« 「マスコミたらい回し」とは? (その76) マスコミは責任を回避するな 大淀病院の産科を閉鎖させたのは「メディアスクラム」だ ご遺族を利用して自らの責任を隠蔽する毎日新聞高瀬浩平記者の記事が毎日の「ジャーナリスト魂」か→追記あり | トップページ | 「マスコミたらい回し」とは? (その78) ABC「悲鳴病棟 “医者を訴える”夫の決断」@5/29の謎→加筆・訂正あり→画像は削除しました »

2007-06-26

「マスコミたらい回し」とは? (その77) 毎日新聞は救急搬送時から張り付いていた? 「大淀病院産婦死亡事例」は毎日新聞奈良支局がすべて絵を描いたという衝撃の未確認情報→情報の確度はかなり高い 毎日新聞は奈良県から撤退せよ(一部訂正あり)

この情報について、わたしは直接聞いたわけではないので、真偽については判断を保留するのだが、
 Yosyan先生のところに、8月の緊急搬送の時、すでに記者が嗅ぎつけて取材していたという情報提供があった
というのだ。

詳しくは、Yosyan先生の以下の記事をお読みいただきたい。
 新小児科医のつぶやき 2007-06-26 マスコミ許すまじ
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070626

一部引用する。


ところが新聞社の関与時期はもっと早かったのです。なんと救急車の搬送時には記者は既に居たとのことです。そんなに早く記者が駆けつけられた理由は不明なのですが、おそらく救急無線を傍受してのものでなかったかと推測されています。現場がいかに修羅場であったかは既報の通りですし、家族も迷惑がっていたとのことですが、追い返すわけにも行かず、そこから取材が始まったとの事です。
取材姿勢は当初より「医療ミス」一辺倒であったようです。家族も事件後は地元の人間でもあり、訴訟は考えていなかったそうですが、記者は貼り付きで取材活動を行なったとの事です。そしてその記者が例の団体を引き合わせ、その関係で現在の原告側弁護士が紹介された経緯になっています。つまり記者がかなり強引に家族を訴訟に引っ張っていったと言う事です。
(略)

構図をまとまえると、
1. 事件当夜から記者は取材を開始していた
 2. 記者は家族に例の団体を紹介した
 3. 記者と例の団体は乗り気でない家族を訴訟に引きずり込んだ
 4. 乗り気でなかった原告の夫及び弁護士をマスコミ報道に引きずり込んだ
この情報が信頼できる人物からのものでなければ、到底信じられない真相です。マスコミの手口のあざとさは散々見てきましたが、ここまでするとは驚嘆させられます。まさに毎日は自らの手で奈良事件を作り上げた事になります。批判の強いこの事件の毎日の初期の記事ですが、麗々しく書いてあった「丹念な粘り強い取材で浮かび上がった事実」なんてものは最初から無かった事になります。事件当夜に作り上げたシナリオを遺族を巻き込んで進行させただけです。

もし、詳しいことをご存じの方がいらしたら、是非、ご教示ください。Yosyan先生のところにこの話が流れていったということは、この話が真実ならば、他にも同じ内容を知っている人物は何人もいるはずだ。

上記の話が本当であれば、毎日新聞は日本のジャーナリズムの倫理と信頼を地に墮としただけでなく、自らの「スクープ至上主義」のために、ご遺族を食い物にし、奈良県に住む妊娠の可能性のあるすべての女性とその家族に限りない損害を与えたことになる。

