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2007-04-18

伊藤一長長崎市長、狙撃テロにより死亡 「犯行声明」放映の「報道ステーション」の「訂正」も「ウソ」 

懸命の救命治療の甲斐なく、伊藤一長長崎市長が銃創による大量出血で亡くなった。
合掌。残念だ。朝から怒りが収まらない。

至近距離から撃たれて、心臓を損傷していたという。
時事より。


「大変厳しい状態」=4時間の緊急手術−長崎大病院
4月18日1時30分配信 時事通信

 長崎市の伊藤一長市長が搬送された長崎大病院は18日未明、記者会見した。同病院は容体について「大変厳しい状態」とし、同日午前7時前後に脳死判定をする方針を明らかにした。容体は家族にも説明したという。
 会見したのは江口勝美病院長ら。体内からは銃弾2発が見つかった。右の背中から右の心室を貫き、心臓が裂けていた。1発は胸骨で止まり、もう1発も近くから見つかった。
 伊藤市長が病院に運ばれたのは17日午後8時10分ごろ。既に心肺停止状態で、人工心肺装置をつけるなど救命措置を取った。手術は午後8時49分から約4時間にわたり、その後、集中治療室に入ったが、出血は止まっていない。 

最終更新:4月18日2時31分

ところで、
 テレ朝「報道ステーション」に犯行声明
の件だが、番組の後半で、
 「犯行声明」については訂正
 容疑者からの郵便物は夜届いた
と古館伊知郎が訂正と釈明を行った。
 【テレビ朝日】犯行声明送付を訂正
http://www.youtube.com/watch?v=zV9RzIVOttA

ところが実際郵便物が届いたのは夜ではなく
 届いたのは午前中、開封したのは夕方
で、
 古館伊知郎は、ウソにウソを重ねた
ことになる。

朝日より。


テレビ朝日に容疑者から封書3通 市長への恨み書く
2007年04月18日03時11分

 城尾容疑者は犯行前、テレビ朝日に伊藤市長に対する恨みを書いた封書を3通送りつけていた。同社広報部によると、封書は17日午前、ニュース番組「報道ステーション」のスタッフルームに届き、番組スタッフが夕方に開封したという。

 封書には、4枚の手紙のほか、トラブルになっているという公共事業についての資料とカセットテープ数本が入っていた。手紙の冒頭部分には、「伊藤一長長崎市長を許せないのは、市民の為県民の為不正を許すことができないからです」と記載されていた。

 報道ステーションは、番組の冒頭で「犯行声明が届いた」とのナレーションを報道したが、番組の途中でキャスターが「銃撃などに関しては一切触れられていなかった」と説明したうえ、「犯行声明という表現が最初にあったことに関してはおわびし、訂正いたします」と話した。同社広報部は「警察から要請があれば協力したい」としている。

というわけで、テレ朝の現時点でのお詫び。


テレビ朝日 報道ステーション

速報・長崎市長が銃撃され重体
17日午後7時50分ごろ、JR長崎駅前で長崎市の伊藤一長(いっちょう)市長(61)が銃撃された。伊藤市長は病院へ運ばれたが、現在は心肺停止状態で意識不明の重体だという。撃ったのは山口組系水心会会長代行の城尾哲彌容疑者(59)で、その場で現行犯逮捕された。城尾容疑者は15日付の消印で、テレビ朝日に市長を糾弾する手紙を郵送していた。そこには「伊藤一長市長を許せないのは、市民のため県民のため、不正を許すことができないからです」と書いてあり、動機に長崎の公共事業でのトラブルをにおわせていた。


【おことわり】
番組では、午後9時ごろに容疑者の名前を知ることになりました。
その後、同容疑者名で番組宛に手紙が届いていたことが判明いたしました。
スタッフがその手紙の中身を確認したところ、
長崎市長を告発していると見受けられる内容であることがわかりました。
しかしながら、文中には今回の犯行に繋がるような文言は一切ありませんでした。

報道ステーションは、もう一度、今日の番組冒頭で
 夜届いた
という、ウソを訂正して謝罪するだろうか?
どちらにしても
 視聴率アップのために「犯行声明」と煽り、その後、責任逃れのために、ウソを重ねた
のは、報道番組としては最低である。

続き。(8:00)
この報道ステーションの対応について、スポーツ報知が次のように報じている。


長崎市長銃撃 テレ朝に犯行予告?
(略)


 ◆なぜ公表しない!抗議殺到で謝罪

 長崎市長銃撃事件で、殺人未遂の現行犯で逮捕された城尾容疑者の名前が差出人として書かれた郵便物が17日、テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」で紹介された。

 同番組では城尾哲弥容疑者からの「犯行声明文」とテロップをつけて紹介。「伊藤一長長崎市長を許せないのは、市民のため、県民のため、不正を許すことができないからです」と直筆の手紙を映し公共事業のトラブルなどを挙げて、城尾容疑者の主張を紹介した。15日の長崎中央郵便局の消印で同番組にこの日、到着。郵便物には手紙のほかにテープと資料が入ってたという。

 ところが、番組を見た視聴者から「犯行声明が届いたなら、未然に事件を防げなかったのか」などの苦情や質問が同局に殺到。番組後半部分でキャスターの古舘伊知郎(52)は「一部、ナレーションで『犯行声明』として、誤解を生んでご迷惑をおかけしました」と異例の訂正、謝罪を発表した。テロップを「市長糾弾の手紙」と変えて再度、城尾容疑者の手紙を紹介した。古舘キャスターは「なぜ、未然に防げなかったのかとの抗議がありましたが、郵便物が届いたのは夜でありました。さらに市長の銃撃は一切触れられていない。そして物理的に動くことができなかった」と「犯行声明」であることを否定し、訂正、謝罪した。

 テレビ朝日では抗議の数などは明かしていないが、相当数の抗議があった模様だ。

(2007年4月18日06時06分 スポーツ報知)

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