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2007-09-30

「時津風親方の傷害致死」としか読めない産経の時太山死亡事件記事

この産経の報道が真実なら
 時津風親方による傷害致死事件
だろう。
産経より。


親方「おまえらもやれ」 兄弟子らけしかける 時津風部屋の力士急死

 「おまえらもやれ」。大相撲の時津風部屋の時太山(ときたいざん)=当時(17)、本名・斉藤俊(たかし)さん=が急死した問題で、時津風親方は兄弟子らをけしかけていた。部屋関係者が、斉藤さん死亡当日や前日に受けた暴行の生々しい様子を次のように証言した。急死が発覚した6月、親方はいじめや制裁の有無を記者会見で問われ、「そういうことはない。何が原因でこうなったかのか分からない」と釈明していた。

 6月25日午前11時ごろ、斉藤さんが逃亡したことに兄弟子らが気付いた。近くのコンビニ前にいるのを見つかり連れ戻される。兄弟子から殴られた。

 同日午後6時ごろ、夕食で「逃亡」の罰として斉藤さんは時津風親方の斜め後ろに正座させられた。斉藤さんが「心を入れ替えます。すみませんでした」と許しを求めると、兄弟子は「だまって正座しとけ」と怒鳴り、親方は「何十年も相撲界にいるが、おまえみたいに根性のないやつは初めてだ」と説教した。

 午後7時ごろ。親方は飲み終わったビール瓶で斉藤さんの体を数発殴った。最後に額のあたりを強めに殴り血が流れた。親方は兄弟子らに「おまえらもやってやれ」と指示。3人が「根性いれてきます」と言って、部屋の裏手や宿舎の外で30分以上、素手や金属バットで暴行を加えた。

 兄弟子らは親方の前に連れて行き謝らせたが、親方は「駄目だ。何度おまえにだまされたか」と突き放した。

 翌26日。午前10時ごろにけいこが終わると、間もなく斉藤さんに対して「かわいがり」と呼ばれる集中的なぶつかりげいこが始まった。兄弟子1人が胸を出し、ほか3、4人が取り囲む形で、斉藤さんが倒れると足げにしたりした。親方もそばで見ていた。ぶつかりげいこは1時間以上続いた。

 親方は兄弟子たちに続けさせたまま、風呂と食事を終えて帰ってくると、「後はわしが面倒を見る。おまえらは風呂に入れ」と言い、けいこ場で斉藤さんと2人きりになった。その間約20分。「あー」という斉藤さんのうめき声が聞こえた。午後0時半ごろ、意識不明になり、壁にもたれぐったりしていた。体全体が土気色になっていた。水をかけたが意識が戻らず、親方の「今度は温めよう」という指示で風呂場に運び湯をかけ始めた。弟子たちは「救急車、救急車」とざわつき始めたが、親方は呼ぼうとしなかった。湯でも意識が戻らず、親方もようやく救急車を呼ぶことを承諾した。

(2007/09/30 02:24)

この記事の通りなら
 親方が殺した
のではないのか。これは
 明らかな部屋ぐるみのリンチ殺人事件
である。恐らく
 親方と20分2人きりの時に心肺停止状態
になったのにも関わらず、十分な手当をしないで、死に至らしめたのではないかと疑われる。
 土気色でぐったり
の時は、恐らく心肺停止状態で、その状態の17歳の少年に
 水を掛けたり、湯を掛けたりして、救急車を呼ばず、救急救命を優先しなかった
のは、犯罪だ。

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航空神社@羽田空港

航空神社@羽田空港
羽田空港第一ターミナル一階にある、航空神社。
トイレの前を通って右に曲がった奥の部屋に鎮座する。

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F1日本GP雨の富士スピードウェイ

昨日の予選に続き、今日も雨の富士スピードウェイ。
セーフティカー先導スタートという異例の体制で13:30スタート。フォーメーションラップからセーフティカー先導で、レースが始まったから、いつ始まったのかというくらいワケの分からないスタート。
フォーメーションラップの速度でも、水煙が高く上がり、視界不良。
現在7周目だが、果たして無事レースは終わるのか。
一発逆転を狙ったフェラーリは、二台とも溝の浅めのタイヤを履いて臨んだが、極端な路面状況のため、早々にピットインしてタイヤ交換。
今はいったチームラジオでは
 信じられないコンディションだ!
ということで、あるいはレース中断措置が執られる可能性もある。
セーフティカー先導のまま、レースは9周目に入った。(13:48)

12周目で視界不良はさらに進む。
幸いクラッシュは起きてないのだが、危険な状態だ。(13:57)

20周目でセーフティカーが外れたとたん、クラッシュ。
スピンしたブルツにマッサが引っかかって、現在イエローフラッグ。(14:13)

残り46周で普通のレースになったが、視界不良のレースで先ほど衝突があったもよう。
琢磨もバトンもフロントウイング損傷。

琢磨がウイングを交換したが、漏れたガソリンに引火。
火を噴きながら、レース復帰。
ここで大きく順位を落としたバトンがウイング交換。(14:19)

この後は、42周目に大きなアクシデント。
なんとチャンピオン争いをしているアロンソが自爆で大クラッシュでセーフティカー導入。アロンソの今季チャンピオンの可能性は著しく小さくなっただけでなく、2位3位走行中だったウェバーにベッテルが接触。両者リタイヤ。

最終周までもつれたのが
 コバライネン vs. ライコネンの2位3位争い

 クビサ vs. マッサの6位7位争い
だった。コバライネンとライコネンの
 フライング・フィン同士の戦い
は、コバライネンが譲らなかったが、
 クビサとマッサの仁義なき戦い
は、最終周までデッドヒートを展開する
 大人げない争い
に。お前等、死ぬ気か、そこまでやるか、と呆れながら見ていたら、
 マッサがチェッカー寸前にクビサを抜く
という熱い結果に。いや、いいんですけどね、F1ドライバーたるもの、抜けるところでは抜かなくちゃね。

ともかくも、超悪天候の中の富士のレースは、視界がまったく効かなかった割には人命に関わる事故もなく終わった。

鈴鹿のファンとしては、再来年に期待だな〜。

で、最近
 劣化が著しいキムタク
をフィーチャーしまくってるフジテレビは何がしたいのか。
 XYLISHのCM
を見て、
 キムタクに似てるけど、劣化したキムタクみたいな「息の精」のにいちゃんが、実はキムタク本人
と分かったときの驚愕も凄かったけど、今日富士スピードウェイで出てきてたキムタクの劣化振りは、
 街によくいる「自称キムタク似」のにいちゃん
の域にまで墜ちていた。そりゃ、野外だからライティングに気を使ったり出来ませんからね。
いや〜、いくら若ぶったって、今年で35歳になる二児の父なわけで、
 35になるのに、受け答えはこれかよ
と呆れてるんだけど、周囲はよほどイエスマンだらけなのかね。まだ、キムタクで稼げると思ってるってことなんだろうな。
もう、ちょっと痛々しいんですけど。

少なくとも、F1には、これ以上関わってくれなくて結構。

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2007-09-27

四黄白蓮蓉@栄華月餅

四黄白蓮蓉@栄華月餅
今年も友人が香港から、買ってきてくれた。多謝。
四黄のみ、特製紙箱入り。人気商品ですぐに売れるらしい。ちなみに四黄とは、黄身が四個入りってこと。

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産科崩壊 35歳を超えたら高リスク妊婦 産科未受診の高リスク妊婦受け入れは高度治療のできる病院じゃないとダメなのに「受け入れ拒否」と書く朝日新聞

どうも
 妊産婦受け入れ拒否
と書くと、受けると思ってるのか、各紙が毎日あちこちの事例をとりあげているのだが、まずマスコミに聞きたい。
 高齢(35歳以上)の妊婦はそれだけで高リスク妊婦なのだが、未受診の高リスク妊婦を受け入れられる病院がその地域にいくつあるか理解した上で、記事を書いているのか
と。
どう考えても
 普通の産婦人科が受け入れて、治療不能になる可能性が高い
ので、
 受け入れ先がなかなか見つからない
のだが、どうもマスコミは
 病院側に問題がある
と言いたいらしい。もう一度聞く。
 受け入れ能力を超えた高リスクの高齢未受診妊産婦を受け入れてしまったら、再搬送になるだけ
なのだが、それでも
 ともかく病院なら高齢の高リスク妊婦を受け入れろ
と言いたいのか、朝日。


妊婦搬送、4回以上受け入れ拒否が2件 岐阜県発表
2007年09月26日21時36分

 岐阜県は26日、過去3年間で妊婦の救急搬送時に受け入れ要請を4回以上断られ、病院収容までに約1時間かかったケースが同県内で2件あったと発表した。

 県消防課によると、04年5月15日未明、妊娠が疑われる可児市の女性(当時41)が出血し、救急車を呼んだが、「かかりつけ医ではない」などの理由で5医療機関に受け入れを断られた。通報から63分後、救命救急センターに指定されている県立多治見病院に運ばれ、1日入院した。

 05年2月12日には、各務原市の女性(同38)が妊娠9カ月で陣痛と思われる腰痛を訴えたが、4医療機関に受け入れを拒否された。通報から52分後に地域の中核病院である松波総合病院(同県笠松町)に運ばれ、そのまま入院した。

 いずれの女性もかかりつけ医がいなかった。県の担当者によると、医療機関側も、それまでの経緯がわからない妊婦を受け入れるのは危険が大きく、対応できないと判断する場合が多いという。 04〜06年の同県内の妊婦の救急搬送件数は計1524件で、うち96.7%にあたる1473件が受け入れを拒否されずに搬送された。

いいですか。
 35歳を超えた産科未受診妊婦は、いくらなんでも、自己判断による産科未受診
と考えざるを得ない。そうでないなら、
 なにか非常に大きなトラブルがあって、それは医療体制の埒外にあるトラブル
である。しかも、
 最終的に、地域の中核的な病院に搬送されている
のだから、全く問題はない。あるとすれば
 高リスク妊婦をまず二次・三次救急に搬送するシステムが確立してない岐阜県の体制に問題がある
だけである。いずれにしても
 医療側が非難されるべき事象ではない
筈だ。

数を上げればいいと思ってないか、朝日新聞。
 医療は、その患者さんを救える力量のある医療機関が行うべき
ではないのか。それとも
 不十分な医療でもともかく「受け入れろ」
なのか?

高齢妊婦はそれだけで高リスクだという事実をわかりにくくして、あたかも
 何度も受け入れを拒否される「普通の妊婦がいる」
ような書き方は、ミスリードだ。
 高リスク妊婦になる可能性のある女性は、妊娠の段階から、自覚的に管理する
のが
 社会通念
ではないのか。それとも
 そこまで社会教育をする必要はない
のか?
もし、社会教育の必要性を全く考えてないのなら、朝日新聞はメディアとしては、終わっている。

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首相官邸またメールアドレスを流用予定

以前
 小泉内閣のメールマガジンを登録した後、安倍内閣も同じアドレスにそのまま安倍内閣メールマガジンを送付
して、
 なんでじゃ、毎回アドレスを破棄して、新たに募集せんかい
と一部で文句を言われていたのだが、
 福田内閣も同じことをする
つもりである。

まず、安倍内閣からの最後のメール。9/20付。


内閣広報室からのお知らせ(2007/09/20)

 これまで、安倍内閣メールマガジンをご愛読いただきましてありがとうございました。

 昨年10月の創刊から第46号まで、読者のみなさんから、約3万件にも達する様々なご意見をいただきましたことにまずもってお礼申し上げます。
励ましのご意見、あるいは耳が痛い、しかし同時に貴重なご意見ばかりでした。安倍晋三総編集長をはじめ編集部一同、みなさんからのご意見を熟読しながら、少しでも施策をよくするために努力してまいりました。このメルマガの場を通じてみなさんとの対話が深まったことに厚く御礼申し上げます。

 今後も、メールマガジンに関して内閣広報室よりご連絡メールを配信させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。

先ほど福田内閣から来た予告メール。


内閣広報室からのお知らせ(2007/09/27)

(このメールは、安倍内閣メールマガジンにご登録いただいているメールア
 ドレスに送付しております。)

 安倍内閣メールマガジンのご愛読ありがとうございました。

 福田内閣でもメールマガジンの配信を予定しています。[登録アドレスのお知らせ]

 福田内閣においても、国民のみなさんとの対話を積極的に進めるため、メールマガジンの配信を予定しております。みなさんからご愛読いただけるような内容の企画にとりかかりました。是非ご愛読ください。現在登録いただいている××@××に配信いたしたいと考えています。

 なお、登録いただいているアドレス等を解除・変更する場合は、下記リンク先をクリックしてください。
(以下略)

そういや、安倍内閣メールマガジンはいきなり来たのでびっくりした覚えが。
実は、前回も
 同じような案内メール
が来ていたのだったが、あっさり見落としていた。


内閣広報室からのお知らせ ================================ 2006/09/28

(このメールは、小泉内閣メールマガジンにご登録いただいているメールアドレスに送付しております。)

 小泉内閣メールマガジンのご愛読ありがとうございました。内閣広報室(メールマガジン編集部)は今後メールマガジンを配信する場合には、現在登録いただいている××@×× に配信させていただきたいと考えています。

※ 登録を解除・変更される場合には、下記リンク先をご参考願います。

〜 受信拒否設定を行っている皆さまへ 〜

 今後メールマガジンを配信する際には、“kantei@mmz.kantei.go.jp”から“kantei-ml-user@mmz.kantei.go.jp”宛に配信いたします。従来のアドレスと異なっておりますので、メール受信時に特定のアドレス以外のメールの受信を拒否する設定を行っている場合には、お手数ですが設定の変更をお願いいたします。

(以下略)


おまけ。安倍内閣メールマガジンの「創刊準備号」。今読むとたった一年ほど前のことなのだが、隔世の感がある。


     安倍内閣メールマガジン(創刊準備号 2006/10/05)     

□ 目次

[こんにちは、安倍晋三です]
● 「美しい国創り内閣」の発足

[東奔西走]
(略)

[こんにちは、安倍晋三です]

● 「美しい国創り内閣」の発足

 こんにちは、安倍晋三です。

 平成18年9月26日、第90代内閣総理大臣に就任いたしました安倍晋三です。戦後生まれ初の総理として、重責を与えられたことに身のひきしまる思いです。国民のみなさまの期待をしっかりと受けとめ、身命を賭して職務に取り組んでまいります。

 私は、毎日額に汗して働き、家族を愛し、未来を信じ、地域をよくしたいと願っているすべての国民のための政治をしっかりと行っていきたい。そのために「美しい国創り内閣」を組織いたしました。

 かつて、日本を訪れたアインシュタインは、「日本人が本来もっていた、個人に必要な謙虚さと質素さ、日本人の純粋で静かな心、それらのすべてを純粋に保って、忘れずにいてほしい」という言葉を残しました。

 日本は、世界に誇りうる美しい自然に恵まれた長い歴史、文化、伝統を持つ国です。アインシュタインが賞賛した日本人の美徳を保ちながら魅力あふれる活力に満ちた国にすることは十分可能です。日本人にはその力がある、私はそう信じています。

 今日よりも明日がよくなる、豊かになっていく、そういう国を目指していきたい。世界の国々から信頼され、そして尊敬され、みんなが日本に生まれたことを誇りに思える「美しい国、日本」をつくっていきたいと思います。

 メールマガジンで総理大臣が直接、国民にメッセージ送るという取り組みは、小泉内閣が始めました。私は、その初代編集長として、どんなメッセージを届けるか、内閣の政策を理解してもらうには、どんな誌面構成がよいかと毎週頭をひねり、自らの考えも編集後記の中で随分言わせていただきました。

 読者の反応は、するどいものです。自分の意見をにじませたときは、賛否両論を含めて大きな反響をいただきました。直接対話の重みを実感させられました。

 メルマガ編集長をはなれてからも、私は、いろいろな人と話をする機会を大切にしてきました。

 いろいろな仕事を経験されて農業に再チャレンジした人。定年した後伝統文化の世界で活躍している人。非行少年の就職を支援している人。ホームレスから立ち直った人。起業を目指すフリーター。障害者が安心して外出できるようなまちづくりを訴える車椅子利用者。高齢者の雇用に取り組んでいる企業などなど。

 日本全国北から南まで、大勢の方々と話し合ってきました。何かに挑戦しようとしている人たちのご意見は大変参考になります。

 机上の議論だけでなく、実際にどういうことが必要なのか、何にみんなが困っているのか、苦しんでいるのか、壁は何なのか、いろいろな人の話を聞いていくことが、本当に求められている施策につながっていくものだと思います。

 私は、みなさんの声をよく聞いて、この国を自信と誇りがもてる国にしていきたい。チャレンジ精神と熱意を持ち、国民のみなさんに、政府が何を考え、何をしようとしているのか、私の言葉で、わかりやすくお伝えしていきたい。

 メールマガジンはみなさんと安倍内閣を直接つなぐ大切なホットライン。これを上手に使って、開かれた内閣と安倍晋三個人の人間性をたっぷり紹介していきたいと思います。

 みなさんも、気軽にどんどん政府に対して、いろいろな意見を伝えていただきたいと思います。

 おとといの朝、「赤い羽根共同募金」に寄付しました。官邸まで来てくれた女子高校生が、私に赤い羽根をつけてくれました。毎日、国会審議で緊張が続いていますが、このときばかりは、すがすがしい気持ちになりました。
(晋)

--------------------------------------------------------------------
[東奔西走]

 はじめまして。安倍内閣メールマガジンの編集長をおおせつかった広報担当の総理補佐官の世耕弘成です。

 安倍総理は、国民の皆さんとの対話を何よりも大切にしていきたいと考えています。このため、メールマガジンでは安倍総理をはじめ内閣のメッセージを皆さんに直接届けていきたいと思います。

 総理メッセージのコーナーには総理自身が「こんにちは、安倍晋三です」と名前をつけました。総理の生の声をお届けします。

 各大臣のコーナーは「ホワイエの誓い」です。この名前の由来は次号以降で解説したいと思います。まずは由来について想像を巡らせてみてください。

 がんばる地方、再チャレンジする人を応援することが安倍内閣の大きな仕事。「この人に聞きたい」というコーナーで、各地にいるこの道一筋の人、額に汗してがんばっている人の声などを紹介していきたいと思います。

 「東奔西走」は編集長である私のコラム。安倍総理も、かつて小泉内閣メールマガジンで編集長を務めた経験から思い入れも深く、企画や構想についていろいろと注文があり、私もなかなか大変です。内閣をあげて親しみやすいメルマガにしていきたいと思いますので、みなさんの応援をよろしくお願いいたします。(せこう)

(以下略)

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産科崩壊 助産所の助産師の未熟と自信過剰が赤ちゃんを殺す 神奈川県相模原市の北里大学病院からの報告 初産29歳産婦は水中出産を4日も続けさせられ、赤ちゃんは細菌感染して生後5日で死亡、生まれてくるまで双子だとわからなかった(2例)未熟な助産師も

毎日精力的に産科を始めとする医療記事をOCR入力している僻地の産科医先生「産科医療のこれから」に
 助産所からの搬送依頼では、赤ちゃんの死亡率が明らかに高い
ことを示す
 神奈川県相模原市にある北里大学病院からの報告
である
 助産所からの搬送例の実状と周産期予後
 北里大学医学部産婦人科・小児科*
  池田泰裕 鴨下詠美 望月純子 金井雄二 右島富士男 谷 昭博 天野 完 野渡正彦*
    (日本周産期・新生児医学会雑誌 第40巻 第3号 p553-556)
がアップされている。
是非、ご一読を。
 助産所からの搬送例は有意に死亡率が高い
http://obgy.typepad.jp/blog/2007/09/post_6869.html

論文の対象となったのは
 1998-2002年に北里大学病院に助産所から搬送されてきた助産所からの母体搬送21例,新生児搬送15例の予後
についてだ。
助産所から搬送されてきた赤ちゃんの死亡率が高い。


助産所からの搬送36例中4例が新生児死亡,1例か乳児死亡であった。同時期の1次,2次施設からの母体搬送742例中新生児死亡は34例(4.6%)であったが,助産所からの母体搬送21例中死亡例は4例(19,0%)で有意に高頻度であった.助産所か分娩取り扱い基準を遵守していれば救命し得た症例もあった。助産所は周産期救急医療システムの理解を深め,関連協力病院との連携を密にする必要があると考えられた.

自然なお産、という言葉に惑わされて、助産所での出産を望むお母さん達には厳しい結果だ。

助産所は
 正常分娩を扱う
とされているのだが、
 助産師の自信過剰によって、扱ってはいけない範囲の難しいお産を扱い、母子を危険にさらした例
が、上記報告にはある。
たとえば
 水中出産を4日間も続けたために、赤ちゃんが細菌に感染し、胎内で仮死状態となり、搬送後緊急に帝王切開したが、生まれてわずか5日目に亡くなった例
がある。おかあさんは29歳で初産だった。


母体搬送の実例を呈示する.
 症例:29歳,0経妊0経産.
 診断:妊娠41週0日・遷延分娩・子宮内感染
    non reassuring fetal status
 経過:妊娠初期より助産所で管理されていた.40週2日,陣痛発来後,4日間水中分娩を行っていた.40週5日21時破水(羊混2+),22時子宮口全開大後経過観察していたが,所見の進行が認められず,41週0日で母体搬送となった.
 身体所見:体温37,3℃,脈拍数88/min.
 内診所見:頭位,sp±0,子宮口全開大
 羊混3+(悪臭あり)
 入院時のCTGモニタリングで高度変動一過性腺脈,基線細変動消失を認め,non reassuring fetal statusの診断にて緊急帝王切開術
となった.
 新生児所見
 出生体重:3,157g   Ap.S  0/0(10分値1点).
 臍帯動脈血pH:6.72
 血液検査:WBC 24,400/mm3 Plt 17.9×103/mm3 CRP8,502μg/dl.
 児胃内容培養:H.Parainfluenzae(パラインフルエンザ菌)
 (母体の腔培養からE.coli(大腸菌),Staph.Epidermidis(ブドウ球菌),H.Parainauenzae(パラインフルエンザ菌)が検出
された.〉
 重症感染症のため,日齢5新生児死亡となった。

"non reassuring fetal status(胎児ジストレス)"というのは以前は「胎児仮死」という診断名だった。子宮の中の赤ちゃんの呼吸や血液循環がうまくいってない状態を指す。
陣痛が起きてから4日も放置されるだけでも問題だが、
 水中出産で子宮内に細菌感染した
のである。これではまず赤ちゃんは助からない。上記には、赤ちゃんの胃や、母体から
パラインフルエンザ菌・大腸菌・ブドウ球菌
が見つかっている。こんな不潔な環境に4日間も晒された赤ちゃんが不憫である。

この水中出産が原因となった新生児死亡は言語道断だが、それ以外にも
 助産師の自信過剰が赤ちゃんを危険にさらした例
がある。
まずは
 新生児搬送の場合
から。


1998年から2002年の5年間のNICU総入院数1,295例のうち,院外出生時は393例(30.3%)であった.助産所からの新生児搬送依頼は45例で,受け入れた症例は15例で5年間の総入院数の1、2%であった。
依頼理由の内訳は呼吸障害5名(33.3%),チアノーゼ5名(33.3%),低出生体重児2名(13.3%),発熱・新生児仮死・不整脈が各々1名であった.この15例のうち9例が早産,適期産,IUGR,双胎,胎児不整脈,non reassuring fetal status であり,取り扱い基準逸脱例と考えられた.

北里病院が受け入れた15例のうち9例、すなわち
 6割が本来助産所では扱えない「正常分娩以外」
だったということになる。この9例の内、一人の赤ちゃんは染色体異常があり、すぐに亡くなっている。

母体搬送ではどうか。


母体搬送21例中3例(14,3%)が新生児死亡、1例(4.8%)か乳児死亡であった.いずれも妊娠正期のnon reassuring fetal statusが搬送理由で,その中には助産所取り扱い基準を逸脱(既往帝切,骨盤位,IUGR,適期産)している症例もあった同時期の1次,2次施設から当院への母体搬送は742例あり,新生児死亡は34例(4.6%)であった.一方助産所からの母体搬送は21例あり死亡例か4例(19.0%)と,有意に高頻度であった.

