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2007-06-08

日本のカニバリズム 自分の胎盤を刺身で食う母達(Legal Cannibalism in Japan) 

昨日
 2007-06-06「マスコミたらい回し」とは? (その64) 大淀病院産婦死亡事例遺族の記事を共同が配信 自社社員の「堀病院民事提訴」を全社的に応援するための「産科民事提訴」キャンペーンか
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/06/64_8f0a.html
に、tokukoさんから頂いたコメントを元に、
 胎盤 刺身
でググってみたら、あるはあるは。
 後産=胎盤を刺身にして産婦に出す助産所や診療所が日本には存在する
のだ。
興味のある方はググってみてください。

いつから日本の出産は呪術に先祖返りしたのだ。

同じくコメントを頂いた脱福者さんのご指摘の通り、これは
 カニバリズム(人食い)
である。しかも、飢饉に瀕して、食べるものが底をつき、やむなく死体の肉を食べるのという類ではない。早い話が
 人肉嗜食
である。
某研究者が自分の嗜好で妻の胎盤を食うのは奇行で済むが
 助産所や診療所が胎盤を刺身として食事に供する
のは、どう考えたって
 モラルに反する
のではないか。てか、それって
 人を食う鬼婆の所行
ですぜ。

そもそも、
 食物連鎖のトップにいる人間の身体は大変汚染されている
のである。最近は
 チベットの鳥葬でも、鳥が死体を食べなくなり、困っている
のである。おそらく
 人体に蓄積した汚染物質を鳥が嫌って食べなくなった
と言われているのだ。
チベットの鳥も食べなくなったような
 汚い人体
の一部、しかも
 胎児に栄養を供給し、老廃物を排出するための胎盤

 刺身にして食べる
のは、
 胎盤エキスの効力より、汚染物質の害毒の方がよほどひどい
だろうと思う。だって
 胎盤エキスは、精製されているからなんとかなる
のであり、
 胎盤そのものは汚れていて、毒も除かれていない状態
だ。基本的には
 肺を食べるときの処理(よく水にさらして、血や臭みや老廃物を抜き、脂肪を取り去る)
に近いやりかたで、処理しないと、
 毒だらけ(特に人間の脂肪には脂溶性の汚染物質がたっぷり含まれている)
だと思われるのだが、
 人体の神秘派の人たち
は、
 科学的根拠なんて考えもしない
わけだな。
 胎盤を通じて、胎児の体内に汚染物質が大量にもたらされる
ことが分かってきている現在、
 胎内環境汚染
について、もっとセンシティブになるのが
 真の「エコ」派
だと思うのだが、やってることは正反対ですね。
 動物が胎盤を食べて処理するから、人間にとっても胎盤は有益、産後の肥立ちをよくする
とかいう不思議な主張のもとに
 世間知らずの産婦をカニバリズムに荷担させている悪趣味
には、犯罪性を感じてしまうのだ。もし、本当に
 胎盤が産後の肥立ちをよくする
のであれば、経験医学の過去の時代に於いて
 産婦が胎盤を食べるのは普通に行わていた
筈だろう。そうではないのは、
 むしろ、生の胎盤が「毒」だったからではないか
とわたしは思う。

もともと
 出産には毒抜きの効果がある
といわれてきた。子供を産み、胎盤を娩出することで、母体の毒が抜けるというのが、伝統的な産科の言い伝えの一つだったように思う。先人の知恵は無視して、せっかく出した毒を、胎盤を食うことで、また身体に戻すのか。
そして、たぶん
 胎盤を食わせるような助産所や診療所

 母乳第一主義
だろう。
 人食いの初乳を新生児に与える
のは、人間の脂肪が汚染されていて、しかも脂溶性汚染物質は吸収されるのが容易であるという点から考えると
 初乳を汚染する危険性が高い
のではないのか。
 新生児にとって何より大事な初乳
と、この手の助産所や診療所は、金科玉条のごとく唱えていると思うのだが、
 やってることは、赤ちゃんの健康を損ねる
のではないか。
これを呪術といわずして、なんというのだ。