Yosyan先生のところには、多くのコメントが寄せられているので、今後の経過を見守りたい。

(追記 16:18)
早速、情報提供を頂いた。
詳しいことは書けないのだが、Yosyan先生に寄せられた情報の確度は高いです。
(訂正および追記 6/27 4:20)
緊急搬送時に「張り付いていた記者」の社名は不明だそうです。毎日だったかどうかは、今のところ確定していません。
ただ8月7日の出産前後から、記者の知るところとなっていたということは、第一報の出た10/17までには、他社もつかんでいたでしょう。この間の2ヶ月あまりの間に、Yosyan先生のところに寄せられた情報のような「策動」があり、他社は書かなかったけれども、毎日が10/17朝刊で抜いた、という経過になります。
すると、すぐに大淀病院にメディアスクラムがかかったのも頷けます。
いわゆる「はじけた」のが10/17ですが、各社それなりに「大淀病院産婦死亡事例」については噂を知っていたとすれば、動きは速かったでしょう。その場合は、それまで詰め切れなかった、もしくは詰めずに様子を見ていたところで抜かれたので、全社追撃態勢に入ったという形になります。テレビ局の反応が予想以上に早かったのも、そのことを疑わせます。特に
 MBS=TBS
が、最初から亡くなられた産婦さんの生前のビデオを流し、ご遺族とMBS/毎日新聞の結びつきの強さを伺わせていました。
尚、拙blogは、一連の「大淀病院産婦死亡事例」報道に関して、以下のような「ご指導」を頂いております。
2006-11-02 「マスコミたらい回し」とは? (その30) 大阪のMBS、今日になっても「医療ミス」を主張 大淀病院産婦死亡事例の資料集(ビデオキャプチャ画像→クリックすると拡大します) →追記あり→更に追記あり
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/11/_30_a0fd.html
2006-11-20 MBS毎日放送からアクセスいただきありがとうございます
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/11/mbs_2781.html
上記のうち、11/2の記事に出てくる「MBS女性記者」は、ひょっとしたら毎日新聞奈良支局の青木絵美記者ではないか、と疑っているのですが、未だに情報を得ていません。ご遺族である夫君との間に「深い信頼関係」のある様子が、放映された短い取材ビデオからもうかがえ、三郷町の夫君のご実家(仏壇のある家)で最初のインタビュー(テレビ局各社がずっと使っている、夫君の顔の映ってない、半袖Tシャツ姿のインタビュー)で、インタビューアーを務めているのも、同じ女性記者ではないか、と思っています。もし、あの当時、奈良県立医大産婦人科教室の小林教授のところに、MBSのカメラクルーと一緒に取材に来た女性記者の名前をご存じの方がいらっしゃいましたら、ご一報いただければ幸いです。
(訂正おわり)

毎日新聞は奈良県から撤退せよ。

県内で毎日新聞を取っているところには、即刻不買を推奨します。
毎日新聞奈良支局は、自らのスクープ優先のために、奈良県民を裏切りました。
これから子どもを持とうとしている奈良県民に塗炭の苦しみを味合わせているのは、
 毎日新聞奈良支局の仕組んだ「スクープ優先主義」
です。
「大淀病院産婦死亡事例」は毎日新聞奈良支局青木絵美記者と林由紀子記者のつかんだスクープではありません。これは
 作られたスクープ
です。
毎日新聞は「大淀病院産婦死亡事例」報道について、新聞協会賞にエントリーしたという噂がありますが、もし、これが何らかの賞を受けるようなことがあったら、その時は
 新聞協会の死
を意味します。
他のメディア各社には、毎日新聞奈良支局が「大淀病院産婦死亡事例」で行った、日本のジャーナリズムを世界の笑いものに変える欺瞞を是非暴いていただきたいと思います。

国内のすべての女性に訴えます。
いま、日本国内で産科が閉鎖され、お産難民が大量に生まれています。
近畿圏では、奈良県南部の産科が
 毎日新聞が仕組んだ「大淀病院産婦死亡事例」報道
によって崩壊し、崩壊の余波は、近隣の府県にも及んでいます。
また「大淀病院産婦死亡事例」報道がきっかけとなって、産科の診療を辞めた先生方もいらっしゃいます。産科に進もうと思っていた若い先生方の中にも、進路を変えた方がいらっしゃいます。それほど、「大淀病院産婦死亡事例」報道は、日本の産科をずたずたにしました。
毎日新聞は自らのスクープのために、全国の妊産婦と生まれてくる赤ちゃんの命を危険にさらしています。そして、反省もしていません。
毎日新聞の講読をやめること、そして毎日新聞に広告出稿している企業の製品の不買を推奨します。また毎日新聞社からニュースの提供を受けているすべてのメディアや毎日新聞社系民放TVを見ないことを推奨します。
毎日新聞を経済的に潤すことは、日本の女性の敵を肥え太らせることと同じです。
わたしたちが産科がなくて苦しみ、わたしたちの友や家族が産科がないために安全なお産ができなくなった一因は、毎日新聞大阪本社と奈良支局が仕組んだ「大淀病院産婦死亡事例」報道にあります。
責任を絶対に取らない敵を許してはなりません。

