとの姿勢だったが、一部の市民が過激な行動に走った形だ。


う〜ん、どうも瀋陽には
 反日行動の火種
が常にくすぶっているようですな。単純に
 愛国的行動
ではなさそうなのは、続く次の記事から推察される。

中国・瀋陽市トップ、また訪日ドタキャン 内政優先?

2006年09月19日23時37分

 中国・瀋陽市のトップである陳政高・同市共産党委員会書記が訪日を急きょ取りやめ、受け入れ準備を進めてきた日本関係者に波紋を広げている。陳氏の訪日キャンセルは7月に続き2度目。国際会議の準備が理由だが、来年秋に予定される共産党大会を控え、内政を優先したとも受け止められている。同市は19日、おわびのための代表団を急きょ日本に派遣した。

 陳書記は18日から21日まで50人弱の随行団を引き連れて東京や大阪などの企業を訪問する予定だった。「訪日延期」の通告は15日。10月の国際会議に向けた中央政府高官との打ち合わせ予定が入ったためだという。

 党幹部が入れ替わる5年に1度の党大会を1年後に控えて、中国は「政治の季節」を迎えつつある。陳氏の昇格人事をめぐり党中央の審査があるとの情報もあり、「7月の取りやめも党要人の接待のためだった。地方指導者にとって敏感な時期が始まろうとしている」と消息筋は漏らす。

 ただ、21日からのシンガポール訪問は予定通り。日本側関係者からは「日本を軽く見ているとしか思えない」「投資してくれと言われても信用できない」といった不満が出ている。陳氏側は「あくまで延期。今年中に必ず行く」と弁明に努めており、市副局長が率いる「おわび隊」が日本で理解を求めるという。


どうも生臭い話ですな。

ところで、わたしたちが瀋陽に行ったときに、三回タクシーを拾ったが、トラブルはなかった。
というか
 みんなとっても親切
だった。
瀋陽でも
 世界遺産の方で稼いでいる人達
にとっては
 外国人はみな大事なお客様
なのである。一方で
 その分け前にあずかれない人達
もいる。

瀋陽市内の外れには
 火力発電所
が設置されている。
Hd
なんともアンバランスな都市開発だ。

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