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2006-11-18

さすが京都

母にプレゼントする来年の干支コンパクトが、京都大丸で確保できたので、『五行大義』研究班の後に取りに行った。エスティローダーのカウンターで、プレゼント用に包んでもらっていると、隣の席におばあちゃん、お嫁さん、孫娘の三人がやってきた。最初はどんな家族なのか、見てもいなかった。てっきり、お嫁さんが化粧品を買いに寄ったのかと思いきや、お得意様は、おばあちゃんの方だったので、びっくり。声の感じでは、70歳を大幅に越えている。失礼にならないように、そっと右側に目を向けると、黒のパンツスーツに白いかっちりしたシャツを粋に着こなしたご婦人だ。変に若ぶらず、孫には平気で「ばーば」と呼ばせている。かっこいいじゃん。
一家はさっさと用事を済ませて、次のコーナーに立って行った。
若い頃は粋筋か、はたまた邦画華やかりし時代の女優さんか。シャツのボタンを二つ外して、首をすっと伸ばしているが、首筋まで、ちゃんと肌のお手入れが行き届いている。あっぱれ、京女。
エスティローダーの基礎化粧品をご愛用のようだった。
恐るべし、京都。

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