奈良県立図書情報館へ行く
中国で歩き回っていたので、歩き馬鹿が治らない。一日一時間以上歩かないと、なんだか調子が悪い。
思い立って
奈良県立図書情報館
http://www.library.pref.nara.jp/index-j.html
へ歩いていくことにした。利用するのは初めてだ。
できるだけ閲覧手続きを簡素化するために、見たい図書を家で検索して、プリントアウト。
家から行くには、いくつかのルートがあるが、地図で調べてもっとも早く着くだろう経路を選んだ。
もう日が落ちてたので、ちょっと暗かったが、なんとか元の大池を潰して建っている奈良県立図書情報館に到着。思ったより早く着いた。
しかし、
光熱費は大丈夫なのか
という造りだ。一応
太陽電池
を一部利用してるみたいだけど、グラスウォールで天井が高い構造だ。2-3階は吹き抜け構造である。明かりの配置も密で、かなり明るくしてるから、果たして
年間メンテナンス費用を算定して建てられてるのか
がとっても疑問だ。
三階には
拡大読書器
が置いてあったが、使いにくい古いタイプで残念だ。ほとんど利用者がないようで、係のヒトが扱い方がわからなくなって困っていた。今はもっといいタイプの拡大読書器があって、それだと視覚障碍者だけじゃなくて、お年寄りなどでちょっと見にくくなってるヒトにも使いやすいのだが、どうも
福祉機器納入業者
から、言われるままに機器を入れたようだ。実は、こうした
福祉機器
は、
性能が遙かに違っても、なぜか値段が同じ
という不可思議な商取引が行われていて、たぶん
補助金の関係
だと思うのだけど、どうせ同じ値段なら
一番使いやすい、最新の拡大読書器
にしてほしかった。あの機種だと、使えるヒトが限られる。去年オープンしたばかりなのだから、選択の余地は大幅にあったはずなのだ。業者に
不良在庫を押しつけられた
としか思えない。
司書の人達は非常に親切だった。
いろいろ便利な機能があるのだけど、使いこなしてるヒトが少ないように思える。二階には、どうやら、情報関係の学生が新刊講読希望を出してるようなラインナップが並んでいた。ま、コンピュータ関係の簡単な調べ物なら、二階の図書で出来るだろう。
書庫から本を出して貰って、必要な箇所をコピー。コピーと書庫内図書検索は閉館30分前まで受け付けている。コピーはコイン式で一枚10円。A3まで対応している。
帰りは別経路でやはり歩いて帰った。
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