医者の不養生 香川大医学部で42人の学生が百日咳に感染 三種混合ワクチンを受けていても大人になれば免疫は落ちる
香川大医学部で医学生42人が百日咳に感染、休校措置がとられた。在籍800人で42人感染だからかなりの感染率だ。しかも医学部。
毎日より。
百日ぜき:香川大で医学部の学生42人感染 休校措置香川大は24日、医学部(香川県三木町、約800人)の学生42人が百日ぜきに感染したため、同学部を25日から6月3日まで臨時休校すると発表した。24日現在、重症者や付属病院の入院患者などへの感染はないという。
大学によると、今月17日ごろに医学部の学生1人が、せきを繰り返すなど百日ぜきの症状を訴えた。その後、毎日患者が増え続け、24日で42人に達したという。感染していない同学部の学生全員に予防薬を配布する。【大久保昂、矢島弓枝】
毎日新聞 2007年5月24日 22時19分 (最終更新時間 5月25日 0時25分)
百日咳を含む
幼児の三種混合ワクチン接種
は、
副作用問題が大きくクローズアップされた時期
があり、一時接種自体が中断された。
現在では、
副作用が少ない、改良された無細胞ワクチン接種
を行っているが、残念ながら
百日咳ワクチンの効力は、大人になるとなくなる
ようだ。
クリニック通信2004年7月号
(略)百日咳には乳幼児と20〜40歳の二つのピークがあります。三種混合ワクチンは接種後6〜10年で抗体価が減衰しますので、ワクチンを受けていても大人になったら油断は禁物です。
ただ成人の場合は軽い咳が続き、咳のために夜間に目が覚めることが多いといった、比較的症状の軽いケースがほとんどです。
(以下略)
なるほど。ちょうど、免疫が落ちた年代が、今回感染した香川大医学部の学生達に当たるわけだ。
しかし、大人の百日咳は軽く済むけれども、乳幼児に感染すると大事になりかねない。さすがに医学生だから、乳幼児に接触しないように、気をつけているだろうけれども。
咳が続く場合は、百日咳を疑うのもありか。
麻疹に百日咳。
21世紀の日本では、近代的な医療の進んだ国というイメージと裏腹に、伝統的な伝染病が大学で蔓延している。
聞いた話だけど、麻疹による休講が決まって、早稲田の連中がまずやったのは
宴会
だったそうで。高田馬場近辺では、その夜、どこも早稲田の学生で溢れていたという。
たいした自覚症状が出ないうちが、感染力が強いわけで、
休講の意味ないじゃん
よ、早稲田の学生諸君。飲み屋や行き帰りの公共交通機関で麻疹を都内にばらまいてなければいいが。
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