21人のお母さんが助産所から搬送されてきたものの、3人の赤ちゃんは新生児の内に亡くなり、1人の赤ちゃんは乳児期に亡くなっている。つまり、4人の赤ちゃんが助かっていない。

 助産所の助産師の能力
そのものに、疑問のある例もある。
 生まれてくるまで、双子かどうかが判断できなかった例
があるのだ。


 新生児搬送15例中,助産所取扱い基準逸脱例は9例であった.このうち双胎の症例は分娩中に初めて双胎と判明したものだった.逸脱例9例中1例が新生児死亡となったが,これら逸脱例は病院で管理されるべき症例であり,出生前診断か可能であったと思われた。

搬送されてきた9例の内、双子は2例。つまり
 生まれ始めたら双子と分かって、助産所が大あわてした
ということなのだ。多胎は助産所では取り扱えない、難しいお産に属する。

双子かどうかも判断できない助産師が助産所の看板を上げ、母子を危険にさらしている。
 自然なお産
は、
 こうした未熟で自信過剰の助産師の助産所でも行われている
ということを、これから出産を考えている「エコ派」の女性達は知るべきだ。
せっかく胎内で育てた赤ちゃんが、未熟で自信過剰な助産師の手によって殺されるかも知れない。
あるいはあなたの命も危険にさらされるかも知れないのだ。

現在
 安易な助産師礼賛
がマスメディアで巻き起こっているが、
 すべての助産師が熟練した技術を持っているわけではなく、助産所の出産には危険がある
ことを、メディアはきちんと報道すべきである。
上記論文にある
 水中出産
は、あきらかに
 マスメディアの「自然なお産万歳」キャンペーン
に乗せられてしまった、若い初産のおかあさんの悲劇だ。

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仲秋節@9/25

CANON IXY Digital 900ISで手持ちで撮影。(画像はクリックすると拡大します)
Zy
電線の中に浮かぶ月。山の端から上ってしばらくした頃。

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2007-09-25

首相指名選挙→衆院 福田康夫 参院 小沢一郎→両院協議会コース(画像はクリックすると拡大します)

安倍内閣総辞職を受けて、ただいま衆院本会議で
 内閣総理大臣指名選挙
が始まるところ。河野洋平議長が、手順を説明。
点呼開始。(13:03)
画像は拾いモノ。クリックすると拡大します。
Syu5


安倍ちゃんが
 福田康夫
と書いてるところを、NHKのカメラが抜いた。
何をしたい、NHK。
(13:04)

安倍ちゃん、投票を終えて席に戻る。
Syu4

Syu2

福田新総裁が投票。
Syu7
(13:13)

伊吹文明、マッチーと自民党の大物が続々投票。

談笑するエライ人たち。よく見ると柳澤元厚労相と赤城元農水相も。
Syu6

(13:15)

13:21に投票終了。
これから開票。(13:22)

衆院は338票を得た
 福田康夫
に指名決定。
Syu3

以下得票数は
 小沢一郎 117
 志位和夫 9
 福島瑞穂 7
 綿貫民輔 5

続いて参院での選挙。
San2
男らしい神取忍。

San3
開票待ちで疲れて爆睡?

13:40に投票終了。いま開票中
San1
種も仕掛けもございません。
(13:43)

参院はただいま開票結果の最終確認中。(13:48)
江田五月議長席隣の事務総長が確認。事務次長が得票数を記入した。結果は江田議長に手渡される。

参院の開票結果。(13:50)240票で過半数は121。
 小沢一郎 117
 福田康夫 106
 志位和夫 7
 福島瑞穂 5
 綿貫民輔 4
 白票 1
過半数を得た人物がいないので、上位2名で決選投票。(13:52)

決選投票は9年振り。
Kt4
種も仕掛けもございません。

Kt1
投票用紙には、議員名がスタンプで押してある模様。

Kt2
集計はそろそろ終わりそうだ(14:07)

NHKがカンニング。事務次長が書き込んだ数字は
 総投票数 239
 小沢一郎 133
だった。

ただいま発表。
 小沢一郎 133
 福田康夫 106
で衆参不一致。
Kt3


これで、
 国会法により両院協議会の開催
となる。
小中高の公民分野の学習資料としては良いですな。最近、小学校の社会科がどうなってるか知らないけど。
(14:11)

蛇足だけど、この場合は
 衆院の指名が優先
するので、福田康夫首相は決定。
ただし、正式に決まるのは両院協議会後となるわけで、だいたい夕方になる。だから今日組閣しても、認証式は明日。

続き。(17:45)
両院協議会が開かれ、衆参両院から10名ずつが出席、衆院側の笹川尭が議長となり議決を行ったが
 2/3以上の賛成を得られず、衆院の指名通りに福田康夫首相
が誕生した。
先に参院で両院協議会の結果が報告され、17:30から衆院本会議再開。ここで笹川尭により両院協議会の結果報告の後、河野洋平議長が
 衆院の指名が優先される
旨、発言し
 福田康夫総理誕生
となった次第。Sss1
さすがにテレ東も速報を打つ。

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首都圏産科崩壊 一目で分かる全国産科崩壊地図 by Yosyan先生

メディアはこんな情報分析も出来ないままに
 産科崩壊の実態を伝えず、現場の産科医叩きをしている
ことを、大いに反省すべきである。すでに誰でも入手できるデータでYosyan先生が作ってくださった
 全国産科データ
だ。

Yosyan先生の労作。どうかご一読を。
 新小児科医のつぶやき 2007-09-22 埼玉情報
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070922
 2007-09-23 病院産科休止数一覧表
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070923
 2007-09-24 産科休止率一覧表
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070924

首都圏の産科崩壊が手に取るように分かる。
もちろん、他の地域の産科崩壊も深刻なのだが、マスコミは
 自分たちの足下の産科の現状を知りたくない
らしい。

マスメディアがいまなすべきことは
1. プレ妊婦教育の徹底
2. 若年不妊の原因となっていると思われる「子宮内膜症」と「STD(性感染症)の蔓延」についてキャンペーンを張る
ことだ。
 女子中高生とエッチしたい
と考え、行動するマスコミ人種がいる限り、
 10代での不特定多数との性交渉が、将来母となるべき若い女性の「不妊率を高める」
という事実、すなわち
 STDに感染する確率が高まり、感染しても自覚症状がほとんどない場合が多いので、積極的に検診・治療を行わないと、不妊症になる
事実を、敢えて報道しないだろう。彼らは
 金で若い性を買い、自分の快楽さえ満たされれば、10年後に彼女たちが不妊症になっても構わない
という人種なのである。そうしたことが回り回って自分の娘や自分の息子の配偶者に起きるとは考えないのだろうな。
 孫の顔を見たい
と思ったときには遅いのだ。

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2007-09-24

安倍首相辞意表明(その7)本日17:00より記者会見(予定)

総裁選も終わったし、何を言っても大丈夫になった状況で
 安倍ちゃんの記者会見
が開かれる。
 政権ちゃぶ台返しの理由
などを含めて
 会見時間は10分
だそうだから、あまり大したことは言わせてもらえないだろうと予想。
読売より。


安倍首相、午後5時から病院で会見

 安倍首相は24日午後5時から、入院先の東京・信濃町の慶応大学病院で記者会見する。会見は10分程度となる見通し。政府関係者が同日、明らかにした。


 首相は退陣表明翌日の13日から、「機能性胃腸症」と診断され入院している。会見では、自身の病状や辞任に至った理由などを説明し、国民に改めて陳謝する予定だ。

(2007年9月24日12時5分 読売新聞)

(以上 15:38)

続き。(15:40)
安倍ちゃんの記者会見を
 山本一太議員がblogで心配
している。 
 山本一太の「気分はいつも直滑降」 それでも記者会見 9月24日
http://blog.so-net.ne.jp/ichita/2007-09-24-1
 安倍首相の記者会見に関する幾つかの不安 9月23日
http://blog.so-net.ne.jp/ichita/2007-09-24

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次は麻生太郎?

総裁選前にほぼ決まってしまったように
 福田康夫自民党総裁
が誕生した。麻生幹事長は
 国会議員からの得票数が驚くほど多かった
という善戦だ。
朝日より。


「強い派閥」今は昔 中間議員、麻生氏へ 自民総裁選
2007年09月24日07時18分
(略)

■中間議員、麻生氏へ

 「得票数をご覧になってどう思われましたか。派閥の数合わせ、とおっしゃいましたが、そうでなかったと証明されたんじゃないですか」

 23日夕、自民党本部。新総裁に選ばれた福田氏は記者会見で、「派閥談合」批判を意識して自らこう語った。

 福田氏330票、麻生氏197票。両院議員総会で開票結果が読み上げられると、会場に拍手が起きた。とりわけ沸いたのは、敗北した麻生氏の陣営だった。

 福田氏支持を打ち出した8派の所属議員は計300人余り。無派閥を含め、21日時点の朝日新聞の取材で「福田氏支持」は253人態度を明確にしていない議員が79人いたが、福田氏が獲得した議員票は254票どまり。中間的な立場だった議員が、麻生氏に雪崩を打った結果だ。麻生選対の幹部も「(全体得票の)上限は170票ぐらいと思ったが、夢のまた夢の数字に到達した」と驚きを隠さない。

 「いまの自民党に対する批判票だ。派閥でものごとを進めていくことに民意から批判があり、それが国会議員票にも影響した」。21日には態度を明かさず、結局、麻生氏に投票した高村派の若手はこう声を潜めた。

 もっとも、01年総裁選で小泉前首相が予想を覆す逆転勝利をとげて以来、総裁選での派閥の結束は乱れ続けた。03年には津島派の前身である旧橋本派が分裂、06年は派閥横断の「安倍雪崩」が起き、派閥会長は存在感すら示せなかった。今回も、そんな流れは止まっていない。

 「割合で言うと、伊吹派だめ、高村派だめ、山崎派だめで、うちはその次だ」。津島派幹部は、福田氏支持の各派ごとの歩留まりを数え、ため息をついた。これらの派閥は会長がそれぞれ福田氏支持を表明したが、足元は崩れていた。

 伊吹派は中川昭一前政調会長、高村派は大島理森国対委員長、山崎派は甘利経産相……。派内で中心的役割を担う「ナンバー2」たちが公然と麻生氏を支持したり、沈黙を守ったりした。会長が「領袖(りょう・しゅう)」と呼ばれた時代は過ぎ去り、影響力を行使するどころか、派の分裂に至らないよう、そうした派内の動きも黙認せざるを得なかった。

 結局、結束が崩れなかったとみられるのは谷垣派と二階派だけ。麻生氏支持に回った古賀派中堅は「決して派閥の時代じゃないことを、この数字が表している」と力を込めた。

 ただ、「派閥談合」批判にあわてて、「失敗だった」(町村派幹部)と揺り戻しの動きが党内で強まった側面も否定できない。津島派の津島雄二会長は、こんな分析を披露した。

 「いい票の出方だった。負け惜しみではなくて。自民党の現在、将来のためにもこういう票の出方は決して談合でもないし、話し合いでもない、それぞれの意思に従った結果だ」

■擁立3派も足並み乱れ

 開票後、福田氏擁立の流れをつくった2人の派閥会長は「挙党態勢」で口をそろえた。

 谷垣禎一・谷垣派会長 全員野球、みんなが頑張っていかないといけない。私も福田さんを一生懸命支えていく。

 古賀誠・古賀派会長 どういう立場であれ、しっかりと支えていく。

 安倍政権と距離を置き、冷遇されてきた両氏の仕掛けは早かった。谷垣氏は首相が辞意を表明した12日夜、古賀氏と山崎派会長の山崎拓氏に電話で「私も覚悟はあるが、こだわらない。安倍政権の流れを変える、方向転換をすることが第一だ」と持ちかけた。

 昨秋の総裁選で安倍、麻生両氏と争った谷垣氏が今回立候補すれば、福田氏が腰を引くことは確実だった。谷垣氏の立候補見送りで古賀、谷垣、山崎3派の動きは加速。福田氏が立候補を事実上表明した14日には古賀、谷垣、山崎の3氏は福田氏と会談し、報道陣にも公開した。「派閥選挙と思われる」と批判もあったが、福田氏擁立を主導したことを印象づけたい思惑が勝った。

 だが、フタを開ければ、谷垣派は別にしても、古賀、山崎両氏は自らの派閥すらも福田氏支持で固めることができていなかった

 「こうなると人事は難しくなる。古賀さんは、党副総裁に祭り上げられるのかなあ……」。23日夕、都内のホテルに設けた古賀派の選対本部に出入りする議員の表情は浮かなかった。投開票前、派内では「古賀さんは幹事長に」との声も強かったが、夜に開かれた派の打ち上げ会では、ポストの話題は出なかったという。
(以下略)

これで
 次は麻生
という流れは残った。
あんまり惨敗されても困るし、自民党としてはいい結果だったのでは? 民意との乖離はあるけど。

自民党の派閥は、名前は残ってるけど、内実は旧来の派閥ではない。
某派閥の関係者の愚痴を聞かされたことがある。
そのことを新聞は知ってるんだけど、決してちゃんとは書かないからな。
あたかも「派閥が弱体化」みたいに今回も書いてるけど
 小泉純一郎が派閥を完膚無きまでに破壊した
のは、一年以上前に分かりきっていた話。そりゃ、世論操作には
 派閥型選挙は古い
って書いた方が、受けはいいだろうけどさ。上記記事の中身の半分は
 現状追認
であって
 ニュースでも何でもない
のだ。

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2007-09-22

墓参り@西新宿成子

 新宿へ墓参り
というと何事かと思うんだけど、菩提寺が西新宿、昔は「成子」という地名で、そっちが通り名のお寺だからしょうがない。サイトにあるように、
 常円寺
「成子の常円寺」が通り名だ。
青梅街道沿いに山門があり、檀家は中に車を入れられるけど、結構入り口の坂が急。警備担当者が配属されて、車の交通整理をしている。
このお寺には
 留学生寮
がある。別に仏教の勉強をするためでなくても、入れるという。学会でこの寮にいたことのある韓国人の尼さんにたまたま出会った。

このあたり、その昔のボキャブラの常連
 フォークダンスDE成子坂
で全国的に有名になった「成子坂」がある。成子坂と常円寺は切っても切れない関係がある。
新宿区観光協会のサイトより。


成子地蔵

 『成子地蔵』は、享保12年(1727年)勝厭という道心者が、回国巡礼を終えた帰路に建てたものといわれています。もとは四尺九寸(約148.5cm)の石像でしたが、第二次世界大戦の戦災に遭い、新たに建てられました。
  由来については、子煩悩な父親がわが子を誤って殺してしまった末、自殺を遂げたという哀れな伝説も残されています。
 付近にある「成子坂」は、天正年間(1573〜92年)、常円寺の創建に助力した源左衛門が往来にむしろを張り、にごり酒などを置いて商いをして、合図に「鳴子」を取りつけたことから、もとは「鳴子坂」でした。やがて、享保年間(1716〜36年)に地蔵が建てられてからは、「地蔵坂」とも呼ばれるようになりました。

上記にもあるように、常円寺が成子に創建されたのは天正年間。常円寺の縁起によると、成子に移転する前は幡ヶ谷にあったお寺だそうから、開基はもっと遡るという。日蓮宗のお寺である。
で、こんな東京都庁のご近所に、
 墓所のある大きなお寺
があるのだ。天正年間創建じゃ、江戸幕府より古いんだから、お墓があるのは当然といえば当然か。
墓所は、道路で二つに分割されている。たぶん、大昔は道路なんか通ってなかったんだろうけど。両彼岸とお盆には、道路から墓所に入る小さい門が全部開いている(普段は一箇所だけらしい)。
境内の花屋さんで花を一対、お線香を一束買う。花を買うと、手桶に入れて、柄杓も貸してくれる。今日は秋の彼岸らしく、竜胆と赤紫の小菊が綺麗だった。
お墓は綺麗になっていたので、お花を上げて、線香を手向けて、水を掛けて、お経を上げるだけ。
帰りは、本堂に附属の会館でお茶の接待がある。おいしいお茶をいただいた。さすがにお寺の会館だけあって、トイレは足の不自由なお年寄りでも快適に使える広さと仕様。
帰りにお灯明の小さな蝋燭か、鈴か、どちらか一つをどうぞ、と置いてあったので、鈴をいただく。

場所柄、墓所の塀の外には、ホームレスのおじさん達が、段ボールハウスを各所に配置、昼間はお仕事中のようで、きちんとたたんで、青いビニールシートを掛けたりして、雨に備えてあった。
お寺から徒歩2-3分で
 怪しいブート屋や妙な品揃えのCD屋多数
の、いわゆる
 西新宿のCD屋密集地域
に行き着く。Garden ShedでギリシャのCDを眺めていたら
 NAMA
というちょっと気になるCDがあったんだけど、今日はパス。家人と畏友galshy師は、西新宿のこのあたりを徘徊して、
 あやしいプログレCD
を買いあさって、帰りにジョルジュ・サンク西口店でお茶するのが、一時期の習慣だった。新宿レコードのおばちゃんに顔を覚えられているというgalshy師は最近蕎麦行脚の方に忙しい模様。

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2007-09-21

産科崩壊 自称兵庫県加古川市在住の産科未受診産婦(というか母)の声(その2)ネタじゃないそうです 明石市民病院産科の医療スタッフに改めてねぎらいの言葉を

2007-09-18 産科崩壊 自称兵庫県加古川市在住の産科未受診産婦(というか母)の声「子どもを行政に奪われました。その子はラブホで産まれました」 壮大なネタでなかったら明石市民病院の先生にねぎらいの言葉を
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/09/post_b158.html
の続き。
拙blogの上記記事を取り上げてくださったphysician先生のblog「へなちょこ内科医の日記(当直日誌兼絶望日誌)」の
  医療崩壊

 明石市民病院の事情をよく知る人
と思われる人物がコメントを寄せてくださったと、physician先生から教えていただいた。再掲する。


匿名希望 『明石の話はネタじゃないです。そうですか、ベッケンだったんですねー。受け入れたときは何にもわからなくて、何も起こりませんよーにと祈ってましたけど。産科の部長が苦笑いして、この病院はこういうのを受け入れる施設ですからといってましたっけ。便器に墜落分娩した児も受け入れたことありましたっけ。』

上記コメントの
 ベッケン=Beckenendlage(胎児の骨盤ベッケン位)=逆子
ああ、明石市民病院産科で日夜こうした難しい搬送を扱っておられる先生方を始めとする医療スタッフの皆様、お疲れ様でございます。どうか何事もありませんようにと、心からお祈りしております。

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2007-09-20

沢尻エリカの今後 高城剛と秋元康

しかし、
 沢尻エリカが高城剛と熱愛
という記事を見て笑ったヒトは多いだろう。すくなくともコンピュータ業界に80年代後半から関わりがあれば、笑える記事だ。
日刊スポーツより。


沢尻エリカ22歳年上と車中キス&お泊まり

 沢尻エリカ(21)と22歳年上男性のデート現場が、20日発売の週刊誌「女性セブン」にキャッチされた。お相手は六本木ヒルズのCMを手掛けるほか、幅広く活躍する敏腕プロデューサーの高城剛氏(43)。同誌は今月中旬、沢尻が高城氏のポルシェに乗り込む写真などを掲載。また、2人は車中で何度もキスを交わしたり、会食後は高城氏の自宅で一晩過ごしたという。沢尻の所属事務所は「プライベートなことなので把握していません」と話している。

[2007年9月20日7時31分 紙面から]

いや〜、高城剛って、しぶとく生き抜いてるのね。
 高城剛・秋元康・西川りゅうじん
というと
 バブル期に好き放題、かつジジイ殺しで人たらし
の代表格である。
高城にいっちゃう沢尻エリカって
 秋元にいっちゃう沢尻エリカ

 どっちがカッコ悪いか
って話だ。高城と秋元なら、いい勝負っていうか、どっちもどっちだよな〜。
結局
 バブル期の人たらしオヤジにダマされちゃう小娘
って評価に墜ちるのか、沢尻エリカ。ちょっと情けない選択だったかも。
高城にしてみれば
 佐藤江梨子もいっちゃったし、沢尻エリカもいっちゃったし

 勲章がどんどん増えてる
ようで、結構なことですな。ロリじゃないから、許されるしな。

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2007-09-19

安倍首相辞意表明(その6)日経に載る「福田クーデター」説

どんどん、奇々怪々な話になっているのが
 安倍ちゃんがなぜ辞めたいのか
っていう件。当初から
 責任の途中放棄
は、明白なんだけど、そっちの方はどうでもよくなったのか
 誰が安倍ちゃんの「健康状態」を損ねたか
という話に重点が移っている。
最初は
 麻生・与謝野ラインの専横に安倍ちゃんがちゃぶ台返し
って話だったのだが、今は
 麻生追い落としのための包囲網があまりにも手際よく作られた
点に注目が集まりつつある。昨日あたりから
 フジ・産経は「安倍ちゃんは麻生幹事長を恨んでないよ」説
を流し、今日また日経のweb版にこんな記事が載っている。


安倍晋三の退陣と「麻生クーデター」説の怪(2007/9/19)

 「誰がそんなことを言っているんだ?そんなことはない」。東京・信濃町の慶応大病院。入院中の首相・安倍晋三はベッドの上で少なくとも2回、こうつぶやいている。「そんなこと」とは「麻生クーデター」説である。参院選大敗後も安倍を支え抜くとささやいた自民党幹事長・麻生太郎が実際は内閣改造人事や政権運営で首相の実権を奪い取り、安倍は「だまされた」と叫んで政権を投げ出した——。ポスト安倍政局で一夜にして麻生を劣勢に追いやったこの「物語」を安倍自身がいま、否定する。検証すればするほど、奇怪な裏側が見えてくる。

参院選当日から敷かれていた「麻生包囲網」

 「麻生クーデター」説は12日午後、安倍が辞意を表明した直後から流れ出した。「安倍が11日に面会した自民党の有力議員に『麻生にだまされた』と漏らした。突然の辞意は権力を簒奪(さんだつ)した麻生へのせめてもの抵抗であり、憤死なのだ」と言う骨子だった。さらに自称「安倍の最側近」までが同様の「だまされた」説を口にしていると言う。誰もが一目置く「有力議員」や「安倍最側近」が発信した情報と受け止められたからこそ、瞬く間に永田町に広まった。それだけではない。「麻生クーデター」説が浸透しやすい政治的な素地が確かにあった。

 まず麻生自身に戦略的な失敗があった。麻生は12日午後の記者会見で、10日夕の党役員会後に安倍から辞意を打ち明けられていたと明かした。自身の出馬について聞かれると「ガハハハ、まだ聞くのは早すぎるし、答えるのも早すぎる」と場違いな笑顔を見せた。ポスト安倍の総裁選の日程を「14日告示−19日投票」と言う超短期決戦でまとめようとしてもいた。ここから2日前に安倍の辞意を知ったうえで「ここは緊急事態なので麻生しかいない」と安倍後継への一気呵成の流れを周到に仕組んだのではないか、と疑心暗鬼が渦巻いた。

 大敗した7月29日の参院選当日、真っ先に安倍と協議して続投の流れを決めたのも麻生だった。「福田後継」も考慮していた元首相・森喜朗、前参院議員会長・青木幹雄らは先手を打たれ、不快感を募らせた。麻生は改造人事で幹事長を射止め、安倍の相談相手となって官房長官・与謝野馨、国会対策委員長・大島理森など中枢ポストの人選までも主導した。安倍周辺からパージされた旧「チーム安倍」の面々や、ポストにありつけなかった当選1回の小泉チルドレンに至るまで「やりすぎだ」と党内横断的に麻生批判がくすぶっていた。

 8月27日の改造内閣発足後、老練な「麻生−与謝野ライン」が政権運営の実権を掌握し、安倍は「カヤの外」に置かれたとの観測が広がった。麻生が安倍の意向をくむかのように郵政造反組の大物、元経済産業相の平沼赳夫の無条件復党に動き、チルドレンだけでなく、前首相・小泉純一郎とその周辺にも麻生不信が強まった。小泉は「自民党は衆院で圧倒的多数を占めているのに、復党させて何のメリットがあるのか」と怒っていた。麻生が安倍に寄り添い「AA連合」と誇示すればするほど、潜在的な「麻生包囲網」は広がっていったのだ。

「安倍カヤの外」「与謝野官邸」説の虚実

 ただ、「包囲網」を招き寄せた麻生の自業自得と、安倍退陣の「麻生クーデター」説はまるで次元の違う問題だ。「麻生−与謝野ライン」が辣腕を見せつけ、安倍を棚上げした好例とされる一つは9月3日の前農相・遠藤武彦の更迭劇である。安倍が「カヤの外」だったわけでは全くない。1日の朝刊報道で補助金の不正受給問題が発覚すると、安倍はすぐ遠藤の更迭と現農相・若林正俊の起用を決め、土曜日だったその日のうちに指示を下している。麻生も更迭論に傾いていたが、与謝野は遠藤の様子も見て慎重な取り運びを思案していた。

