医師の倒閣計画は「安倍ちゃん、柳沢厚労相、小泉前首相の地元から医師逃散」(その3) 柳沢厚労相の地元袋井市民病院で来月2病棟閉鎖
柳沢厚労相の地元では
肝心の医療体制が崩壊過程にある
のだが、今度は
袋井市民病院で2病棟閉鎖
が決定した。
毎日より。
袋井市民病院:2病棟来月閉鎖、稼働は7病棟に 看護業務を効率化 /静岡袋井市は15日、袋井市民病院の2病棟を4月から閉鎖、稼働病棟数を現在の9病棟から7病棟にすると発表した。医師不足などに伴い入院患者数が減り、看護業務の効率化を図るためと説明している。
閉鎖されるのは4階東病棟と5階南病棟。同病院の入院患者数は約230人(2月の1日当たり平均数)。同病院では3月末で5人の常勤医師が退職。産婦人科では常勤医師が不在となり入院と出産業務を中止。外来診療だけを受け付ける。このほか検診車業務を新年度から中止する。
原田英之市長は2月議会の一般質問で「診療科は違うが全体で5人分の補充はできる」と答弁。4月から常勤医師数が36人になることを明らかにした。【舟津進】毎日新聞 2007年3月16日
なんか市長の強弁がすごい。
診療科は違うが全体で5人分の補充はできる
って、
医師不足で崩壊した診療科の立て直しは諦めた
ということですか?
袋井市民病院は
小児科の常勤医師はたった一人
で、この2月〜3月は
県立こども病院からの応援派遣で外来をしのいでいる
状態だ。
小児科外来医師増員のお知らせ
外来医師増員といっても
現在一人で回している小児科に、非常勤医師が増員された
というだけの話。4月以降については、不明。
どうか小児科の先生が、過労で倒れませんように。
現在、袋井市民病院で公募している医師は、
泌尿器科、小児科、産婦人科、呼吸器科、循環器科、脳神経外科、神経内科、臨床病理科
ということだが、果たして、4月以降の診療体制がどうなるのか。
柳沢厚労相、お尋ねしますが、地元の地域医療の惨状に、
手をさしのべもしない
たぶん
窮状すら把握してない
んじゃないんですか?
こういう厚労相を戴いて、
2007春の医療崩壊
は静かに進行している。
おそらく、3月末退職続出で
4月に真相が明らかになる
のが第一波。
6月人事で更に状況が悪化する
のが第二波だろう。
高度な医療技術者に対する敬意も技術に見合った報酬もなければ、人材は流出する。流出先は国内に止まらない。その内、シンガポールで日本の先進医療が受けられるようになるかもね。
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