福島県立大野病院事件第四回公判@4/27(しばらくこの記事をトップに表示します)→加筆あり
(追記 5/4 15:40)
福島県立大野病院事件の第四回公判について、詳しい傍聴記が揃った。是非、ご一読を。
周産期医療の崩壊をくい止める会 第四回公判について(07/4/27)
http://plaza.umin.ac.jp/~perinate/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=%C2%E8%BB%CD%B2%F3%B8%F8%C8%BD%A4%CB%A4%C4%A4%A4%A4%C6%2807%2F4%2F27%29
ロハス・メディカルブログ
福島県立大野病院事件第四回公判(1) 投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2007年04月27日 19:48
http://lohasmedical.jp/blog/2007/04/post_614.php
福島県立大野病院事件第四回公判(2) 投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2007年04月28日 17:47
http://lohasmedical.jp/blog/2007/04/post_615.php
日経メディカルオンライン(要登録)
2007. 4. 28 福島・大野病院事件の第4回公判が開催 「医療過誤はないと判断、異状死の届け出せず」と院長(1)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/200704/503106.html
2007. 4. 28 福島・大野病院事件の第4回公判が開催 「医療過誤はないと判断、異状死の届け出せず」と院長(2)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/200704/503106_2.html
今回のポイントは
1. 院長が「異状死の届け出」をしなかった→大野病院のマニュアルでは「異状死届け出」の責任は院長にあるのであって、K医師にはない。
もし「医師法21条に基づき、異状死の届け出をしなかったので逮捕」をするなら、K医師ではなく、院長を逮捕しなくてはならなかったはず
2. 弁護側が院長への質問時に依拠すべき証拠名を間違えるミスがあった→弁護側が証拠として不採用にしていた「検面調書」が証拠として採用されることとなった
というあたりか。弁護側には、しっかりしていただきたい。
(追記おわり)
本日、第四回公判が開かれた。
まだ傍聴記も新聞記事も出そろっていないが、とりあえず、現在出ている情報を紹介する。(22:10現在)
今回も傍聴できた「ロハス・メディカル・ブログ」の速報記事。現在更新中。川口恭さんの報告。
福島県立大野病院事件第4回公判(0) 投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2007年04月27日 09:39
http://lohasmedical.jp/blog/2007/04/post_613.php
福島県立大野病院事件第四回公判(1) 投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2007年04月27日 19:48
http://lohasmedical.jp/blog/2007/04/post_614.php
その1によると、
今回は傍聴券を申し込む警察関係者はいなかった
という。前回は、警察関係者が動員されて傍聴券をゲットした上に、それを破棄するという不思議な光景がみられたという話だったが。
新年度の異動などにより、裁判官や検察も代わり、取材記者の顔ぶれも一新されたそうだ。これが公判や報道にどう影響してくるかは、今後注目したい。
(追記 4/29 5:10)ロハス・メディカル・ブログで、(その1)の内容が加筆され、(その2)もアップされた。
当日の公判の模様が詳しく報告されている。
特に(その2)には
K医師を後ろから撃つ院長の証言
が出てくるので、じっくり読みたい。
福島県立大野病院事件第四回公判(2)
投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2007年04月28日 17:47
http://lohasmedical.jp/blog/2007/04/post_615.php
(追記おわり)
これから詳しい傍聴記が掲載される予定の
周産期医療の崩壊を食い止める会サイト
http://plaza.umin.ac.jp/~perinate/cgi-bin/wiki/wiki.cgi
地元テレビ局のニュースでは
院長がK医師を後ろから撃つ証言
を繰り返している模様。
福島中央テレビより。
大野病院裁判 看護師などが証言2007年04月27日 18:12
大熊町の県立大野病院で帝王切開の手術を受けた女性が死亡した事件の裁判で、手術に立ち会った看護師と病院長の証人尋問が行われました。
業務上過失致死などの罪に問われている県立大野病院の産婦人科医、K被告は、2004年の12月に、当時29歳の女性の帝王切開の手術をした際、生命の危険があったにも関わらず、無理に癒着した胎盤を引き剥がして死亡させたなどとされています。
きょうの第4回の公判では証人尋問が行われ、手術に立ち会った看護師は「手術中の被害者が大量に出血し、不安があった」と語り、「手術の間、K医師にあわてた様子は見られず、冷静な状態だったと覚えている」と証言しました。
また、大野病院の病院長は、手術直後にK被告がうなだれた口調で「やっちゃった」と話し、とても落胆した様子だったと証言しました。
さらに、警察に「異状死」の届出をしなかったことについては「当時は、医療過誤にあたるとは思わなかった」と述べました。
次の第5回の公判は、5月25日に開かれます。
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コメント
>K医師を後ろから撃つ院長の証言
が出てくるので、じっくり読みたい。
全くその通りですね。
ところで、Sky team先生もTBしているので、ご存じかもしれませんが。
奈良の大淀病院の件で、我々のブログが問題になっていますよ。
読売新聞で。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070429i401.htm
投稿: Dr. I | 2007-04-29 14:35
Dr.I先生、コメントありがとうございます。
件のカルテは、マスコミに渡っている資料です。手持ちの資料でもニュース映像に使われているのを確認しました。
さて、いつどこから流れたものなのでしょうか。
投稿: iori3 | 2007-04-29 15:10