 ここは安倍の意向を受け、与謝野が官房長官として「受け身の調整役」に徹した場面だった。遠藤更迭が確定したのは翌2日昼の麻生、与謝野、大島の3者協議の場である。安倍には早く遠藤を切り捨て、指導力を発揮した体裁を取りたい気分ものぞいたが、任命責任論で返り血を浴びかねないリスクがあった。そこで、麻生ら3者は与謝野がもう一度、遠藤と面会し、遠藤が自発的に辞任する形式を整えるためにひと呼吸置いた。安倍を矢面に立たせず、早すぎず、遅すぎない対応に腐心したのだ。翌朝、遠藤は安倍に辞任を申し出た。

 「麻生クーデター」説の別の有力な論拠は当初の「19日投票」と言う超スピードの総裁選日程案だ。これも麻生が決めたのではない。原案をつくったのは自民党幹事長室だが、最終判断を下したのは安倍本人だ。「19日投票」は20日の首相指名と組閣を経て、24日からニューヨークでの国連気候変動ハイレベル会合(首脳級)や国連総会に新首相が出席するという前提で組み立てた日程だった。気候変動の会合は来年の主要国首脳会議(洞爺湖サミット)に向け、地球環境問題の首脳級討議のキックオフとなる重要な場である。

 12日午後、辞意表明の記者会見を終えた安倍に、ある官邸スタッフが注意を促した。「総裁選の段取りですが、麻生幹事長も候補者の1人になる可能性があるので、お手盛りで決めたという印象を持たれるのは避けないと……」。遠まわしに「14日告示−19日投票」案の危うさを指摘したのだ。安倍は語気を強めて反論した。「麻生さんは『候補者』でしょう」。そして断を下した。「この日程(19日投票)でいい」。麻生は「後継候補の1人」ではなくまぎれもない「後継候補」なのだ。こう言い切った安倍の姿と、「だまされた」発言説は両立しにくい。

 「中川秀直前幹事長が11日に安倍首相に会っている。中川氏から森氏に(辞意について)電話が行ってという段取りになっているはずだ。その段階で(森氏も)知っていたはずだ」。麻生は16日、民放テレビに出演して森や中川秀直も安倍の辞意を表明前日までに察知していたはずだ、と反撃に出た。首相官邸の留守居役として総裁選では局外中立に徹している与謝野も18日の会見で、麻生とひとくくりに「クーデター」関係者扱いを受けたことに「首相を支える任務に違反した行動を取ったことは一度もない」と全面否定した。

中川・武部が福田に「小泉チルドレン」誘導

 安倍の「だまされた」発言説と、全く相反する「そんなことは言っていない」という病室でのつぶやき。安倍親衛隊も福田と麻生に割れている。中川秀直は「反麻生」の立場で小泉チルドレンに結束した行動を促しておいて、いち早く福田擁立へと急旋回した。福田が出馬宣言した14日の町村派の臨時総会にも姿を見せ、同派に復帰した。安倍側近を自任した前首相補佐官・世耕弘成(広報担当)も同じ町村派のよしみとは言え、安倍の対極にいた福田の陣営に走り、また広報担当として汗をかく。「派閥の論理」でしか理解しづらい行動だ。

 一方、安倍の「影の官房長官」とも呼ばれた前総務相・菅義偉や、最も親しい「お友達」の一角、前政調会長・中川昭一は麻生の推薦人に名を連ね、波紋を広げた。この中の一人は「安倍首相の気持ちをくんで、麻生氏に一票を投じたい。首相本人から麻生批判を聞いたことは一度もない」と断言する。中川秀直に近いと見られてきた経産相・甘利明も「首相と同じ思いでやってきた麻生氏を支持する」と表明した。「お友達」では政調会長・石原伸晃も「安倍・麻生が不仲になると利益を得る人たちがクーデター説を流した」と解説している。

 「麻生クーデターかと思っていたら、実は福田クーデターだった」。13日付で小泉に退職届を提出した腹心の前首相秘書官・飯島勲はこう言い残して永田町を立ち去った。小泉が最終的に福田支持に動き、飯島が突然退職した経緯は不透明だ。ただ、当初は平沼復党に傾く麻生を嫌って「これはクーデターだ。首相を後ろから刺した人がいる」(党広報局長・片山さつき)と徹底攻撃し、飯島の後見のもと小泉再登板で36人まで署名集めを進めていたチルドレンを中川秀直や元幹事長・武部勤が福田支持へとしっかり誘導したのは確かだ。

 16日、武部が率いる小泉チルドレンの集まり「新しい風」の会合。「福田支持」で武部が意見集約しようとした時、突然、立ち上がった男がいた。「もうついて行けません!」。あの「ニート議員」杉村太蔵である。武部は怒鳴り返した。「出て行け!」。麻生派を除く8派閥がこぞって福田を推す流れに、小泉チルドレンまでがまるで派閥のように乗っかろうとしている。部屋を飛び出した杉村は吐き捨てた。「こんなやり方で総裁が決まるなら、自民党はもう終わりだ!」。結束を誇ってきた「小泉ファミリー」も今や四分五裂の様相を呈している。

 18日にも退院の予定だった安倍は今週いっぱい、入院を続ける見通しとなった。病状がそれほど深刻だとなれば、一人歩きした「麻生クーデター」説どころではなく、紛れもないドクターストップによる退陣だったという観測が再浮上する。病名は「機能性胃腸障害」だと言う病院側の素っ気ない発表も念入りに検証し直す必要がある。安倍は果たして正常な判断能力を保持しているのか。首相の健康状態と退陣を巡ってこれほど謀略めいた情報が飛び交い、真相が謎に包まれているのは国家的スキャンダルと言われても仕方がない。(文中敬称略)

コトがここまで来てしまっているので
 病人安倍ちゃんに口なし
なのは、明白だ。昨日あたりから流されている
 安倍ちゃんの発言
が、どの程度の信憑性があるのかについても、
 麻生クーデター説
と同様としか言いようがない。それでも
 18日に首相は退院したがっていた
 首相臨時代理を置かない
という、実におかしな話が流れているワケで、総裁選が終わるまでは
 マスコミレベルでの自民党内の情報戦が続く
だろう。

要は
 どちらが自民党総裁となって、首班指名を受けるにしても「自メディアが有利なように運ぶ」戦略
であるのが、各メディアの論調を支えているってことだろう。
穿った見方をすれば
1.  福田総裁は確定事項だが、長期政権の必要はない
2. 次代は麻生幹事長なのだが、今回の総裁選で惨敗すると、次の目がなくなるから、惨敗させるわけにはいかない
といったあたりの
 バランス感覚
が、
 福田圧勝の流れを弱めて、麻生幹事長に「次の目を残す」ための情報戦
になっているとも考えられる。

まあ、安倍ちゃんが出てきて、何を言っても、発言の信頼性は
 病気のためにかなり低下している
のが現状だから、退院後もおとなしくしている方が、安倍ちゃんの今後のためでもあろうとは思う。

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産科崩壊 「飛び込み出産」を日経BP「時代を読む新語辞典」が取り上げる@9/18→産科未受診妊婦の新生児死亡率は通常の18倍

9/18付の日経BP「時代を読む新語辞典」が
 飛び込み出産
を取り上げている。
非常によく練られた記述だ。


2007年9月18日 「飛び込み出産」

(もり・ひろし=新語ウォッチャー)

産科医療の世界で「飛び込み出産」が問題視されている。飛び込み出産とは、かかりつけ医を持たない妊婦が、臨月になってからいきなり産科医に飛び込んで分娩に臨むことを指す。このような出産は、医師がその妊婦に関する情報を把握できないために大きなリスクを伴う。だが妊婦の中には、経済的に困窮しているために検診費用を負担できず、そのまま臨月を迎えてしまう人もいる。この問題を解決するには、どうすればよいのだろうか?
先月、奈良県橿原(かしはら)市の妊婦が救急搬送中に死産する問題が起こった。この問題は当初、「受け入れ病院探しが難航した」という側面が大きく報道された。だがその後の調査において、この女性がかかりつけ医を持っていなかったことが判明している。女性は妊娠24週で流産経験があるにもかかわらず、妊娠後の検診を受けていなかった。かかりつけ医を持たない妊婦の場合、救急搬送時の病院探しは困難さを増す。この報道を契機に、「飛び込み出産」の問題を想起した産科医も多かったようだ。

通常は、分娩までに13〜14回の検診を受ける

妊娠した女性はふつう、妊娠判定後から妊娠23週までは4週間に1回、35週までは2週間に1回、分娩までは1週間に1回ぐらいの頻度で検診を受ける(厚生省児童家庭局長通知が示した目安による)。受診の総数は13〜14回程度だ。ところが飛び込み出産の場合、これらのプロセスがほとんど存在しない

感染症などが把握できないと、胎児や医療従事者の安全が保てない

飛び込み出産の事例数は、総分娩数と比較するとほんのわずかに過ぎない。だが産科を取り扱う多くの医療機関が、その受け入れを経験している。例えば館林厚生病院(群馬県館林市)の医師が発表した論文によると、同病院(1997年1月〜2002年9月)における飛び込み出産は25例(総分娩数の1.01%)。また日本赤十字九州国際看護大学(福岡県宗像市)の医師が発表した論文によると、福岡県内60施設(2002年)での飛び込み出産は68例(同0.36%)存在した。
このような出産には大きなリスクが伴う。医師がその妊婦に関する情報を把握できないからだ。例えば、母体に感染症があると、胎児や医療従事者にも感染するかもしれない。妊婦が母体合併症を持っている場合は、母児に後遺症が残る危険性もある。慢性的にマンパワーが不足する医療機関では、このような出産を受け入れる余裕はない

最大の原因は経済的困窮

ではなぜ、検診を受けない女性が存在するのだろうか? その原因のひとつとして考えられているのが「妊婦の経済的問題」だ。妊婦が出産までに負担する検診費用は10万円以上になる場合もある。これを捻出できないため、検診を諦める女性がいるのだ。中には、飛び込みで分娩した後、分娩費用を支払わないままにする母親もいるという。
妊婦の経済問題の背景には、様々な社会問題が隠れている。前述の日本赤十字九州国際看護大学の論文は次のように指摘している。飛び込み出産者の12%は、住所不定や家出中など生活拠点が定まっていなかった。また27%は健康保険にも加入していなかった。妊婦が複雑な家庭環境下にある例も多い。これらが原因となって、将来、幼児虐待が発生する可能性もあるという。

考えられる解決策〜行政により経済支援

この問題を解決するには、どうすればよいのだろうか? まず最初に考えられるのは、行政による経済支援だ。地方自治体の中には出産支援金を提供したり、一部の検診費用を無料化するところもある。厚生労働省の母子保健課は、今年1月に「妊婦健康診査の公費負担の望ましいあり方について」と題する通知を発表。その中で「(地方自治体は)5回程度の公費負担を実施すること」が望ましいとの意向を示している。
次に考えられるのは、妊婦に対する教育支援だ。例えば、中学・高校などで出産に関する教育を拡充することが考えられる。再び日本赤十字九州国際看護大学の論文によれば、飛び込み出産における「10代の妊婦」の割合は13%を超えている。これは「10代の妊婦」の通常割合である1.8%を大きく超える数字だ。

中高生、経産婦への教育・啓蒙も必要

また経産婦(出産経験者)への啓蒙も大切だ。館林厚生病院の論文が指摘するところによると、飛び込み出産者には経産婦も多い。経産婦は分娩を経験しているため、出産に対して安易な考えを持っている場合がある。日本の周産期死亡率(妊娠22週以後の死産と早期新生児死亡の総計)は2005年現在で出生1000あたり3.3だった。これは諸外国(アメリカは7.0、ドイツは5.9)に比べると低い数字だが、決して「ゼロ」ではない点に留意する必要がある。
現在、日本の産科医療は、壊滅的な状況にある。産科医は、過酷な労働条件に絶えながら高水準の医療を支えているが、それと同時に、訴訟や逮捕のリスクにおびえる日々を送っている。その結果、人口当たりの産科施設や産科医の数が少なくなってしまった。この状況は、妊婦の「出産難民」化も招いている。出産を取り巻くあらゆる問題について、早急な対策が必要になっている。

もり・ひろし

新語ウォッチャー。1968年、鳥取県出身。電気通信大学を卒業後、CSK総合研究所で商品企画などを担当。1998年からフリーライターに。現在は新語・流行語を専門とした執筆活動を展開中。辞書サイト・新聞・メルマガなどで、新語を紹介する記事を執筆している。NPO法人ユナイテッド・フィーチャー・プレス(ufp)理事。

基本的なところは大体押さえられていると思う。あとは「外国人の飛び込み出産」について言及されていると、いいかな。言葉の壁もあるだろうが、制度の違いが大きい上に、経済的な問題も孕んでいる。日系外国人が働く工場のある地域では、「未就学児」が問題になっているが、「飛び込み出産」もあるのではないか。

「飛び込み出産」の前提となる
 産科未受診妊産婦
には、
 高リスク妊産婦が多発
という報告もある。
9/15付時事より。


未受診で出産、高いリスク=子の死亡18倍、未熟児4倍−日本医科大分析

2007年9月15日(土)14:43

 妊婦検診を受けずに出産した場合、子の死亡率が通常の約18倍に上るなど非常にリスクが高いことが15日までに、日本医科大多摩永山病院の分析で分かった。

 救急搬送先が決まらず死産した奈良県橿原市の妊婦も、検診を受けておらず、この問題が注目されていた。中井章人教授は「検診の重要性を再認識させる結果だ。母子保健に関してさらなる啓発が必要」としている。

 同教授らは、妊婦検診を受けずに同病院に救急搬送されるなどした出産例を詳しく調べた。1997年1月から2006年1月までの9年間に34例あり、最年少15歳、最年長44歳。24歳以下の低年齢層が多く、24人が未入籍だった。

 このうち、死産と生後間もない死亡が各2例で、子の死亡は4人(12%)。妊娠22週から生後1週までの「周産期死亡率」は、全国平均の17.6倍だった。

 2500グラム以下の低出生体重児は12例(35%)で、約4倍の頻度だった。10例(30%)が、新生児集中治療室(NICU)への入院を要した。 

[時事通信社]

妊婦の産科検診は自費なので病院によって扱いが異なるのだが、一度も検診を受けないまま出産を迎えた場合、赤ちゃんもおかあさんも生命の危険が高まる。
NICUに一ヶ月入院すると、その医療費は1000万円と言われているが、家族が実際に支払うのは、ごく一部だ。
産科未受診で生まれた赤ちゃんがNICUに入院、無事退院という段階になってから、果たしてどうなっているのかについては、上記の報告には記されてない。
幸せに育っていて欲しいと願うばかりだ。

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旧京急久里浜工場で開かれる「鉄道事故復旧訓練」の見学者100名募集@10/23(火) 応募は官製葉書で締切は9/21(金)

タモリ倶楽部で、
 赤い電車に乗って京急久里浜車両工場へ行こう!!(上・下)
という、
 旧久里浜工場大公開番組
が放映されたのは、今年の1/30と2/6だった。
その旧久里浜工場が10/23に公開される。


2007年 9月 11日 「鉄道事故復旧訓練」見学希望者を100名募集します。
10月23日(火)、京急ファインテック 久里浜事業所(旧京急久里浜工場)で実施

京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区、社長:石渡 恒夫)では、10月23日(火)に㈱京急ファインテック久里浜事業所(旧京急久里浜工場)にて、鉄道事故復旧訓練を実施します。この訓練は、万が一事故が発生した際に機敏な対応が取れるよう、毎年秋に行っているもので、今年は長雨により発生したがけ崩れに、列車が接触し、脱線するという設定で復旧訓練を行ないます。
この訓練の開催にあたり、日頃京急をご利用されている皆様に実際の訓練の様子を見学していただくため、見学希望者を100名募集します。

鉄道事故復旧訓練の様子

詳細
1.実施日  2007年10月23日(火) 午前11時から午後3時頃まで  ※雨天決行
         
2.実施場所  ㈱京急ファインテック 久里浜事業所(旧京急久里浜工場)
        住 所:神奈川県横須賀市舟倉2−4−1
        ※見学者専用の観覧席を設けています。

3.見学スケジュール
11:00 訓練開始 
 ①負傷者 救出
 ②車両の脱線復旧 
 ③鉄柱曲損、吊架線断線、信号機倒壊等の復旧
 ④線路の損傷復旧
15:00 終了(予定)
 ※見学者へは昼食(軽食)をご用意します。

4.募集人数  100名様

5.応募方法  官製はがきに住所、氏名、年齢、電話番号をそれぞれ明記の上、下記宛先までご応募ください。
※1枚につき2名様まで
(1名様でも応募可・2名様でお申し込みの際は、2名様ともご記入ください。
また、複数のご応募はご遠慮下さい。)
※応募対象/中学生以上

     〔応募先〕
      〒108−8625
      東京都港区高輪2−20−20
      京浜急行電鉄㈱ 鉄道事故復旧訓練見学 係

6.応募締切  2007年9月21日(金)必着
        ※ご記入頂いた情報は、当選通知の発送のみに使用し、それ以外に使用することは一切ありません

7.当選発表  厳正な抽選の上、当選者にのみ10月上旬に「ご案内」をお送りします。

8.お客様のお問い合わせ先
      京急ご案内センター
      ℡.03−5789−8686(平日 9:00〜19:00 土・日・祝日 9:00〜17:00)
      ※当落のお問い合わせには応じかねます

平日昼間の訓練というあたりがネックだが、時間と興味のあるヒトは是非。

おまけ。京急泉岳寺発三崎口行き快特先頭車両の「鐵ちゃんポジション」から撮影。(画像はクリックすると拡大します)Dsc00944
京急の特快の車両は、運転席のすぐ後ろに座席があるので、こんな撮影ができる。
ご覧のように、先頭車両では、スピードメーターはのぞき込まないと見えないので、そのあたりのチェックをするには、最後尾車両の最後尾座席が最適。車掌さんが乗っているけど、それほど問題はないし、連結・分離の際に、赤旗を持った係のおじさんが乗り込んできて、車両の操作をする様子もよく見える。

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ネットカフェでB型肝炎に感染? 中国衛生事情

中国と商売をしている友人が、半泣きになりながら教えてくれた記事。


インターネットでB型肝炎に?!ネットユーザーに警告—中国

9月16日12時10分配信 Record China

2007年9月14日、39健康ネットは「中国ネットユーザー健康状況調査白書」を発表した。同白書はネットユーザーの多くが運動不足、生活習慣の乱れなどから健康を害す可能性が高まっていると指摘している。

調査を受けたネットユーザーのうち、週に3時間以上運動している者はわずかに51.4%、12.5%のネットユーザーは半年以上全く運動をやっていないと回答している。週末の過ごし方として、ネットユーザーの41%はインターネットをして過ごすと回答、体を動かすと回答した者は9%に満たなかった。また毎日8時間以上睡眠を取っていると回答したネットユーザーはわずかに16%だった。【 その他の写真 】

さらに70%近くがネットをやりながら食事をしたことがあると回答、2%は食事中はいつもネットをすると回答しており、生活習慣の乱れがうかがえる。ネットカフェのキーボードにはB型肝炎のウイルスが付着している可能性が高く、ネット中の食事は極めて危険だという。(翻訳・編集/KT)

いや〜、
 ネットカフェでB型肝炎に感染
って、豪快というのか、なんというのか、さすがだな中国。ほんとかよ。
どちらにしても、そう清潔ではなさそうなので、くれぐれも、中国でのネットカフェ利用にはご注意を。

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ネットを目の敵にしているはずの毎日新聞が「毎日.jp」立ち上げ会見にブロガーを招待

医療関係では
 毎日新聞奈良支局が大淀病院産婦死亡事例の第一報で誤報を垂れ流し、メディアスクラムを呼び起こし、奈良県南部の産科を絶滅させた
という輝かしい実績があり、ネット関連では
 今年の元旦から「ネット君臨」という香ばしい連載をぶち上げて、悪評をばらまいた毎日新聞

 マイクロソフトに三行半をたたきつけられた
後、一体どうするのか、というのは、割とどうでもいい話だった。マイクロソフトとの提携解消については、ITmediaの以下の記事に。
「MSN産経」が10月スタート 毎日新聞は独自サイトに

ネット君臨関係の記事は以下に。

2007-01-06 ネット社会は双方向発信が当たり前 毎日新聞1/1付け2ちゃんねる叩き記事で取り上げられた「がんだるふ」氏がmixiの日記で毎日新聞の取材を全公開中→追記あり
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/01/11mixi_913d.html
2007-01-07 ネット社会は双方向発信が当たり前 (その2) 毎日新聞1/1付け記事で「さくらちゃん募金」に関して、がんだるふ氏を取材した記者の一人は「さくらちゃん募金」記事執筆記者 これって利益誘導記事じゃないの?
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/01/211_4e16.html
ネット社会は双方向発信が当たり前 (その3) ネットによる「既得権侵害」におびえる毎日新聞の記者達→追記あり 花谷寿人記者は集英社新書『医療事故がとまらない』の取材班キャップ
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/01/3_46f6.html
2007-01-10 ネット社会は双方向発信が当たり前 (その4) ググれば、一発でヒット! 毎日新聞岩佐記者のご尊顔
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/01/4__c0e3.html
2007-05-09 クロ現「“カリスマ”続々登場! ブログ新時代」@5/8 NHK総合 19:30-20:00
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/05/58_nhk19302000_77cb.html

で、昨日のこと、10/1発足予定の
 毎日.jp
の立ち上げに関する記者発表が行われた。で、なぜか
 ブロガーを招待
したというのだが、一番面白かったのが、
 GIGAZINEの報告記事
だった。
2007年09月19日 00時42分00秒 毎日新聞の新サイト「毎日jp」の発表会でさらし者にされてみました

既得権益の発想から全然逃れてない毎日新聞の
 社運を賭けた発表の滑稽さ
がよくわかる報告記事である。是非、ご一読を。

なんせ、こんなこと言ってるおじさんがいるわけで。


2007/09/18 13:26
つづいて、毎日新聞社常務執行役員デジタルメディア局長の長谷川篤氏が登場

情報の信頼性について、それは新聞社がすべきことであると主張。新聞記事の横流しはやめろという自虐的なCMについて触れ、MSNとの提携に最初は不安があったが実際にやってみると手応えを感じたとのこと。現在、毎日新聞の記者はざっと2000人いて、一人前に育てるのに10年かかる、しかし10年かかって初めて事実をどうやってまとめて伝えるかがわかる程度、と。(以下略)

おおおおおお。すげー。
ということは
 入社4年程度だった青木絵美記者の「誤報」は「半人前の書いた記事」だから「事実をまとめて伝えられてない」ってこと
でしょうか?長谷川篤局長。
ちなみに、長谷川篤局長の前職(〜2004年6月21日)は
 不動産本部長
だそうだ。要するに
 毎日新聞の「金儲け部門」に配属されてきたヒト
らしい。
しかし、ここまで
 情報の信頼性
とかいうなら、
 共同配信の記事を共同のクレジットなしで載せるのはやめて欲しい
んですけど。

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2007-09-18

産科崩壊 自称兵庫県加古川市在住の産科未受診産婦(というか母)の声「子どもを行政に奪われました。その子はラブホで産まれました」 壮大なネタでなかったら明石市民病院の先生にねぎらいの言葉を

2ちゃんねるの「育児板」に突如現れた
 産科未受診で「飛び込み出産」した母
という人物。掲示板の書き込みだから、真偽不明だけど、あまりにも凄い展開になっているので張っておく。以下、その母親と思われる人物
 「一児の母」さん
のレスポンス番号は赤で表示しておく。
あまりにも信じがたい書き込みなので
 壮大なネタ
という見方もあるのだが、もし、これが本当の話だったら
 搬送先の明石市民病院
の先生方には、一言「お疲れ様でした」と申し上げたい。
【質問】親切な人が答えてくれるかもスレ107【育児】より。
最初は「育児相談」だった。


211 :一児の母:2007/09/17(月) 22:34:05 ID:u8fXQ3ML
あの…初めてなのですが、質問させて下さい。
今、私には一人娘がいます。
娘はA市の市役所の人に無理矢理、ある場所に預けることになりました。
強制的に
です。
かれこれ1年以上経ちます。
未熟な母です。
みなさんはお子さんを何歳ぐらいから保育園もしくは幼稚園に預けたのでしょ
うか?
教えて欲しいです。
お願いします。
年内には引き取る予定にしています。

212 :名無しの心子知らず:2007/09/17(月) 22:43:45 ID:IcgYDHxm
>>211 すまんがもう少し事情がわかる文章を書いてくれまいか。

自分には幼児の娘がいるが、育てられないと役所の人に
判断され、施設に強制的に預けられたってこと?
それなら、かなり特異な例だから、ここで保育園や幼稚園に預けてる人の
話を聞いても全く意味がないよ。それを聞いて、どうしたいの?
引き取った後は、園に頼むつもりだから?

