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2007-04-17

首都圏産科崩壊 墨田区の賛育会病院で「正常分娩取り扱い中止」の噂 毎月100人、年間1200人以上取り上げていた産科がハイリスク妊婦に特化でお産難民発生か

東京都墨田区では昨年11月から
 都立墨東病院が新規の分娩取り扱い中止
となっている。


産科の外来診療の縮小について

当院の産科におきましては、医師の欠員が生じたため、平成18 年11 月13 日(月曜日)
からしばらくの間、外来診療を縮小いたしますのでご了承下さい。

● 予約のある患者様、救急の患者様につきましては従来どおり診療いたします。
● 予約のない初診患者様は紹介状の有無に関わらず、新規の予約受付及び予約外受付診療
は行なっておりません。お近くの医療機関を受診されるようお願いいたします。
● 予約外の再診患者様、再診予約をするか、総合案内でご相談下さい。分娩予約のある場
合に限り医師に確認のうえ判断いたします。
大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

これに続き
 年間1200件、毎月100件以上のお産を扱っていた賛育会病院が「正常分娩の取り扱い中止」
に移行するという噂が流れている。これが本当だとすると、ここは
 地域の周産期医療センター
でもあるので
 ハイリスク妊婦に特化した産科
として今後やっていくということなのだろうが、「お産難民」が発生するのは間違いない。
まだ、サイトには正式なアナウンスは出ていない。
産科医絶滅史32巻〜国(公立)破れて産科なし〜スレッドより。


898 :卵の名無しさん :2007/04/17(火) 13:15:20 ID:9vhA3zvl0
賛育会病院 正常分娩取り扱い中止へ

899 :卵の名無しさん :2007/04/17(火) 13:30:13 ID:Ziy7spwb0
都立墨東につづき、賛育会もか、錦糸町終わったな

900 :卵の名無しさん :2007/04/17(火) 13:43:07 ID:SfJBIuWI0
HPにはまだ記載されてないね。
2005年度分娩実績1297件か。。。でかいな。

905 :卵の名無しさん :2007/04/17(火) 16:02:22 ID:AA9KCU5g0
>>900
うわ、東京にもお産難民の波が来るね。

賛育会病院は、そもそも周産期医療の施設としてその歴史が始まった病院である。


院長からのご挨拶

賛育会病院は、来年4月に創立89周年を迎えます。その出発は当時の東京帝国大学キリスト教青年会の有志が、経済的にも、保健衛生的にも貧しい状況におかれていた妊婦や新生児の保護と健康保持を願って、現在の墨田区錦糸一丁目に借家を借りて、ベッド1台、机と椅子1脚で賛育会妊婦乳児相談所として開設したことに始まります。その後の歴史は必ずしも平坦ではありませんでしたが、それを乗り越えて、地域の人々に喜ばれる、地域に根ざした病院であろうとして参りました。この病院を一番深いところで支えている精神は、新約聖書にある、あの「良きサマリヤ人」にあらわされたキリスト教精神です。
病院の機能面ではオーダリングシステムが完備し、2004年6月には古かった外来棟も新改築され、MRI、そしてさらには、まもなく新型のマルチスライス型CTなどの最新医療機器も導入され、病院機能の面でも一段と質を高めることが出来ました。2006年2月には、日本医療評価機構の認定病院になりました。これも、ひとえに地域の皆さん方、そして、地域医師会の諸先生のご支援に依ることを思い、深く感謝いたしております。 
現在の医療環境はいろいろな面で厳しさを増しておりますが、これからも医療スタッフは勿論、事務、現場職員一同、心を一つにして地域病院としての使命を果たすべく、またより一層の質の高い医療を提供すべく、努力いたしたいと考えております。どうか今後ともよろしくお願いいたします。

現在、東京都の地域周産期母子医療センターとして認定されている。
正常分娩の取り扱いを中止して、ハイリスク妊婦に特化するのは、周産期母子医療センターとしての役割に重きを置くということなのだが、正常分娩が約9割と言われている状況で、この分娩取り扱い中止は大きい。
さらに墨田区には、手ごろな価格のマンションもあり、若い人が家を買いやすいと思うんだけど、こうして賛育会が正常分娩の取り扱い中止となると、子どもを持とうと思っている人たちの生活設計は、非常に厳しくなってくるだろう。
近所に産科がない、ということも起こりうるのだ。
賛育会で扱っていた毎月100人の内、ハイリスク妊婦を除いた90人前後、一年で1000人近くが墨田区のお産難民になることになる。賛育会を受診できなくなった妊婦は、どこへ溢れていくのか。

墨田区から23区内の産科崩壊が始まるかも知れない。

続き。(18:00)
今後、若い人がマンションを買う場合、
 近所に普段掛かれる産科と周産期母子医療センターがあるかどうか
は、考慮しておかないといけないだろうが、
 産科はいつ閉鎖されたり、縮小されるか分からない
のが現状だ。新築マンションは、建つ前に購入するのが普通だから
 購入したときには産科はあったが、完成して入居したらなくなっていた
ということもあり得る。そして
 若い人がたくさん住んでいる、築浅〜新築マンションの多い地域
というのは
 出産予備軍が大量に存在
する地域でもある。一つ産科がなくなることで
 激烈な「お産予約」競争
が起きるのは目に見えている。
行政は
 子どもを持つ予定のある若いカップルが住む地域
には
 産科を厚く配備
できるように、産科医の労働環境を整える必要があるのだが、そこまで考えているのだろうか?
都市計画とは
 ハコモノを作る
ことではなく
 そこに新たに住む人達の福祉も考える
のでないと、地域は荒れていくだろう。
 僅かな産科医に大量の妊婦が押し寄せる
ことになれば
 産科医は疲弊し、現場から逃げ出す
だろう。
 産科ドミノ倒し
で、地域からはあっという間に産科がなくなるだろう。
特に都内では
 自由診療の不妊クリニック
 お産を扱わないレディースクリニック
の需要は高い。
 お産を扱わなくても、産婦人科医として働く場はたくさんある
のだ。
今のところ、行政がそこまで危機感を持っているようには見えない。

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