|

« 「マスコミたらい回し」とは? (その76) マスコミは責任を回避するな 大淀病院の産科を閉鎖させたのは「メディアスクラム」だ ご遺族を利用して自らの責任を隠蔽する毎日新聞高瀬浩平記者の記事が毎日の「ジャーナリスト魂」か→追記あり | トップページ | 「マスコミたらい回し」とは? (その78) ABC「悲鳴病棟 “医者を訴える”夫の決断」@5/29の謎→加筆・訂正あり→画像は削除しました »

コメント

はじめまして。いつも読ませて頂いてます。今回の件は、ア然としてしまいました。単なる誤報ではなかったとは。毎日新聞の闇、暴いてやりたいですね。絶対に許せません。

投稿: たか | 2007-06-27 02:00

毎日に限らず、全国紙なんてクズです。
悪い記事抜いたら、何も残らなくなるとか。
まさか、産科までをも殺したとはね。
それを面白がって読む愚民がいる限り、
改善などないとは思います。

せめて、訴訟できる体制が出来ないものでしょうかね。

投稿: yuji-obaba | 2007-06-28 03:50

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109312/15564729

この記事へのトラックバック一覧です: 「マスコミたらい回し」とは? (その77) 毎日新聞は救急搬送時から張り付いていた? 「大淀病院産婦死亡事例」は毎日新聞奈良支局がすべて絵を描いたという衝撃の未確認情報→情報の確度はかなり高い 毎日新聞は奈良県から撤退せよ(一部訂正あり):

» 引用してトラックバック [すらてんぷ]
多くの人に聞いてもらった方がよいかと思いまして引用しました。 引用の方が多くてスミマセン 天漢日乗: 「マスコミたらい回し」とは? (その77) 毎日新聞は救急搬送時から張り付いていた? より 国内のすべての女性に訴えます。 いま、日本国内で産科が閉鎖され、お産難民が大... [続きを読む]

受信: 2007-06-27 13:37

» [医療][マスコミ]大淀病院の件、もう1回検索。 [エレキも医療も整備しなきゃ。]
 せっかく通りすがりさんにもコメントしていただいたので、自分で調べたとか取材したわけじゃないんで、そんな大した話ではないんだけれども、大淀病院の件、各マスコミでどの程度取り上げているのか、新聞・雑誌記事横断検索で再度検索。  ええと、前回エントリーでは、... [続きを読む]

受信: 2007-06-28 05:40

» 素朴な疑問:毎日新聞って・・・反省しないの? [東京日和@元勤務医の日々]
 奈良県の「大淀町立病院」で「たらい回し」という表現をつかって、悪質な『魔女狩り報道』を行った毎日新聞社。その後、悔い改めたのでしょうか?  最新の社説を読んで、日本の「周産期医療」をここまでに...... [続きを読む]

受信: 2008-10-30 02:36

« 「マスコミたらい回し」とは? (その76) マスコミは責任を回避するな 大淀病院の産科を閉鎖させたのは「メディアスクラム」だ ご遺族を利用して自らの責任を隠蔽する毎日新聞高瀬浩平記者の記事が毎日の「ジャーナリスト魂」か→追記あり | トップページ | 「マスコミたらい回し」とは? (その78) ABC「悲鳴病棟 “医者を訴える”夫の決断」@5/29の謎→加筆・訂正あり→画像は削除しました »