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2007-07-22

産前産後に資格の勉強? 朝日新聞女性記者は出産・子育てをキャリアアップのダシにするつもりだったのか?

産休や育休は
 子どものために親が力を尽くす期間
ではないのか。
ところが、この朝日新聞の女性記者は
 暇だから資格でも取ろう
と思っていたらしい。
はっきり言う。
 甘い、スタバのアズキクリームフラペチーノにチョコレートシロップを追加するより甘い
と。
そもそも
 子育てなんて片手間でできる、簡単なこと
と考え違いをしていないか?
そういう職場環境で
 子育て支援記事
など、まともに書けるわけがないのだ。

問題の記事。


朝日新聞記者の子育て日記:育休中のスキルアップは至難の業(女性編)
2007年07月21日

 ついに恐れていた、ピンク色の封筒が届いてしまいました。受講している通信教育の会社からの手紙です。恐る恐る封を切ると、案の定「あなた様からは第2回以降の課題が提出されておりません。講座の受講期間はあと2カ月です」の文字が。罪悪感がどっと押し寄せてきました。

 受講の申し込みをしたのは、産休に入ってすぐの昨年9月のこと。夫から、「これから1年半近くブランクができるのだから、その間に仕事に役立つ知識を身につけないと、復帰した時に肩身が狭くなるんじゃない?」というアドバイスを受けたのがきっかけでした。  

私が所属している生活グループという部署は、年金や介護といった社会保障に関するテーマを幅広く取り扱っています。そこで、そうした取材に役立ちそうなファイナンシャルプランナーの資格をとろうと思ったのです。

子どもがいる先輩の女性記者からも、育休中に子連れで海外留学をした人や、通訳の資格を取った人がいるという話を聞いていました。人に影響されやすい私は、せっかくの長い休みを有効活用しなければもったいないと思いこみ、学生時代に勉強していた中国語やスペイン語も、検定試験を受けられるくらいまでやり直してみようと問題集を買いそろえたのですが…。

子どもが生まれてみて分かりました。自分がいかに甘かったかということを。娘はとにかく寝ない子なので、私が一人で何かに集中できる時間など、一日に1時間もあるかないか。しかも、やっと寝かしつけた後は脱力してしまい、難しい本やテキストはなかなか読む気にならないのです。授乳しながら読もうとすると、娘も本に手を伸ばして遊ぼうとし、取り上げればギャーッと泣き出す始末。夜、娘が寝入ってから自分だけ起きて勉強したこともありましたが、寝不足で母乳の出が悪くなったこともあり、自分に甘い私はすぐにやめてしまいました。

こうして、娘の体重よりも重い教材一式の入った段ボールは、ほとんど手つかずのまま、長い間部屋の隅でほこりをかぶることになったのでした。

でも、考えてみれば育休も残りあと7カ月。資格をとるのは無理でも、テキストを読んで知識を身につければ、何かの役に立つかも知れない。そう思い直し、最近は少しずつ読むようにしています。

語学の勉強も、当初予定していた問題集は早々にあきらめ、テレビの語学番組を録画しておいて授乳しながら見る、という方法に変えました。もはや勉強ではなく趣味の延長ですが、少なくとも何かしている、というささやかな自己満足で細々と続けています。

育児よりも
 自分のスキルアップが大事
なのですか?
そもそも、産前産後はホルモンの影響で、角膜のカーブが変わる。コンタクトレンズ使用者は、産前産後の視力矯正には苦労するのだ。この記者は、気がついてなのかも知れないが、昔から
 産後に文字を読むのはしばらく控えろ
といわれてきた。経験的に
 産前産後には目に負担がかかっている
というのが分かっていたからだろう。
しかも、あろうことか
 授乳中に読書
だって? 信じられない。
 片手間に授乳して、頭は子どもを放りっぱなしでもOK
だと思っているのか?

たぶん、この記者は気がついてないが
 軽いネグレクト
だ。
もちろん、世の中には、片倉もとこ日文研所長のように
 子どもにおっぱいをあげながら、ベドウィンの言語を習得した
という傑物もいるが、そうした人間は
 ごく稀であり、特殊例だ
ということに、さっさと気がつくべきだ。
子どもにとって、いま一日一日が変化の大きい乳児期に、
 母親が授乳時に子どもを無視して本を読む
というのは、子どもの健康管理を考える上でも、良くないだろう。

子育てがキャリアの支障になる、という考え方だから、こうした
 子どもを無視して「資格の勉強」
などという発想が出るのだろう。
これが朝日の生活担当の記者だというのだから、朝日の記者の
 子育てに対する意識の低さ
は推して知るべし、だ。そして、これは
 マスコミ共通の認識ではないか
と思う。そういう人種が
 子育てについての報道をしている
のが、今のメディアの寒々しい状況である。

