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2007-03-16

首都圏医療崩壊 都職員共済青山病院来年閉院決定

東京都職員共済の直営病院
 青山病院が今年12月で診療終了、来年度末(平成20年3月末)閉鎖
することが決まった。
青山病院は、都職員共済直営の三病院を昭和47(1972)年に統合して開院、5年前の平成14年には、清瀬病院と統合したばかりだった。清瀬病院との統合時に改修してから、わずか6年で閉鎖に追い込まれることになる。

青山病院の閉鎖は、
 お知らせ
を見ていると、病院が徐々に機能しなくなっている様子がほの見える。現在、サイトに掲載されている「お知らせ」は新しい情報が上に来てるので、時系列に従って編集してみる。

清瀬病院との統合以降は、
平成14年 9月新『青山病院』全面開設 230床(一般:200床、精神30床)
平成14年12月救急告示医療機関に指定
平成15年11月臨床研修病院に指定
平成16年 4月二次救急医療機関に指定
と順調に来ていたように見えるのだけれども、昨年、突然
 研修医の募集を停止
する。


平成19年度臨床研修医募集について

都合により、平成19年度の臨床研修医の募集を停止いたします。
なお、募集停止に伴い「募集に係る病院見学」は実施しません。

採算が悪化していたのか、昨年7月に個室料金を二倍以上に値上げする。


A室 7,000円→14,000円 専用トイレ付
B室 →B室とC室に分割
5,000円→B室12,000円(専用トイレなし 401号室)
→C室 11,000円(専用トイレなし その他)

無料連絡バスの運行が、今年の3月30日をもって終了。

今年から神経科の診療を大幅に縮小。入院は3月2日で終了。


今後の神経科診療について

 日頃から当院の運営につきまして、ご理解をいただき誠にありがとうございます。
このたび、神経科の診療体制を次のとおりとさせていただきます。

1外来診療につきましては、平成19年1月16日以降、再診(前回診察から2年以内)の方のみの診療とさせていただきます。
なお、スポーツメンタル外来につきましては、別途対応させていただきます。

2通院中及び入院中の患者様につきましては、他の医療機関への紹介等をさせていただきます。

3入院診療につきましては、平成19年3月2日で終了させていただきます。

なお、ご不明な点につきましては、神経科外来にご相談ください。
※ 神経科外来  電話番号 03−3400−7211(病院代表) 内線3311または3312
            受付時間 月〜金曜日(土日祝日除く) 9:00〜17:00

患者様には、多大なご迷惑をおかけすることになりますが、何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

婦人科(すでに産科はない)の診療は2月28日で終了。
昨年12月16日までに常勤医が退職した模様。
診療体制をみると、医員一人って、一人医長でもないってのは
 残務整理要員として残った
ってことか?

土曜診療は今年3月末をもって終了。

そして、閉院告知。


東京都職員共済組合青山病院の閉院についてのお知らせ

1.東京都職員共済組合では、平成20年3月31日をもって青山病院を閉院することを決定いたしました。

2.閉院までの間は、診療体制を段階的に縮小し、平成19年12月をもって診療を終了いたします。
  なお、診療体制の縮小に当たりましては、院内掲示等により事前に患者様にお知らせいたします。

3.引き続き治療が必要な患者様には、他の医療機関をご紹介いたしますので、お気軽にご相談ください。

4.閉院に関しましてご不明な点がございましたら、医事課までお申し出ください。

というわけで、数字は出てないのだけど
 都職員共済は赤字を切り捨てるために、青山病院閉鎖を決めた
らしい。どのくらい赤字を垂れ流してたんだろうな。

で、よくわかんないんだけど
 臨時職員募集
をしていて、
 臨床検査技師(超音波検査ができる方)若干名
を4月までに採用するらしい。
沈没しそうな船を離れる鼠のように、次々と職員が退職してるんではないかと憶測。

ちなみに、青山病院のサイトからリンクされている
 都職員採用情報
には、
 医師公募
もあって、求められる診療科は
 麻酔科、産婦人科、検査科、脳神経外科、内科 など
 ※歯科の募集はありません。
だそうだ。
 医師が逃散して、人員が足りない診療科ばっかり
じゃん。

都立病院の崩壊も近そうですな。

ちなみに、募集のページには


 「365日24時間の安心を目指す医療」「患者中心の医療」の実現を目指した「東京発医療改革」に全力を挙げて取り組んでいる都立病院で働いていただく意欲ある医師を募集しています。
各病院の欠員状況に応じて、随時採用を行っています。
ご希望の方は、下記にお問い合わせください。

と書いてあるのだが、ひょっとして
 タチの悪いギャグ
ですか、東京都病院経営本部。

ま〜
 東京五輪
なんてやる前に、
 都民の健康維持のため、医師招聘の予算確保
をした方がよくはないのか、東京都。たぶん、現段階の給与と労働条件だと、後任補充は難しいでしょう。

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