213 :名無しの心子知らず:2007/09/17(月) 22:45:36 ID:sXS6vM0l
>211
初心者スレでもご案内しましたが、あなたには基本的な育児知識が
大幅に欠けているようですので、まずは市役所の人に相談してください。

こういうネットで質問を書いて回るのは“自分で調べた”ことになりません。
自分で手間暇かけて、保健センターや児童課の人に聞いて、
知識をたくわえていったほうがあなたのためです。
普通の母親は自分でネットで調べ(掲示板に質問することは含みません)、
本や育児雑誌を読み、地元の情報を集め、親や家族、専門家に相談して対処します。

大体、引き取ってもいないのに『育てきれるか』『具体的にどうお世話すればよいか』でなく
『何歳から預けられるか(手放せるか?)』が質問の焦点であるらしいところも変です。

明日、保健センターか市役所に電話してください。

214 :一児の母:2007/09/17(月) 23:01:39 ID:u8fXQ3ML
すみません。
私の質問の仕方が悪かったですね。
預けることになったのは、私の意志ではありません。
もし、仮にそれが私の意志だとしたら、子供を望んでいなかったことに
なります。
私と主人が望んで、この世に生を受けた子です。
本当に強制で、娘を取り上げられたのです。
預けてから一人だけ何回も娘を預けた場所で会っています。
他の人には、会っていません。
預けるって言われた時、拒否をしましたが、聞き入れてくれませんでし
た。
引き取ったら呼び出しをして、積もり積もった文句を言いたいって
思っているんです。

215 :名無しの心子知らず:2007/09/17(月) 23:04:47 ID:8kDzamrm
>>214
失礼ですが、現在病院に通ってますか?
そちらの先生とは相談しましたか?
ご主人はなんと言ってますか?

216 :名無しの心子知らず:2007/09/17(月) 23:09:01 ID:8I3+yC3H
>214
理由もなく強制的に娘を取られるなんてありえない。
夫婦で虐待かネグレクトしてたから救済処置として娘さんが乳児院に行ったってところですか?

何が聞きたいかはサッパリわからないが
働いている人なら早い人なら生後3ヶ月くらいから保育園に預けるし
育児休暇とって復職するなら1歳になる年度くらいからだろう。
一般的、というなら幼稚園は4歳になる年度から入園です。

217 :名無しの心子知らず:2007/09/17(月) 23:11:09 ID:8I3+yC3H
ああ、母親が何かの病気で育児は出来ないと判断され、父親も仕事等で忙しく
祖父母に頼れなければ乳児院に行くこともあるだろうな。

とにかく理由もなく強制的に取られるのはありえない。

219 :名無しの心子知らず:2007/09/17(月) 23:17:20 ID:IcgYDHxm
ああ、駄目だ。ますますわけわかんないよ、あなた。

なぜ、子を強制的に行政が取り上げたのか。それは普通に、
「あなたがた夫婦には子どもを育てる能力がない」と
判断されたからではないの?そして、その判断が正しいからこそ、
子どもは無事に大きくなっているんじゃないの?
文句を言うって、誰に?
わが子を世話して、育ててくれてる人たちに?
本当は菓子折りのひとつも渡して、お礼を言うべき
なんじゃないのかね。
この一年であなたがまともな母になったなら、
まずそこから始めなきゃいけないよ。
子どもを育てるっていうのは、子どものために他人に
頭を下げてなんぼだから。勘違いしちゃだめ。

220 :名無しの心子知らず:2007/09/17(月) 23:18:42 ID:9asXOO2p
>預けてから一人だけ何回も娘を預けた場所で会っています。
>他の人には、会っていません。

誰の話?

自分と夫が望んで作って産んだ子供で
どんなに親が「自分の手もとで育てたい、連れて行かないで」と拒否しても
客観的に「この親のもとに置いておいたら、子供が不幸になる」と判断されれば
強制的にでも施設に連れて行かれるのは仕方がないことです。

221 :一児の母:2007/09/17(月) 23:20:20 ID:u8fXQ3ML
212の人。
私と主人では、育てられないと勝手に判断されて、預けることになったんで
す。
余り詳しい事情とかは、言いたくないのですが…
現在、住んでる家は、狭いって主人の母が言っています。
引越しをしたら、娘を引き取ることにしています。

213の人。
あなたが、さっき、ここは、質問の場所じゃないって言ったから
こっちで質問してるのになんでまた、出てくるの?
地元っていってもA市じゃないし、行く暇がない
かと言って、A市の市役所にも行きたくない。
あなたは、親切に教えてくれるんですか?
教えてくれないでしょう?
この娘を強制的に取り上げられた人の気持ちが分かってますか?

222 :名無しの心子知らず:2007/09/17(月) 23:20:30 ID:y4WhXYEZ
>214
あなたに、子供を取り上げられる理由を理解するだけの脳みそがない。
だから市役所の人は、あなたから子供を奪ったのです。

最初の質問への回答も理解しきれてないし、それに対しての感謝もない。
自分でも何を質問したいか理解できてないでしょ。
愚痴を聞いてもらって「市役所ヒドス!」と言ってもらいたいだけ。
ここに来る必要ないよ。
子供を引き取ってどうしたいの。経済的には?親の身体精神的には?環境的には?
どれかの問題が残っていて、それがクリアされないと子供は帰ってこないよ。

そもそも、あなたが質問すべきことがあるとすれば、
「なぜ子供を連れて行かれたのでしょうか」じゃないの。
その次に「どうすれば、取り戻せるか」その後「どうやって育てればいいか」

224 :名無しの心子知らず:2007/09/17(月) 23:26:22 ID:fxOSjVrn
>>221
詳しい事情は言いたくない上に、なぜ取り上げられたのか理解してない。
それじゃ子どもは引き取れないよ。
あなたに直接誰も言ってくれないことを、親切に言ってるだけの人に絡んでたら
永遠に解決しないと思うよ。

どうもこの「一児の母」さんの主張はよく分からないのだが、スレッドにいる人たちはなんとかこたえてあげようとしている。

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伊勢神宮内宮がいつ行っても綺麗なわけ

広大な境内にある伊勢神宮内宮は、いつ行っても綺麗。あれだけたくさんの木々が生い茂っているのに、葉も枝もほとんど落ちていない。
(画像はクリックすると拡大します)
Dsc00918
この写真のように、ご奉仕する方が早朝から夕方まで、絶え間なく境内を清めているからだ。
絶えざるメンテナンスで、内宮の清浄は保たれている。
時代はメンテナンスフリーに向かっているが、内宮の清浄は絶えざる意志と努力と奉仕が支えている。

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2007-09-15

赤い電車に乗って(画像はクリックすると拡大します)

学会の帰り。
快特に乗って金沢文庫に帰る電車で、座席が最後尾の「鐵ちゃんポジション」に。
京急川崎で新逗子行きと接続するところ。Kq2
それまでいた車掌さんは、接続された四両の最後尾に移る。

快特の最高速度は時速120km。
Kq1

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スターフライヤー搭乗券@9/14

ANA発券の形式になっているスターフライヤーの搭乗券。(画像はクリックすると拡大します)
Tsf
聞いてみたら、
 ANAと同じ機械をつかって発券しているから
だそうだ。

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2007-09-14

スターフライヤー搭乗ゲート

スターフライヤー搭乗ゲート
関空国内線18番搭乗口。

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スカイスターフライヤー本日就航

スカイフライヤー本日就航
関空羽田線、本日就航。
カウンターは二階国内線出発ロビーのANAとJALの間。黒い制服のおねえさんが待機している。
就航記念として、1搭乗で500マイルくれる。
マイル登録はスカイスターフライヤーのカウンター横のみで可能。黒いメンバーカードをかざして登録終了。

(追記 9/15 18:00)携帯からアップした後、パソコンからのアクセスが出来ず、誤字が訂正できませんでした。
スターフライヤーが正しいです。

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空港島へ

空港島へ
雨も降らず。
渋滞は大したことなく、20分遅れで関空到着。

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安倍首相辞意表明(その5)なぜか総裁選告示の今日、朝日が麻生バッシング

総裁選出馬するのしないの、と大変微妙な時期に、朝日が
 麻生バッシング記事
を載せている。朝日は福田支持なのか?


麻生グループの派遣会社、賃金3千万円未払い
2007年09月14日

 自民党の麻生太郎幹事長の弟・泰(ゆたか)氏が代表をつとめる麻生グループの人材派遣会社「アソウ・ヒューマニーセンター」(福岡市中央区)が05年8月から今年7月まで、派遣社員延べ約3100人に対し、割増賃金や手当の一部を支払っていなかったことがわかった。未払い額は約3000万円に上るという。同社は取材に対し「手当の計算方法が間違っていた」と釈明。14日にも対象者に支払いを始める06年3月にも労働基準監督署から同様のミスを指摘されていながら、その後も未払いが続いており、改善を怠っていた疑いもある。

 同社によると、未払いになっていたのは、労働基準法で義務づけられた週40時間を超える労働に対する25%以上の割増賃金のほか、「皆勤手当」「リーダー手当」など各種手当の一部。対象者の中には未払い額が50万円を超えた人もいた。今年4月に社内調査を実施した際に発覚したという。

 同社は、調査が終わった7月を基準に、賃金債権の時効にかからない過去2年分にさかのぼって支払うことを決定。対象者全員に謝罪文書を送るとともに、追加して支払う手続きを進めている。給与を計算するコンピューターシステムの設定の不備が原因だったという。

 派遣社員の一部からは「過去2年よりもさらにさかのぼって支払うべきだ」との声も上がっているという。

 今回未払いが発覚した割増賃金については、行橋労働基準監督署が06年3月にも、同社の社員からの相談をきっかけに、適切な支払いを同社に文書で勧告。同社は1カ月後、「適正に支払われるようシステムの設定を変更した」と報告していた。しかし、追加で支払ったのは労基署に相談した社員個人に対してだけで、ほかの対象者には支払っていなかった。

 同社の吉良克己・経営管理部副部長は「(労基署に相談した)派遣社員にはきちんと支払っており、虚偽報告ではない」と釈明する。しかし、ある労基署の関係者は「会社全体に共通するミスなら、分かった時点で改めるのが望ましい」と指摘している。

 アソウ・ヒューマニーセンターの資料によると、同社は84年設立。関連会社を含めた社員数は約220人で九州最大規模。同社を含む麻生グループは38社という。

わざわざ総裁選告示日にこのニュースをぶつけてくる意図がわかりませんな、朝日。よほど
 麻生総裁を潰したい
ということか。

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安倍首相辞意表明(その4)選管内閣なら福田総理の短期政権もあり?

今回の政変劇は
 参院選惨敗を受けて、辞めたがってた安倍ちゃんのクビを、麻生幹事長・与謝野官房長官が「繋ぐ」と約束したけど、実は安倍ちゃんのハシゴを外した
のに
 安倍ちゃんが耐えきれず辞意表明
ってあたりに落ち着きそうなのだが、そうなると
 麻生幹事長への風当たりは強くなる
わけだ。政治のプロの友人に言わせると
 山拓が色を成していたのは、ひょっとしたら「安倍ちゃんのクビを取る期限」はとっくに決まってたんだけど、そのシナリオから安倍ちゃんが降りたので、山拓の計算が外れたのでは
と推測することもできるとか。安倍ちゃんの辞意表明直後のあの山拓のうろたえ振りは、常軌を逸してたからなあ。
本当は
 安倍ちゃんに「インド洋のガソリンスタンド法案」の詰め腹を切らせて、麻生新総理で「世直し」
というシナリオだったみたいなんだけど
 安倍ちゃんが、詰め腹を切る前に、ちゃぶ台返し
をしちゃったから、麻生・与謝野ラインの「深謀遠慮」が瓦解したことになる。
もう、
 麻生幹事長も与謝野官房長官も悪人にしか見えない
もんなあ。そういえば昨日(9/12)
 安倍首相の辞意表明を受けた後に、満面の笑みを浮かべた麻生幹事長
を、どっかで見た。脇の甘い男やな。安倍ちゃんが入院した今日(9/13)ならともかく、昨日(9/12)は
 与謝野官房長官のように、「心痛」を装う
のが「礼儀」ってもんだろうに。あれを見た国民は恐らく
 麻生太郎の人間性に大きな疑問を抱いた
と思う。あんまり多くの人が見たシーンじゃないだろうけど。

で、
 安倍ちゃんを支えてたはずなのに、実はハシゴを外す「絵を描いていた」張本人
というイメージは拭いがたく、麻生陣営は戦略を大きく変えざるを得ないところに来ているようだ。
 詰め腹→禅譲
なら、何の問題もなく
 麻生総理誕生
だったんだけどね。いい参謀はいるのか、麻生太郎。

焦眉の急は、
 安倍ちゃんのちゃぶ台返しを受けての総裁選
なのだが、誰がどう考えても
 短期の選管内閣
になると見る。いくら
 総理大臣
といっても、短期の選管内閣の総理では政治的経歴としても旨みがないから
 オレはやりたくない
というのが、麻生幹事長のホンネじゃないかと思う。でも、
 安倍ちゃんを追い込み、辞意を聞いてたのに、バックレて所信表明演説をさせた幹事長
というのは、
 国政を大混乱させた悪人以外の何者でもない
ので、
 繋ぎの総裁選を逃れると、致命的ダメージ
になる。で、
 イヤだけど、出ざるを得ない
ってとこだな〜。もし
 本当に出たいんですよ
だったら、麻生太郎はかなりの重症だ。

人材の乏しくなった自民党故、
 総裁候補になるような人物は大事にしないといけない
わけで、
 ここで麻生太郎をむざむざ潰すよりも、ワンポイントリリーフを
という声があってもおかしくはない。もちろん
 国政が混乱するのを座視していた幹事長
という汚名は雪ぎがたいので、
 反麻生
といっても、
 実は「この次は麻生」派

 撃ちてし止まん麻生太郎派
の両派が混在していると思われる。

今日(9/13)のところは、
1. 麻生幹事長は出馬するつもり
2.  津島派は額賀福志郎が出ると一度は手を挙げたが、夕方になって「福田さんでもいい」という形に傾く
3.  山拓は自分が出る、と大見得を切ったが、こちらも「福田支持に回る」らしい
4.  最大派閥の町村派は、親分のマッチーと福田元官房長官のどっちにしよう、という話だったが、福田擁立で固まる
5. 谷垣派は谷垣禎一でゴーかと思ったら、ここも「福田支持に回る」とか
ってところみたいね。まあ、いくら
 津島派のプリンス
でも
 額賀福志郎じゃ国民の支持は得られない
って、津島派は早く気がついて良かったですね。人相って宰相には結構重要なファクターですよ。

さて
 誰も拾いに行きたくない「選管内閣」の自民党総裁の椅子
を、さすがに福田元官房長官は見抜いていて
 貧乏くじかもしれないけど
と交わしてましたな。そう、貧乏くじです。今度の総理総裁は。でも
 福田元官房長官にこの次はない
だろうから、最後のチャンスだ。

続き。(1:00)
 福田元官房長官が出馬の意向を固め、小泉前首相も支持を表明
だって。これで
 麻生 vs. 福田の一騎打ちか
というのが、日テレニュース24の観測だ。
しかし、小泉前首相が出てこないとなると
 小泉チルドレンは戦々恐々
ですな。次の選挙は、ほとんどがダメでしょう。

おまけ。(1:40)
【自民党総裁選】小泉前首相も福田氏支持へ、爆発的に支持広がる…麻生氏は出馬を見送るという見方もスレッドより。


404 :名無しさん@八周年:2007/09/13(木) 20:08:29 ID:NNY3oDAR0
「麻生だ」
「いや谷垣さんです」
「町村さんでしょう」
「いや拓さんに」
「うちは古雅さん」
「小泉さんじゃなきゃダメですぅぅぅぅぅ〜〜」

小泉「福田にきめた」

「福田で」
「うちも福田さん」
「福田さん」
「福田ですな」
「うちも福田」
「福田マンセー!!!!!!!」


めちゃくちゃ笑えるんですが

ついでにみんなが手に黒烏龍もってたら、もっと笑える。

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2007-09-13

安倍首相辞意表明(その3)今朝も届いた「安倍内閣メールマガジン 46号」は「安倍総理辞意表明」号

たったいま
 安倍内閣メールマガジン 46号
が届いた。タイトルは
 ★☆ 安倍総理辞意表明 ☆★
というのは凄い。

安倍ちゃん辞意表明の前に原稿を集めてるのだが、さすがに安倍ちゃんの原稿は差し替えたようで、
 辞意表明
を受けての文章が載っている。


[こんにちは、安倍晋三です]
● 改革、テロとの闘いを前に進めるために

 こんにちは、安倍晋三です。

 内閣総理大臣の職を辞することを決意いたしました。

 7月29日の参議院選挙の結果は、大変厳しいものでしたが、改革を止め
てはいけない、戦後レジームからの脱却の方向性を変えてはならない、との
思いから続投の決意をし、これまで全力で取り組んできました。

 また、先般のAPEC首脳会議が開催されたシドニーにおいて、テロとの
闘い、国際社会から期待されている、高い評価をされている活動を中断する
ことがあってはならない、なんとしても継続していかなければならない、と
申し上げました。

 国際社会への貢献、これは私の「主張する外交」の中核であります。この
政策は、なんとしてもやり遂げていく責任が私にはある。こうした思いで、
活動を中断しないために全力を尽くしていく、職を賭していくと申しました。

 テロとの闘いを継続するためには、あらゆる努力をする。環境づくりにつ
いても努力しなければならない。一身をなげうつ覚悟で、全力で努力すべき
と考えてまいりました。

 そのために、私は何をすべきか。

 局面を転換しなければならない。これが私に課せられた責任であると考え
ました。

 改革を進めていく、その決意で続投し、内閣改造を行ったわけですが、今
の状況で、国民の支持、信頼の上で、力強く政策を前に進めていくのは困難
である。ここは、けじめをつけることによって、局面を打開しなければなら
ない。そう判断するにいたりました。

 新たな総理のもとでテロとの闘いを継続していく。それを目指すべきでは
ないだろうか。今月末の国連総会へも、新しい総理が行くことがむしろ局面
を変えていくためにはよいのではないか、と考えました。

 決断が先に延びることで困難が大きくなる、決断はなるべく早く行わなけ
ればならない、と判断いたしました。

 無責任と言われるかもしれません。しかし、国家のため、国民のみなさん
のためには、私は、今、身を引くことが最善だと判断しました。

 約1年間、メルマガの読者のみなさん、国民のみなさん、ありがとうござ
いました。

 この間にいただいた、みなさんの忌憚のないご意見、心温まる激励を、私
は決して忘れません。

 私は官邸を去りますが、改革、そしてテロとの闘いは続きます。これから
も、みなさんのご支援をお願いします。(晋)

え〜、安倍ちゃんに一言言いたければ、こちらへ。


[ご意見、ご感想]

 今週号の感想はこちらから(9月16日まで)
http://www.mmz.kantei.go.jp/inq/inq_top.pl?INQCD=QA070913ri

で、編集担当の大野松茂内閣官房副長官からの一言。


[編集長のひとこと]

 昨日、安倍総理が辞意を表明しました。総理は、記者会見で発言されてい
たように、各国が高く評価し、我が国の国際公約となっている、テロとの闘
いのための活動を続けることができるよう、総理の職を辞してまでも、局面
の転換を図るべし、との決意を表明されました。是非とも、継続を実現した
いと考えます。

 また、このほかにも、年金制度に対する国民の皆さんからの信頼の回復、
地域の活性化による国全体にわたる繁栄の実現など、重要な課題は山積して
います。行政の停滞が生ずることのないよう、全力を挙げてまいります。

 読者の皆さんには、このメルマガを愛読頂き、貴重なご意見を頂いている
こと、深く感謝申し上げます。(まつしげ)

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産科崩壊 産科未受診妊婦が救急搬送されてきました

マスコミが絶対に報道しない話。

一部では、
 産科未受診で飛び込み出産を謀る妊婦

 野良妊婦
と呼んでいる。
もともとはSNSで使われていた仲間内の隠語らしい。
その経緯はこちらに。
野良妊婦の恐怖

さて、
 産科未受診妊婦の行状
についての報告。
【社会】 “たらい回し” 23歳妊婦、かかりつけ医なく…千葉など24病院に延べ42回受け入れ断られる★2スレッドより。


55 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 10:01:53 ID:ORboTONY0
大阪千船病院で野良妊婦観た事あるよ!
とにかく不潔で、風呂に入らない女でしたわ
ニッカポッカ君が来て 子供抱いてトンズラ
看護婦 病院内探しまくってな〜

大阪千船病院というと
 奈良高槻妊婦搬送問題で「受け入れできなかった」と新聞でいじめられてた病院の一つ
だな。
これは
 出産費用踏み倒し
の例だ。

こうした
 産科未受診の飛び込み出産
を、マスコミは絶対に取り上げない。


301 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 11:14:37 ID:oKNJZHNIO
どうしてマスコミはTVだとかかりつけ医がいない事を直隠しにして病院叩くん?

