新・日本丸裸? (その7)イージス艦の「研修用資料」作成者は40代三佐
さて、
みんなで交換していたエロファイルに紛れて、イージス艦の情報が入っていた
と護衛艦「しらね」の二曹が主張している、イージス艦情報持ち出し事件だが、
イージス艦の情報の漏洩元は三佐
と判明した。士官である佐官クラスに波及したのか。海自終わってますな。しかも漏洩したのは、
新しいシステムになったイージス艦について、幹部に説明するために作成された資料
だったというのだ。
読売より。
イージス艦情報は幹部解説用、98年に海自3佐が作成海上自衛隊第1護衛隊群の護衛艦「しらね」の2等海曹(33)がイージス艦情報を持ち出した事件で、秘密情報の入ったファイルの作成者として、イージスシステムの保守管理を担当していた40歳代の3等海佐が記録されていたことが5日、神奈川県警と海自の調べでわかった。
このファイルは1998年にシステムが更新された際に作られたとみられ、新システムの性能などを海自幹部らに解説するための内部資料だった可能性が高い。3佐と2曹らに職務上の関係はなく、県警や海自警務隊は情報漏えいルートを追及している。
捜査当局などによると、県警が今年1月20日に2曹宅から押収したハードディスクに入っていたイージス艦の秘密ファイルについて、県警などが解析したところ、市販されている会議発表用資料作成ソフトで作られ、作成者として3佐の氏名が記録されていた。
3佐が、イージスシステムの保守管理などを担当するプログラム業務隊(当時)に所属していたのは97年9月〜2000年3月。イージスシステムは、98年3月に就役したイージス艦の4番艦「ちょうかい」から新しくなった。3佐は新システムを学ぶため、米海軍に留学して専門講座を受講しており、県警や海自では、3佐が帰国後、新しい性能などを海自幹部らに普及・教育する資料として作成したとみている。
海自関係者によると、イージス艦とともに艦隊を組む護衛艦の幹部や、イージス艦のレーダーやミサイルの担当者に対する教育では、秘密情報に該当するデータは厳しく管理されている。講義で配布される資料も、性能に関する数値は空欄にし、教官が口頭で説明する。
(2007年4月5日14時37分 読売新聞)
ほ〜、凄すぎる展開。
下士官クラスじゃなくて、佐官ですからね。どうすんだ、防衛省。幹部自衛官に
セキュリティ意識がまるでなかった
ってことなんですが。てか
外部にコピーされた時点でアウト
でしょう、普通。それが
三佐と直接つながりがないはずの二曹のHDDにコピーされていた
って、いったい、何をどうすれば、そんな摩訶不思議なことが起きるのか。
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