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2007-02-02

産科崩壊が止まらない 大阪中心部の住友病院、4月から分娩予約を中止

福島県立大野病院事件、堀病院を始めとする「無資格助産」摘発、大淀病院産婦死亡事例の過熱報道が産科を閉鎖に追いやっている。
とうとう、大正10年創立の大阪の伝統ある住友病院が、4月からの分娩予約を休止することになった。


※分娩予約についてのお知らせとお詫び

当院産婦人科では、これまで高い医療レベルを維持し、妊娠・分娩に際しお母様と赤ちゃんの快適・安全を守るために最善の努力を払ってまいりました。
しかしながら、わが国の周産期医療は、産婦人科医師の不足とそれにともなう分娩施設の減少というこれまでに無かった危機を迎えています。
当院におきましても、来春、産婦人科医師の欠員にともない、これまでの診療内容および医療安全を維持できない可能性が生じてまいりました。
このため、平成19年4月以後の分娩予約を一時的に休止させて頂くこととなりました。
当院での出産を希望されている皆様に心よりお詫び申し上げるとともに、今後、医師スタッフが確保でき次第、予約を再開したいと考えております。 当院では、これまでの患者様の信頼にお応えするべく、産婦人科診療の維持のためこれからも鋭意努力してまいりますが、現状、このような措置をとらざるを得ない事態に至りました。事情ご理解頂きますようお願い申し上げます。

産婦人科主任部長 志村 研太郎

しかし、財閥系の住友病院で産科が手不足って、どんどん産科包囲網は狭まってるような印象を受けますね。

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コメント

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20070201ig91.htm
>助産師を集めようとして集まらなかったとは思えない
>「潜在助産師」が3万人近くもいる。人材バンクや再研修制度を整えるなどして復職を促す

何も分かってないようで…

投稿: 読売社説 | 2007-02-02 13:56

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