木耳の作り方
中国は黒龍江省寧安市郊外の渤海鎮は
渤海の都・上京龍泉府
の故地だ。ここで遺跡調査をしたのだけど、その遺跡のすぐ脇の畑にこんなものがあった。
一体何だろう。
黒龍江省のガイドさんに聞くと
ああ、それ木耳を作ってるんですよ!
との答え。なんと
木耳の人工栽培のほだ木
なんだそうだ。
東北三省では
ほぼ毎日木耳などの茸料理がふんだんに出る
のだが、とてもおいしい。薄味で日本人の口に合う。木耳では
生の木耳を山葵醤油で食べる冷菜
が、毎夕食ごとに出ていた。
写真は、長白山(=白頭山 北朝鮮との国境 山の半分が中国領)のホテルで出た
氷に盛られた木耳
だ。手前の白い鉢に山葵醤油が入っている。山葵は当然のことながら
練り山葵
である。翌朝は
炒めた木耳
がおかずに出てたので、ひょっとしたら上の冷たい木耳が余ったのを炒め直したのかも。
しかし、上京龍泉府って、
日本の平城宮
みたいな遺跡なんだけど、まわりは畑というか畑の中に遺跡がある。
夕方、のんびりと遺跡の横を歩いてゆく羊の群れ。
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