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2007-05-07

「マスコミたらい回し」とは? (その49) 「カルテ流出」は読売が流出元の疑い強まる 「任意提出」されたカルテの行方

いや〜、読売新聞、どうするよ?

Yosyan先生のblog「新小児科医のつぶやき」のコメント欄で
 読売新聞10/31付紙面に掲載された「カルテ」の解読
と、三上藤花さんが公開してくださった
 ご遺族がシンポジウムで公開した「看護記録」との照合
を経て、出た結論は
 「カルテ流出」元は読売新聞である疑いが濃厚
というものだ。
詳しくは、Yosyan先生のblogの以下の記事と、三上藤花さんのblog(期限付き公開)に添付された「看護記録」を見ていただきたい。
 新小児科医のつぶやき 
 2007-05-06 物証発見
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070506
 2007-05-07 傍証検証
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070507
 三上藤花 日々のたわごと・期間限定ブログ 
 2007.05.03 Thursday 核心部分、そのいち(弁護士の「患者さんが入手したカルテはごく一部」発言あり)
http://symposium.b-r.under.jp/?eid=547628
 2007.05.07 Monday 大淀町病院〜看護記録に基づく経過(看護記録の再録画像あり)
http://symposium.b-r.under.jp/?eid=550631#sequel

何故、ご遺族が
 「看護記録」は公開したが、「カルテ」は公開していない
とおっしゃったかが、見事に論証されている。

続き。(10:23)
10/18付の産経奈良版の記事によると、ご遺族は
 9/21にカルテ開示を求めている
ようだ。


妊婦死亡「誤診以前の問題」 病院になお不信感
 「妻の命をもっと大切にしてほしかった」。大淀町立大淀病院で8月、分娩(ぶんべん)中に脳内出血のため意識不明となった女性が、18病院から満床で受け入れを拒否された末、大阪府内の搬送先病院で男児を出産後に死亡した問題。女性の家族は「もっと違った対応があったはずで、誤診以前の問題だ」と、大淀病院に対する憤りをあらわにした。病院側も当日の判断ミスを認めたが、家族は深い悲しみと、病院側に対する不信感をなおつのらせている。
(略)

 遺族は9月21日、カルテの開示を求めたが、その結果、実香さんが意識不明になった後、産科医が仮眠室で休憩していたことも判明した。
(以下略)
(10/18 01:03)

おまけ。
病院が警察に
 カルテの任意提出をした
という10/19付記事一覧。
読売。


奈良県警、妊婦死亡で大淀病院を捜査
 奈良県大淀町立大淀病院で8月、出産の際に意識不明になった高崎実香さん(当時32歳)が相次いで転院を断られ、搬送先の病院で死亡した問題で、同県警は大淀病院から高崎さんのカルテの任意提出を受けるなど、業務上過失致死容疑で捜査を始めた。


 病院側は、出産直前の診断に判断ミスがあったと認めており、県警は主治医や看護師から当時の状況を聞く。当初、同病院は転院を断られたのは18病院としていたが、その後の調査で19とわかった。

 同病院によると、高崎さんは8月8日、出産のため入院していた同病院で頭痛を訴え、意識不明になった。産科医は妊娠中毒症による発作と診断、嘔吐(おうと)など脳内出血の症状がみられたにもかかわらず、コンピューター断層撮影法(CT)を行わなかったという。

(2006年10月19日3時6分 読売新聞)

産経関西版。


奈良・妊婦死亡 強制捜査も視野
 奈良県大淀町の町立大淀病院で8月、同県五條市の��実香さん(32)が分娩(ぶんべん)中に脳内出血のため意識不明となり、19病院から満床などで受け入れを拒否された末、転送先の病院で男児出産後に死亡した問題で、県警は業務上過失致死容疑で捜査を始めた。遺族から事情を聴く一方、大淀病院からカルテなど関係資料の任意提出を受けており、関係先病院の家宅捜索など強制捜査を視野に、慎重に捜査を進めるとみられる。

