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2007-05-11

目眩

3月に右耳の中に帯状疱疹ができて以来、どうも目眩がする。一日、起きられないこともある。(活字が読めない位の目眩でも、ディスプレイは明るいので字は認識できる。そんなわけで、寝っ転がってMacBookのキーを叩く。)
MacBookの電源を昨日の朝、どこかで落としてしまい、梅田のヨドバシにもいかねばならなくなった。
梅田には主治医がいるが、目眩がひどくて、なかなか行けなかった。いまは介助してくれる人がいないので、単独で移動しなくてはならず、眼の調子の悪いときには、家から出られない。やっとこさ、懸案の稲葉眼科に行く。
わたしが関西にいる理由は稲葉眼科と湖崎眼科が梅田にあるからだ。両眼科は兄弟クリニックである。全国の弱視の子ども達が湖崎眼科に押し寄せるので、治療の余地のある子ども達のために湖崎先生を譲って、ある時期から稲葉先生にお世話になるようになった。小児弱視からの成人の弱視をメンテしてくださる、ありがたい先生である。だいたい、成人の弱視なんて、診療してもたいした点数にならないし、悪くならないように保存治療するのがメインだから、めざましい卓効があるわけでもなく、手間ばかり掛かり、一般的な診療をする眼科ではあまり好まれない。中学以降、札幌医大眼科や京大眼科などで、心ない暴言を吐かれて落ち込んだことは枚挙に遑がない。18歳を過ぎると、きちんと診てくださる弱視専門の眼科の先生を捜すのは、至難の業なのだが、梅田にはごく近所にお二人も熱心な先生がいらっしゃるのである。湖崎先生には小学校3年生から3年間、年に一度診ていただいた。札幌から大阪の小児保健センターへ通った。今でも、湖崎先生は精力的に小児弱視の子ども達を診ていらっしゃる。

弱視の場合、視力表は役に立たないから、Cの字の形をしたランドルト環を目の前に近づけて視力を計るのだが、ひょっとして今日は矯正視力を両眼足しても、かなりとんでもない数値だったかも。見えている左目がよく見えてないので、これはちょっとショック。
稲葉先生にいつも通り屈折や眼底、眼球表面などを診ていただくと、これは問題ないとのことで、やっぱり
 三叉神経に出ちゃった帯状疱疹の後遺症で目眩が続いている
という結論に。薬があるわけでもないので、秋くらいまでは、おとなしくしているよりなさそう。
これからイネ科の花粉が飛ぶので、一日で使い捨てるコンタクトレンズとアレルギー用の目薬各種と点鼻薬も一緒に出していただく。アレルギーがひどいときは2週間交換のトーリックは使えない。(角膜も水晶体もどっちも歪んでいて度数も結構な「えげつない乱視」だそうで、トーリックレンズだけでは矯正しきれないのだが、低視力なので、身体に楽なトーリックのみ使用で、できるだけ過ごしている。)一日使い捨てレンズに乱視の眼鏡をかける。(そんなわけで、老眼とは関係ない20代から、裸眼にかける遠距離用・近距離用とコンタクトの上から掛ける遠距離用・近距離用の四種類の眼鏡を持っている。冗談のような視力なのに、字だけは読めるという因果な眼である。要するに「人間OCR」ってところだ。)

今続いているのは、合わない眼鏡を掛けているような目眩なので、とても疲れる。視力が出なかったのは、眼精疲労が蓄積してるせいかなあ。両眼に潜伏性眼振があるのだが、疲れてくると、眼振を押さえられなくなるからなあ。

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