女医さんのピアノ
一応、プロにはならず、医療の道を進んでいる女性のピアノ演奏。どうやら女医さんらしい。
momo先生の"Poco a poco"より。
http://www.geocities.jp/momo_momopiano/
ひょっとしたら、下手な音大生よりうまいのではないかと思う。いまは片手間にしかレッスンしてないだろうけれども、それでもこれだけ弾けたら、楽しいだろうな。
こんなファイルが別な場所に置いてある。
ショパン:スケルツォ3番(Op.39) 聴く勇気のある方はここをクリック♪
http://www.geocities.jp/momo_momopiano/junk/scherzo3.mp3
発表会(中1の春休み)での演奏です。
私にとっては憧れの曲、そして無謀な挑戦でもありました。
本番直前は部活も勉強もそっちのけで練習していました、あぁ懐かしい・・・。
ミスタッチが多く、勢いだけで押す弾きっぷりは若気の至り?(爆)
「ここはこうしたら・・・。」と思う箇所は山ほどありますが、これはこれで結構気に入っています♪
寮にいる頃、ピアノを弾く奴は二手に分かれた。
1 エリーゼのために がひけるレベル(全音のピアノピースのA-Bクラス)
2 全音の教則本で全部青か青に黄色が混じるレベル
調律されてない、音程の外れたアップライトのピアノを、時々、とんでもなくうまい寮生が弾いていた。だいたいの寮生は、時代故、ピアノが弾けたけど、黄色に青が混じるレベル以下の寮生は恐れを成して、鍵盤には向かわなかった。弾くのは、ものすごい腕前の寮生か、「エリーゼのために」「乙女の祈り」を人前で弾くことに躊躇しない寮生のどちらかだった。
かなりうまい友達に
なぜ芸大に行かなかったの?
と聞いたら、
自分よりうまい子がいたから
という返事だった。
NHK教育のピアノ講座でも、よく
独習している東大生
などが出ていた。
高校の同期でも、ピアノを熱心にやっていたのが何人かいたけど、1人は芸大のピアノ科に進み、1人は小児科医になった。
所謂難関大学と言われるところに進む学生には、かなりのピアノ弾きが含まれていたりする。彼らの人生には
ピアノか勉強か
という選択肢があって、ある時期悩む。
プロの演奏家になるのは、駱駝が針の穴を通るような難しさだけど、そうした場からは距離を置いて、楽器を楽しむのなら、子どもの頃から積み重ねてきた鍛錬は無駄にはならない。気分転換にもなるしね。なんにせよ、一つの楽器を「鳴らせる」までに上達するのは、大変なことだ。そして、長い努力の末に得た能力を、涸れさせずに保つのもなかなか容易ではないだろう。
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