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2007-01-21

今週の青木絵美記者@大阪本社→訂正あり

青木絵美記者、新年から大阪本社へご栄転、おめでとうございます。
大阪といえば毎日新聞発祥の地だと存じます。どうぞ存分にご健筆をふるわれんことを祈ります。
というわけで、絵美タンファンの医師の先生方、青木絵美記者は大阪に移られたようですので、以後、お見知り置きください。

ま〜、
 奈良県南部の産科を崩壊させたご褒美に、立つ鳥跡を濁しまくって、大阪本社ご栄転
とは、すばらしいジャーナリズムですね、毎日新聞。今後、絵美タンが妊娠・出産となったら
 産科が崩壊してない地域に優先的に転勤
させるつもりでしょうか。大阪は崩壊が進みつつありますからね。
奈良県南部の妊産婦の怨嗟の声は、青木絵美記者には届きにくいことでしょう。
ま、1/24には立派な賞をお受けになるそうですので、どうぞ、これから産科崩壊で近くに医師がおらず、手遅れになるかもしれない妊産婦と新生児の暖かい血をたっぷり吸い込むことになる両手で、しっかり賞を受け取ってきてくださいね。あなたのペンはそれほどすばらしい成果をもたらしました。

では、大阪本社での青木絵美記者の記事を拝読しましょうか。
まずは日清食品の安藤百福氏を悼む一昨日1/18付けの記事。


こちら、おおさか支局:即席めんを発明し、5日に96歳で亡くなった… /大阪

 即席めんを発明し、5日に96歳で亡くなった日清食品創業者、安藤百福さんの功績を知ろうと、池田市の「インスタントラーメン発明記念館」を訪ねました。今でこそ世界的に消費される即席めんの出発点は、安藤さんの自宅裏の木造の小屋。館内に復元された小屋は何とも頼りなく、成功は「おいしくてみんなおなかいっぱいになるものを」という、戦後の食糧難を生きた安藤さんの情熱のたまものだと思いました。
 偏食はいただけませんが、忙しい時や災害時、即席めんは重宝です。同社は災害時、自治体などに食糧を調達する協定を締結しているといいます。阪神大震災から12年。大阪発の英知が今後も多くの命を支えればと願います。【青木絵美】
毎日新聞 2007年1月19日

さすがに26歳の青木記者にとって
 阪神淡路大震災は他人事
のようですね。これはかなりショックでした。
てか、この書き方だと、関西出身ではないのでしょうね。12年前というと、中学二年生ですか。ちょうど同じ95年秋に放映が始まった
 新世紀エヴァンゲリオンのシンジくんたちと同年齢くらい
ですね。

95年に関西にいた人間には、安藤百福氏は、忘れがたい人物です。
あのとき、わたしの先輩のお一人は、お寺が完全に崩壊して、ご家族を亡くされました。しかし、その悲しみを表に出さず、学校などに搬入されてくる震災で亡くなられた方の枕経をボランティアであげ、悲嘆に暮れる遺族の方達の気持ちを慰める日々を送っていらした、と恩師から伺いました。「ぼくにはできないことだよ」と恩師がおっしゃった顔が忘れられません。
進学校の灘中高も、そうした施設の一つとして稼働していたと思います。今マスコミによく出ていらっしゃるある先生も、被災地にお寺があり、まさに修羅場のど真ん中で、出家者としてできる限りのことをなさっていました。関西に住んでいた人間で、震災で血縁につながる人や友人知人を失わなかった人はいないのではないか、と思います。そして、必ず一つは、消えない修羅場の記憶を持っているのではないかと思います。
被災地でカップヌードルを配った安藤百福氏は、まさに修羅場で布施行をなさった方です。大乗仏教の菩薩行を実践された方です。どんなにたくさんの人が救われたか、記事を読む限りでは、その当時14歳だったあなたには、今ひとつ理解が及ばないようですね。それとも字数制限でどこを削るかで悩んだのでしょうか。