後産、すなわち胎盤は、昔は
 胞衣(えな)
といい、生まれた子どもと切っても切れないものと考えられて、
 どこに埋めるか

 どう処理するか
が問題になったのであった。いまや
 母親が自分の胎盤を刺身にして食う時代
ですか。中には
 友達と胎盤刺身パーティをやる新米ママ
もいるそうで、こうなると
 カニバリズム仲間を増やして喜んでいる
のである。

無自覚は恐ろしい。

某研究者のように、自覚的に胎盤を召し上がる分には止めませんがね。
そんなに
 人肉が食べたい
ですか。
臓物だろうが、胎盤だろうが、精肉だろうが、
 人肉は人肉だ
ということを、自覚して食べていただきたい。

その内
 俺の切ったガンを食わせてくれ
とかいう患者さんも出てくるんじゃないのか。

続き。(12:00)
胎盤を食べる人たち。
 実写DVD
がある。
自宅出産ドキュメント DVD『家族になった日』発売
7000円で売っているのだが、胎盤に関する内容は次の通り。


《胎 盤》 助産婦の齊藤純子さんがみんなにボクの棲んでたお家を紹介したよ。 胎盤と羊膜とへその緒、なんだか凄い凄いってみんな感心してたっけ。
 動物達はお産の痕を敵からかぎつけられないために食べちゃう。 お肉を食べない動物さん達も綺麗に食べちゃうらしい。 どうして食べちゃうのかというと、血の臭いをさせないためだけじゃなくて、お産で疲れた身体をその場で癒してくれるからだって。 お産で怪我しちゃったときも、オッパイがたくさんでるためにも、食べると良いんだって。
それで、その話を聞いたお母さんとお父さんも食べちゃった・・・。
 「お刺身・・・!?』 『うん、・・・刺身だね』これが二人の感想。
それもそのはずミネラルたっぷりの海の味がするはずだよ。だって、僕らのご先祖様は海から上がってきたんだからね。 海からやって来た時、海をそのまま持って上がる事で、命は続いてきたんだよ。
 そして、命が受け継がれるていくときも、お母さん達は子宮の中に海を育てたんだ。
 だから、胎盤は海の味がするんだね。 命をありがとう。

やっぱり
 自称「エコ」派
が胎盤を食べるようだな。

希望して食べた人のblog。


6)胎盤試食

クールBが、私のリクエスト通り、ごま油と粗塩を持ってきてくれる。
分娩台の横に、銀色のワゴンを持ってきてくれて、その上に胎盤の乗ったトレーを置いてくれる。
「これしかないんですけど」と、臍帯切断用の新しいハサミを渡してくれる。

からだを横に向けて、胎盤にハサミを入れる。
包丁と違って、ハサミではなかなか切りにくい。
けれど、なんとか小片を切り取ることができたので、さっそくごま油と粗塩をつけて、食べてみる。

「どう?」とだーりん。
「うん、まんまレバーやねえ。おいしいよ」

もう少し食べたくなって、もうちょっと切り取る。
同じようにして食べたら、やっぱりレバーの味やった。
全く生臭くもなく、新鮮な美味しいレバーって感じ。

「おいしいよ。だーりんも食べる?」と聞いてみたけど、固辞された。

なんで嫌がるんか、私にはようわからんなぁ。(・_・?)

ともあれ、念願だった胎盤試食ができたので、ご満悦やった。(^▽^)/
[ 更新日時:2005/04/09 21:38 ]

こちらは助産師さんが自宅出産で胎盤を食べたという体験談。


助産婦MOMOKOのページ MOMOKOの2人目のお産 (長男の誕生)2002.5月に自宅で2人目のお産をしました

胎盤さん、ありがとう
 生まれてすぐ、お腹の上にのせてもらい、抱くことが出来ました。ずっしりと重くてあたたかい。
娘もそばに来て、「赤ちゃん、いっしょにあそぼうよ!」と、すぐ遊べると思っていたらしい。
臍の緒がドクドクと拍動を続けている約10分の間、その拍動が自然に止まるまで待ちます。
自分でも触って確認し、臍の緒を切るのは、娘です。夫の手に支えられながら、ジョキッと一発OK!
息子は独立しました。元気に生まれてきてくれて、ありがとう。
 今回、初体験となったのが、胎盤を食べたことです。700gもあった大きな立派な胎盤さん。
野生の動物は栄養・滋養補給のためと、他の動物から血のにおいをかぎつけられないように、
丸ごと食べます。私は、これまで息子に酸素と栄養を送ってくれた胎盤に感謝の気持ちで、
一切れだけ食べてみました。歯ごたえは意外とやわらかく、味は血の味でした。
おいしくはないけれど、体によさそう、と思いました。

