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2006-11-08

「マスコミたらい回し」とは? (その35) もし、青木絵美記者が本当に妊娠中なら、この「大淀病院産婦死亡事例」記事は信頼できるか?

今回の大変稀で、不幸な転帰を取った大淀病院産婦死亡事例なのだが、もし、昨日から突然囁かれているように
 毎日新聞奈良支局の青木絵美記者が妊娠中で、主治医or主治医の指導医から、今回の事例について情報を得た
というのが本当なら、まず
 大淀病院産婦死亡事例の不可解な報道のされ方
の謎が一つ明かされることになる。
以下は
 青木記者が、現在妊娠中だったら
という仮定の下に話を進める。(確認できてないからね)

青木記者の記事で大変気になっているフレーズがある。


記者の目:「次の実香さん」出さぬように=青木絵美(奈良支局)

(略)
取材は8月中旬、高崎さん一家の所在も分からない中で始まった。産科担当医は取材拒否。容体の変化などを大淀病院事務局長に尋ねても、「医師から聞いていない。確認できない」。満床を理由に受け入れを断った県立医科大学付属病院(同県橿原市)も個人情報を盾に「一切答えられない」の一点張りだった。
(略)

 NICUに9床を持つ県立奈良病院(奈良市)では、緊急処置の必要な妊婦受け入れに対応できるよう、正常分娩の妊婦を開業医に移す自助努力を重ねてきた。また、今回の問題を受け、県医師会の産婦人科医会も母体を産科以外で受け入れるなどの対策を打ち出した。医師の研修制度改正や産科医不足から、県内でも過去2年間で3病院が分娩を取りやめるなど影響は深刻だが、可能な限り、知恵を絞らねばならないと思う。

どういうわけか、この記事は
1. 「搬送を断られて亡くなった産婦さんがいる」という噂があった
2. 大淀病院と、搬送を断った病院の一つ、奈良県立医大病院には、「取材拒否」と「悪いイメージ」の書き方
3. 奈良県立医大病院と同様に搬送を断った「奈良県立病院」だけ悪者になってない
という不思議な記事だ。そもそも
 最初の噂
はどこから毎日新聞奈良支局に届いたのか。妊娠中の定期検診の長い待ち時間で、青木記者が、
 病院内の噂話
として拾ったんじゃないだろうな。医師はこんな話はしないだろうが、今回不幸にして亡くなられた奥様の親族に
 大淀病院で長く総看護師長を勤めていた女性がいて、大淀病院でもいろいろ指示を出していた
と言われている。看護師さんのネットワークは結構凄いからな。奈良県内の産科では、すぐに「有名な話」になっていたのかもしれない。
また、「搬送拒否」というなら、この記事ではよく書かれている奈良県立病院も「満床を理由に拒否」だったはずだ。
青木記者のかかりつけの産科は奈良県立病院とか言う噂もあるんですがね。ちなみに
 大淀病院の一人産婦人科医長と奈良県立病院の産婦人科の常勤の医師は、全員奈良県立医大産婦人科教室出身
と聞いてますが、なんか
 医局に対する、医局外の医師の感情的な対立
が、青木記者の
 医学的な知識をサポートしている医師
にあるとすると、
 「お世話になってる先生」から「聞いた言葉」

 その先生の「個人的な感情」に振り回されてor影響
されて
 「県立医大や大淀病院が不利になる方向」で記事を書いた
ということになるんですけどね。
まさか
 そんな個人的な感情はすべてオミット
して、
 「客観的事実」のみで記事を構成している
でしょうね、青木記者。

ま、以上の仮説は
1. 青木記者が妊娠中
2. 奈良県立医大産婦人科教室出身の医師が、青木記者の主治医or主治医の指導的立場
3. その医師が青木記者の「医学的情報」のネタもと(大淀病院の産婦人科医長と同期という噂も)
という前提だから、これが間違っていたら、成立しない。
あくまで
 仮説
ということで、お許しを。

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