青森に漂着した脱北者が少量の覚醒剤所持(その2)シャブは純度99%以上の上物だった(画像はクリックすると拡大します)
2007-06-04 青森に漂着した脱北者が少量の覚醒剤所持
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/06/post_783b.html
の続き。
脱北して、青森に漂着した蛸漁師がなぜかシャブを持ち歩いていた事件だが、意外な結果が出た。
毎日より。
覚せい剤:純度99%の鑑定 青森漂着の脱北者所持青森県深浦港に今年6月に漂着した脱北者家族4人のうち次男が所持していた覚せい剤が、99%以上の高純度だったことが警察庁科学警察研究所の鑑定で分かった。次男は「友人から買った」などと供述していたことも判明。北朝鮮から過去に密輸された覚せい剤も同様の高純度で、警察庁は「北朝鮮国内では、一般住民にも純度の高い覚せい剤が出回っている可能性が高い」とみている。
家族は今年5月27日に清津(チョンジン)を出発し、6月2日に深浦港に入った。その際、覚せい剤0.675グラムを所持していた次男は「眠くならないように自分で使うために持っていた」「友人から買った」などと青森県警に供述していた。
警察庁はこれまでの捜査で、北朝鮮が国内の三つの工場で覚せい剤を製造しているとみているが、科警研で覚せい剤の成分を分析したところ、三つのうちのひとつの工場で製造された覚せい剤と成分が類似することが分かったという。
県警は、次男について尿検査では使用は確認されなかったとしているが、覚せい剤取締法違反容疑で書類送検した。青森地検は「酌量すべき事情がある」などとして起訴猶予処分としている。また、処分が出た後の6月16日に家族は韓国に出国している。【遠山和彦】
毎日新聞 2007年8月23日 12時53分
NHKも昼のニュースで取り上げた。
脱北者 高純度の覚せい剤所持北朝鮮から小型船で脱出し、ことし6月、青森県で見つかった家族4人のうち、
次男が持っていた覚せい剤はきわめて純度が高く、過去に北朝鮮からの密輸事件で押収された覚せい剤と成分が似ていることがわかり、警察庁は、どのように製造され、出回っているか調べることにしています。
北朝鮮から小型船で脱出し、ことし6月、青森県で見つかった家族4人のうち、
次男が微量の覚せい剤を持っていたなどとして書類送検され起訴猶予となっています。家族4人はその後韓国に出国しましたが、警察が覚せい剤の成分を詳しく分析した結果、きわめて純度が高く、
過去に北朝鮮からの密輸事件で押収された覚せい剤と似ていることがわかりました。これまでの調べで北朝鮮から密輸された覚せい剤は成分の特徴から大きく3つに分けることができ、
北朝鮮国内の3か所の工場で製造されているのではないかとみられています。次男は調べに対し「覚せい剤は友人から買った」と説明しており、
警察庁は、北朝鮮国内で覚せい剤がどのように製造され、出回っているか調べることにしています。8月23日 12時27分
むむむ。
シャブは貴重な外貨獲得のための産品
であるのみならず
恒常的に飢餓に晒されている北朝鮮人民を「鼓舞」するための「魔法のクスリ」としても使用されている
ってことですか?
今後
脱北者が来たら、まずシャブの検査
って話になりそうですね。国内で密売の恐れというよりも
薬物中毒の治療のための「人道的配慮」
ってことで。安倍ちゃん、そこまで腹をくくってる?
| 固定リンク
コメント