モスバーガーが1972年の創業以来初のクーポン 「国産」を謳うモスだが生野菜と米以外はほぼ「中国産」などの「外国産」だったのね
うちの近所では、
マクドナルドとモスは同じ通り
に面している。店舗がそれほど近くないけど、JR奈良駅から興福寺(猿沢池or春日大社でも可)を目指して三条通を東へ歩くと、途中にマクドとモスがある。マクドには、よく外国人観光客が入っている。安いし、自国でもおなじみだからね。各国のスタバに、日本人を含む外国人観光客が吸い寄せられるのと同じだ。
マクド(関西なので「マクド」と略称)は、よくクーポンを出す。ケンタッキーフライドチキンもクーポンを出すけど、ケンタのクーポンは、ケンタファン以外はあんまり使わないだろう。ケンタはc/pがよろしくない上に商品展開が単調だ。
モスは、これまで
クーポンはつけません
とお高くとまっていたのが、ついに昨日の新聞折り込みに
モスのクーポンが入った
のだ。よほど売れなくなったのね、とわたしなどは思うわけだ。
モスは
マクドが店を出さないような、表通りを一本外れた、賃貸料の安いところに出店する方針
だったと聞く。最近はそうでもないのかもしれないが。
一時期は、いろんなメニューを次々に展開して
ヘルシーで、食材に気を配るモス
という企業イメージを作り上げてきた。しかし、最近は、モスのCFを見かけない。
モスに足を運ばないのは
遅い、高い、そんなにうまくない
という三要素が揃っちゃったからで、最近はあんまり
訴求力のあるメニュー展開
ではない。
さすがに、モスもその点は気がついたのか、
クーポンを出して、かつハンバーガーのパティを牛100%から牛豚合挽肉に換える方針
を打ち出した。
4/12付日経より。
モスフードサービス、「パティ」に牛と豚の合挽き肉使用などバーガー商品を全面刷新10年ぶり ハンバーガーパティに合挽き肉を使用
バンズ(パン)も変更し、バーガー商品を全面的に刷新モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービス(代表取締役社長CEO:櫻田 厚、本社:東京都新宿区)では、平成19年4月13日(金)より、既存のバーガー商品を全面的に刷新します。パティには、10年ぶりに牛と豚の合挽き肉を使用します(1972年の創業以来、1997年までは使用)。これに合わせ、バンズ(パン)も変更します。主力商品の「モスバーガー」「テリヤキバーガー」のソースも変え、これまで以上の「おいしさ」を提供します。今回の商品刷新による価格変更はありません。
当チェーンでは、1972年の創業以来、日本生まれのハンバーガー専門店として日本人の味覚・嗜好に合わせた商品開発を進めてきました。創業当時のハンバーガーパティは、日本人にとってハンバーグの標準だった牛豚の合挽き肉を使用していました。1997年に食材の安全・安心を志向し、飼育環境にまで踏み込んでパティ用の肉の調達を見直したことで、初めて牛肉100%(当初はオーストラリア南部・タスマニア産の牛のみを使用)のパティに変更しました。
昨年、成長ホルモン剤を使用せず、トレースが可能な当社の安全基準を満たす豚肉が調達できるようになったため、新たな合挽きパティの開発を進めてきました。新パティは、日本の家庭的なハンバーグの良さを持つ、懐かしくも新鮮な味となっています。現在当チェーンでは、昨年来既存店売上が前年比で減少傾向となっています。こうした状況を踏まえ、今回、思い切った主力商品の全面刷新を決定しました。当チェーンの強みは、日本人が好む味覚を細部まで追求した「おいしさ」と安全・安心への徹底した取り組み姿勢と考えています。圧倒的な「おいしさ」を強化し、競合他社との差別化を進めます。
また、今回の商品刷新に合わせ、本部のチェーンマネジメント施策強化、および販売施策強化を図ります。本部のチェーンマネジメント施策強化としては、去る3月より、店舗を指導するスーパーバイザー(SV)の数を54名から92名へ増員しました。
