新潟県中越沖地震 今後M8.0クラスの地震が起きる可能性も
もし、この予測が本当だったら
柏崎刈羽原発の再開はない
だろう。
読売より。
震源と「鳥越断層」連続か、M8・0級地震の可能性も新潟県中越沖地震を起こした海底断層が、越後平野南部にある「鳥越断層」と連続している可能性が高いとする解析結果を、東京大地震研究所の佐藤比呂志教授らが27日まとめた。
政府の地震調査委員会は、鳥越断層を比較的活動度が高いと位置づけており、同断層を含む「長岡平野西縁断層帯」全体が活動した場合、マグニチュード8・0の大きな地震を起こす可能性があるとしている。今回、中越沖地震が起きたことで、鳥越断層周辺の詳しい調査が求められそうだ。佐藤教授らは中越沖地震の余震分布と地質構造などを分析、日本海海底下の北西深部から南東の地上方向に斜めにのびる震源断層の一部は陸域まで及び、鳥越断層と連続している可能性が高いとの結果を得た。
長岡平野西縁断層帯は、新潟市の沖合から小千谷市にかけて南北方向に延びる長さ約83キロの断層帯で、複数の断層からなる。断層の一部は柏崎刈羽原発から10数キロの所にも走っている。
17日の地震調査委員会では、今回の地震はこの断層帯が動いたものではないとしていたが、その後、断層の向きが当初の推定と逆だとする見解が出るなど、新たな状況になっている。
地震研の平田直教授は「より詳細な検討が求められる」と話している。
(2007年7月28日3時7分 読売新聞)
M8.0クラスの地震が起きる可能性があるのが確かならば、原発の立地としてはアウトだろう。
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コメント
原発の立地うんぬんより、人の住むべき場所ではなくなってしましますね。直下でM8クラスが起きる可能性が高い地域だとすると。
投稿: 通りすがり | 2007-07-29 14:19