北京風味 茯苓夾餅
写真は、北京の新東安市場の近くにあった、土産物店で買った茯苓夾餅。
わたしが大好きなのに、なかなか日本でお目にかかれなくなったのが
北京名産の茯苓夾餅
だ。中の餡に松の実が刻んで入ってるのが一番好きだ。
中文の研究室にいた頃は、北京出身者の誰かが必ずお土産に買ってきた。で、誰が食べてもいいように、置いてあるんだけど、日本人で茯苓夾餅が好きな人はほとんどいなくて、いつもほぼ一人で全部を食べていたような気がする。
薄い、小麦の味のない白い煎餅の間に、漢方薬の茯苓を混じた砂糖餡が夾んである。元は清朝の宮廷で好まれた菓子だそうだ。
外側の煎餅がもそもそして、中の餡が薬膳なものだから、敬遠されてたんだろうけど、わたしはこれが好物なのだ。
北京なら花茶で頂くのが本式な気がするが、適当な中国茶でも構わない。
茯苓夾餅(中文)
http://www.tynews.com.cn/big5/site1/dibu_content/2006-01/27/content_1782106_4.htm
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