さらに、新たな販売促進施策として、まず全国的なキャンペーンとしては初めて割引クーポンを導入します。クーポンは4月13日(金)の新聞折込をはじめとして、ホームページからのダウンロード、および店頭での配布等の方法で発行します。クーポンによる割引は、モスバーガー、テリヤキバーガー、モスチーズバーガーが対象で、単品価格が50円引き、セットメニューが100円引きとなります。
そのほか、新しいセットメニューとして「ポテトSセット」(290円/税込)「ポテトLセット」(350円/税込)を導入します。ポテトSセットは既存セットメニューの「オニポテセット」(320円/税込)よりも価格を抑えることで、選択肢を増やすと同時に買いやすさを実現しました。
ところがだ。4/14 17:40現在で
インターネットからモスのクーポンはダウンロードできない
のである。てか、クーポンのページができてない模様。意味ないじゃん。一人暮らしの若者は新聞を取らない。なんか
最初から戦略を間違っている
と思うな〜。その点
マクドはインターネットだけのクーポン
というおまけもしっかりつける。インターネットクーポンは
わざわざサイトを訪問してくれた人へのプレゼント
という意味合いが強いのだから、こうした
インターネットクーポンは後回し
という姿勢は、
モスはやっぱりダメ
という印象しか残さない。どうもIT広報部門が弱すぎるね。
で、
ジャンクフードを語らせたら、人材に困らない2ちゃんねる
では、モスのこの
合挽肉使用・クーポン発行
について、議論が盛り上がっている。その中で、こんな指摘を見つけてショック。
【食】 モスバーガー、商品を全面的に刷新。牛と豚の合挽き肉を使用し、パンもソースも変更★3スレッドより。
204 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 06:40:56 ID:8QUa8J5B0モス原産地
牛肉 オーストラリア、ニュージーランド
小麦 アメリカ、カナダ、オーストラリア
鶏肉 中国、ブラジル
海老 ベトナム
ホキ ニュージーランド
いも カナダ、アメリカ
米 国産
野菜 国産てっきりオール国産かとおもってた
205 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 06:43:25 ID:DiUQ6tOb0
>>204
一番ショックなのはモスチキンとオニオンリングが中国産だったことかな・・・あれは形態を考えると現地加工でしょ。
中国加工品なんて食えるかっつーの。
塩ですら偽物が出回り、小麦に毒薬が混じる国だぞ。206 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 06:46:33 ID:PdJ0Lg5e0
たまねぎとかの鱗形類って地中の養分と一緒に有害物質も溜め込んでそうで怖い。
淡路島産か北海道産のたまねぎ調達できないのかな。207 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 06:50:11 ID:WzILU6AsO
オニオンリング食わなきゃいいじゃん。208 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 06:55:22 ID:WzILU6AsO
あと、ライスバーガーは恐ろしくてとても食えないな 米以外全部中国産209 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 07:07:43 ID:gJs0ZqMd0
>>205たまねぎは国産じゃないのかよ!野菜が国産って書いてあるのに!254 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 11:09:17 ID:RFS4HDBl0
モスチキンが中国産ってのは納得した。
昔と違って肉がイマイチになってるのはそのせいか。鶏肉って国産があたりまえだと思い込んでたよ。
255 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 11:19:32 ID:9YXU9e5/0
かき揚げも、ほほ中国製じゃねーか!