314 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 11:18:50 ID:lj8x6M7/0
>>301
野良妊婦叩きは、主婦叩きをどうしても視聴者に連想させてしまうので今の商業マスコミ
ではご法度。視聴率が下がる。
今のTV視聴者のマジョリティーはお馬鹿な主婦だということを忘れてはいけない。

ま〜、昼のワイドショーの視聴率のためには、絶対に
 妊婦に非があった事実は隠さなくてはならない
だろうね。

産科未受診で飛び込み出産、しかも死産だった例。


324 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 11:21:20 ID:W/t3nZKv0
285は現実を知らんな。今の時代「産み逃げ」されたことのない産科は珍しい。
野良妊婦に大迷惑かけられた憶えの無い産科医は無い。
破水して4時間経っても出てこないから、と救急車を呼び 御入院。

ビシバシの化粧をしてたけど またぐらから死亡した胎児の頭が見えていた。
既に死んでいたので異状死胎で警察に連絡
(これをしないと野良は後から必ずゴネる)。
そんな思いをするのが解っている野良妊婦に引き受け先なんて無いよ。
必ず恩を仇で返すから。

いや〜、飛び込み出産でかつ
 死産って、どういうことだ、病院が殺したんだろう
と因縁つけるのか。

妊婦検診で
 産科未受診妊婦の救急搬送を目撃
したという人のお話。


339 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 11:26:26 ID:wyjYo/Ot0
>>302
私が妊婦検診に行ってたときに野良産婦が救急搬送されてきたことがあったよ。
たまたま妊婦仲間が入院してたから後からそういうことだと教えてもらったのだけど、
とにかく外来スタッフも受け入れに行ってしまったために、3時間くらい診療が
ストップしてしまった。私は安定してたからガマンできたけどつわり中の人とかは
大変そうだった。
分娩室も通常はパーティションで区切って2人同時進行できるのだけど、
感染症を恐れて分娩室は彼女専用となり、他の産婦さんは予備室やLDRなどで
分娩
したらしい。
医者はそれでも「うちが受け入れなかったらどこも受け入れないだろうなーっていう
患者さんだったんで仕方ないんですけどね…」って苦笑交じりで語っていらした。
財団法人がやってるNICU完備でベッド数も多い病院の話でした。

ああ、産科未受診で感染症があった場合、同じ分娩室だと他の妊婦さんや赤ちゃんに感染するかも知れないモノね。そんな不幸があってはならない。
このように
 産科未受診の飛び込み出産は、他の妊産婦や新生児へのバイオテロになる危険性を孕んでいる
のである。
でも、そんなことを一言もマスコミは言わない。

産科未受診妊婦が増えているというのだが。この数字が正しいかどうかはわからない。


615 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 14:32:09 ID:J8Agsg2R0
今じゃ全妊婦のうち1割近くが野良妊婦なんだよ。嫌な時代になったもんだ。
で、その野良妊婦の9割は受け入れても出産費用を払わない。
下手すりゃ産んだ子供置き去りにしていきやがる。

まともな病院が受け入れてくれるわけないだろう・・・

踏み倒される病院側も自衛に走らざるを得ない。
そうすると
 分娩予約金が払えない
という人も出てくる。


721 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 16:46:31 ID:hFGTqjfPO
携帯から失礼。

病院にも問題はあるよ。

私は危うく今週でかかりつけをなくすところだった。
最初
「30週迄に入院予約金として10万円入金してください、残り約30万円の必要費を退院時にいただきます」
と言っていたのに
急遽料金体制が変わりまして、20週までに一括40万円を入金してください。(実費が36万ですんでもお釣りなし。ただし、足が出た場合は更に支払いが発生。)払えない場合は転院していただきます。」
と前回の検診で言われた。
20週過ぎてるけど「特別に」次回検診までに払えばこのまま分娩まで診てやるとも言われた。(もっと丁寧な言い方だったけど。)

他の病院も探したけどどこもいっぱいだった。
紹介状書いてくれるって言ってたけどまともな転院できないから親戚中に頭下げてなんとかお金作った。
この体制になる前は一時金前借りして支払う予定だったからお金が全然集まらなかった時は「一緒に死のう…」って本気で思った。

こんな病院の状況で、頼れる親戚もいない、銀行も消費者金融も一括40万とか貸してくれないってことになったらかかりつけ医がいなくなったままの妊婦がいてもおかしくないかなと思う。
貧乏で子供作った方も悪いけど、出産一時金の前借り制度を利用して産むつもりだった人達はみんなどうしょうもなくなるよ。
もう中絶もできない状態になったところで「今すぐ金を持ってこないなら一人で産め」って追い出されるんだから。

まー、このたらい回しされた人達がかかりつけのいない妊婦か、かかりつけのいなくなった妊婦かはわからないのだけど。

長文失礼しました。

818 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 18:07:43 ID:R0W/f0470
このスレ読んでいて、医療サービスを無料で受けられると勘違いしている人がいて
ビックリした。
特に>>721の人。

824 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 18:15:51 ID:x89MAWOiO
>>818
でも「予約金で40万」はでかいと思うよ。
普通に病気の場合は診察後に支払いなわけだし。

分娩予約にしても予約金にしても一部のDQN野良妊婦のせいだと思うとホントむかつくよ。

834 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 18:21:15 ID:JUXnQTFxO
>>824
普通の病気と違って、出産は自費だからね。
40万でも今の状況を考えると格安料金だぞ。

837 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 18:21:56 ID:R0W/f0470
>>824
出産時にどれぐらいの費用がかかるか、ということすら知らないというのは、子供じみて
いると思う。一生出産しないと考えている人なら知らなくてもいいかもしれないけれど
妊娠する可能性がある人物が「予約金で40万」に驚いていたらこの先、生活は大変だよ。
あっと言う間に多重債務者だよ。

>>721内にある
>銀行も消費者金融も一括40万とか貸してくれないってことになったら
という書き込み内容もかなり危うい。

しかし、いきなり40万円というと驚くけど、子どもを育てると、もっとお金がかかるとは思うんだよね。
貯金もなしに子どもを作って大丈夫なのか。そっちの方がよほど心配だ。
通常、出産にはこれくらいはかかるし、安い方だと思う。


978 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 20:14:22 ID:0e5Sckq10
かかりつけ医に行って検診受けるって、
出産までに何回ぐらい行ってどれくらい金かかるものなの

984 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 20:19:04 ID:J0Lj8OfY0
>>978
45〜55万円が全国的相場、35万円は保険の補助があるので、10〜20万貯金あればノウ問題。

989 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 20:22:18 ID:j3waxlp60
>>984
そんなに安いわけねーだろw
少なくとも出産までに60マンはかかるって
出産も含めての質問だぞ

病院によっては、かなりの防衛策を取っている。


735 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 17:04:25 ID:qf5p0gJr0
>721
長いからよくわからん部分もあるけれど、多くの問題妊婦がいるせいで普通の患者とか
しつこいくらいに疑われて、前金前金!そく入金しろ!って感じ
なんだよね、姉の病院
つきそってて非常に感じ悪かった。

姉はサイフも銀行のカードもうっかり忘れて(上の子の準備もありバタバタしていた)
私のサイフにはその半分位の金額しかはいってなくて。来週には必ず持ってきますって
いったけど、だめ、今日です。今日払えないなら診ませんの一点張り。
送り迎えの妹の私が家に帰ってお金をとりにいって、なんとかなったけど・・・。大抵は妊婦さん一人
で来ていて上の子供もつれてきている状態で。取りに帰れの一点張りは怖すぎると思ったよ。
よっぽど信用されていないんだなぁ。個人情報もすべて預けているのに。

払わないなら診ませんの一点張り。

740 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 17:07:56 ID:uzF2J2d00
>>735
野良妊婦に相当ひどい目にあった病院なんだろ

こんなご意見も。


791 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 17:44:05 ID:J1EQTvld0
野良妊婦さんにいい事教えましょう。
産気づいたらタクシーに乗って大手マスコミに駆け込みましょう。
そこには立派な診療所が必ずあるはずです。
そこで取り上げてもらえるはずです。
だって、いつもマスコミの皆さんは野良妊婦さんの見方なんですから。

994 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 20:26:17 ID:QllyglDM0
確かに野良妊婦は万一の時は味方してくれてるマスゴミに掛け込むのが一番正解かもw

これだけ
 産科未受診の妊婦を擁護
してくれているんだから、
 マスコミは産科未受診妊婦の強い味方
の筈だよね? 是非
 マスコミ社員もしくは社員の配偶者・家族のお産の時にも産科未受診産婦の飛び込み出産を温かく迎えて欲しい
ですね。もちろん
 差別はしない
ですよね?

こうした
 モラルのない妊産婦に関する用語
をまとめてくれた人がいる。
【社会】 “たらい回し” 23歳妊婦、かかりつけ医なく…千葉など24病院に延べ42回受け入れ断られる★3スレッドより。


150 :名無しさん@八周年:2007/09/12(水) 22:57:38 ID:r4HZF05t0
【今日の正しい用語集・お産】
野良妊婦【のらにんぷ】:金もないのに見境なくセクロス、中田氏、当然ゴムなしで妊娠。検診代をケチる(母子手帳なし)DQN妊婦のこと
産み逃げ【うみにげ】:出産代金を踏み倒すこと。野良妊婦に多く見られる。
産み捨て【うみすて】:病院などに子供を置いて退院。産み逃げとのコンボ攻撃が多い。最悪のDQNは学校、公衆便所などに産み捨てる
強産【ごうさん】:前触れも無く突如病院に押し寄せ医者にお産(介助または手術)を押し付ける
        大抵は産み逃げ・産み捨てとトリプルコンボ
道産子【どさんこ】:救急車などで妊婦搬送中に生まれた児のこと。病院の受け入れ交渉に手間取り時間をロスすることが多い

まあ、実態はこの150さんのまとめてくれた用語集のように
 公序良俗に照らすととんでもない妊産婦
だろうとも
 マスコミはあくまで「病院が悪い」という論調で押す
んだろうな。

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2007-09-12

安倍首相辞意表明(その2)政界はすでに「安倍ちゃん終了のお知らせ」

今回の
 安倍ちゃんの辞意表明
が凄いのは
 女房役の与謝野官房長官が「病気の件」を持ち出したことだ
と、政治のプロの友人が言う。確かに
 政治家の病気はできることなら最後まで隠すのが筋
なのだ。
今は流れなくなったが、
 麻生幹事長が「われわれもうすうす感じてたんですが」と発言
したのも、凄い。
 自民党の幹部が総理の病気をメディアの前で明言
したわけで、これは
 安倍ちゃんの政治生命はおしまい
というのと、ほぼ同じだろう。

日テレは、ただいま、
 谷垣禎一・中川昭一のダブルキャストで解説中
だ。このとんでもない混乱のさなかに、この二人をスタジオに引っ張ってくるんだから
 日テレの腕力は凄い
と感心する。
日テレは意図的に
 安倍ちゃんは病気だ
という情報を大量に流している。これは
 安倍ちゃんを墓穴に放り込んで、上から土をかけているのと同じ
だ。日テレなどの情報によると
1. 安倍ちゃんには、最近ずっと医師がついており、昨夜からは医師が公邸に常駐
2. 参院選大敗後は、食事が取れなくなり「粥と点滴で保たせていた」
3. もともと胃腸が悪かった
4. 松岡元農水相自殺後、精神的に不安定(首相側近筋の話)
だそうな。

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速報 安倍首相辞意表明(14:00 首相官邸)→各局辞意表明を放送中(14:30 画像はクリックすると拡大します)→これは「殿、ご乱心」レベルか

いま伝わっている範囲では
 インド洋のガソリンスタンド法案が通りそうにないから
らしい。
NHKは連ドラの途中からニュースに差し替えた模様。
外に出ていて、帰ってきたらこんな調子でビックリ。(13:30)
(画像はクリックすると拡大します)
Img_00101

テレ朝の速報番組は
 急速に政権担当意欲を失った
と言ってますが。これって
 もう、ボクや〜めた
ってことかい?安倍ちゃん。(13:35)

麻生幹事長以下自民党幹部は
 現在、安倍ちゃんの真意を確かめるべく、官邸へ
だって。
ほんとに
 寝耳に水
だったようだ。
本日の国会は中止に。(13:36)

各局、報道は死んでいる模様。
NHKは当然、2時頃には全局(テレ東は知らん)辞任表明を流すんじゃないのか?
ま、この一両日は政治部は総動員態勢になる。APEC→国会→辞意表明と休む暇なし。(13:43)

NHK(13:53)
辞意は最初、麻生太郎幹事長だけに伝えられたらしい。
安倍ちゃんは
1. 自民党総裁選をやる
2. 新しい総裁が決まるまでは首相の職に就いているつもり
だって。
政権与党が自分とこの都合で国政を混乱させるってどういうことよ。

(14:25)
全然記者の質問に答えてない状態で会見終わる。
話だけ聞いてると
 小沢くんがボクとお話ししないっていうから辞めちゃう
と言ってるんですが、安倍ちゃん。
TBSImg_00105
塩爺をフィーチャー。

日テレ。ザ・ワイド粹。
Img_00104

フジ。
Img_00103

NHK。
Img_00102安倍ちゃん涙目。

朝日より。


「局面を打開したい」 安倍首相が会見で辞意表明
2007年09月12日14時22分

安倍首相は12日午後2時、首相官邸で緊急記者会見を開き、正式に辞意を表明した。

 首相の主な発言は、以下の通り。

    ◇

 本日、総理の職を辞するべきと決意いたしました。参議院の選挙の結果が厳しいものとなったが、改革を止めてはいけないと続投を決意し、全力で取り組んできました。テロとの戦いの活動についても国際的に高い評価を得ており、継続していかなければならないと思ってきました。なんとしてもやり遂げていく責任がある、との思いで全力を尽くし、職を賭していく、と発言しました。

 あらゆる努力をし、一身をなげうつ覚悟で全力を傾けて参りました。

 小沢党首に会談を申し入れ、率直な思いと考えを伝えようとしましたが、残念ながら実質的に断られました。

 今後、テロとの戦いを継続させるうえで、私はどうすればいいか。むしろ、局面を転換しなければならない、新たな総理のもとでテロとの戦いの継続を目指すべきではないか。来る国連総会にも新しい総理が行くべきではないか。

 改革を進めていく決意で続投し、内閣改造も行いましたが、今の状況ではなかなか国民の支持、信頼のうえに力強く政策を進めていくのは困難な状況である。自らけじめをつけることで局面を打開しなければいけない、と判断するにいたったわけでございます。

え〜、赤字の部分を翻訳すると
 ボクは小沢君とお話ししたいって言ったのに、小沢君がボクのこと嫌いだって
ですか。

15:00から民主党の小沢代表が会見の予定。

続き。(15:20)
小沢代表、衝撃の発言。


一部報道は採算の申し入れを拒否したというのをみたが
今までわたしも幹事長国対委員長も
一度も党首会談の呼びかけを受けておりませんので
事実と異なった報道をしないように。
党首会談の申し入れについては国対委員長から
その報告を聞いた。
昼前に自民大島国対から申し入れがあった。
党首会談そのものはいつでも受け入れる。
ただ、今日のこの事情からどういう理由でどういう党首会談をしたいのか、官邸からきちんとした申し入れをしてほしいと言ったそうです。
すると、「いや、ご挨拶だ」という答え。
いまこの時点で「ご挨拶の党首会談」というのは首をかしげる提案。
それならば、党首討論という方法もあるんではないでしょうか
国民のみなさまにわかりやすいのでは
それも含めて官邸でもう一度総理に伺う
という話だったそうで、
大島国対委員長がどう総理に伝えどう判断したかは知らない。
国対委員長から、受けた報告はこの通り。
今日の申し入れ以前にはまったく申し入れを受けてない
イエスもノーもない
よくよくみなさまも認識を

あれ〜?
 安倍ちゃんは「ボクが頼んだのに、お話聞いてくれなかった」
だけど
 小沢代表は「そんな話は今日以前にはなかったし、今日はご挨拶ってことだったので、他に考え方があるのではと押し返しただけ」
って答え。

どうもヘンですな。

(18:21)
政治に詳しい友人の見解は
 殿、ご乱心
ではないか、とのこと。
 健康状態
というのは、肉体ではなく、精神的に保たなくなったのでは、という推測だ。

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「マスコミたらい回し」とは?(その109)奈良高槻妊婦搬送問題 救急搬送する以前に胎児は胎内で死亡 病理医学の立場から→マスコミは搬送当日(8/29)の警察発表でその事実を知っていたにもかかわらず、歪曲した報道を続ける

昨日、
2007-09-06「マスコミたらい回し」とは?(その101)奈良高槻妊婦搬送問題「昨夜から出血が」
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/09/101_17c5.html
に、病理医学がご専門のhadzki先生から、貴重なコメントを頂いた。
問題になっている
 奈良から高槻まで運ばれる間に「死産」
の件だけれども
 救急車を呼ぶかなり以前に、胎内で赤ちゃんは亡くなっていた
とのご指摘である。しかも、それが
 その後の報道から読み取れる
とのお話なのである。
再掲する。


初めてコメントいたします。
当方,病理医ですが

>赤ちゃんは救急搬送を受ける以前に胎内で亡くなっていたのではないか、と思われるのだが。

のご指摘通りと考えます。
根拠は「子宮内胎児死亡」の診断の警察発表が,第一報の翌日(8月30日)には既に報道されていたことからも伺えます。これは,肉眼観察レベルで明らかに「子宮内で胎児が死んでいた」・・・つまり表皮の剥離や組織の融解などがあり(=浸軟児の状態)「死んで暫く経っている」と判別可能であったことを意味します浸軟が進むと,死因の詳細な検索は不可能になります。羊膜索症候群,外表奇形,重篤な胎児水腫などといった肉眼的に明らかな異常がない限り,「死因は不詳」とせざるを得ません。

一方で。

搬送中ないし直前にこの児が亡くなったのであれば,新鮮な死体である筈ですね。この場合,死因を調べるためには,病理組織学的な検索を行う必要が生じ,診断確定までには少なくとも1週間程度を要します。また胎児の死因として「分娩時の低酸素」などといった死亡時の状況が記載される筈であり,「死因は不詳」とはならない

しかしこの件では【子宮内胎児死亡】【死因は不詳】の【確定診断】が【翌日発表】された。すなわち肉眼診断レベルで【なぜかはわからないが,一目瞭然,死んでいる】との判断がなされた状況からは,胎児の死亡は搬送直前の出来事ではなく,もっと前におこっていたと推察される。
というわけなのです。

hadzki先生、明快なご説明をありがとうございます。
今でも、
 奈良で妊婦が搬送先が見つからず、死産した問題
と報道されているが、真実は
 奈良で胎内で死亡した胎児を死産しかかっていた妊婦の搬送先が見つからなかった問題
というのが正しいのである。
さらに
 警察発表から、マスコミは当然「救急車を呼ぶ以前にとっくに胎内で胎児が死亡していたことを知っていた」
のにも関わらず、あたかも
 死産したのは、搬送先が見つからなかったせいだ
という
 医療・救急へのバッシング報道を続けている
のだ。

しかも、この件が、一見素晴らしく見える
 厚労省の指導の下、周産期医療センター建設
に結びついている。
 センターを作る
のは
 ハコモノ行政
であり、人手を集めてくるわけではないのだ。今不足していて、本当に各地に必要なのは
 周産期医療を支える人材
である。
 センターだけあっても、医療スタッフがいなければ、周産期医療センターは「タダのハコ」でしかない
のだ。
この
 奈良高槻妊婦搬送問題は「公共工事の発注によって土建屋を儲けさせる」事業を引き出す「打ち出の小槌」に変貌
したのだ。
周産期医療センター建設には
 多額の税金が投入される
のだが、
 必要な医療スタッフを集められるかどうか
は、別な問題なのだ。
 周産期医療センターができたら、赤ちゃんやおかあさんが救えるというのは大きなまやかしを含んでいる
のである。そしてマスコミはその尻馬に乗り、
 本当に必要なのは熟練した医療スタッフ
であるのに、肝心の
 その熟練した医療スタッフを報道で叩き続け、士気を失わせている
のだ。要するに
 医療スタッフが集まらなければ「税金の無駄遣い」にしかならないハコモノ「周産期医療センター」を重視
し、
 中で働くスタッフを減らす報道を続けている
ということだ。
 マスコミは「医療スタッフのいない周産期医療センター」を作らせて、人手が足りずに稼働しなかったら「税金の無駄遣い」と今度は行政を叩く
ために
 壮大なマッチポンプをしかけている
としか思えない。あなたたちに
 人間の心はあるのか
問いたい。
 周産期医療を支える医療スタッフは数が少ない上に、これ以上増える見込みも少ない
のだ。
 いま働いている医師や看護師などの医療スタッフがいなくなる
ようなことがあれば
 生命の危険にさらされている妊産婦も赤ちゃんも助からなくなる
とは、理解してないに違いない。
 いまやっている「周産期医療叩き報道」で、「赤ちゃんとおかあさん殺し」をする
つもりか。
 搬送すべき病院が見つからない
のは
 人手が絶対的に不足しているから
だ。もし、今後
 この報道以後、周産期医療を担う病院が機能を縮小して、妊産婦や赤ちゃんに「犠牲者」や重篤な障碍を負う事態が出現
したら、
 マスコミが自分たちの手で、その赤ちゃんやおかあさんを殺したり、重い障碍を負わせた
と肝に銘じておけ。今やっている報道は
 自分たちの手を血で汚す報道
であると、覚悟しておけ。そして、その時もなお
 わたしたちの報道は間違っていませんでした
と是非、堂々と言い張っていただきたい。
今やってることは、それくらい悪辣な報道である。

で、次やることは
 周産期医療に人が足りないキャンペーン
だろう。いい加減にしてくれ。
 周産期医療を担うスタッフは1年や2年では養成できない
のだぞ。医師ならば医学部から数えて16年以上かかるのだ。
 
周産期医療センター建設の話が出ているので、
 公共工事日照りだった各地の建設業者
は、早速
 うちに工事を
と、動いているだろう。
そういえば、奈良県の建設業者の名簿である 建設業許可業者名簿 知事許可-郡山土木事務所管内分 1 に載っている名前に、大淀病院産婦死亡事例の、三郷町に住む義父の方と同姓同名の三郷町の建築業者名があるのだが、なぜ、大淀病院産婦死亡事例の民事訴訟で
 明らかに救急搬送システム不備の問題であり、行政に責任があるのに、何故国と奈良県を訴えなかったのか
が非常に気になっている。

奈良県は周産期医療センターを作るから、工事発注先は情報公開されるはずだ。

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2007-09-11

舛添厚労相に死亡フラグか? WE(ホワイトカラー・エグゼンプション)を「残業代がなければ早く帰るから」と「家族だんらん法」に言い換えるよう指示

いや〜、
 舛添厚労相がここまでダメダメ
だったとは。
 看板を掛け替えれば「愚民は騙せる」
と思ってますね?舛添厚労相。
時事より。


「家庭だんらん法」に言い換え指示=「残業代ゼロ法」で舛添厚労相
9月11日13時1分配信 時事通信

 舛添要一厚生労働相は11日の閣議後記者会見で、一部事務職を割増賃金の支払い対象から外す「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション制度(WE)」について、「名前を『家庭だんらん法』にしろと言ってある」と言い換えを指示したことを明らかにした。その上で、「残業代が出なければ、早く帰る動機付けになる」と評価、働き方の改革の一環として取り組む考えを示した。
 WEは厚労省が先の通常国会での法制化を目指していたが、「残業代ゼロ制度」と批判を浴び法案提出を見送った。 

これは
1. 「舛添人気」はこれで帳消し
2. 「名前さえ変えればいい」という態度で舛添厚労相の選挙民へのホンネが暴露される
ってことで
 舛添厚労相に死亡フラグ認定
かな〜。
短かったね、舛添厚労相の人気。

もう、騙されないぞ。

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東京芸大で文化庁支援事業として「映像表象技術セミナー(全六回 3万円)」をこの秋開講@11/9締切(画像はクリックすると拡大します)

東京芸大の建築系の
 黒川哲郎研究室
で、今年の秋からの
 映像表現技術セミナーの参加者を募集中
だ。
Omote

文化庁が支援する、若い人材を育成するためのプログラムである。場所は東京芸大で、11/23-25の三日間と2/9-11の三日間の合計6回でショートムービーを制作する。
募集は30人。


                           2007年9月7日
各位
 最近の進歩著しいIT映像技術を、若い人たちに自由な発想で学んでもらう試みです。
 東京藝大建築科黒川研究室とNPO法人ペタアートネットジャパンが協力して、文化庁の今年度の人材育成支援事業として取り組んでいます。
若い人を育てる非常に意義ある事業と自負していますので、ぜひ貴誌紙面にて短信ででもご紹介をお願いできれば幸甚と存じます。

  「映像表象技術セミナー」(全6回、各回10時〜16時)
    2007年11月23日(金・祝日)、24日(土)、25日(日)
    2008年 2月9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)
   場所:東京藝大美術学部総合工房棟4階
   講師:内田英治映画監督、百束昭幸映像プロデューサー、ほか
   受講料:3万円(全6回)
   定員:30名(締切11月9日)
   申込み:メール、電話、ファックス(050−5525−2235)
    http://www.geidai.ac.jp/labs/kurokawa
問い合わせ:03−3478−2189(小田切ようこ)
主催:東京藝大建築科黒川研究室、NPO法人PAN-J
          
以上

申し込みフォームはこちら。


<申込方法>

下記の事項を明記して hyosho@hotmail.co.jp までメールにてお申し込み下さい.