 関係者などによると、県警は18日、捜査員を��さんの夫、晋輔さん(24)ら遺族のもとに派遣し、約2時間にわたって面会。��さんが大淀病院に入院した8月7日から容体が急変し相次いで転院を断られた翌8日の状況や、死亡した16日までの様子など一連の経過について説明を受けた。19日以降も引き続き事情を聴くとみられる。

 また、大淀病院からもこれまでに、��さんのカルテや当時の看護記録など関係資料の任意提出を受けるとともに、原育史院長から事情説明を受けたという。県警は今後、主治医らからも事情を聴くとみられる。

 病院側は、��さんが8月8日未明に意識不明となり、脳の異状が疑われたにもかかわらず、産科医が妊婦の「子癇(しかん)発作」と判断し、CT撮影しなかったことについて、「判断ミスがあった」と認めている。

 県警は��さんの死との因果関係などについて、慎重に捜査を進めるとみられる。

(2006/10/19 15:10)

同日のNHK奈良のニュースでは、まだカルテを警察は入手してない模様。


妊婦死亡を警察が捜査へ
奈良県大淀町の町立大淀病院で、出産中に意識不明になった女性の手術ができる受け入れ先がなかなか決まらず、脳内出血で死亡した問題で、奈良県警察本部は、最初の病院の処置のミスが死亡につながった疑いもあると見て、業務上過失致死の疑いで捜査する方針です。

奈良県大淀町の町立大淀病院では今年8月、高崎実香さん(当時32)が出産中に意識を失ってけいれんを起こし、緊急手術ができる病院に受け入れを打診したものの19の病院に断られ、約6時間後に運び込まれた大阪の病院で、出産後に脳内出血のため死亡しました。
担当した大淀病院の産科の医師は女性の症状を陣痛から来るけいれんと判断し、内科の医師から「頭に異状が起きている疑いがある」と指摘されても検査を行わなかったということで、病院は「結果的に判断ミスだった」と認めています。これについて警察は、こうした大淀病院での処置のミスが死亡につながった疑いもあると見て、業務上過失致死の疑いで捜査する方針を固め、今後、病院の関係者や遺族らから事情を聴くとともに、病院側にカルテなどの提出を求めることにしています

2006年10月19日 12時51分更新

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コメント

私はnetでの分析が好きです。投稿された先生の言葉を信じる限りでは、1)大阪府内に勤務してはいない、OGCSのシステムが良く理解できていないし「OGCSにはお世話になる」と発言しているから、2)大淀病院を退職した看護師が複数その病院の産(or婦人)科に就職しているから大淀病院からはそう遠くない地域にいる、3)当日の奈良県立医大付属病院や県立奈良病院の状況を把握~情報を得ることができる立場または地域にいる、4)しかし、当日の大淀病院の状況を投稿するには2日程度の時間を要したので、細心の注意を払い情報収集していることが解る、5)この事故が報道されて以来、マスコミがかなり頻回に訪問している病院である、6)マスコミとも仲が良さそうなので、過去に接触がありそうだ、7)現在勤務している病院を辞めることになってもやむを得ないと覚悟している、m3に詳細な状況を投稿していることから、m3にはだれが投稿したのか解るし、現にm3から投稿の扱いについての協議を受けている・・・などと考えるとどの病院に勤務されているのか、ある程度の予測はつきます。

そして、そう覚悟されたのは大淀病院のM先生を尊敬しているからか、奈良県の産婦人科治療の名誉を守りたかったからではないだろうか?と考えています。幸いsonet-m3は投稿された先生を守ろうとする姿勢を見せていますし、Yosyan先生始め皆様のご尽力で、状況が大きく改善されたことから、投稿された先生も喜んでおられると思います。天漢日乗様のご尽力にも医師として感謝申し上げます。

投稿: tera2005 | 2007-05-07 18:14

tera2005先生、コメントありがとうございます。
感謝していただくには及びません。手持ちの資料をひっくり返しただけですから。
今後、マスコミが不当に医療従事者を貶めることのないよう、これからも見守っていきたいと思います。

投稿: iori3 | 2007-05-07 18:55

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