その次は、東京外大インドネシア語専攻で学んだ知識を生かせる記事ですね。
(訂正 7/3 東京外大卒ではない、という説があるので、訂正します)


法整備支援連絡会:カンボジア支援「知識・能力高まった」 アン司法相が講演 /大阪

 アジア諸国の法制度に対する日本の支援について考える「法整備支援連絡会」(法務省法務総合研究所、国際協力機構主催)が19日、大阪市内であり、カンボジアから来日したアン・ボンワッタナ司法相が講演した。同国では日本が起草協力した民事訴訟法が今年7月に施行される。アン司法相は「国内の司法関係者の知識・能力が高まった」と述べた。
 カンボジアは長い内戦や紛争、10年ほど続いた社会主義体制の影響がいまも残る。当事者の申し立てなしで裁判官が証拠調べできるなど職権主義が色濃く、国民の権利保護を保障する法体系が整っていなかった。
 協力は98年、カンボジア側の要請を受けて始まった。国際協力機構(JICA)プロジェクトとして大学教授ら十数人の作業部会が発足。同国担当者と意見交換のワークショップを重ねながら草案を仕上げ、疑問点を修正し昨年7月、公布にこぎつけた。アン司法相は「この民訴法が、民主主義に基づき人権を尊重する法治国家の中核になる」と期待を込めた。
 続いて講演した作業部会長の竹下守夫・駿河台大学長は「当初、法案の国会答弁に自信のなかったカンボジア担当者も、最終的に自力で対応し、法曹人材の育成につながった」と総括。「法整備は東アジアの安定につながる」と継続的支援の必要性を述べた。【青木絵美】
毎日新聞 2007年1月20日

カンボジアであのとき何が起こり、日本でアグネス・チャンが何をしていたか、ところでご存じでしょうか。
 長い内戦や紛争、10年ほど続いた社会主義体制の影響がいまも残る
の一言で片付けられるような生やさしい話なのかな、とは思いますがね。
将来は、東南アジアの特派員を目指してますか?
東南アジアで、今回の大淀病院産婦死亡事例に関する記事のような書き方はできないでしょう。
新聞記者は瞬発力の求められる仕事でしょうが、他人が見ることの及ばない修羅場を読者に届けるのも仕事でしょう。そうしたことを完遂するために必要なのは 
 想像力
ではないかと思います。どの立場に立つのか、ではなく、
 すべての立場から一度見てみる
のが、想像力であることは、青木記者もよくご存じでしょう。

ところで
 生な羞恥心ほど危ないものはない
と言ったのは、幸田露伴でした。娘と息子を、その頃の女学校や中学の生徒が行かないようないかがわしい盛り場に、知人に連れて行ってもらって、そうした
 生な羞恥心を払底する教育
を施しました。
おそらく、ジャーナリストにとっても
 生な「ヒューマニズム」ほど危ないものはない
のではないかと思います。
これから大阪で、たくさんの現場を踏むことになるでしょう。幸田文は、露伴の教育を
 このよのがくもん
としてまとめていましたが、是非、現場という「このよのがくもん」で、
 生な「ヒューマニズム」の払拭
に邁進されることをお祈りしています。

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コメント

憶測を交えつつ,単に揚げ足を取っているように感じられるのが残念です.医療報道に関して糾弾することと,憶測による個人攻撃を混同されては,貴方のこれまでの主張すらも信頼を失うことになりかねはしないでしょうか.

投稿: s | 2007-01-21 09:14

Sさん、
コメントありがとうございます。
今回の二つの記事は、医療記事とは別な意味でショックでした。
わたしとしては、なぜ「大淀病院産婦死亡事例」記事がああいう展開になったのかが、よくわかる記事でした。

投稿: iori3 | 2007-01-21 09:58

故人の功績を知ろうと行ったのに、実際に震災の時に配ったことを知らなかって
なるほどなって感じですな。

投稿: ssd | 2007-01-21 21:30

少し話がずれますが、昨年末で東京逓信病院も産科を閉じたのですね。
二次救急指定の病院ですのに、、、、

投稿: あおい | 2007-01-22 16:18

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