氏名(ふりがな)/電話番号/住所/E-mailアドレス/所属先/制作テーマ


セミナーの詳しい内容。(クリックすると拡大します。下にFAX用申込用紙がついていますので、適宜ダウンロードしてお使いください)
Ura

撮影用機材はもちろん、プロ用の機材がばっちり揃っているそうで、11月にロケ、2月にパソコンでノンリニア編集をやるとか言う話。この手の講習でプロの機材を使えて、プロに指導を受けられて、全部で3万円なら、破格のお値段だと思うけど、どうだろう。
セミナーで制作した作品の著作権も、受講生にくれるしね。(この手のセミナーでは珍しいかも)
いいな、東京はこういうチャンスがあって。
 俺もカメラ振って、監督になりてー
という人は是非。

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「マスコミたらい回し」とは?(その108)「医は仁術」の紀伊民報、訂正記事を載せる

2007-09-08 産科崩壊 「緊急搬送されてきた産科未受診の妊娠30週の早産」を受け入れたら、「堕ろせ」と罵倒され、治療費を踏み倒された上に、子どもを捨てて逃げました→加筆あり
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/09/30_c94e.html
の後半に書いた
 紀伊民報の社説「『医は仁術」を忘れたか」
についての続報。
抗議文が寄せられ、(香)氏は見解を改めた模様。
紀伊民報9/11付社説より。


9月11日(火) 「産科医の過重労働」

 奈良県で妊婦の転送先が決まらず死産した問題を、先日小欄が取り上げたことで、医療関係者などから抗議のメールが数通、届いた。

 ▽38歳の東京都の男性からは、産科医の過重労働や奈良県の医療行政の怠慢を、小欄が見過ごしているという指摘である。状況はこうだと、毎日新聞に掲載された中村秀明記者の記事「医師は疲れ果てている」を紹介していた。

 ▽少し長いが要約する。「(救急搬送中の妊婦が死産した)あの夜、奈良県立医大で当直医2人が詰める産科病棟の状況。午後11時、14時間に及ぶ手術が終わり30分後に別の人の緊急帝王切開手術。次に陣痛の急患が入院。このとき救急隊からの電話。お産の診療中で後にしてほしいと当直医は答えた。そのあと緊急入院2人の治療。入院してきた急患の出産に立ち会う。一睡もできず午前8時半に当直を終えた」

 ▽山形市の男性医師47歳からは「日本の産科医療崩壊は人災です。国会議員がしっかりしなければどうしようもありません。医は仁術かもしれませんが、その崇高(すうこう)な精神は司法界をはじめ、その他の外野がすべて奪い去りました」という意見。産科医が患者を助けられないと、福島県のように不当逮捕か不当起訴される、と訴えている。

 ▽こういう指摘を受けると、過酷な勤務医の実態と、医療行政の怠慢が「医は仁術」以前の問題として見えてくる。問題の根は深い。(香)

和歌山でも産科の先生は疲弊されているはず。新宮に産科の先生が半年だけ派遣されてきたなど、和歌山の産科でも抱える問題がいくつもある。
是非、地域に根ざす報道機関として、足下の事実についても、目を向けていただきたいモノである。

和歌山の産科のしんどい状況については以下に。
2007-04-30 「マスコミたらい回し」とは?(その47) 「看護記録」だけで医療記事が書けると判断したのは毎日新聞奈良支局か? 信じられない初期取材のミステーク 大淀病院産科休止の煽りで、周産期医療を担ってきた新宮市立医療センターは産科休止 紀伊半島南部の産科はほぼ壊滅しかかる
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/04/47_c32d.html
2007-07-02 「マスコミたらい回し」とは?(その83) 奈良県南部の産科を崩壊させ、「お産難民」が和歌山に向かう原因を作った毎日新聞 知らぬ顔で、奈良県南部の「お産難民」受け入れ先の「新宮市立医療センターの産科医不足」を記事に
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/07/83_5f35.html

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「マスコミたらい回し」とは?(その107)不妊治療による多胎とNICU 読売の「美談記事」の謎→追記あり

2007-09-09 「マスコミたらい回し」とは?(その104)不妊治療による多胎とNICU 読売の「美談記事」は設備や人員の整わない地域の周産期医療への言語テロ行為→読売新聞東京本社に電話してみました
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/09/104nicu_ebc1.html
の続き。
今回の四つ子が生まれた兵庫県の小児科医であるYosyan先生が、
 この多胎妊娠の管理についての疑問点
を地元に住む専門家の立場から、ご自身のblog「新小児科医のつぶやき」でいくつか上げておられる。是非、ご一読を。
 2007-09-11 美談だが・・・
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070911

今回の報道から感じる、おかしな点は、Yosyan先生の次の指摘に尽きる。


NICUは貴重な医療資源ですから、ここまでの体制をなぜ取らなければならなかったかがどうしても不可解です。万全を期したい気持ちはわかりますし、そうである事が理想ですが、昨今の新生児医療の現状からするとやや過剰の印象が拭いきれません。何かそうしなければならない事情があったのでしょうか。

Yosyan先生も仰るように
 自然妊娠による四つ子
であれば問題はないのだが、今回は
 不妊治療による四つ子
なのだ。
 選択された「四つ子」
ということ自体、昨今の不妊治療の一般的ガイドラインからも外れている。
「美談」に見えるが、
 よく分からない、おかしな部分
を含んでいるのが、今回の読売新聞の報道なのである。

(14:10)続き。
Yosyan先生のところで、例によってコメント欄で議論が続いている。
 四つ子の謎
については、guri先生が
 体外受精じゃないんじゃないの?
という推論をされている。しかし
 NICUの専有期間が3/20から5月上旬までと通例より長いのは、やはり謎
ということだ。guri先生の議論を途中から引用する。


NICUの占有期間についてはYosyan先生と同様な感想です。多分切迫で入院してしまったためにその期間NICUを開けておかざるを得なくなったのかなと想像しています。出生後は普通の経過なら5月に退院でしょうから、よほど体重増加が悪かったとか、その他合併症がでたのかな、という感じです。

記事に書かれてない時期のことで、いろいろありそうですね。

shy1221先生のblogでYosyan先生がこうコメントされている。


これ産科も管理は大変なんですが、小児科も大変なんですよ。4人同時の早期産未熟児の受け入れのためには、4人の小児科医がスタンバイしておく必要があります。それも24時間体制で。兵庫医大であっても24時間4人体制でNICU維持しているとは思えませんからね。

一人の医師が複数の赤ちゃんを担当するのではなく、なんと四人の小児科の先生が、いつ四つ子が生まれてもいいように24時間待機しているのだ。そのあたりも、読売の記事では、さっぱりわからない書き方になっている。
どう贔屓目に見ても
 今時珍しい、潤沢に産科と小児科の人手と医療資源をかけた周産期管理
なのである。何故そんなことができたのかは、相変わらず謎だ。普通は無理だろう。

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「マスコミたらい回し」とは?(その106)奈良高槻妊婦搬送問題で朝日と読売に電話したら、驚愕の回答が しまいに「誰かに社会的責任を取らせないと収まらない」

奈良高槻妊婦搬送問題がきっかけとなって、一連の
 「たらい回し」とミスリードして医師と救急を叩く魔女狩り報道
が続いてるわけだけど、
 奈良高槻妊婦搬送問題に関して、朝日と読売に電話してくれた方
がいる。
【大阪に】★青木絵美タンを讃えるスレ6★【潜伏】より。
返ってきた答えは
 想像を絶する、驚くべき内容
だった。


540 :卵の名無しさん:2007/09/11(火) 01:30:55 ID:6GKi0/tm0
読売・朝日の読者室に奈良の「たらい回し」の一件で電話してみた。
「実はあの妊婦さんの年齢は36歳ではなく38歳で、何より妊娠六ヶ月というのに、
 それまでかかりつけの医者を持たなかったのですよ。
 しかも救急車の人間に前日から出血があるという旨申し出ていたそうです。
 それにも係わらずムリを押して深夜に買い物に出掛けたようなんです。
 と話したら、
 読者室氏は
 「えっ! ちょっと待って下さい。大至急確認取らせます。

  それにしても、凄い情報をお持ちですね。でも社会的に誰かに責任取らせなきゃ
  収まらない話
ですからそのまま記事にするのは難しいでしょうな。
  妊婦に落ち度があるって雰囲気になっちゃいますから。
  てっきり医者と病院側の不誠実さに問題の焦点があるのかと私は思ってましたね。
  でも、自宅で産むのが流行っているということも耳にしてますから、
  ありえないことでもないのでしょうなあ。」

  こちらの驚きは読者室氏の数倍であることは云うまでもない・・・

542 :卵の名無しさん:2007/09/11(火) 01:58:43 ID:n00lyxUa0
>>540
その程度の取材能力・・・分かってはいたつもりだけど・・・orz

いや〜
 朝日と読売の読者室担当の認識の低さ
は、恐るべきものだ。だって
 38歳で妊娠六ヶ月
は、翌日には分かってた話だし、
 前日から出血
って、産経が9/6付で報道してる内容じゃないか。
詳しくは以下に。
2007-09-06 「マスコミたらい回し」とは?(その101)奈良高槻妊婦搬送問題「昨夜から出血が」
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/09/101_17c5.html

まあ、一つ収穫があったとすれば、
 新聞はこの手の話があれば「医師が悪いと思いこんでいる」ことがわかった点
だな。
メディアリテラシーが一番必要なのは、実は
 マスコミの中の人
なんじゃないのかね。驚くというか、呆れるというか。で、
 社会的に誰かに責任を取らせないと収まらない
って、
 マスコミが医療や救急を叩いて、救急搬送の受け入れ先が減った場合はマスコミが責任を取る
のか? そんなことはたぶんない。結局
 マスコミ以外はみんな「悪」に仕立て上げる
のが、この手の報道の基本的スタンスで
 自分たちが間違っていたとしても、決して訂正も謝罪もしない
というわけですね。要は
 DV男と同じ行動パターン
だ。
 殴っても殴っても、決して自分が悪いと認めない、殴られる奴が悪いと言い張る
ってこと。
こんな生活を大学卒業から55歳くらいまで続けているんだから
 マスコミ人のモラルが、年齢とともに低くなる
のも、むべなるかな、ですな。

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最近の金沢では鰐が捕れるらしい(その2)逃げた鰐を放置した飼い主逮捕

まあ、そんなことだろうとは思っていたのだが。
読売より。


金沢で発見のワニ2匹、無許可で飼育の内装業者を逮捕

 金沢市内で8日と9日に、水田と民家の側溝から見つかったワニ2匹を無許可で飼っていたとして、金沢東署は11日、金沢市松寺町、内装業北裕志容疑者(34)を動物愛護法違反の疑いで逮捕した。


 調べによると、北容疑者は2004年1月から今年8月下旬の間、自宅で、同法で定められている県知事の許可を得ずに、「特定動物」に指定されているワニ2匹を飼育した疑い。

 北容疑者は、倉庫内の水槽に入れて飼っていたワニ2匹を、7月に日光浴のため庭の水槽に移し替えたところ、9月1日にいなくなったことに気付いたという。調べに対し、北容疑者は「2匹ともインターネットのオークションで入手した」と供述しているという。

(2007年9月11日2時15分 読売新聞)

なるほど。
 無許可飼育だから動物愛護法違反
ってことになるのか。
いくら何でも、鰐を2匹も野放しにされちゃ、困るよね。

で、謎なのは
 ネットオークションで入手
っていうんだけど
 どうやって鰐が金沢まで来たか
がわからん。まさか、2匹ともたまたま金沢の業者から落札したとは思えないのだが。

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2007-09-10

学士力(がくしりょく)@中教審

大学全入時代を迎えて
 大学卒業生の学力基準チェックをする
とか、中教審が言い出した。
読売より。


問われる「学士力」、楽じゃないぞ!大学全入時代

 中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の大学分科会小委員会は10日、大学卒業までに学生が最低限身に着けなければならない能力を「学士力(仮称)」と定義し、国として具体的に示す素案をまとめた。

 えり好みさえしなければ誰でも大学に入れる「大学全入時代」の到来を控え、「大卒者(学士)」の質を維持する狙いがある。各大学に対しても、安易に学生を卒業させることのないよう、卒業認定試験の実施など、厳格なチェックを求める。

 今回の素案に示された「学士力」は、「知識」「技能」「態度」「創造的思考力」の4分野13項目。

 「知識」では、専攻分野の基本的な知識の習得だけでなく、社会情勢や歴史とも関連づけて学ぶことを、「技能」では、卒業後の社会生活を送る際に必要な能力として、日本語と特定の外国語で読み、書き、聞き、話す力の習得を求めた。

 さらに、各大学に対し、授業ごとの到達目標や成績評価の基準を明確にし、学士力がどれだけ定着したか把握するよう要請。大卒の水準維持のため、学部別や全学的な卒業認定試験を実施することも提案した。

 ◆「学士力」の主な項目◆

 【知識】
▽異文化の理解 外国などの文化を理解する
▽社会情勢や自然、文化への理解 人類の文化や社会情勢などを理解する

 【技能】
▽コミュニケーション能力 日本語、特定の外国語で読み、書き、聞き、話すことが出来る
▽情報活用力 インターネットなどの多様な情報を適切に使い、活用できる
▽論理的思考力 情報や知識を分析、表現できる

 【態度】
▽チームワーク、リーダーシップ 他者と協力して行動したり、目標実現のために方向性を示せる
▽倫理観 自分の良心や社会のルールに従って、行動できる
▽生涯学習力 卒業後も自ら学習できる

 【創造的思考力】知識、技能、態度を総合的に活用し、問題を解決することができる

(2007年9月10日14時41分 読売新聞)

で、早速畏友S氏が
 安倍ちゃんの採点表
を作ってくれた。


知識: 日本の国内事情を理解できず選挙戦でKYな発言をくりかえす
技能: 乱れた日本語で談話を発表する
情報活用力: 身体検査を行うとみんなザル
論理的思考力: 言うこと聞いてくれない人がいると「やめちゃうよっ」とすねる
リーダーシップ: 意味不明なスローガンを掲げるだけで具体性がない
倫理観: 法律に触れなければ何をやってもOK
生涯学習力: 同じ失敗を何度も繰り返して閣僚を首にする
創造的思考力: 問題は混迷を深めるばかりで何も解決できていない。


さて
採点ははうまっち

安倍ちゃんの乱れた日本語と言えば、
 「慚愧に堪えない」→残念に思う、と言いたかったらしい
が有名だが、昨日のスピーチでも
 「職責にしがみつく」→職責を全うするor地位にしがみつく
という不思議な用法があった。「慚愧に堪えない」は用意した原稿がない発言だけど、昨日のスピーチは原稿有りだから、凄い話。
わたしの周囲では
 スピーチの日本語を手直しできる程度の国語力がある人間が、首相周辺にはいないのか
と、半分呆れられている。

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愛媛で日本初の天然ダイヤ発見 ただし大きさは1/1000ミリ→顕微鏡でも見えてません

さすが
 鉱物標本列島日本
だ。
 ないはずの天然ダイヤが見つかった
という。ただし、
 たった1/1000ミリの大きさ
だから、感覚的には
 ダイヤの粒というよりは「微細なダイヤモンド粉末」
というのが合う。
商業的に成功するようなものではなさそうな感じだ。
読売より。


愛媛で国内初の天然ダイヤ「日本で採れない」定説覆す

 名古屋大と東京大の研究チームは10日、国内で初めて天然のダイヤモンドを愛媛県内で発見した、と発表した。


 アフリカ大陸などと比べ、新しい地質の日本列島では、ダイヤの産出はないとする定説を覆す画期的な発見で、札幌市で開かれている日本地質学会で同日、報告した。

 発見したのは、名古屋大の水上知行さん(地質学)。愛媛県の山間部で数年前に採取した火山岩に、レーザー光を照射し分析したところ、約1000分の1ミリ・メートル(1マイクロ・メートル)ほどの大きさのダイヤを見つけた。

 発見場所は地質学的に貴重で、保護する必要があるため、詳しい地名は明らかにされていない。

 天然ダイヤモンドは、地下100キロ・メートルよりも深いマントルで、1000度以上の高温、5万気圧以上の高圧の状態でできると考えられている。マントルでできたダイヤは、マグマの働きで地上に運ばれてくるが、こうした現象の痕跡は、今から10億年以上前に形成された古い大陸のアフリカやオーストラリアなどでしか見つかっていない。

 一方、約6億年前より新しい時代に形成された日本列島は、天然ダイヤの産出には向かないとされ、これまで発見例もなかった。

 水上さんは「発見されたダイヤモンドの商業的価値は分からないが、日本で本来あるはずがないと思っていたダイヤモンドが見つかり、大変驚いた」と話している。

(2007年9月10日11時17分 読売新聞)

でも、間違った方向に情熱を燃やして
 愛媛でダイヤを盗掘して、大金持ちになろう
とか、思っちゃうヒトが出てくるんだろうな。

続き。(13:11)
産経が写真入りで
 顕微鏡でも見えないダイヤの記事
を掲載している。


愛媛県で日本初の天然ダイヤを発見

愛媛県で見つかった天然ダイヤモンドを含む火山岩の顕微鏡写真。矢印の泡のような部分に、ダイヤの結晶があるとみられる。スケールは100分の1ミリ(名古屋大の水上知行研究員提供)
http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070910/wdi070910001-1.jpg

 愛媛県の四国山地の火山岩から、日本で初めて天然に産出したダイヤモンドを発見したと、名古屋大の水上知行研究員らのチームが10日、札幌市で開催中の日本地質学会で発表した。

 天然ダイヤは、プレート(岩板)が沈み込む日本のような地質活動が活発な場所では産出しないと考えられており、定説を覆す成果。ただ、大きさは1000分の1ミリ程度とみられ、顕微鏡でも結晶は見えない。

 研究チームは「商業的に産出するものではない」と説明。採取場所を保護するため、採取地は明らかにしていない。

 チームは、地上に露出している火山岩を採取。鉱物中の泡のような形状の部分にレーザー光を当て、ダイヤだけが持つ特徴的な波長を検出、大きさを推定した。泡のような部分は、鉱物が地中で形成されるときに二酸化炭素を閉じ込めてできるが、ダイヤ生成との関係は分からないという。

 天然ダイヤは深さ約100キロ以上の高温高圧のマントル内で形成されると考えられており、何らかの原因で地表にまで運ばれたらしい。チームは「どのように岩石が地中深部から上昇したのか、メカニズムを探りたい」としている。

(2007/09/10 11:06)

ま〜、こうした発見が一度あると
 実はこれまで見落としてきたけど、別なところにも「顕微鏡では見えないくらいの極小ダイヤ粉末」があった
ってことになりそうだな。

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「マスコミたらい回し」とは?(その105)共同通信の「横浜焦土作戦」を毎日新聞神奈川支局が更に「アシスト」

大淀病院産婦死亡事例の第一報で誤報を垂れ流し、メディアスクラムを発生させて、大淀病院の産科を潰し、奈良県南部の産科を絶滅させたのは
 毎日新聞奈良支局
である。その後、
 横浜堀病院民事訴訟の原告である共同通信記者氏や「陣痛促進剤による被害を考える会」
と歩調を合わせて
 大淀病院と産科の先生叩き報道
を続けている状況については拙blogでも取り上げてきた。
で、横浜堀病院民事訴訟の原告である共同通信記者氏は、職場が支援しているらしく、
 共同通信の産科叩き記事
も非常に多い。しかも通信社という性格上、共同通信の「産科叩き記事」は
 全国の新聞・テレビに配信される
ものだから、そのまま紙面に使われ
 産科憎しの記事が全国紙や地方紙紙面に踊る
こととなる。
かくして、横浜市を中心とする神奈川県東部では
 共同通信による「横浜焦土作戦」
が成功を収めつつあり、
 神奈川県東部の産科事情は日に日に悪化している
のが目下の「戦況」である。(神奈川県西部の産科については、これ以前に崩壊の一途をたどっている)
これについて、
 毎日新聞神奈川支局
が、9/7付で
 搬送拒否
という見出しで、報道しているが、はっきり言って
 今更何を
だ。それとも
 共同・毎日の共同歩調で、更に神奈川県の産科を壊滅に追い込みたい
のだろうか。


妊婦搬送:5回以上拒否、13件−−川崎市、05・06年度 /神奈川

 ◇病院到着は最大143分
 川崎市で05〜06年度に、妊婦の救急搬送受け入れを病院に5回以上拒否されたケースが13件あったことが、同市消防局のまとめで分かった。救急車が呼ばれた場所に着いてから最終的に受け入れた病院に到着するまで、最大143分かかっていた。
 奈良県橿原市の妊婦が搬送中に死産した問題を受けて調査した。2年間で妊婦の搬送は1797件。05年度は6人、06年度は7人が5回以上拒否され、最高で8回拒否されていた。
 受け入れ拒否4回は13人、3回は27人、2回は61人、1回は133人だった。搬送にかかった平均時間は06年度が31分49秒、05年度は31分13秒。妊婦や胎児の容体に影響した事例はなかった
 救急隊は、かかりつけの病院か、近場で受け入れ態勢が整った病院に連絡し許可を得た上で妊婦を搬送する。川崎市消防局は「拒否回数を減らし搬送時間を短縮させるために最善の努力を払っているが、病院の都合もあり難しい」と話す。
 一方、川崎市産婦人科医会の砂田裕和会長は「市内の産科は、聖マリアンナ医大病院をはじめ、ほぼ満床状態で医師も不足している。可能な限り受け入れたいが、限界がある」と医療現場の窮状を語った。【吉住遊】

 ◇搬送1時間以上3件、10回拒否の事例も−−06年、横浜市

 横浜市内でも06年の1年間に、病院に10回拒否されるなど受け入れ先決定まで1時間以上かかった搬送が3件あった。
 横浜市安全管理局によると、06年の妊婦搬送は453件。うち3件は、救急隊到着から受け入れ先決定まで60〜65分、受け入れ病院に到着するまで79〜84分かかった。この間、病院に7〜10回拒否されていた。妊婦はいずれも最終的に市内の病院に搬送され、容体に影響はなかった
 同市の調査によると、市内には53の分娩(ぶんべん)取り扱い施設があるが、04年度に比べて10施設減っている。【池田知広】
毎日新聞 2007年9月7日

毎日の記事は、脊髄反射で
 妊産婦の搬送
だけ。しかも
 容体に影響はなかった事例
ばかりだ。一体、何が問題なのか。要は
 救急を叩き、病院を叩くだけの記事
ではないか。ミスリードもいいところである。
そのくせ、肝心の、妊産婦の緊急搬送とは切っても切れない
 新生児の搬送
についてはスルー。アホですか。
新生児の搬送も、神奈川では悲惨な状況なのだ。つまり
 神奈川県では周産期医療の搬送体制がすでにぎりぎりの所に来ている
のだ。
そして、搬送に時間がかかる事態は、今始まったことではない。実は
 昨年10/7付紙面で、朝日新聞が、神奈川県の妊婦の県外への緊急搬送は1割に及ぶと報道
しているのである。詳しくは以下に。
2006-11-06 首都圏の産科救急崩壊 (その2) 神奈川で高リスク出産は賭け
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/11/2_b801.html
神奈川の県外搬送1割は少ないように思われるかも知れないが、実数にすると100件ほど、妊産婦の搬送が問題になっている奈良県の平成16年の県外搬送が67件だから、神奈川県の県外搬送数の方が遙かに多いのだ。

更にその後、今年の4月には、周産期医療の最前線から証言があり、神奈川の惨状はヒトの知るところとなっている。
2007-04-01 首都圏医療崩壊 神奈川の産科・小児科の惨状
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/04/post_59ca.html
から、問題の箇所を再掲する。


昨日から、あちこちにコピペされているmedtoolz先生のblog「レジデント初期研修用資料 雑記」
 2007年03月31日 神奈川県の現状
http://medt00lz.s59.xrea.com/blog/archives/2007/03/post_475.html
だが、後輩から聞いた
 神奈川県の小児科・産科事情
が目を覆う惨状である。
できれば、全文を読んでいただきたいのだが、わたしがショックだったのは以下。
便宜的に番号をつける。

1. 奈良県の産科事例、例の18病院が救急搬入を断った話は、現場では誰も驚かなかった。神奈川では、20病院以上に声をかけても搬入先がみつからないのは日常茶飯事だから
2. 産科救急で一番不足しているのが、小児集中治療に携わる医師。30週未満の早産では、 生まれた子供は集中治療室でないと処置ができない、NICUのない病院は、 そもそも救急搬入に対応できない
3. 小児用の集中治療室が維持できなくなっている。 「早産の子供に対応してほしい」という声よりも、「風邪の子供を 24時間診てほしい」という声のほうが圧倒的に大きくて、集中治療室を放棄せざるを得ない
4. 某大学では、病院が24時間救急を受ける方針を決定した。風邪の子供を抱えたお母さんが 夜中に殺到して外来が回せなくなり、集中治療室を閉めて対応せざるを得なかった

川崎も横浜も、
 人口集中地域
であるにも関わらず、産科が減っているのは、
1. 昨年の「堀病院が無資格助産でガサ入れ」された結果、助産師さんを手当てできない中小規模産科が、医師の高齢化もあって、閉鎖
2. 産科閉鎖で、他の病院に妊婦さんが流れ、その病院のキャパシティを超えた分娩を扱わざるを得なくなり、現場が疲弊、結果的に産科を閉じる「産科ドミノ倒し」が起きる
からだ。これが
 共同通信による「横浜焦土作戦」
だ。もともと、
 日本の産科医の52%は50歳以上
であり、50歳を過ぎると分娩を扱うのは、体力的に難しくなってくる。そこへきて
 無資格助産でガサ入れ
ということになったから
 しんどい思いをして、お産を取っても、それで警察に睨まれるなら割に合わない
と、50歳を過ぎた産科医がお産をやめる速度に拍車がかかっている。その点でも
 横浜堀病院民事訴訟の原告である共同通信記者氏は「産科絶滅に貢献」
している。堀病院にガサが入ったのは、実にこの共同通信記者氏の働きによるところを大とするからだ。そのことはご本人が講演で、明言している。発言内容は以下に。
2007-06-08 「マスコミたらい回し」とは? (その66) 共同通信による「横浜焦土作戦」成功 横浜市内から、産科医次々と立ち去り現場は疲弊

