新・日本丸裸? (その14) 日米の軍事データ通信システム「リンク16」の重要機密情報も流出
今朝フジテレビが伝えたニュース。
2007/05/22 06:10
イージス艦情報漏えい問題 日米間の情報共有の基盤「リンク16」の重要機密情報も流出いわゆるイージス艦の情報漏えい問題で、日米間の情報共有の基盤となる情報伝達システム「リンク16」に関する重要機密情報も流出していたことが、新たにわかった。
流出が判明したのは、現在、アメリカ軍やNATO(北大西洋条約機構)軍の艦船や空中警戒管制機、戦闘機などの間で、リアルタイムでデータを交換するために使われている「リンク16」に関する資料。
流出した情報の中には、自衛隊の最高機密にあたる「特定防衛秘密」に該当する、「リンク16」を使うのに必要なルールなどが含まれていたもよう。
このシステムは、アメリカがNATOと共同開発したもので、ミサイル防衛の基盤的なデータ伝達システムとなっている。
日米両国は、先日の外務・防衛閣僚協議で、情報共有の拡大をうたった直後なだけに、日本政府の情報管理に対する姿勢が、さらに厳しく問われる事態となるとみられる。
え〜、これが本当だったら
日本終了
日米安保終了
という凄いコトになるかも知れないんですが。
続き。中国新聞や東京新聞も掲載している。出所不明だけど共同通信かな?
ミサイル防衛情報も流出 米海軍、海自に厳重抗議 '07/5/22最高レベルの「特別防衛秘密」に該当するイージス艦情報が海上自衛隊内に流出、拡散した事件で、米国が弾道ミサイル防衛(MD)用に開発した海上配備型迎撃ミサイル(SM3)などの最新の中枢情報も流出していたことが、二十一日までの神奈川県警と海自警務隊の捜査で分かった。
米海軍はずさんな情報管理に強い衝撃を受け、海自に厳重抗議。県警などは、一連の流出は海自のプログラム業務隊(現開発隊群)=神奈川県横須賀市=が作成した資料が持ち出され、第一術科学校(江田島市)を舞台に学生らに広がったと判断しており、立件に向けて徹底的な捜査を進める。
SM3は年内に海自イージス護衛艦への配備が始まるが、今後の捜査の進展によってはMD体制の構築に大きな影響が出る可能性が出てきた。
県警などによると、新たに流出が分かったのはSM3の性能などに関する資料や、米海空軍の主要艦艇、軍用機と同じ最新型の情報伝達システム「リンク16」の資料などで、米国から提供を受けた。リンク16は日米部隊の情報共有に使用され、早期警戒衛星などによる情報の迅速な交換が必要なMDに不可欠なシステムという。
SM3、リンク16などに関する情報も、日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法が規定する「特別防衛秘密」に該当。県警などは同法違反(漏えい、探知、収集)容疑で捜査を進めている。
今回の事件は、護衛艦「しらね」の二等海曹(33)がイージス艦情報の資料を外付けハードディスクに隠し持っていたことから発覚。県警などは資料を作成したプログラム業務隊や二曹に資料を提供したとみられる隊員、幹部ら約三百人から事情聴取した。
任意提出を受けたパソコンの解析などから、SM3、リンク16などの資料流出を確認。十九日には拡散の舞台になった第一術科学校を家宅捜索し、パソコンや記録媒体、管理台帳などを押収した。
これまでの捜査で流出が分かっていたのは、MD対応前の旧イージスシステムの高性能レーダーの性能や、航空機などの迎撃システムに関する資料だった。
あ〜あ、碌でないな。
こんな国と情報共有しても、アメリカは一つもいいことがないじゃん。「アメリカと共同で国を守る」なんてのはすでに幻想だ。
なんか、第二次大戦ジョークの
イタリア軍とドイツ軍
みたいになってきてるな
自衛隊と米軍
は。
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