おまけ。
この女性記者のプロフィール。


女性記者プロフィール
2000年朝日新聞入社、29歳。甲府、青森総局を経て、東京本社生活グループに在勤中の06年11月に第1子(女児)を出産。現在は夫の転勤先の福島県福島市にて育児休業中。

県立大野病院事件のあった福島で子育て中ですか。
夫婦ともに記者で、上記記事によれば、夫は
 子育てによる休職はブランクで、ただ復帰されても職場に迷惑がかかる
と思っているようですね。

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コメント

5年前に助産院で出産しました。その際、助産師さんには「授乳中はテレビも見てはいけない。神経を授乳に集中しないと、赤ちゃんはそれに気づいて飲むのを止めたり、遊んだりする」ときびしく指導されました。この方の場合、購読をやめられる読者はどうでも良いけど赤ちゃんにはお気の毒。

投稿: すずむし | 2007-07-22 18:34

時には仕事放り出してでも家庭慮ってコミュニケーション取るんじゃ無くって
家庭そのものを放り出しまくってそうな感じが>マスコミの中の人達

家庭(家族)絡みの事件取材で十二分に解ってるだろうけど
マスコミ人の家庭って現実には殺伐としてそうで嫌w
(あくまでも想像です)

投稿: おばQ | 2007-07-23 09:25

仕事に対する意識が低く、思い込みや想像(っていうか妄想)で物事を語る人に育てられる子供も気の毒だと思いますね。

投稿: マスコミ勤務 | 2007-07-26 16:10

私は産休、育休に入る母親の焦りに共感です。直接の被害を受けない部署の人はあたたかく受け止めてくれるが、直接仕事をかぶる人たちは当然「迷惑」している。それをどうやって埋め合わせることができるか。理不尽だと思いながらも、やはり罪悪感に悩むのが、働く女性の現実です。
私も産休中に(せめて出産までは)なにか勉強できるかと期待したけれど、頭がぼんやりして眠たくて何もできなかったし、だんだん車を運転する自信さえなくなって外出も近くだけになった。まともに働けない状態だから家で休んでいなさい、という意味の「休暇」なのだとやっと理解した。
産後は母乳を1日10〜12回のむペースに合わせていると、すきまで家事をするのも一苦労だった。授乳時間は自分の体を休めることと、上の子の勉強をみたり話をしたりする時間になった。なにしろ3ヶ月で1000回のむような計算だから、そのたびに授乳に集中して愛情で胸いっぱいになるなんてことはとくになかったが体はくつろげる唯一の時間だった。案外こどもの睡眠リズムに一致してしまうのか、1−2時間ずつを何度も寝る生活でぼんやり生きて行けるのだとわかったが、覚醒度が低いので精密な脳の働きは期待できなかった。
生後1ヶ月の赤ちゃんのゆりかごを揺らしながら学位論文を書いた先輩の話なんかもあったけれど、「経験してみるまではわからないものだなあ」というのが私の感想で、普通は女友達との笑い話になる。
私の職場には代替要員がいないので産休あけにすぐに職場に復帰した。子どもの世話をしてくれる親切で信頼できる方を2−3人探し出したので、出産前と同じ生活に復帰しても、搾乳によって完全母乳を続けることができたし、感染症からも守られ、たっぷり愛されて育っている。子どもの幼少期に必要な愛情を与えることができるのは母親だけではない。子どもを愛した父親はこれまでも当然のように長時間働いてきたではないか。それに1歳や3歳でこどもが完成するわけではなく、これからもずっと親は子どもをじっくりと観察しそのときに必要な愛情、教育、配慮は与えられ続けるのだ。授乳中に母親が何をしていたかによって、子どもがかわいそうな気がするのにはおそらくなんの根拠もないと思うし、授乳期だけ集中して世話してあげても将来まで効果が期待できるはずもない。
「3歳児神話」「母乳神話」「母性愛信仰」この社会には母親を苦しめるさまざまな神話があり、それを信じている方を説得することは難しい。だから、この内容を新聞記事にするのはリスクだと思うし、批判的に思う人は多いだろうから私だって自分の育児についてあまり他人には語らない。でも子どもたちが素直で愛情深くすくすく育っている姿をみると、きっとこれでよかったのだと思うことができる。この方が女性記者だからといって責めるに値しないのではないか。信頼するiori様だからこそこのような見方もあるのだということを知っていただきたいと思い、書きました。

投稿: 働く母 | 2007-07-28 12:05

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