その他、共同通信の「横浜焦土作戦」については、以下に。
2007-06-15 「マスコミたらい回し」とは? (その67) 共同通信による「横浜焦土作戦」更に進む 横浜栄区でついに分娩施設ゼロ 年間500件のお産を取っていた横浜栄共済病院が4月以降新規分娩受付中止
2007-06-17 「マスコミたらい回し」とは? (その70) 共同通信の「横浜焦土作戦」を数字で見る
2007-06-19 「マスコミたらい回し」とは? (その71) 共同通信による「横浜焦土作戦」は周辺からも「援軍」 鎌倉市ではすでに産科は一つだけ 小泉前首相のお膝元横須賀の産科はほぼ壊滅→加筆あり

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安倍ちゃん、「インド洋のガソリンスタンド」法案に首相職を賭ける

いきなり何を言い出すのかと思ったら。
ここは
 安倍ちゃんの天敵朝日新聞
より。


インド洋給油、継続できなければ退陣 安倍首相が会見
2007年09月09日20時25分

 安倍首相は9日、シドニー市内のホテルで記者会見し、11月1日で期限が切れるテロ対策特別措置法に基づくインド洋での海上自衛隊による給油活動の継続について「国会は大変厳しい状況だが、国際的公約となった以上、私には大きな責任がある。職を賭して取り組んでいく」と述べた。さらに、活動を継続できない場合は「職責にしがみつくということはない」とも言明し、政治責任をとって内閣総辞職をする考えも表明した。
 首相は給油活動を継続する法案について「提出にあたり、特に民主党の理解をいただくため、あらゆる最大限の努力を払わなければならない。全力を尽くし、職を賭していく」と述べた。さらに民主党の小沢代表との党首会談を「なるべく早い段階でお願いしたい」とも語り、法案をめぐる協議で民主党の賛同を求める考えを示した。

 そのうえで首相は「活動が継続できなければ内閣総辞職をする覚悟か」との質問に対し、「あらゆるすべての力を振り絞って職責を果たしていかなければならない。当然、私は職責にしがみつくということはない」と答え、給油活動を延長できない場合には退陣する決意を明らかにした。

わたしの周りの反応はこんな感じ。
 「おお、よほどやめたいのか、安倍ちゃん」
 「まさに特攻だな」
 「見苦しい」
ま、どう考えても、悪手。でも、安倍ちゃんのことだから
 職を賭す、といえば、きっとみんなが「インド洋のガソリンスタンド法案」を通してくれると信じている
という目も捨てがたい。

安倍ちゃんの動向から目が離せない。

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最近の金沢では鰐が捕れるらしい

一匹目は一昨日、田んぼの中で。稲刈りをしてた農家のおじさんが足で踏んで捕まえた。
朝日より。


稲刈り中、ワニ出現 足で踏み捕獲 金沢
2007年09月09日07時31分

 8日午後3時ごろ、金沢市磯部町の田んぼにワニがいるのを、稲刈りをしていた近くの農業宮前一之さん(64)が見つけ、頭を足で踏み押さえて捕獲した。金沢東署はペットとして飼われていたのが逃げたとみて、飼い主を捜している。


捕獲されたワニ=8日午後、金沢東署で

 同署によると、ワニは黄土色と黒色のまだら模様で、体長約1メートル。写真を見た大阪市の天王寺動物園の職員によると、中南米に生息するメガネカイマンとみられる。成長しても2メートル前後で、ワニの中では飼いやすいとされ、多く輸入されているという。

 現場はJR金沢駅から北へ約2キロの田園地帯。宮前さんによると、コンバインに乗って稲刈りをしていたところ、目の前にさっと現れた。初めは口を開けて威嚇してきたが、次第におとなしくなった。近くに止めていた軽トラックから縄を持ってきて、長靴を履いた足で頭を押さえ、首のあたりを縛ったという。

 40年農業をしてきた宮前さんは「ヘビやカメはよく見るがワニは初めて。9歳と5歳の孫も一緒にいたので、逃がしたら危ないと思って捕まえた」と話した。

おとなしく縛られたのね。
ここまでなら、
 あ〜、どっかから逃げたのか
で終わりなんだけど、
 さらにもう一匹、今度は住宅地の側溝に現れた
というのだ。
同じく朝日より。


住宅地で1メートルのワニ捕獲 2日連続、2匹目 金沢
2007年09月09日23時39分

 9日午後8時10分ごろ金沢市松寺町で、付近に住む帰宅途中の女性から「側溝にワニがいる」という110番通報があった。駆けつけた石川県警金沢東署員8人がネットやロープを使って捕獲した。8日にも北に800メートルほど離れた同市磯部町の田んぼでワニが捕獲されたばかりで、同署で飼い主を捜している。

 同署によると、ワニは体長約1メートル。8日に捕獲されたワニとほぼ同じ大きさで、焦げ茶色と黒色のまだら模様だという。種類は不明。側溝は幅約30センチ、深さ約30センチで、署員が発見した時ワニはじっとしていたという。

 現場はJR金沢駅から北へ約2.5キロの、田んぼが隣接した住宅地。

 動物愛護法でワニは「特定動物(危険な動物)」に指定され、飼育には知事の許可が必要とされる。

おいおい。2匹も出てくるのはヘン。
誰か爬虫類愛好家が飼ってたのが、集団脱走した?
野良鰐にはあまり遭遇したくないぞ。

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2007-09-09

医療崩壊 安倍ちゃんの地元山口は心臓が原因の心肺停止状態の救急搬送生存率全国最下位 柳澤伯夫前厚労相の地元静岡は惨憺たる状況

心臓病持ちの人は、山口ではしんどい、ということなのか?
安倍ちゃんの地元山口は 
 2005年の心臓が原因の心肺停止状態で救急搬送された人の救命率が全国最下位
になった。
順調に、山口の医療は崩壊しているようだ。
山口新聞より。(見出しからして誤字あり)


心配停止緊急搬送の生存率 山口05年最下位

2007年9月8日(土)掲載

心筋梗塞(こうそく)などで心肺停止状態になり、救急搬送された患者の1カ月後の生存率が、都道府県によって約5倍の格差があることが7日、総務省消防庁が初めて行った調査で分かった。最も生存率が低かったのは山口県で、搬送187人のうち1カ月後の生存は5人で2.67%だった。

心肺停止状態で搬送されたのは全国で延べ1万6257人で、1カ月後の生存率は7.19%(1169人)だった。

都道府県別では、佐賀の生存率が最も高く、搬送した73人のうち10人で13.70%。次いで宮崎13.29%、高知12.75%だった。


■救命講習やAED配備 県内向上図る
県防災危機管理課は、調査では搬送者の生存率に大きく影響する重篤度が考慮されていないことや、県内の症例数が200件に満たないことを挙げ「単年の数字で県の取り組みを評価するにはなじまない」としている。

同課によると、2006年度の県の速報値では、搬送者194人のうち、1カ月後の生存は22人で、生存率は11.3%。全国平均の8.5%を上回っている

県は、市民による応急措置を普及するための救命講習の実施や、高度な技術を持った救急救命士の育成などに引き続き取り組み、生存率の向上を目指すという。

 心配停止状態
って、読んでる方が心配になりますぜ、山口新聞。
救急搬送といっても、人口の少ない自治体で、重い患者さんが続けて出れば、生存率は下がる。
元になった消防庁発表のデータはこちら。
様々な条件下での救急救命処置の生存率への効果に関する結果報告  「ウツタイン様式調査オンライン処理システム」  平成17年中登録データ(確定)概要・平成18年中登録データ(速報)概要(平成19年9月7日)の別紙1-7
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/190906-2/190907-2houdou_b.pdf
Qq(表はクリックすると拡大します)
ワースト8の自治体と搬送数・生存者数・生存率は次の通り。

1 山口県 187/5/2.67%
2 山形県 221/6/2.71%
3 愛媛県 212/7/3.30%
4 栃木県 375/13/3.47%
5 福島県 411/15/3.65%

6 青森県 268/10/3.73%
7 静岡県 520/20/3.85%
8 香川県 77/3/3.90%

う〜ん、山口・山形の両県もさることながら、東京の近辺だと
 栃木・福島
が目立ちますね。一番やばそうなのは
 柳澤前厚労相の地元静岡
だな。

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「マスコミたらい回し」とは?(その104)不妊治療による多胎とNICU 読売の「美談記事」は設備や人員の整わない地域の周産期医療への言語テロ行為→読売新聞東京本社に電話してみました

これが日本のどの地域でも可能な
 病院間連携
だと思ったら、大間違いだ、読売新聞。たまたま
 設備が揃っている地域での実に幸運な例
だということを、分かっているのか。
兵庫の6病院連携、四つ子の赤ちゃん救う
web魚拓
四つ子の赤ちゃんがNICUと他の病院との連携で無事育っているというのは結構だし、今回の幸運なご家族には、是非、無事に赤ちゃんもおかあさんも過ごしていただきたい。それだけの「幸運」なのだから。

けれども、こうした
 不妊治療による多胎の成功例を喧伝
することで、
 今回ほど設備も産科医や小児科医の数が足りてない地域で、同様の「不妊治療による多胎出産」希望
が、増加することを憂う。
例えば奈良県で四つ子のためにNICUを事前に準備するのは不可能だろう。
兵庫県でも、西宮や神戸に近い地域でなかったらどうだろう?

現在、各地域の周産期医療で問題になっているのは
 不妊治療による多胎妊娠の「丸投げ」
であることは、ずいぶん前から指摘されている。
 不妊クリニックは、妊娠させるだけで、出産は別な病院が引き受ける
からだ。不妊クリニックは
 成功率を上げるために、複数の受精卵を子宮に戻す
ことが多い。そうすると
 みかけの成功率は上がる
からだ。
 多胎妊娠して、どんな赤ちゃんが生まれたか、その赤ちゃんが無事育ったか
ということについては
 不妊クリニックは決して語らない
のである。
 妊娠させれば、それでおしまい
という商売の仕方をしているからだ。そして
 不妊治療で多胎妊娠した妊婦さんが産科を回ると「多胎を扱えないと断られる」ケースが多い
のである。ましてや
 多胎のために、赤ちゃんやおかあさんが出産時になにか問題があったとしても、不妊クリニックは一切責任を取らないし、その治療にかかった多額の医療費についても、まったく関知しない
のである。不妊クリニックは自由診療だから、両親から高い治療費を取っている。生まれた子どもについての責任も取らないから、儲かる一方だ。「不妊クリニック製造」の「多胎妊娠」を引き取って、訴訟に晒されるのは
 最後に赤ちゃんを取り上げた産科
である。
2007-04-15 不妊クリニックの「製造者責任」 体外受精では自然妊娠より高率で妊娠異常発生 妊婦の異常に対応する産科医は転帰によっては訴訟を起こされるのだが、原因を作った不妊クリニックは責任を取っているのか?
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/04/post_628b.html

今回の赤ちゃんの例でも、大変だったように
 多胎妊娠では、赤ちゃんの体重が軽く、命の危険に晒されることが多いし、早産になりやすから母体も危険
なのだ。しかも、多胎だから、一度の出産で複数のベッドが必要になる。
そして、NICUに一ヶ月入れば、
 赤ちゃん一人につき1000万円ほどの医療費がかかっている
という事実も、読売は無視している。長期入院すれば、その月数分かかる。つまり、たとえば三つ子で、三ヶ月NICUに入ったのであれば
 3×3×1000万円=9000万円
の医療費がかかっている。これらの経費は、ほぼ全額、国の負担となる。
普段、マスコミは
 医療費抑制
と書いているくせに、こうした
 「美談」になりやすい濃厚医療
については、絶対にNICUにかかる経費を表に出さない。

その上、周産期医療の設備不足・人員不足は、極限まで来ているのだ。今では、三つ子や四つ子だけでなく、
 多胎妊娠一般
すなわち
 不妊治療による双子でも受け入れに困難がある
のを、読売は無視しているのか?
2007-04-22 周産期医療崩壊 不妊治療における安易な「双子願望」は誰が煽っているのか
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/04/post_0189.html
2007-04-23 不妊治療で生まれてくる「子どもの福祉」という観点
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/04/post_8585.html
こうした
 不妊治療による多胎妊娠

 デザインされた多胎妊娠
であることを、読売新聞は無視し、むしろ煽っているように思える。これが
 周産期医療の現場を疲弊させる言語テロ
でなかったら、何だろう?

子どもの今後の人生という点でも、多胎児はハンディを負うことがある。
 超低体重出生児
には、成長がゆっくりな子どもが一定の割合でいるのだ。
2007-04-06 不妊治療で語られないこと 小さく産まれた赤ちゃんが学校に行くとき
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/04/post_8bc7.html
新聞は
 多胎児が無事にある程度育った時点
では記事にするが
 その後、どういう子どもに育っていったか
については、フォローしない。大変残念なことなのだが、普通に育つ子どもばかりではないのだ。
たった一人でも、子どもの成長がゆっくりな場合、親は苦悩する。学校でいじめられたり、教師の理解を得られないことはしばしばだ。成長のゆっくりな子どもを持った親は、それだけで敗北感にうちひしがれてしまうことさえある。そして、成長のゆっくりな子どもは、周りの大人が、その子に十分に注意を払って、できるだけ保護し、成長を促す手筈を整えてやらなくてはならない。
多胎の場合は、そうした心配が、生まれた子どもの数だけ一挙に増えてしまうのである。

子どもが産まれることは嬉しいことだし、「美談」は結構だが、一度こうした
 実に幸運な例
が報道されると、誰もが
 自分も幸運な例になるだろう
と期待する。不妊治療をしているカップルは、切実に子どもを望んでおり、肉体的苦痛に耐えて治療を受けているわけで、
 これだけ努力してるのだから、なにかいいことがあってもいい
と思う気持ちは強い。ところが、現実には
 幸運はそう簡単にはやってこない
のだ。
読売新聞の安易な「美談」報道が招くのは
 周産期医療への更なる圧迫と崩壊
である。
 不妊治療による多胎妊娠と出産についての報道

 責任を持って、より慎重にしていただきたい
ものだ。そうでないと、不幸な家族と周産期医療の崩壊した地域が日本に増えることとなる。

(追記 14:00)
読売新聞東京本社読者センターに電話して、記事を掲載した真意を尋ねてみたら
 四つ子が助かったのはいいことで、これが問題になるという「感覚」の方が理解できない
 意見をお持ちになるのは結構だが、ただ聞くだけだ
 ご苦労様でした
という返事だった。
電話を受けたおじさんはえらい憮然としてましたな。そもそも、最初ちょっと聞いてただけで、あとはずっと受話器を机に置いて、話し終わるのを待ってたからな。たぶん、何が問題なのか分からないというよりも
 素人が大新聞がwebのトップに載せた美談に難癖つけるなんて、精神に異常を来しているに違いない
くらいに思っていることでしょう。いや〜、さすがに 
 社会の木鐸の「読者センター」担当
は、心意気が違いますね。

マスコミの認識は、この程度。
ま、電話番のおじさんは、現役で記事を書いてるのかどうか謎だから、
 若干、現場との認識のズレ
があるかも知れないが。(ひょっとしたら相当ずれてるかも知れない)
日曜日に電話番というのは、どういう社内ポジションのヒトがやってるんでしょうかね。声を聞く限りでは、40-50代くらいのおじさん(たぶん喫煙者)でしたが。

要するに
1. 産科はどこも手が足りていて、連携すれば、三つ子でも四つ子でも、いつでも産んでもらえる
2. 不妊治療による多胎妊娠が母子の生命に危険を及ぼし、産後の母子の健康にも問題があるということを全く認識してない(電話を受けたおじさんは少なくともそうだった。推定年齢と読売新聞の社風から言って、母子の健康には普段から興味はないのだろう。その代わり「産めよ、増やせよ」とか言いそうだ)
ということらしいな。
コメント欄に、現場に立つ「風邪ぎみ」先生からの悲鳴が上がっている。再掲する。


都市近郊でこういう助け合いが行われていると、地方からの搬送依頼が制限されます。
助け合って救命した事は素晴らしいけれど、「奈良たらいまわし」の対側の新聞記者さんの考える理想例として
取り上げられたのでしょうが、いかにも浅薄な発想
に思えます。
このおかあさんは、3ヶ月間
その周辺およびそこの三次施設にを頼りにする
圏域全ての周産期医療に我慢、抑制を強いる事で、2番目の子供を生みました。
それはそれで仕方ない事です。
しかし、ジャーナリズムの本質とは、そうした美談だけを伝える事ではなく
そうした美談の裏にある問題点(すでに言い尽くされているのですが)を
掘り起こす事
でしょう。
文中の医療者のコメントは本当にこんな内容だけだったのですかね?
そうだったとしたら、周産期医療に対する問題意識欠如甚だしいことになりますが、
きっと多くの言葉がカットされているのでしょうね。

『ぜいたくは敵(てき)だ」
「ぜいたくは素敵(すてき)だ」

素敵な美談報道でした。
でも敵のようにしか思えないほど
もう産科医の心はグレてしまいつつあります。

読売新聞の記事を書いた記者も、さきほど東京本社の読者センターで対応してくれたおじさんも、どちらも
 お産を引き取る産科医や子どもを治療する小児科医の悲鳴
は聞こえないらしいし、
 取材の時に聞いた「都合の悪いコメント」
も、やはり
 聞こえなかったことにしている
のだろうな。なおかつ
 近畿全体での産科連携でこうしたNICUの使われ方がどういう事態を引き起こすか
ということについても、なにも考えてないのであろう。電話に出たおじさんは
 奈良から兵庫への搬送
の可能性については、まったく考えてないようだった。たぶん、関西の産科崩壊の状況については、よくわかってないから、この記事を堂々と載せているのだろう。
日曜日に読売新聞本社の読者センターの電話番をしているおじさんが、もし、新聞社の正規の社員なら、
 悲鳴を上げている現場の産科医や小児科医よりは遙かに高給
の筈だ。
 「持てるもの」には「持たざるもの」の気持ちは分からない
というが、まさに、そういうことですかね。

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藤原宮大極殿院南門現説@9/8

藤原宮大極殿南門現説@9/8
ともかく、暑い現説。
半分ぼうっとしつつ、メモを取りつつ、聞く。
しかし、配布資料をただ読んでるような説明だったら、現説やる意味ないじゃん。聞かせる工夫がないのは、あかんのと違う?所内のポジションなんて、今日の現説と何の関係もない。部長は喋るの苦手らしいけど、その前に、現説に足を運んで来る人のニーズが何か、理解する必要があるのでは?
あの調子が続くようだと、寒心に堪えない。

(以下はクリックすると画像は拡大します)
Fj1
参加者に振る舞われた麦茶。氷入りにバージョンアップ。
冷たくて、頭がすっきりした。
どうもごちそうさまでした。


Fj3
頭を垂れ始めた稲穂。奥に見える二等辺三角形の山は、大和三山の一つ、耳成山。
藤原宮蹟のすぐ傍には、こうした田園風景が拡がる。
横を通ると、若い稲の香りが漂っていた。

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2007-09-08

産科崩壊 「緊急搬送されてきた産科未受診の妊娠30週の早産」を受け入れたら、「堕ろせ」と罵倒され、治療費を踏み倒された上に、子どもを捨てて逃げました→加筆あり

マスコミが絶対に報道しない話。
産科医絶滅史43巻〜クーパーを使うこと自体違法〜スレッドより。


255 :卵の名無しさん:2007/09/06(木) 11:05:23 ID:NkIJmq1j0
妊娠しているかもしれないという女性の下腹痛の救急搬送依頼を受けたら・・・

子宮口はほぼ全開、超音波の推定体重から妊娠30週程度。
周産期センターに連絡を取るも搬送する時間なんかもう無い。
とりあえず、新生児の搬送依頼をして分娩に立ち会うことに。
事情を付き添いの知人男性(たぶん腹の児の父親。特定職種で
流行のだぶだぶの紫色のズボンをはいており猛烈に酒臭い)
に説明をすると「子供はいらないからおろしてくれ。」と。
そんなことはもうできないと説明すると「なんだテメー。」と
興奮して椅子や壁とキックボクシングをはじめた。
相手をしている暇はないので、妊婦に分娩になることを説明すると
ふてくされたように横を向き目も合わせない。
そのまま分娩となり(飛び込みDQNは何故か安産が多い)、
新生児を蘇生して知人男性の「誰の許可を得てテメーは・・・」との
お言葉を頂きながら新生児を搬送。
妊婦はお支払いもなく翌日ドロン。児を引き取るつもりも能力もなく
児は施設へ。周産期センターの医師からはやんわりを嫌みを言われ
「何で俺が・・」と思いつつも今後のお付き合いを考えただただ謝る。


本当に妊婦をたらい回しなんてする人の気持ちがしれませんね。

妊娠30週といえば、
 八ヶ月半だから早産
である。母子ともに危険だ。
運ばれてきた妊婦さんの付き添い男性に
 堕ろせ
といわれた上に、早産の子どもは仮死状態で生まれ、必死に蘇生したのに、両親はそのまま逃げてしまった、という悲しすぎる話。しかもこの場合産科だけでない、
 NICUにも支援
してもらっているのだ。たぶん、この赤ちゃんの救命で、もう一人別の赤ちゃんが他の医療機関にはじき出されているかも知れない。

255先生には同情の声が集まっている。


262 :卵の名無しさん:2007/09/06(木) 11:52:47 ID:u17u/wq90
>>255

危険な橋を渡って、母、子ともに助けてあげたにもかかわらず
その母親、父親からは感謝されず、あげくの果てには、産み逃げですか?
はあ。。。
その上、子供を置き去り。。。

以前なんかの記事で見ましたが、8人の強産テロのうち、6人は産み逃げ
1人は、子供置き去りだそうです。

このような人たちのために、休日、夜間、命を削りながら働かれている先生方。。。
つらいですね

264 :卵の名無しさん:2007/09/06(木) 12:02:43 ID:bcPmqAU+0
>>255
それでも産科を続けているんですか

これでも
 医は仁術というのを忘れたか
とか、暴言を吐きますか、マスコミ。

このような
 飛び込み分娩
のことを
 強産
と名付けたヒトがいた。


600 :卵の名無しさん:2007/09/08(土) 09:32:46 ID:CWQfqRVH0
>>255妊婦はお支払いもなく翌日ドロン。児を引き取るつもりも能力もなく
児は施設へ。周産期センターの医師からはやんわりを嫌みを言われ
「何で俺が・・」と思いつつも今後のお付き合いを考えただただ謝る。
‘@またまたカメレスすまそ
   こういった事態がかならずおこるだろう、で、強訴にちなんで強産、って予防
ってこのスレではなしたのが一年前
  意外とはやかったというか????感慨無量か???

