Biblioのない本を読む辛さ 『ベビー・ビジネス』ランダムハウス講談社
Debra L. SPARの"The Baby Business"の抄訳本が
『ベビー・ビジネス』 椎野淳訳 ランダムハウス講談社
である。読んでいる内に巻末にBiblioのないことに気がつき、手が止まった。
後書きを読むと、抄訳である旨断ってあったので、これは使えない。
早速、amazonで原書を探した。日本のamazonで買った方が安かったので発注した。
データが大量に出てくるこの手の本で、Biblioがついてないのは痛い。読む方は教養書として読み捨てるつもりではなく、日本の不妊治療などとの比較を考えて手にするのが普通だから、参照できない引用だけ並んでいるのではダメなのだ。
文体から言って、翻訳で読むより、原書で読んだ方が早いかも知れない。
雑な翻訳とは言わないが、資料としては不完全すぎて使えない翻訳本である。
2000円を超す本を斜め読みするだけの用途にするのは、ちょっとなあ。
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コメント
関連リンクの一切ないWebサイト、ですねぇ、、、。
投稿: らっこ | 2007-04-22 09:47