う〜ん。
上記の方々は自分の強い意志で胎盤を食べている。
自分の身体がどれだけ汚染されているか、そして、妊娠するまでの数十年間の間にどのくらい汚染物質が蓄積されていて、それが胎盤にも移行しているか、ということには思い至らないようですね。
現代の人間の身体は江戸時代とは違うのだが。

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コメント

wikiにもありますね。

>胎盤食の文化が世界各地で見られる

↑この記載の詳しい解説が欲しいところです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%8E%E7%9B%A4

ヒトの場合でも、健康によいと考えて、産婦自身や家族が産後に胎盤を食べる胎盤食の文化が世界各地で見られる。生食であったり簡単な調理をしたり様々である。

一方、胎盤食はカニバリズムだとして敬遠する動きも強い。臍帯血(胎盤から取られたものも含む)の利用の普及と対照的である。

投稿: ○ | 2007-06-08 12:02

うげ~っ!気持ち悪いです。

みなさまは胎盤が「あかちゃんの一部」だと知って食べているのでしょうか?

胎盤はまぎれもなくあかちゃんの一部です。
手や、足と同じくあかちゃんの一部です。
おなかの中にいる時には、胎盤がなければ赤ちゃんは生きていけません。しかし体外へ出ると同時にいらなくなるから切り捨てる、でも「あかちゃんの一部」なんですけど。

江戸時代には、胞衣(えな)と呼んでいて、生まれたと同時に赤ちゃんの分身として感謝の気持ちをこめて葬っていたとか。
胞衣塚というのは日本各地にあるはずだと思います。
日本人はどうしてこんな野蛮な国になってしまったのでしょう。
命に対する敬意が少しも感じられない行為にしか見えません。

憤りを感じます。

投稿: 僻地の産科医 | 2007-06-08 15:55

そりゃ、子供自体を「自分の一部」と思っているからなんでしょう。自分の身体の外に出て何年もたってからでも。

投稿: koge | 2007-06-09 11:36

胎盤を食べる...

初めて聞いた時はギョッとしました.

しかし,反抗的な意見を述べます.

食べる,食べないはその人の自由ではないかと私は思うのです.
胎盤を食すことによって,改めて命の大きさに気付いたりする人も少なくは無いのではないでしょうか.
それに汚染物質,汚染物質,といっても,それだけではないはずです.
そんなに汚染物質ばっかりたまっていたら,赤ん坊と母親は生きていけないではないですか.
それに,胎盤にたまる汚染物質は赤ん坊のもの.
綺麗にされた養分だけを摂取している赤ちゃんの排出物は,そんなに汚染されていると考えますか?世間一般では,赤ちゃんのおしっこは綺麗だと言いますよね.

カニバリズムも,「共食い」という観点で見れば,確かに赤ちゃんの一部を食べているかも知れませんが,もともと母親に出来たものですから,それを自分が食べても問題ないと思っています.自分から出たものを自分で食べて病気になった,なんて聞きません.

しかし,ここで述べられていることに反対するわけではありません.
物事を考える時には,常に自分の考えとは正反対の事も考えるのが当たり前ですし.

最後に,私は胎盤食をしたいとは思いません.

投稿: kiha110 | 2007-08-30 21:19

 私は胎盤を刺身で食べましたが、うまいものではなかったですね。お祝いと、あとは自分で判断して、じゃあ食べてみようか、といったところです。
 汚染とカニバリズムについては、検証や現場に参与せずに語っても、説得力が無いと思います。脂溶性の汚染物質については、化学的に還元すれば確かに問題になるんでしょうが、それが個人の胎盤食の選択をどう制限するのか、もうちょっと医療人類学的な見地から論じたいものです。オカルトという語彙やチベットの鳥葬の話も、胎盤食の話とはちょっとズレている気がします。

投稿: 山口勇人 | 2007-11-27 05:37

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受信: 2007-06-08 10:40

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