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2007-04-11

「マスコミたらい回し」とは? (その42) 毎日新聞の福利厚生→追記 奈良県南部の産科が崩壊しないよう配慮した読売新聞大阪本社

さて、この
 「マスコミたらい回し」とは?
シリーズは
 医療記事で誤報を垂れ流すマスコミ関係者とその家族は、やんわりと診療を拒否される可能性がある
という話から始まった。

2006-10-17 「マスコミたらい回し」とは? 医療現場で起きていること 
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/10/post_798f.html

以下の話は、med先生の
 勤務医 開業つれづれ日記 2007-04-10 17:33:45 【Yahoo、毎日新聞トップ記事】勤務医:7割が週48時間以上労働 病院会調査で明らかに
http://ameblo.jp/med/entry-10030419307.html
に寄せられたコメントだ。


「あの毎日記者が大阪で出産」の件ですが、どうやら「奈良県内の産婦人科では診療・分娩拒否に遭う」ことを見越し、会社が配転させたようですね。お産は毎日健保組合関係の病院で世話になるとか(読む人が読めば医療機関は絞り込めますがね)。
恵まれている人はどこまでも恵まれているんですね。こういうこと書く人は子ども産んじゃいけないような気がしてしょうがないんですが。

やっぱり「メディア関係者への診療・分娩拒否」をやらないと、彼・彼女らは自分らがしたこと分からないような気がします。

元地方紙記者 (2007-04-10 23:30:21)

子どもに罪はないし、日本は母子に優しい社会だ。青木記者のご安産を心から祈っている。
しかし、今回の「大淀病院産婦死亡事例」報道のもう一つの側面は
 報道する側も妊婦、報道によって「お産難民」になる女性達も妊婦
という、何ともやりきれない話なのである。妊婦は
 子どもと母と最低でも二人の命(多胎ならもっと増える)
を抱えているだけに、産科閉鎖がもたらす影響は大きい。掲示板では1/8に
 うちの病院の分娩予定カレンダーに同姓同名の患者がいる
という書き込みを見た。これが果たして青木記者だったかどうかは謎だが、同姓同名の違う女性だったら、まったくもって気の毒な話である。ま、保険証を見れば同定できるけどね。
同じ時期に出産予定の女性達は、地域の産科閉鎖によってはじき出され、お産難民となっている。

上記のコメントが事実だとすると、毎日新聞社は、自社の人材については福利厚生を徹底するが、地域の一般市民はどうなってもいい、ってスタンスなんだろうな。奈良県内の毎日新聞の販売数が上がってるのか落ちているのか知らないけど、身内の一人(この場合は二人)のために、不特定多数は危険にさらしてもイイという倫理観がマスコミの主流なのだとすれば、暗澹たる気持ちになる。
ちなみに、読売新聞大阪本社は、「大淀病院産婦死亡事例」について、電話で問い合わせた人に次のような判断を示していたという。
産科医絶滅史32巻〜国(公立)破れて産科なし〜スレッドより。


205 :卵の名無しさん :2007/04/03(火) 14:15:48 ID:HK9PUHek0
>>202 讀賣新聞には、大淀病院の問題が発生した直後に電話したが
   「医師個人を追求すると奈良県南部の産科医療が崩壊する」と
    理解してくれた(大阪本社・社会部)

今回も、問題は正しく(orそれに近い状況を)理解されていると信じ
ている。

206 :卵の名無しさん :2007/04/03(火) 16:41:53 ID:9EiONAKu0
>>205
電凸には敬服するが、読売の医療関連報道を見る限り

>今回も、問題は正しく(orそれに近い状況を)理解されていると信じ
>ている。

こりゃ幻想じゃまいかて希ガスw

208 :卵の名無しさん :2007/04/03(火) 17:31:33 ID:HK9PUHek0
>>206 >こりゃ幻想じゃまいかて希ガスw

電話したのは大阪本社です。
大淀町の時は、個々の記事で、首をかしげるモノもあったが
それは東京が書いた気がします。
大阪は初期から「大淀の医師を個人的に叩けば奈良の南部
地域から産科が無くなり、地域住民にとっては大問題だ」と
理解
していました。

210 :卵の名無しさん :2007/04/03(火) 17:40:54 ID:9EiONAKu0
>>208
その時に他紙と異なる視点で取材し独自に産科医療擁護キャンペーンを張れば
ジャーナリズムとして評価されたでしょうにねえ、ンー残念!
おっとタラレバも禁句でした罠w

213 :卵の名無しさん :2007/04/03(火) 17:50:08 ID:HK9PUHek0
>その時に他紙と異なる視点で取材し独自に産科医療擁護キャンペーンを張れば
>ジャーナリズムとして評価されたでしょうにねえ、ンー残念!

