ネット赤潮とネットイナゴ
baatarismさん経由。
メモしておく。
1. 発端となった記事
池田信夫blog 2007/06/10 IPアドレスは枯渇していない
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/f0a92ba1bbd8a6510afb2d02b4f79f29
2. 炎上に池田信夫先生激怒
池田信夫blog 2007/06/10 はてなに集まるネットイナゴ
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/582474956f34136b8a62bf7789f91bac
その意味で、政治的に中立な「ネットイナゴ」という言葉のほうがいい。ウィキペディアによれば、この言葉を定着させたのは産経新聞の記事だそうだ。たしかにこれはうまいネーミングで、1匹ずつは取るに足りない虫けらが、付和雷同して巨大な群れをなし、作物を食い散らかす様子によく似ている。ネット右翼のメッカが2ちゃんねるだったとすれば、ネットイナゴが集まるのは「はてなブックマーク」だ。たとえば今日の当ブログの記事には、現在39のブックマークが集まっているが、そのコメントには記事の内容を論理的に批判したものは一つもなく、「バカ」「うんこ」「アホ」などの言葉が並んでいる。
と、はてなブックマークを批判。
3. NOV1975氏が、池田信夫先生を冷静に批判。
novtan別館 ネット!イナゴ! 2007/06/11
http://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20070611/p2
4. NOV1975氏が「ネットイナゴ」「ネット赤潮」「ネットエチゼンクラゲ」という新定義を提案。
novtan別館 ネット赤潮 2007/06/11
http://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20070611/p3
ネット赤潮って、なかなかイイ定義ですね。
それにしても、はてブのチェックをする池田信夫先生はマメですね。
チェックするだけならまだしも、一々頭に来て、怒りをぶちまけるなんてことをするから、余計
富栄養化
するのではないか、と思うのですが。
どのみち、文章なんていうものは、世に出てしまったら、自分の意図とは全く違う読まれ方をする可能性があるから、そうした批判について
作者の意図と違う〜
と、高校の現代国語の教師のようなことを言っても
別に正解があるわけないじゃん
と、余計批判されるだけだと思う。てか
文章を公表する
って、
誤読も含めて、あらゆる読まれ方をすることを覚悟しなくてはいけない
んじゃないの? これは中学くらいまでには国語の時間で教えてくれる話じゃないのかしら。
わたしなどは、池田信夫先生の
あまりにもナイーブな反応
に逆に驚いてるわけで、2ちゃんねる風に言えば
煽り耐性なさ過ぎ
というあたりかな。
それに
もし、池田先生が対応その他どこかで何かを間違っているなら、素直に「これから勉強します」って言えばいいんじゃないか
と思うんだけどな。
本当にエライ人というのは、議論の余地ができたと感じ取れる場合には、自分より下の人間に譲るけど、今回の話は、どうなんでしょうね。
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