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2007-08-17

白い恋人賞味期限改竄(その4) アイスクリームからは「大腸菌群」を高率に検出 いったいどんな衛生管理か 白い恋人の賞味期限改竄は「(味が変わらないから)自信が深まった」

昨日の石屋製菓社長の記者会見はひどかった。
もう今後、石屋製菓は浮かび上がれないのではないかという印象さえ受けた。
で、当然のように、札幌市の保健所が怒っている。
道新より。


「白い恋人」 期限設定の改善指導 札幌市保健所、衛生管理「ずさん」(08/17 07:04)

 石屋製菓(札幌市西区、石水勲社長)をめぐる一連の食品不祥事で、札幌市保健所は十六日記者会見し、同社への立ち入り検査の結果を公表した。同日明らかになった「白い恋人」の恒常的な賞味期限改ざん問題について、市保健所は「不適切な表示であり、改善を求めた」と批判。検査全体では、衛生管理体制の整備や賞味期限の再検討など五項目で改善指導したと説明し、今月中をめどに行政処分を決める方針を示した。

 石屋製菓は「白い恋人」の賞味期限を社内規定で「四カ月」と定めているが、市保健所は「実際には四−六カ月の三種類あり不適切。賞味期限の設定根拠も不十分だ」と指摘。検査では、《1》全商品の賞味期限の設定根拠を再検討《2》衛生管理に関する社内体制整備《3》自主検査の定期的実施《4》衛生上の問題が生じた場合は(市保健所に報告するなど)適切に対応する《5》細菌汚染などの原因究明−の五項目についての取り組みを口頭指導した。

 また、市保健所は会見で、同社が七月、「検体から大腸菌群が確認された」として回収、廃棄したアイスクリーム類(商品名・ミルキーロッキー)三万三千七百四十一本のうち、82・6%に当たる二万七千八百七十三本から大腸菌群が検出されていたことも明らかにし、「陽性率がこれほど高いのは考えられない」(柏原守食品指導課長)と衛生管理体制の不備を指摘。アイスクリーム類をつくるヘラなどの調理器具を殺菌する際、塩素を「目分量」で使うずさんな作業があったと述べた。食品衛生法の規定で、大腸菌群が検出された食品は販売することができない

 立ち入り検査は今後も続けられ、食品衛生法違反が認められれば、商品の廃棄命令や工場施設の改善指示が出る可能性もある。柏原課長は「石屋製菓の衛生管理体制はずさん。今後の検査で賞味期限改ざんの指示の流れなどを、重点的に調べたい」と話している。

そもそも
 アイスクリームから大腸菌群が出てきてはいけない
のに、
 回収廃棄したアイスクリームの80%以上から検出された
というのは、呆れる。食品衛生法に基づく類及び氷菓の分類・成分規格では、


アイスクリーム 乳固形分15.0%以上/乳脂肪分8.0%以上/大腸菌群 陰性/細菌数(はっ酵乳又は乳酸菌飲料を原料として使用したものにあたっては、乳酸菌又は酵母以外の細菌数)1g当たり100,000以下

と定められいる。
 大腸菌群はわずかでも検出されたらアウト
なのだ。
こうしたモラルの低さは、社長の会見にも表れていて、
 開き直り
とも取れる発言に終始していた。UHBニュースより。


 「白い恋人」賞味期限偽造問題 偽装は11年前から 石水社長も一転「認識していた」

北海道土産として人気の「白い恋人」の賞味期限偽造問題で、偽装が11年前から行われていて、事実を知らなかったと語っていた石屋製菓の社長も認識していたことが明らかになった。
石屋製菓・石水 勲社長は15日の会見で「(本当にこれだけかという疑念が)これですべてと、わたしは自信を持って言えると思います。言えます」と語り、2007年発売のキャンペーン商品に限り、賞味期限の改ざんが行われ、その事実を知らなかったとしていた。
しかし一夜明け、11年にわたり、社長も承知のうえで改ざんを行っていたことが明らかになった。
もともと4カ月だった賞味期限を「包装フィルムを換えれるなどすれば問題ない」と判断し、最長で2カ月引き延ばしていた。
16日の会見で、石水社長は「(社長は改ざんを知っていたか?)これは知っています」、「(1カ月延ばしたり、2カ月延ばしたり?)これは知っていました」、「2カ月後、3カ月後の商品が返ってくるという中で、当然、食べる検査をするわけですね。そのとき自信が深まっていった」と語った。
(以下略)

え〜、もうこれは
 石屋製菓はダメ
というコトかな。いくら
 食品衛生法上は問題ない
といっても
 JAS法違反の疑い
はあるわけで、知事まで怒らせてたからな。
道の怒りの会見。道新より。


石屋製菓期限改ざん 道、再度立ち入りへ JAS法違反、週明けにも処分(08/17 06:58)

 石屋製菓の賞味期限改ざん問題で、道は十六日、同社への立ち入り検査を十七日にも再度行う方針を決めた。商品の賞味期限の改ざんが常態化していたことが十六日、新たに判明したため。道は同社に対し、食品の適正な表示を定めた日本農林規格(JAS)法違反に当たるとして、近く業務改善指示と再発防止を求める行政処分を行うが、処分は週明けとなる見通し。

 道の佐保末男生活局長は十六日、記者会見し、十五日に行った石屋製菓に対する立ち入り検査の結果を公表。道の聴取に対して、同社幹部が「白い恋人」発売三十周年を記念する限定商品四千四百七十六箱の賞味期限を一カ月延ばして再販売した事実を認めたという。道はこの改ざん行為を、JAS法が定める加工食品の品質表示基準に違反すると認定した。

 一方、道は、同社が十六日の記者会見で公表した、「白い恋人」の賞味期限を十年以上にわたり改ざんしていた事実については、把握していなかった。十五日の検査の際に同社幹部は「限定商品以外は(改ざん行為は)ない」と答えたという。隠ぺいとも受け取られかねない同社の対応について佐保局長は「道にも速やかに連絡してほしかった。残念だ」と述べた。

ブランドイメージは地に墜ちたわけで、どうするよ、石屋製菓。

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