http://www.mos.co.jp/quality/native/pdf/070413.pdf
買い物で中国産の購入を控えても、
外食すりゃ終わりだな。256 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 11:23:47 ID:mxfrdvkk0
結局 原価下げただけの話か。さらに 先細りだな。こりゃ・・・
というわけで、上記にもリンクされている
原産地情報PDF
http://www.mos.co.jp/quality/native/pdf/070413.pdf
を見ると
生野菜と米が国産である以外は、ほぼ全部外国産
だ。
モスは国産原料だから安全・安心
というのは、生野菜と米に限った話で、それ以外の食材は
海外で生産・捕獲、加工
したものということだな。
モスで使っている中国産食材は以下の通り。
・モスバーガー/モスチーズバーガー ミートソースのトマト(一部)
・テリヤキチキンバーガー テリヤキチキン
・スパイシーモスバーガー/スパイシーモスチーズバーガー ミートソースのトマト(一部)
・モスの菜摘テリヤキチキン テリヤキチキン
・モスライスバーガーきんぴら ごぼう・にんじん(主に中国産使用)
・モスライスバーガー海鮮かきあげ 海鮮かき揚げ(食材全部)
・モスライスバーガー豚しょうが焼き しょうが
・サラダごはん とり竜田 サラダごはん用とり竜田
・サラダごはん タコライス タコライスソース 玉葱
・スープごはん ユッケジャン 青梗菜・ぜんまいサイドオーダー
・モスチキン 鶏肉
・オニオンリング 玉葱
・アップルパイ りんご
いかに
外食に中国産食材が浸透しているか
がわかりますね。
しかし、
外食産業の常識
であっても
消費者はほとんど気がついてなかった
わけで、
国産を喧伝していたモスは、実は生野菜と米以外は外国産食材使用
と改めてチェックできてしまった今、
モスのアドバンテージは、何もないのと一緒
だな。
もちろん、こうして原産国表示をインターネット上ではしているんだけど、普段のCFなどでは
生野菜は国産
ばかりを強調して、
マクドなんかより、モスを食べるのが、健康的
みたいな売り方をしてたからな。
ま、今回の
インターネットクーポン探し
で、サイトを訪問する人が増え、ついでに
モスって、できるだけ国産を使ってるのかと思ったら、違うんだ
ということを知るヒトも増えるだろうから、今後、モスはよほど経営陣がちゃんとした戦略を立てないと、
売り上げが落ちる一方
になりそうな悪寒。
国産を強調した売り方のツケ
は大きい。
続き。
モスが食材を変えたことについて、こんな見方が。
582 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 17:57:04 ID:IXQNUi+T0
>>1
>「モスバーガー」のソースも変えもう行かないと思うよ・・・・・。
役員の派閥争いとか、そんなとこだろ?
創業時のメンバーがした事を消し去りたい、と。そんで俺の番から仕切りなおしだ・・・と。
もういいよ、そんなくだらない店。
587 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 17:59:15 ID:dLJnxjGN0
>>582
いやいや、1997年に創業者が味のヒミツをひとりで握ったまま急死して跡をついだ息子が困ってビーフ100%とかにかえたんだろ。
その時点で味かわってるからさあ。588 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 18:00:17 ID:DiUQ6tOb0
>>582
つか、無意味なイメチェンとか改装って、たいていは調達先と一部役員が結託して利益抜こうってのが理由なんだよね。外食産業では時折見かける。すかいらーく系とか酷かったな。。。
590 :名無しさん@七周年:2007/04/14(土) 18:01:28 ID:9ViwN7Oa0
>>587
そう言う事か。
最近はくどさと脂っこさで誤魔化してる気がしてすっかり行かなくなったな。
ふ〜ん。
経営が迷走してるって印象は、あながちまちがってはいないようだな。
目先の利益確保に走るだけなら、やがては、ダメになるだろう。
少子化で若者は減っている。
ファミリー層はマクドへ行くだろう。マクドはそのための価格展開・メニュー展開がしっかりしている。
モスは、単身の若年層を取り込むために特化したいんだろうけど、今回の合挽肉に転換などのリニューアルが、うまく行くかどうかは謎だな。
おまけ。
【食】 モスバーガー、商品を全面的に刷新。牛と豚の合挽き肉を仕様し、パンもソースも変更★2スレッドより。
618 :名無しさん@七周年:2007/04/13(金) 12:41:56 ID:6CSsAVY+0
羽田第2ビルの4階テラスにある千数百円するハンガーバー喰わせる店ってどうなの?
うまいの?
テイクオフできるの?
だったら今度買って帰ろうと思うけど619 :名無しさん@七周年:2007/04/13(金) 12:43:15 ID:/oPRzch50
>>618
飛ぶなよ
おい。
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コメント
こんにちは。モスではいつも大好きなテリチキンでしたが、
1年前にふと思い立って「この肉はどこの肉ですか」と
お店で聞いたところ、「中国産です」とのことでした。
正直に答えてくれたことには感謝しましたが、それ以降、
モスもマックも行っていません。
投稿: ぱうぱう | 2007-06-30 15:12