白い恋人賞味期限改竄(その5) 台湾紙でも連日報道 台湾「夢時代」でも「白い恋人」撤去
北海道には台湾からの観光客が増えている。お土産には
白色戀人(白い恋人)
がダントツ人気で、8/10からは、台湾でも販売を開始したところだった。
当然のように、台湾でも
白い恋人賞味期限改竄問題
は新聞紙上を賑わしている。
いずれも中文繁体字。
中国時報より。
北海道名產 全面回收 竄改賞味期限 「白色戀人」下架(北海道名産 全面回収 賞味期限を改竄した「白い恋人」)
食品安全拉警報 白色戀人風暴 衝擊日消費市場(食品の安全が警報を鳴らす 「白い恋人」の嵐 日本の消費マーケットに衝撃
澱粉廠轉型甜點工坊 一紅卅年(澱粉工場から菓子屋へ
失望!旅遊北海道 竟然買不到(がっかり! 北海道観光してもなんと買えない)
聯合報より。
日白色戀人巧克力 有效期造假(日本の白い恋人チョコレートが有効期限をごまかす)
白色戀人巧克力 騙世人逾10年(白い恋人チョコレートは10年以上も世人を騙していた)
台湾で販売を始めたばかりだった白い恋人の撤去については中国時報の以下の記事に。
夢時代下架 問題商品未進口 地區限定 台灣網拍、貿易商供貨有限(2-1)
夢時代下架 問題商品未進口 地區限定 台灣網拍、貿易商供貨有限(2-2)
この件については、今日付の毎日新聞も報じている。
石屋製菓:「白い恋人」偽装 台湾でも関心【台北・庄司哲也】「石屋製菓」(札幌市西区)が主力商品「白い恋人」の賞味期限を改ざんしていた問題は、観光地として北海道に人気がある台湾でも大きな関心を集めている。16日付の地元紙「中国時報」は1面に「白い恋人」の写真を掲載するなどして詳報。「賞味期限を改ざん」の見出しで、「老舗の名声を一瞬にして失った」と伝えた。台湾の衛生署は15日、「白い恋人」の廃棄を呼びかける声明をホームページに掲載した。
台湾でも「白い恋人」は北海道土産として知られている。台北市内では日系のデパートや日本食材店でバレンタインデーの時期などに販売されており、今回の問題への関心は高い。
台湾南部・高雄市の大型ショッピングモールの北海道産品専門店「北海道百貨」でも、店頭に並べていた「白い恋人」の撤去を決めた。
毎日新聞 2007年8月17日 東京朝刊
まあ、間が悪いというか何というか。
石屋製菓の社長の話は、日経産業新聞で連載中だったのだが、こちらも中止された。
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