段ボール肉饅報道は北京電視台の「やらせ」(その2) チャイナウォッチャーの楽しい洞察→追記あり
敬愛する二人のチャイナウォッチャーである、産経新聞福島香織記者と御家人さんが
段ボール肉饅報道は「やらせ」
という報道に対し、鋭い突っ込みを入れている。
この件に興味をお持ちの方は、是非ご一読を。
福島香織記者の北京趣聞博客 段ボール肉まんやらせ事件フォロー 2007/07/20 01:49
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/237202/allcmt/#C343003
御家人さんの日々是チナヲチ。 また「お化粧」?はいはい今度は硫黄ショウガ出現。疫病・有毒食物etc / 2007-07-20 04:36:17
ttp://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/6eeac47ecc9781a0d8cc8a9ad76d6ecd
北京電視台に直接電話して取材した福島記者は偉い。
やはり、御家人さんも引用なさっているけど、福島記者の次の「妄想」がなかなかいいところなんじゃないかな。
■福島の仮説(妄想)
北京に段ボール肉まんは存在した。北京市工商当局にもタレコミがあった。アルバイトスタッフ(胡月)は、CCTV時代のコネを通じて、その情報をキャッチ、自信まんまんで北京テレビに売り込んだ。
(略)
■北京市工商当局はあわてて、屋台の肉まん一斉ガサ入れ。段ボール肉まんを作っていたと思われる出稼ぎ農民4人を拘束。しかし、出稼ぎ農民4人は「私は肉まんつくって売っていたわけではありません。有る男に金を渡されて作っていただけで…かくかくしかじか」。北京市工商当局「え、ほんと?それって、それって、やらせじゃ~ん」(た、たすかった)■北京市当局から報告をきいて、党中央は「よし、これは利用できる」とにんまり。北京テレビに謝罪させるよう要求。これを機会に、食の安全問題報道は、党の指導に従うように(勝手に報道するな)の通達発信!
■北京テレビは公開謝罪。北京市工商当局は一時、怠慢のそしりをうけるところだったが、このヤラセ報道をたてに「北京に段ボール肉まんは存在しません」と開き直った。(本当は、摘発をぐずぐずしていたから逃げられただけ?)
北京市当局および党中央は、「ほ~らね、中国の食品安全脅威論なんて、メディアが視聴率競争の果てに根も葉もないこと報道しているだけなんですよ」と開き直り。
(略)
■あとは北京テレビで、適当な人事異動して、それでもさわぎがおさまらなかったら、このネタを北京勢力切り崩し、劉淇・北京市党委書記への圧力に使っちゃうぜ(By胡錦濤)とこんな展開でどうだ?
いや〜、実にありそうな展開ですばらしい。
福島記者も、コメント欄で書いておられるが
数ヶ月後に香港メディアが真相を暴く
のに期待。ひょっとしたら
大紀元が先鞭をつける
かもしれないけど?
御家人さんの記事の後半は
深センあたりの「硫黄吹きつけ生姜」
のお話。なんでもやるな、中国。
おまけ(18:28)
昨日のテレ朝「報道ステーション」から。(画像はクリックすると拡大します)
段ボール肉饅の屋台のあった場所を取材しようとして、
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