忍び寄る鳥インフルエンザ 安徽省で農民が感染 宮崎では高病原性鳥インフルエンザ発生か
今年も
高病原性鳥インフルエンザの季節
がやってきた。
1/10には
感染源不明の人への感染
が、中国安徽省で確認されている。
中国で鳥インフル 昨年7月以来の確認【北京10日傍示文昭】中国衛生省は10日までに、安徽省の男性(37)が高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染していたことが分かったと発表した。中国国内で人への感染が確認されたのは、昨年7月以来。
同省によると、男性は昨年12月10日に高熱を出し、肺炎などの症状を訴えて入院。現在は回復し、1月6日に退院したという。中国疾病予防コントロールセンターが検査し、同8日に感染を確認した。男性の地元では家禽(かきん)類への感染は確認されておらず、男性の家族などにも異常はみられないことから、感染源は不明という。
中国では2003年以降、今回感染が確認された男性を含め計22人が同ウイルスに感染し、14人が死亡している。
=2007/01/11付 西日本新聞朝刊=
2007年01月11日00時09分
もともと、
正しく報道されているとは思えない中国の鳥インフルエンザ感染
なので、
感染源不明
というのが、大変イヤ。中国ではすでに
ヒト→ヒト感染に変異した新型インフルエンザが発生しているのではないか?
と、ずっと噂されているのだが、
もし、中国が新型インフルエンザ発生源になったら、北京五輪中止になりかねない
ので、国家の威信をかけて、事実を隠蔽するだろうという疑念がある。
一方、宮崎県では
養鶏場で750羽の鶏が死亡、高病原性鳥インフルエンザの疑い
がある。
朝日より。
宮崎県で鳥インフルエンザの疑い 約750羽死亡
2007年01月12日01時14分農林水産省と宮崎県は12日、同県清武町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いのある肉用種鶏約750羽が死んだことを確認したと発表した。養鶏場の簡易検査の結果、陽性反応が出た。宮崎家畜保健衛生所でウイルス分離などの病性鑑定をしており、12日夕にウイルスの分離ができれば茨城県つくば市の研究所に送って鑑定する。早ければ13日午後にウイルスの確認ができる見込みだ。農水省は12日朝、対策本部の会合を開く。
調べでは、発生が疑われているのは同町内の養鶏場で、肉用種鶏約1万2000羽を飼育している。3棟の養鶏場のうち1棟で10日に250羽、11日に500羽が死んでいるのが見つかった。農場の管理獣医師が11日にインフルエンザのA型簡易キットで検査した結果、陽性とわかり、宮崎家畜保健衛生所に連絡した。
県によると、9日までは大量死はなく、この数日間は養鶏場から、ひな、卵を出荷していない。従業員や家族の健康被害も確認されていない。
鳥インフルエンザの疑いがある死亡例が見つかったのは、県内で初めて。宮崎県は06年2月現在、ブロイラーの飼養数が1843万7000羽、飼養農家数394戸で、ともに全国一。郷土料理「チキン南蛮」は有名で、首都圏にも宮崎地鶏の専門店が多い。
県と農水省は家畜伝染病予防法にもとづき、緊急の措置として養鶏場を隔離し、ウイルスの鑑定をしている。周辺の農場に対しては、鶏や卵の出荷の自粛を求めている。また、この農場周辺の養鶏場の状況を把握し、高病原性鳥インフルエンザと確認した場合には、殺処分や発生現場の消毒などの防疫措置をとる。
鳥インフルエンザはウイルスに感染して発症する鳥類の疾病で、法定伝染病に指定されている。感染した鳥の肉や卵を人間が食べても感染することはない。04年、国内では79年ぶりに山口県阿東町の採卵養鶏場の鶏からウイルスが検出され、その後、京都、大分、兵庫、茨城でも確認されている。
宮崎地鶏、大丈夫か。
高病原性鳥インフルエンザをもたらすのは、外部から飛んでくる鳥なので、できるだけ接触を断つくらいしか防ぎようはない。
宮崎では初めての発生だそうだが、以前鳥インフルエンザが発生した自治体では、鶏舎と外部から飛んでくる鳥の接触を遮断するよう通達が出ていた。そのあたりの心構えの差が出た?
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