のだめカンタービレ コミック 1800万部突破
11/17で
全16卷の発行部数1800万部を超えた
そうで。凄い勢いだな〜。
ドラマを見始めて
大人買い
してるヒト多数、と思われる。二ノ宮知子の絵柄は、わりとあっさりしてるので、男女ともに読みやすいだろう。
高校の同級生に講談社の中の人がいて、こないだちらっと
のだめのおかげで、ボーナスがちょっと増えた
と喜んでいた。出版社ではかなりの給与水準を誇る講談社で、彼が今年の冬のボーナスをいくら手にしたのかは、謎だけど、大学の教員のボーナスよりは遙かに高いはず。出版って文化事業みたいに見えるけど、実際は博打みたいなところがあるもんなあ。某出版社のヒトは、それまでは生暖かい目で見られてたのだけど
ミリオンセラーを企画出版
したので、みんなの見る目が変わった。出すまでは誰も売れると思ってなかった本だった。
就職するまでのc/pを考えると、出版社は学卒だけど、大学教員は現在は
最低でも博士号を持っている
のが条件だから、学卒での就職より、余計な年数が2+3+α掛かっている上に、大抵は
大学院時代の奨学金が借金
になってる、院を出た時点で負債総額数百万円からのスタートだからなあ。停年は大学教員の方がちょっと長いけど、いま40代の教員が20年後にどうなってるかというと、たぶん
大学大倒産時代の後
だから、停年まで勤められるどころか、勤務先そのものがなくなっている可能性すらある。出版社は、20年後、どういう媒体で出版事業を続けてるだろうな。
著者になって一発当てるのは、ごく一部のヒトだけだから、大手出版社勤務の方が
教育に掛かる費用と生涯賃金のc/pは大学教員よりははるかに良い
のではないか? どんなに頑張っても、医学・歯学系以外の大学教員が大学から貰う最高年収は、マスコミ・大手出版社に比べればたいしたことない。あとは外部で稼げるネタがあるかどうかだ。
そんな計算を学生諸君はきちんとするようで、現在は
将来、外注になる(非常勤講師もしくはコンソーシアム形式でまかなう)一般教養向け専攻の院には、学部で優秀だった学生が進学しない
事態になっている。たとえば日本古代史をやるなら、中国語やハングルができたほうがいいし、もちろん西洋の言語も二つ三つ出来た方がいいんだけど、
外国語が出来るなら、もっといい就職先があるから、そっちに行く
んだと、東大のある先生から伺った。東大でそれだと、あとは推して知るべしだろうな。
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