世界フィギュア東京大会 女子SP(速報)→ネタバレあり
いま真央ちゃんの演技が終わったところだが、自爆とミス連続で点数が伸びず、61.32というPBにも届かない得点。
キムユナは、世界最高得点71.95を叩きだし、他の追随を許さず1位をキープ。
現在ヒューズが演技中。
他の成績は、こちらでチェックを。
女子SP結果と順位
http://www.isufs.org/results/wc2007/SEG003.HTM
ライブビデオはこちら。
http://www.eurosport.com/figureskating/
続き。(21:29)
SPのジャッジには、アジアからは韓国のジャッジが入っているが、日本のジャッジはいない。
キム・ユナの演技はノーミス。要素をミスなくこなすことが第一であるSPでは、すばらしい演技だ。
技術的な確かさが高得点に結びついている。ジャンプの後の着氷後の動きがスムーズで、流れがとぎれない。
真央ちゃんは、Eurosportsの解説でも
リップジャンプ
を指摘されていた。リップとは
フリップジャンプの踏切でエッジがアウトサイドに入ってしまったジャンプ
のことで、厳しく減点される。まだ詳細な採点表が出てきてないけれども、真央ちゃんは、今回は
それぞれの演技の確実性について厳正なジャッジ
を受けたのではないかと思う。五輪を目指すのであれば、こうした悪い癖は早めに直した方がいい。その意味では、今回のSPの低得点はこれからの糧になるのではないか。
キム・ユナと真央ちゃんの10点差は
TES(技術点)の差
だ。
Name/Nation/TSS/TES/PCS/SS/TR /PE/CH/IN/Deduction
Yu-Na KIM/KOR/71.95/41.49/30.46/7.79/7.21/7.71/7.61/7.75/0.00
Mao ASADA/JPN/61.32/31.20/30.12/7.71/7.36/7.57/7.43/7.57/0.00
PCS(構成点)ではほとんど差がない。結局
どれだけ確実に演技ができたか
というところを厳しくチェックされた差がこの点数になっているのだろう。
さらに続き。(21:53)
最終グループの6分間練習がフジで放映されている。リンクに出て行く前の真央ちゃんがかなり緊張しているように見える。キム・ヨナの点数を知って、動揺した?
真央ちゃんがこの表情だと、失敗する確率が高いからな。。。リンクの上でも、笑顔が出ない。う〜ん。
調子が良すぎると、自爆する
のは、最近定番ですか?真央ちゃん。
さらにさらに続き。(22:02)
安藤美姫、浅田真央と続く。
フジの「普段非公開の場所に入ったカメラ」が出を待つ真央ちゃんを追いかけている。止せよ。やっぱり
演技前の選手を執拗に追っかけるカメラ
が、悪影響を与えてるんじゃないか? まだ16歳の高校生、しかもジュニアの頃は
ガラスの心臓
と言われた真央ちゃんだ。シニアデビューしてから、コンスタントに成績をたたき出すことができず、いいときと自爆するときが半々になっている。いまは試練の時なのだが、それをさらに追い詰めているのが
視聴率主義のフジの取材
だと思う。トリノ五輪前の安藤美姫の取材で懲りてないのか、フジテレビ。
これから安藤美姫の演技。はっきり言って
塩原アナのアナウンスが邪魔
なんですが。
ジャンプは往年の切れが戻る。
すごかったのが
ストレートラインステップ
で、安藤美姫復活を告げる華麗な動きだ。豊富な練習量が伺える。指先や腕の使い方が格段に美しくなった。
67.98のPBを得て、SP二位につける。
安藤美姫の得点待ちで真央ちゃんが出てきたのだが、なんだかガチガチに見えるなあ。
さて、真央ちゃんの今季のSPノクターン。これまでほとんど失敗がなかったノクターン、時には総毛立つすばらしい出来だったのだが。
う〜ん、笑顔が出ないな。練習しすぎて疲れてないか?
最初のジャンプは無事着氷したのだが、次の3-3が3-1とパンク、足換えスピンでトラベリングしてしまう。いつもより、ちょっとだけタメが少ないように見えちゃう。スパイラルシークエンスは良かったんだけどな〜。スピンの軸足が不安定だ。
演技中、最後まで笑顔はなかった。
SP五位。優勝は難しい点差だが、明日はベストな演技を見せてほしい。今季のフリー、チャルダッシュは、完成した姿をまだ目にしてないように思う。
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