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2007-08-14

危険な中国食品 何を今更「ニセ卵」 鄭州で市政府機関紙が報道

中国の「ニセ卵」問題は、以前からある。
産経新聞の福島香織記者のblog「北京趣聞博客」では、4/24に
 民以何食為天 食の安全学4 2007/04/24 15:57
で、ニセ卵問題を扱っていた。

先月は朝鮮日報が写真入りでニセ卵を報じている。


記事入力 : 2007/07/23 17:04:11 終わりなき中国産ニセ食品問題(3/4)

(略)

 第3に牛乳、粉ミルク、豆腐、卵、魚にもニセモノが多い。正常な牛乳から脂肪分を抽出し、そこから粉ミルクを作って販売する。また一般の粉ミルクに何の栄養もない粉末を混ぜた粗悪粉ミルクも製造されている。このような粉ミルクは値段が安いので貧しい農村地域でよく売れている。2004年に中国で大問題となったニセの粉ミルクがこのようなものだ。また中国では数年前にニセ卵が流通し、問題になったこともある。コメの粉や小麦粉などに色素を混ぜて作ったニセの卵は、本物のように白身と黄身でできているため、だまされやすい。不良豆腐は石灰を混ぜることにより普通の豆腐よりも固くなっている。中国の一部の地方では植物性たんぱく質で作った肉や魚料理を専門に販売するところもある。これを食べてみると本物の肉のように歯ごたえや香りもある。

中国のニセ卵(左)と本物の卵の比較。ニセ卵は割ると同時に白身と黄身が混ざってしまうが、本物はそのまま分かれている。(画像)
http://file.chosunonline.com//article/2007/07/23/898552336431577247.jpg

さて、このように、すでに有名な「ニセ卵」を、なぜか今頃、鄭州市政府の機関紙「鄭州日報」が報じた。
いずれも中文簡体字だが、ニセ卵の製作過程などが詳しく写真入りで説明されている。
夜市小喫攤驚現人造鶏蛋(夜店のスナック屋台で人造卵が出てきてびっくり!)
人造鶏蛋忽悠消費者 挙報人演示"造蛋"過程(図)(人造卵が消費者を惑わす 告発者が「人造卵の製作」過程を実演)
で、上記記事の卵の作り方の画像。
http://www.zynews.com/images/2007-08/14/xin_0708041401557062162812.jpg
在海藻酸[金内]溶液里加入色素就変成了做蛋黄的東西(アルギン酸ナトリウム溶液に色素を入れると、黄身のような物に変化する)
http://www.zynews.com/images/2007-08/14/xin_0808041401551281254713.jpg
造好的没有加最後硬殻的“鶏蛋”(できあがり、最後に堅い殻を加えてない状態の「卵」)
http://www.zynews.com/images/2007-08/14/xin_0808041401555501527014.jpg
将“人造蛋”装入蛋殻中完全可以乱真(「人造卵」を卵の殻に入れれば、全くホンモノと見分けが付かなくなる)
http://www.zynews.com/images/2007-08/14/xin_0808041401559723098615.jpg
読者投訴的仮冒鶏蛋(読者が訴え出たニセ卵)

さて、この件を日本のメディアが取り上げている。
読売より。


中国で今度は「ニセ卵」販売?現地の市政府機関紙が報道

 【北京=寺村暁人】中国河南省鄭州市政府の機関紙「鄭州日報」(電子版)は13日、食品添加物や化学薬品などで合成した「人造卵」が同市内で販売されていると報じた

 「人造卵」は、アルギン酸ナトリウムが主原料で、ミョウバンやゼラチン、でんぷんなども使われる。卵の殻は炭酸カルシウム製としている。

 一見、普通の卵と変わらないが、ゆで卵にして食べるとゴムのような食感で卵の味はしないという。長期間食べ続けると、記憶力が減退したり、認知症の症状を招く可能性があると警告している。

 食品添加剤業者の話として、毎日3000〜4000個を生産している業者もいると伝えた。

 人造卵の原料価格は、1キロあたり0・55元(約9円)程度と、本物の卵の10分の1以下だ。生卵の価格が昨夏に比べ3割以上高くなっていることが背景にあると見られている。

 ただ、中国では、段ボール紙を混ぜた肉まんが売られているとの「やらせ報道」があったばかりで、今回も、報道自体の真偽を巡って議論を呼びそうだ。

(2007年8月13日20時47分 読売新聞)

さて、以前からある「ニセ卵」について今頃取り上げるのは、「やらせ報道」かどうか。

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コメント

まだ記事が参照できるか、先ほど"人造鶏 site:zynews.com"で、googleで検索してみたのですが、"狼由孀音欺峺協議猟周。"と表示されるだけで記事には到達できませんでした。(googleのキャッシュには記事が残っている)

また、8月14日付の鄭州日報(数字版)と8月13日付の鄭州晩報(数字版)を、写真を手がかりに覗いてみたのですが、こちらにも掲載を見つけられず。

どこに隠してあるのだろう?記事の現物。

* westwind@周防国 *

[profile:Iori3_cn-Jinjo_20070814]

投稿: westwind | 2007-08-16 01:15

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