中国人の男二人、売り手を捜して濃縮ウランを持ち歩く (その2) 中国、急に報道内容を否定→更に報道内容が変わる
2006-10-25 中国人の男二人、売り手を捜して濃縮ウランを持ち歩く
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/10/post_d9d9.html
の続報。
朝鮮日報が、
ニセモンじゃねえの?
と突っ込んでいたのだが、中国側が
朝鮮族が濃縮ウランを売ってたって話はなしという方向で
と言ってきたみたいだ。これまた
突っ込みどころ満載
だ。
記事入力 : 2006/10/26 09:41「朝鮮族2人による濃縮ウラン密売」事件について、中国の捜査当局が「ウランでも朝鮮族でもない」とし、前言を翻した。
北京の公安関係者は23日、「濃縮ウラン1キロを売ろうとした中国人2人を逮捕した」という20日の中国マスコミの報道について、「犯人は朝鮮族でロシアのものとみられる濃縮ウランを押収した」と語っていた。
しかし24日にこれを確認した朝鮮日報の報道で波紋が広がると、公安関係者は「2人の犯人が中身を濃縮ウランと誤解して証言したことが誤って外部に伝えられた」と語った。
当地の人民検察院の斉捷氏も当時は「上から一切の取材に応じるなとの指示を受けた。朝鮮族でもウランでもない」と言葉を変えた。しかし後に「濃縮ウラン1キロを売ろうとした中国人2人を逮捕した」との情報を直接提供した人物が斉氏であることが確認された。
北京=チョ・ジュンシク特派員
朝鮮日報
さあてっと。真実はいずれか。
1. 最初の「朝鮮族二人が濃縮ウランを売る」という情報が間違い
2. 「朝鮮族二人が濃縮ウランを売る」という情報は正しかったが、中朝国境が緊迫してるときに、わざわざ朝鮮族を刺激することもないので、なかったことにした
3. 「朝鮮族」もしくは「濃縮ウラン」のどちらかは本当だが、韓国と揉めるのがイヤなので、なかったことにした
ま、他にも可能性は考えられますが。
続き。
また報道内容が変わった。
朝鮮日報より。
中国外務省報道官「骨董品ではなく危険物質」劉建超中国外務省報道官は26日、「中国人二人による濃縮ウラン密売」事件について「(容疑者は)危険物質を売りさばこうとして逮捕された」と明らかにした。
劉報道官は定例ブリーフィングで「二人の朝鮮族が逮捕されたが濃縮ウランのためか」との質問に対して「北京の人民検察院が危険物質を違法に売りさばこうとした容疑者二人を逮捕、取り調べ中だ」と明らかにした。
劉報道官は濃縮ウランではないと否定はせず、「危険物質」と表現した。また容疑者二人が朝鮮族かについては言及していない。
朝鮮日報は24日、「中国警察が先月核兵器の原料となる濃縮ウラン1キロを売りさばこうとした中国の朝鮮族二人を逮捕した」と報じた。これについて後から取材に乗り出した韓国の報道各社は北京の検察関係者の証言として「二人が売ろうとしたのは濃縮ウランではなく“骨董(こっとう)品”で報道は誤り」と主張した。
しかし劉報道官が「危険物質」と呼んだことから問題の物質は少なくとも骨董品ではないことは明らかだ。
■朝鮮日報記事
本紙は24日、「中国朝鮮族『濃縮ウラン』密売」の特集記事で「中国警察が先月核兵器の原料となる濃縮ウラン1キロを売りさばこうとした中国人二人を逮捕した」と報じた。
■東亜日報記事
しかし東亜日報は翌25日、「中国での『ウラン密売』騒動…董品を高価な核物質と錯覚」との記事で、本紙記事を誤報と主張した。
■連合ニュース記事
連合ニュースも「中国での『ウラン密売事件』は誤報と判明」との記事を掲載した。
■国政ブリーフィング記
国政ブリーフィングも「深刻な事態、軽々しいマスコミ」との記事で本紙の朝鮮族濃縮ウラン密売記事を「無責任な報道」と非難した。
北京=チョ・ジュンシク特派員
朝鮮日報
どうやら
2.か3.の線が濃厚
ですな。で、中国に聞くが
危険物質って何?
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