激しい産科医叩き(院長も荷担していました)に、医学的な知識がないチームが
独自の行動をとれなかったのはやむを得なかったと思います。

掲示板の書き込みだから、どこまで真実を反映しているかわからないが、地域に根ざした生活者の視点で取材を行っていれば、こうした判断を下すのは、当然だろう。むしろ
 奈良支局を踏み台に、もっといい部署に異動したい記者たちしか毎日新聞にはいなかった
のが、悲劇の元となったのではないか。井上朗支局長が、一番舞い上がってるんだろうな。
読売や朝日は、奈良で文化関連のイベントを行ったり、大きな展覧会のバックアップを熱心にやってるけど、毎日主宰の奈良関係文化イベントって、あまり聞いたり見たりした覚えがない。地元とのつながりが希薄な新聞社という印象が強い。
その差が
 報道してもいいことと悪いことの判断を鈍らせた
のではないか。

(追記 4/14 10:40)
下にtera2005先生からコメントを頂いた。こちらにも編集して転載しておく。


上記、讀賣新聞への電話の投稿は私です。柚木道義議員へ電話した頃の話しです。読売新聞大阪本社に電話したところ上記のように冷静な反応でした。こちらが説明しなくても「大淀病院の産科が無くなるようなことになれば大変です」と、句稿から言い出しました。また「地元で取材している記者にはそう言う視点を持って記事を書くように伝えてあります」とも言ってくれました。

讀賣新聞大阪本社社会部は、以下のことを理解していました~してくれました
1)奈良県南部では大淀病院以外に産科は無い-面積で言えば50%以上の地域である
2)病院は「常勤医3人」と答えているが、実質は副院長1人に奈良医大からの派遣医2名(各1日)で運営されている
3)脳出血は存在したが、最初からの発症なのか、子癇の後に発症したのかは不明であり「誤診」とは言えない(最初から医師だと言い、私がこう言ったところ肯定してくれました)
4)奈良県産婦人科医会がカルテを検討し「問題なし」としている。

tera2005先生が読売新聞大阪本社に電話をされたのは、昨年10月24日前後のことと思われる。

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コメント

いつもブログ拝見させていただいております、


>やっぱり「メディア関係者への診療・分娩拒否」をやらないと、彼・彼女らは自分らがしたこと分からないような気がします


心の中でこう思いつつも、やはり患者さんや妊婦さんを目の前にしたら全力で対応するのがわれわれ医師だし、捨てることない誇りだと思います。・・・臭いですがw

読売のエピソードのように記者も誇りを持ってくれればと切に願います。とはいえ医師もみんな誇りを持っているかといわれれば・・・^^;

投稿: アルよし | 2007-04-11 23:02

上記、讀賣新聞への電話の投稿は私です。柚木道義議員へ電話した頃の話しです。読売新聞大阪本社に電話したところ上記のように冷静な反応でした。こちらが説明しなくても「大淀病院の産科が無くなるようなことになれば大変です」と、句稿から言い出しました。また「地元で取材している記者にはそう言う視点を持って記事を書くように伝えてあります」とも言ってくれました。

投稿: tera2005 | 2007-04-13 01:34

昨日は、夕食に日本酒を飲み、眠りこけた後、目を覚まして『天漢日乗』を開いたところblog主様が私の投稿を取り上げておられたので、寝ぼけ眼で書き込みました。讀賣新聞大阪本社社会部は、以下のことを理解していました~してくれました、1)奈良県南部では大淀病院以外に産科は無い-面積で言えば50%以上の地域である、2)病院は「常勤医3人」と答えているが、実質は副院長1人に奈良医大からの派遣医2名(各1日)で運営されている、3)脳出血は存在したが、最初からの発症なのか、子癇の後に発症したのかは不明であり「誤診」とは言えない(最初から医師だと言い、私がこう言ったところ肯定してくれました)、4)奈良県産婦人科医会がカルテを検討し「問題なし」としている。

投稿: tera2005 | 2007-04-13 08:29

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