NFL第41回スーパーボウル Indianapolis 29-17 Chicago

時折横降りになる風雨にさらされて、ボールの行方が不安定な難しいゲームとなった第41回スーパーボウル。
開始直後、Bearsのヘスターが、スーパーボウル史上初という92ヤードのキックオフリターンタッチダウンを決めたものの、前半でColtsに逆転され、その後はじりじりと点差が開く一方。ともかく1st downが取れないんだから、勝てるわけがない。ディフェンスが持ち味のBearsなのだが、今日はぴりっとしなかった。オフェンスは、グロスマンが二回続けてインターセプトを奪われるなど、「悪い方のグロスマン」炸裂。
あ〜、がっかり。敗因は今シーズンはグロスマンと心中したことだからしょうがないけど。
ともあれ、ペイトン・マニング、おめでとう！　勝てないColtsと言われ続けて来たが、やっとビンス・ロンバルディトロフィーを手にした。合わせてMVPも獲得。

第4Qの2minutes　Warningはプレイの関係で1分57秒に時計が止まったんだけど、Chicagoファンがぞろぞろ雨の中を帰って行く、悲しい展開になってしまった。

Play-by-play
http://www.superbowl.com/gamecenter/playbyplay/NFL_20070204_IND@CHI

日本語の速報記事。NFL Japanから。

コルツ36年ぶり優勝！　マニングに初の栄冠

インディアナポリス・コルツ対シカゴ・ベアーズの第41回スーパーボウルは、小雨が降る中、試合開始早々、ベアーズの新人デビン・ヘスターの92ヤードキックオフリターンTDというビッグプレイで幕を開ける。しかし、リーグ屈指のQBペイトン・マニングを擁するコルツが、徐々にリズムを作り、2Qに逆転に成功。後半もDBケルビン・ヘイデンの56ヤードインターセプトTDが飛び出すなど、攻守がかみ合い試合を優位に進めると、29対17で勝利。36年ぶり2度目のスーパーボウルを制覇した。

【1Q　14:46】ベアーズのデビン・ヘスターが92ヤードキックオフリターンタッチダン！　TFPも決まり、ベアーズが7対0で先行。

【1Q　6:50】コルツのQBペイトン・マニングが53ヤードTDパスをWRレジー・ウェインに通しタッチダウン。しかしTFPは失敗に終わり、同点ならず。

【1Q　4:34】ベアーズはファンブルリカバーで得た攻撃権の後、RBトーマス・ジョーンズの52ヤードランで敵陣4ヤードまで前進。最後はQBレックス・グロスマンからWRムーシン・ムハメッドへのパスが決まり、14対6とリードを広げる。

【2Q　11:17】コルツはベアーズ陣11ヤードまで攻め込んだが1ダウン更新ならず。しかしKアダム・ビナティエリの29ヤードFGが決まり、9対14と5点差に詰め寄る。

【2Q　6:09】コルツは自陣42ヤードから攻撃開始。マニングのパスを中心にベアーズ陣1ヤードまで攻め込む。RBドミニク・ローズがエンドゾーンへ持ち込みタッチダウン！　TFPも決まり16対14とついに逆転に成功。

【2Q　0:14】両チームともミスが目立ちターンオーバー連発。コルツはベアーズ攻撃陣のファンブルをものにしたが、Kビナティエリが36ヤードFGを失敗。このまま前半が終了。コルツが2点リードのまま。

【3Q　15:00】ベアーズのキックオフで後半開始。小雨はまだ降りやまず。

【3Q　7:26】コルツは後半最初のシリーズでリズムよく前進。敵陣16ヤードまで攻め込み、最後はKビナティエリが24ヤードFGを決め、リードを5点に広げる。

【3Q　3:16】ベアーズの攻撃陣を完ぺきに封じたコルツ。次のオフェンスシリーズで相手の反則もあり、エンドゾーン付近まで進める。このシリーズもFGで追え、点差は8点に。

【3Q　1:14】後半コルツディフェンスに抑えられていたベアーズ。しかしRBジョーンズのランでFG圏に入ると、Kロビー・ゴウルドが44ヤードFGを成功させ、点差を再び5点に縮める。

【4Q　11:44】ベアーズのQBグロスマンのWRムハメッドへのパスを、コルツDBのケルビン・ヘイデンがインターセプト！　そのままタックルをかわしながら、ベアーズエンドゾーンに駆け込んだ。56ヤードインターセプトTDに対し、ベアーズはチャレンジを試みたがこれが失敗。TFPも決まり29対17とコルツがリード。

【4Q　0:00】試合終了。AFC王者のコルツがNFC王者のベアーズを29対17で下し、36年ぶり2度目のスーパーボウル制覇を成し遂げた。