北朝鮮が地下核実験 一説には安倍ちゃんへの愛のメッセージの側面も?
ほんまかいな?
安全な核実験が成功した
とか言ってるんですが。
朝日より。
核実験「安全に成功裏に実行」 平壌放送
2006年10月09日12時49分北朝鮮国営の平壌放送も9日正午、定時ニュースの2番目の項目として地下核実験の実施を伝え、次のように報じた。
「全国の全人民が社会主義強盛大国建設で一大飛躍を創造している激動的な時期に、わが科学研究部門では主体95(2006年)10月9日、地下核実験を安全に成功裏に実行した。科学的打算と綿密な計算によって実行された今回の核実験は、放射能流出などの危険が全くなかったということが確認された。核実験は100%われわれの知恵と技術によって実行されたものであり、強力な自衛的国防力を渇望してきたわが軍隊と人民に大きな鼓舞と喜びを与えた歴史的な出来事である。核実験は、朝鮮半島と周辺地域の平和と安定を守護することに寄与することになる」
相変わらず、平壌放送は言語の使い方に問題がありますな。
日本には中国から事前に伝えられていたという。
朝日=時事より。
日本にも中国から事前に伝達 北朝鮮の核実験情報
2006年10月09日19時48分北京の日本大使館によると、中国外務省は9日午前9時半(日本時間同10時半)ごろ、同大使館に対し電話で「北朝鮮が間もなく核実験を行う」との情報を伝達した。同大使館はこの情報を本省に報告した。(時事)
しかし、最大の庇護を与えていた中国も
本当に核実験をやっちゃった
って事態で、頭を抱えている模様。面子も丸潰れだし。
朝日より。
北朝鮮の最大の支援国・中国、核実験で厳しい立場に
2006年10月09日21時25分6者協議の議長国であり、北朝鮮に対する最大の支援国でもある中国は「最も厳しい立場に追い込まれた」(中韓関係筋)といえる。これまで金正日(キム・ジョン・イル)体制を追いつめる制裁や圧力には否定的な姿勢を貫いてきた。外務省は9日、「中国政府は断固反対する」という非難の声明を発表したものの、話し合い解決を求める方針に変更はないとみられる。しかし、今後も北朝鮮をかばい続ければ国際社会の批判を浴びることは必至だ。
北朝鮮が3日に核実験を予告する声明を発表して以来、中国は党・政府間の様々なチャンネルを駆使して北朝鮮に核実験を思いとどまるよう働きかけてきた。
8日には、胡錦涛(フー・チンタオ)国家主席が安倍首相との会談で核実験に反対する考えを明言。日中共同プレス発表文でも「核実験の問題」を含む最近の朝鮮半島情勢に「深い憂慮」を表明するなど、核実験を認めない立場を明確にしたばかりだった。
その翌日、最大の後ろ盾となってきた中国のメンツを、北朝鮮はあっさりつぶした。
実験発表を受けて、9日、李肇星(リー・チャオシン)外相はライス米国務長官と電話協議。中国外務省にロシア大使館公使、米国大使館代理大使が入り、それぞれ意見を交わした。また、6者協議の韓国首席代表を務める千英宇(チョン・ヨンウ)・朝鮮半島平和交渉本部長が北京入りし、中国首席代表の武大偉(ウー・ターウェイ)外務次官と会談した。
ただ、北京の北朝鮮大使館では同日夜まで、大使専用車の出入りはなかった。
焦点は、中国が国連安全保障理事会での対北朝鮮制裁論議にどういった姿勢で臨むかだ。9日、対北朝鮮政策を担当する複数の部門が、それぞれ緊急会議を開いて対応を検討している模様だ。
制裁につながる国連憲章第7章に対し、これまで中国は一貫して反対してきたが、今後は米国をはじめ国際社会の中国に対する圧力はさらに強まる公算が大きい。
支援の削減も北朝鮮の経済状態のさらなる悪化を招きかねないため、中国としてはできることなら避けたい選択肢だ。国際社会と北朝鮮の板挟みの状態に陥った中国は、いずれにせよ「苦渋の選択」(外交筋)を迫られそうだ。
しかし、なんだって安倍ちゃんが訪中・訪韓してる時に核実験しますかね。そのあたりを朝鮮日報が分析している。
【核開発】なぜ今日?北朝鮮が狙った一石「四鳥」とは…?北朝鮮はなぜ9日に核実験を行ったのだろうか。韓国政府当局者は「こちらとしては気分のいいものではないが、北朝鮮としては対内・対外的に一石“四鳥”の効果を狙ったようだ」と話している。
9日前後は北朝鮮にとって、意味のある日が続く。前日の8日は金正日(キム・ジョンイル)総書記が1997年に労働党総書記職を継承した日だ。翌日の10日は朝鮮労働党の創党記念日。北朝鮮は、金正日総書記一家の誕生日と同様、国家記念日として重要視している。北朝鮮はその国家記念日に挟まれた9日を選んで核実験を行い、これを内外に知らせることで、堅固たる体制構築の効果を狙った(国防研究院・白承周=ペク・スンジュ=北朝鮮研究室長)という分析が有力だ。
対外的には、北朝鮮の日本人拉致問題を強く提起、北朝鮮を窮地に追い込んだ安倍晋三首相の訪韓に合わせたと見られる。実際、安倍首相がソウル入りした時間と北朝鮮が核実験を行った時間は30分も差がない。
また、9日は国連安保理が韓国の潘基文(パン・ギムン)外交部長官を国連事務総長候補に推薦する日でもある。安保理の潘長官推薦は事前公告されていた。北朝鮮は今月3日の核実験宣言も、潘長官が第4回予備投票で1位となり、事実上、国連事務総長候補に確定した日に発表した。
一方、アメリカと日本は北朝鮮の9日の核実験実施を正確に予測していたことが分かり、注目を集めている。米国のクラウチ国家安全保障会議(NSC)副補佐官と日本の谷内正太郎外務省事務次官は6日(現地時間)、ワシントンで「北朝鮮は今週末に核実験を実施する可能性がある」と認識を共にしていた。
北朝鮮が核実験を行った時間は9日午前10時35分、ワシントン時間では8日日曜日の夜だった。アメリカと日本が3日に行われた北朝鮮の核実験宣言を綿密に分析したところ、交渉用ではなく実戦用と判断、「1週間以内に実施される可能性が高い」との結論を出したと言われている。
米日のこうした対応は、韓国政府当局者が8日の定例記者会見で「現在の状態で北朝鮮が核実験を物理的に準備している様子は把握されていない」と述べたのとは対照的だ。
チョソン・ドット・コム
安倍ちゃん、北朝鮮の将軍様に愛されてますねえ。
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