あれから一年経ちましたね。
日本の産科医療は、医療従事者は疲弊し、トラブルを起こす患者さんは増え、ますます
 産科絶滅への負のスパイラル
に入っていますね。で、マスコミが
 たらい回し報道で、絶滅の速度を速めている
ってことでしょうか。

おまけ。(18:30)
 「医は仁術」はどこへ
と、医師を非難する、とてもステキな
 紀伊民報の9/6付社説
を載せておく。


9月6日(木) 「『医は仁術』はどこへ」

 救急車で運ばれる妊婦の転送先が決まらず、死産した奈良県の事例は、内容が明らかになるにつれて何か背中に冷たいものが走るような気がする。

 ▽救急搬送という、人の生命にかかわるような事態に、受け入れを断るような病院がいくつもあったということは、常識では考えられないことだ。札幌市でも昨年1年間で、妊婦ら女性5人が救急搬送中に、病院から受け入れを拒否されていたことが分かった(本紙5日付)。この5人は、かかりつけ医がいなかったからだそうだ。

 ▽たとえかかりつけ医がいなくても、病人を治療するのが医師ではないか。日本の医道は、病院の建物が立派になり医師の人数が増えただけで、算術(もうけることを考える)は発達しても、仁術(じんじゅつ=損得を度外視し、奉仕的に治療する)は発達していないとみた。

 ▽死産問題に関して、舛添厚生労働相は「奈良県では昨年にも同様の事故があったのに検証もしておらず、これでは救える命も救えない」と厳しく指摘している。「救える命も救えない」という指摘は奈良県にとって、ある意味では屈辱的だ。奈良県は厳しい宿題を与えられたのである。

 ▽和歌山県でも、お産のできる病院は減っている。そうした現状を踏まえ、医療関係者や地域の首長は、この出来事を「他山の石」として受け止め、いろいろな場合を想定して、具体的な対策を考えておいてもらいたい。(香)

こうした
 「大本営発表」の精神論
を脊髄反射のように書き散らす、紀伊民報の「香」氏には、
 インパール作戦時の第十五軍司令・牟田口廉也中将の訓示
を捧げる。(高木俊朗『抗命』より)


諸君、佐藤烈兵団長は、軍命に背きコヒマ方面の戦線を放棄した。
食う物がないから戦争は出来んと言って勝手に退りよった。
これが皇軍か。
皇軍は食う物がなくても戦いをしなければならないのだ。
兵器がない、やれ弾丸がない、食う物がないなどは戦いを放棄する理由にならぬ。
弾丸がなかったら銃剣があるじゃないか。
銃剣がなくなれば、腕でいくんじゃ。
腕もなくなったら足で蹴れ。
足もやられたら口で噛みついて行け。
日本男子には大和魂があるということを忘れちゃいかん。
日本は神州である。神々が守って下さる。

なお、この有名な訓示を、Yosyan先生は
 産経新聞の社説
に捧げられており、コメント欄で774先生が、それをパロディにしたものを披瀝なさっている。
 新小児科医のつぶやき 2007-09-02 マスコミよ これでもヒマか 夏の夜
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070902

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「マスコミたらい回し」とは?(その103)なぜか忘れ去られる「フリーライダー(福祉タダ乗り)」論

ある大学でのお話。
女子留学生が妊娠していることが発覚。事務のヒトが気がついた。
慌てて病院に連れて行くと、もう6ヶ月。
無事子どもは生まれたが、未婚。子どもの父親は不法滞在で強制送還された。
留学生は一旦子どもを連れて帰国、その後は子どもを親に預け、また留学生活を続けた。
この留学生は、ちゃんと国保に加入していた。
以前、留学生が病気になったときに問題になったのが
 国保未加入問題
で、留学生を抱える大学は、入学時のオリエンテーションで、口を酸っぱくして国保加入を指導するのだが、
 高いからイヤ
と、分かっているのに、加入しない学生もいた。そうなると、話は更に面倒なことになる。いわゆる
 フリーライダー(福祉タダ乗り)の問題
になるからだ。社会保険費を払わず、
 サービスだけは受ける
のでは、社会保険の根幹が崩れてしまう。

奈良高槻妊婦搬送問題を受けて、全国で
 うちの自治体にも、似た話が
と藪をつついたような騒ぎになっているのだが、なぜか
 フリーライダー(福祉にタダ乗りする人たち)
の話にはならない。長いこと産科を未受診で、場合によっては出産までそのまま、という妊産婦には、
 社会保険未加入のヒト
もいるだろうけれども、その話にはならない。外国人による売春が行われている地域では、こうした出産があるはずなのだが、マスコミは敢えてその話には触れない。この手の後ろ暗いお仕事に就いている不法滞在の外国人は、ほぼ、健康保険には加入してない。いろんな例があるだろうけれども、是非
 人身売買と国際的非難を浴びている日本の性風俗産業で働く不法滞在外国人女性の妊娠・出産
についても、マスコミは取材していただきたい。ある自治体で、妊産婦検診を無料にしたら、
 近隣地域の性風俗で働く外国人女性が押し寄せて、たちまち制度がパンクした
という噂を聞いた。こうしたことは、マスコミが取り上げる話じゃないのか。

というのも、今の魔女狩りに近い
 たらい回し報道

 そもそも、受け入れ不能を告げているだけでは「たらい回し」にはならないから、マスコミの悪意のあるミスリード
である上に、産科未受診の妊産婦についてはバックグラウンドを説明しないから、
 社会保険をちゃんと支払っている落ち度のない妊婦が受け入れられなかった
ように見えるけど、本当なのか?
妊産婦の医療という問題とは別に
 フリーライダー
については、きちんと議論しないといけないのではないか?
 医療費抑制
というならば、
 フリーライダーについては、どう対応すべきか
をちゃんと考えないと、偏るのではないのか?それとも
 ともかく赤ちゃんとおかあさんがかわいそう
というなら、その妊産婦のバックグラウンドを説明して、例えば
 不法滞在で、性風俗に「人身売買」で連れてこられた女性が、社会保険未加入のまま「産科未受診で救急要請」
と書けばいいではないか。そして、
 人身売買された女性と生まれてくる子どもの人権を守ろう
という論戦を張ればいいのではないか。

医療や救急を叩くのは結構だが、
 長期間にわたって産科未受診の妊産婦の受け入れが難しい
のは、
 乾いた雑巾を絞れるだけ絞り、さらに遠心分離器に掛けているような、現在の産科の人手不足
からいうと、この10日ほどのマスコミの論調は
 努力しても叩かれる不当なバッシング
である。これは
 マスコミの間違った「大本営発表」
だと思う。恐らく、マスコミが依拠している「大本営」では
 医師の数は足りている、足りないのは「精神力」だ、働け、もっと医師は働け、過労死するまで働け
と考えているのだろう。これが
 人でなしの発想
であることは論を俟たない。

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現説 藤原宮大極殿院南門(飛鳥藤原第148次)@9/8 13:30- 奈文研

今日は13:30から藤原宮跡で
 藤原宮大極殿院南門の現説
だ。
場所はこちら。
http://www.nabunken.go.jp/record/setsumei/img/2007/20070908/f20070908.jpg

最近、現説に来るのはいいけど、マナー違反のヒトが多いらしく、こんな警告付き。


発掘調査現地説明会

飛鳥藤原第148次(藤原宮大極殿院南門)の現地説明会を開催いたします

【日 時】 2007年9月8日(土)
説明は午後1時30分〜 1回行います ※小雨 決行
【場 所】 奈良県橿原市高殿町
「飛鳥藤原第148次(藤原宮大極殿院南門)」発掘調査現場
【交 通】 近鉄大阪線「耳成」駅下車南へ徒歩25分
【報告者】 都城発掘調査部 研究員 高田 貫太
都城発掘調査部 研究員 箱崎 和久
※ 駐車場は、ありませんので車でのご来場は、ご遠慮下さい。
なお、現地説明会場へは地図の矢印の道順でお越し下さる ようお願いします。
現場周辺の畦道や水田を通ることはご遠慮下さい。

畦や水田は私有地だからな。結構、畦や耕作地を踏み荒らしてるヒトがいたりして驚く。(所謂「銀塩orデジタル一眼オヤジ」集団だったりするから、もっとびっくり。写真さえ撮れれば、いいのかと。)

今回出てきた大極殿院南門跡は、かなり大きいので話題になっている。
読売より。


奈良・藤原宮跡 大極殿院「南門」基壇・階段跡が出土

大極殿院南門にあった階段の一部と見られる石材(6日、奈良県橿原市の藤原宮跡で)=吉野拓也撮影
http://osaka.yomiuri.co.jp/inishie/news/img/is70907a.jpg

 奈良県橿原市の藤原宮(694〜710年)跡で、天皇の即位など国家的儀式を行った大極殿院の正門「南門」の基壇跡と、南北に取りつけられた幅約25メートルの階段跡が出土、奈良文化財研究所が6日、発表した。門、階段とも最大級で、続日本紀に律令国家成立を国内外に示したと記された大宝元年(701年)の元日朝賀が行われた舞台だった。同研究所は「新しい国づくりの出発を荘厳に演出したのだろう」としている。

 土壇が残る大極殿の南50メートルを調査。南門の礎石と柱を据えていた基壇(東西39・1メートル、南北14メートル)と南北にそれぞれ階段跡(東西24・7メートル、南北1・2メートル)の遺構が出土した。過去の調査で見つかった11枚の石材が、階段の1段目に当たることも判明した。門は東西約35メートル、南北約10メートルの平屋構造と推定され、階段幅は平城宮第1次大極殿院の正門より約10メートル長い。基壇の下は、地面を約1メートル掘り込み、土と砂を交互に入れて層状に棒で突き固める「版築(はんちく)」の技法で地盤を強化していた。

 続日本紀には、文武天皇(683〜707)が役人からあいさつを受けた元日朝賀で、南門近くに、朱雀や白虎の四神などを表した7本の幢幡旗(どうばんざお)を立て、新羅の使者らが参列したという記述がある。現地説明会は8日午後1時30分。

 鈴木嘉吉・元奈良国立文化財研究所長(建築史)の話「天皇中心の律令政治のスタートに当たって、天皇の威厳を示す儀式にふさわしい大きな門と階段だ」

元日朝賀
 元日に天皇が貴族や役人らから、年始のあいさつを受ける儀式。皇太子以下の臣下が南門に向かって朝堂院に並び、天皇は大極殿の高御座(たかみくら)に着く。律令制下の重要な儀式だが、平安時代中期以後は行われなくなった。


(2007年09月07日 読売新聞)

うちからだと実に不便な桜井線乗り換えで、耳成下車が吉かな。
幸い、今のところはお天気が保っている。
デジカメの電源はチャージしたばかりなので、頑張っていってこよっと。
帰りは、おふさ観音方向に行くか、素直に耳成駅に戻るか、悩むところだ。昨日、徹夜明けで一本研究会発表をしてきたところなので、体力の残り具合で決めよう。

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2007-09-06

ネパール航空 機体の不具合で空の神に生け贄の山羊を捧げる

日本だと
 お祓い
とか
 お札を貼ったり、お守りをぶら下げたりする
のだが、ネパールだと
 空の神様に生け贄の山羊を捧げる
という話。
zakzakより。


ネパール航空、機体不具合でヤギいけにえ…運航再開

 【カトマンズ4日=ロイター】国営ロイヤル・ネパール航空は4日、保有するボーイング757型2機のうちの1機に技術的な不具合が出たことを受け、ヒンドゥー教の空の神をなだめるため、いけにえとしてヤギ2匹をささげたことを明らかにした。

 ロイヤル・ネパール航空は過去数週間、この不具合のために何便かを運航中止にしなければならない状況だった。

 当局者によると、ヤギは2日、同国唯一の国際空港であるカトマンズの空港で、問題の発生した機体の前で、ヒンドゥー教のしきたりにのっとっていけにえにされた。

 同航空会社の幹部は「機体の不具合は直り、運航を再開した」と語った。不具合の内容については説明しなかった。

ZAKZAK 2007/09/06

ま〜、犠牲が可視化されてるから驚くわけで、やってる中身は
 しかるべき金品を提供してお祓いしてもらったり、お守りやお札を受ける
のと変わらない。
しかし、
 山羊を捧げる対象の空の神
って、神格はなんだろう?そっちの方が知りたい。

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「マスコミたらい回し」とは?(その102)自称マスコミ関係者の素敵な書き込み「売れてナンボ」→奈良県南部の産科を絶滅させた毎日新聞奈良支局は初の奈良検定問題集を出版 現在絶賛予約受付中

あくまでも掲示板の書き込みだから、誰が書いてるのか不明だし、単なる煽りかも知れないけれども、せっかくだから釣られることにする。
【大阪に】★青木絵美タンを讃えるスレ6★【潜伏】より。


339 :卵の名無しさん:2007/09/05(水) 03:23:15 ID:V00c3Ybe0
おまいら、いつまでもグズグズ女の腐ったみたいに大淀事件は誤報だ、ミスリードだ、
産科医がカワイソウだとかゴチャゴチャ抜かすな、アホんだれが!
何が「たらい回しは酷いです!」だと?  笑わせんな!
あの報道で毎日はんは立派な賞をもらったんやで! 凄いやないか!
おまいらが束になっていくらクダ巻いたところで貰えないもんなんだぞ。
真実であろうとなかろうとこっちは商売で物書いているんだから営業妨害すんな
書かれた身になれだの、女性が安心して産めないだの、辛気臭いことばっか
ぬかしおってからに。
誰かてウケ狙いの話する時にはちょっとぐらい色つけるやろ?
そんなときにツマラン突っ込みいれて冷や水ぶっ掛けて、誰が喜ぶんじゃい!
新聞はなあ売れてナンボなんじゃ、わかるか?

340 :卵の名無しさん:2007/09/05(水) 03:38:37 ID:V00c3Ybe0
>>339
キャッチコピーで火を点け、記事で煽り、記者会見で謝らせて油を注ぐ。
何度も同じネタでメシが喰えるんや!
 な、地球に優しいリサイクルってもんや。
別に煽ることに医学知識だ、真実か否かが入る余地はないやろ?
それをクソ真面目に「この箇所は捏造だ、無責任な批判だ」とか、ホンマに呆れるわ。
そもそも新聞記者が真実を求めてるなんてオメデタイ考えが悪い。
「このネタでどれくらい引っ張れるかなあ? よしっ、これをスパイスに・・・マス目を
埋めて・・・」と毎日はんや他の記者たちは涙ぐましい程懸命に知恵を絞っているのよ。
読者は産科のセンセばかりじゃないのですよ。こちらの煽りにそのまま青筋立てて下さる
善良な読者様からの購読料が何よりも大切
なのです。勘違いは本人も相手も不幸にします。
ここにいる皆さん、ハッキリ言って新聞商売の対象外です、ハイ。
変な啓蒙活動で商売の邪魔しないで下さい。スイマセン、医者叩きは受けるんです、実際。
記者も読者もロクな知識ないし、何を書いても受ける
んです。堪忍してやって下さい。
 商売といえば、毎日奈良支局はんも中々お上手やね。「ご当地検定」で問題集揃えはった。
キトラ・高松塚から東大寺・興福寺・・・ネタ満載やね。検定に前回3000人が受験した
からその人だけでも買えば一部1000円で、金300万円也。
支局の面子から窺うに先生方の大好きな中村敦茂記者や高松塚を手掛け大淀病院事件の
林由紀子記者、他オールスターキャストが健筆
を振るっておられるのでしょう。
袖触れ合うも他生の縁、先生方もお一ついかがでっか?

まあ、本当に新聞社の関係者が書いたんなら、頭の中身を疑うけど、
 ウソをウソと見抜けないヒトは生き残れない掲示板の書き込み
だから、たぶん、マスコミ関係者を装った書き込みでしょう。
もし、万が一、新聞社の社員なら、書き込みが朝3時過ぎだから、一仕事終わった整理部部員か、自前の媒体を持たない通信社の記者か?

続き。
毎日新聞奈良支局編集の
 奈良検定問題集
は、
 現在、絶賛予約受付中
だ。
毎日より。


毎日新聞からお知らせ 奈良検定問題集を初出版 きょうから予約受け付け /奈良

2007年9月4日 奈良版

 毎日新聞奈良支局は、「奈良まほろばソムリエ検定」(奈良検定)の参考書「チャレンジ奈良検定!練習問題集」を出版、発売します。奈良検定は今年1月に第1回試験があり、県内外から約3500人が受検、反響を呼び、来年1月の第2回検定でも多数の受検申し込みが予想されます。これまで公式テキストブックは発行されていますが、問題集が出るのは、今回が初めてです。

 内容は、昨秋以来、毎日新聞「なら面」で好評連載中の「チャレンジ!奈良検定」を大幅に加筆・修正。第1回検定試験問題100問と解答▽検定問題の傾向と分析▽満点合格者が語る「合格の秘訣(ひけつ)」▽「奈良通2級」「奈良通1級」対策各200問▽キトラ・高松塚古墳特集問題100問など盛りだくさんです。巻末には奈良県内の国宝一覧200余点を市町村別に掲載、チェックリストを使えば旅先で楽しみながら学習できます。発行にあたっては、検定を主催する奈良商工会議所に企画協力を得ました。

 10月10日発売予定。9月4日から毎日新聞奈良支局、各販売所のほか主要書店で予約受け付けを開始します。

 【書名】 チャレンジ奈良検定!練習問題集

 【編著】 毎日新聞奈良支局

 【企画協力】奈良商工会議所

 【発行元】日本教育研究センター

 【価格】1050円(税込み)

 【寸法】A5判 160ページ

 【予約・問い合わせ】毎日新聞奈良支局

 (電話0742・34・1521 ファクス0742・34・5020)主要書店でも扱います。

なるほど。奈良支局の中村敦茂記者が、
 奈良県立医大産婦人科教室は叩くが、荒井正吾奈良県知事にはすり寄る
理由は、このあたりか。県のご機嫌を損ねないように、できれば
 平城遷都1300年記念事業の企画で大もうけ
って算段ですか。橿原高校ご出身という噂の林由紀子記者にも、是非頑張っていただきたいモノです。

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「マスコミたらい回し」とは?(その101)奈良高槻妊婦搬送問題「昨夜から出血が」

38歳の産科未受診の妊婦さんが搬送先がなかなか見つからなかった
 奈良高槻妊婦搬送問題
だが、問題の妊婦さんは
 前日から出血していた
と救急隊員に話していると、産経新聞が報じている。


苦渋…妊婦死産 搬送の救急隊員語る「受け入れ先なく動けなかった」

 奈良県橿原市の妊婦(38)の受け入れ病院探しが難航し、死産した問題で、救急車で妊婦の搬送に当たった中和広域消防組合・橿原消防署の中村寿孝消防士長(32)が5日、産経新聞の取材に応じ「すぐ運びたかったが、受け入れ先がなく、動けなかった」と悔しさを語った。千葉市内でも最近1年7カ月の間に45人の妊婦が救急搬送の受け入れ拒否にあっていたことも判明。周産期医療体制の問題の根深さが改めてクローズアップされている。

「急ブレーキ避け徐行したが…」

 「橿原市醍醐町のスーパーで急病」。同組合通信指令課から同署に搬送指令があったのは、8月29日午前2時47分。運転担当の中村さんは、救護隊長や救護員とともに1分後には救急車に乗り込み、4分後に現場へスーパー入り口前のベンチで横になっていた妊婦は「昨日の晩から出血しています。痛い…」と訴えた。

 「流産の可能性がある。産婦人科のある病院を手配してほしい」。指令課に連絡し、すぐに妊婦を救急車に乗せた。

 ほどなくして指令課から「奈良には病院がないので大阪をあたる」と連絡があった。この後延々と病院探しが始まった。

 「遠くなって申し訳ないが、大阪になりそうです」と隊員が告げた。付き添いの男性は「一度家に帰って朝に近くの病院に行きたい」と答えた。だが「流産の可能性がある。このまま病院に行った方がいい」と説得し、妊婦も「病院へ」と訴えた。

 だが、搬送先はなかなか決まらない。

 「現在の状況を!」(救急隊員)

 「〇〇病院に交渉中」 「処置中ということで無理だった」(指令課)

 こんなやりとりが何度も繰り返された。

 隊員は「なかなか決まらず、すみません」と妊婦に話すと、妊婦は小さくうなずきながらじっと待ち続けたという。

 「大阪の高槻病院に連絡がついた。搬送してください」。約1時間半後の同4時19分、中村さんはハンドルを握った。隊員が「これから搬送します」と妊婦に伝えると、付き添いの男性が安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 同4時半、妊婦が突然「出る、出る」と苦しみ出した。少量の出血。隊員は「ゆっくり深呼吸して。今病院に向かっているから落ち着いてくださいね」と声をかけた。

 同5時6分に破水。そのすぐ後に、救急車は高槻市内の国道交差点で軽乗用車と衝突した。事故直前、雨が激しくなり、視界が悪かったという。

 「交差点で急ブレーキをかけると妊婦に負担をかける。少しずつ徐行しながら交差点に入ったときだった」と中村さん。「高槻消防の救急車を呼んだので移しますね」と妊婦に説明した。

 同7時ごろ、中村さんら隊員は高槻病院へ行き、付き添いの男性に謝罪。消防署の連絡先を記したメモを手渡した。

 「患者の不安や痛みを少しでも和らげるためにも、受け入れ先がすぐに決まるようなシステムにしてほしい」。中村さんは、切実に語った。

(2007/09/06 08:10)

う〜ん。
どうも、このやりとりを見る限り、残念ながら、赤ちゃんは救急搬送を受ける以前に胎内で亡くなっていたのではないか、と思われるのだが。
死産して、病院の診察を受けてから、やっと「妊娠24週」という診断が下り、この妊婦さんは翌30日に退院している。以前、切迫流産をしたことがある、という話だったのだから、出血が始まった時点で、産婦人科をすぐに受診すべきだったろう。この妊婦さんの言う「昨日」がどの時間帯かわからないけれども、深夜帯でなければ、もっと早く受け入れてくれる病院は見つかったかも知れない。

今回は残念ながら間に合わなかったのだが、38歳で長い間生理がなく、いきなり不正出血をしたのであれば、切迫流産や重い病気などが疑われるから、その時点で病院にかからないと、命に関わることもある。

35歳を過ぎれば、妊婦としては高齢だし、最近は若年で更年期障害が始まる場合がある。産婦人科は減ってきているけれども、25歳を過ぎたら、かかりつけの産婦人科をもって置いた方がいい。人間の身体は、思ったより複雑なので、メンテナンスは必要だ。

広域救急の整備はもちろん必要だけれども
 プレママ教育の充実
も必要である。初等・中等教育や大学教養の段階および政府や自治体の公報などで、啓蒙・教育に努めることが、自分の身体を大切にすることにつながる。
 生理が来る限り、妊娠する可能性がある
ということを忘れていると、さまざまな悲しい結果を引き起こす。

おまけ。
超低年齢出産の話。掲示板の書き込みなので真偽は不明。
たらい回し流産「断られて当然」と暴論スレッドより。


198 :卵の名無しさん:2007/09/01(土) 15:58:30 ID:AEC3uMm+0
こんなのかわいいものだ。
今年3月に、○○市民病院にて、小学校6年生が
腹痛を訴えて救急車ではこばれてきた。
これがなんと陣痛。
結局無事に産まれたが、かたわらで母親がおおなきしてた。
(以下略)

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2007-09-05

「マスコミたらい回し」とは?(その100)奈良県南部の産科を絶滅させた毎日新聞と密接な関係にあるMBSの「ちちんぷいぷい」で角さんが「奈良県南部に産科がないんですか?住んでないから知らないんですが」 マスコミの認識なんてこんな程度

遅い昼食兼夕食(になるかも)を取りながら、MBSの
 ちちんぷいぷい
をつけたら、ちょうど
 近畿の広域産科救急の連携
のニュースをやっていた。「ちちんぷいぷい」というのは、MBSを定年退職した角淳一元アナと年かさのゲストが、午後二時から六時前までの時間を、ゆるゆるのトークを中心に過ごす
 半分環境ビデオみたいな、ちょっと報道もはいったりする番組
である。
で、ゲストから
 奈良県南部には産科がないので、近畿の中での連携といっても、和歌山や三重との連携も考えないと
という発言があったのを受けた角さんが
 奈良県南部には産科がないんですか。住んでないので知らないのですが。
ちょっと待て。誰が、
 大淀病院の産科を潰した
んや。毎日新聞とMBS/TBSがその先陣を切ってたんやないかい。

おお、さすが、MBS。
まあ、角さんは病気の件もあるから大目に見るにしても
 自分たちの報道が奈良県南部の産科の最後の砦であった大淀病院の産科を潰した
ってことを、すっかり忘れ去ってますな。

去年のMBSのVOICEは、こんな
 大淀病院と奈良県立医大産婦人科教室叩き番組
を放映した。
 2006-11-02 「マスコミたらい回し」とは? (その30) 大阪のMBS、今日になっても「医療ミス」を主張 大淀病院産婦死亡事例の資料集(ビデオキャプチャ画像→クリックすると拡大します) →追記あり→更に追記あり
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/11/_30_a0fd.html
わたしは、この時、奈良県立医大産婦人科教室の小林教授にインタビューをしていた女性記者は、大淀病院産婦死亡事例報道で誤報を垂れ流した張本人である、毎日新聞奈良支局の青木絵美記者ではないかと疑っているのだが、確証はない。

結局
 報道する側の意識
なんて、この程度だ。
 去年と今年の妊産婦の搬送問題を受けて、体制の整備が前倒しになった
というニュースだから
 大淀病院産婦死亡事例
に触れないわけにはいかないのだが、なぜかその件についてはスルー。

今日のゲストでは、一番年長である
 大谷晃一
が「奈良高槻妊婦搬送問題」について
 この人、医者に掛かってなかったんやろ
と核心を突いていたけど、CMで流された。

ま〜、MBSはええかげんですな。
そして、こんないい加減な放送局と新聞社に最後のよりどころであった産科を潰された、奈良県南部を含む紀伊半島南部の妊産婦の方々、またその煽りを受けて、受診者が激増しているその他の近畿の産科の医療スタッフと「お産難民」になりつつある妊産婦の方々には深く同情する。
毎日新聞とMBSの罪は実に重い。

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遺骨を寺の境内に放置で「死体遺棄」

死んだら火葬にするのが、日本の多くの埋葬方法だが、都会では
 墓地が高い
という問題がある。墓地を買っても、子どもが一緒に住んでいなければ、その内、墓は荒れ、無縁墓になるのがオチだ。子どもがいても、家制度が崩壊している現在、墓や家の祭祀を守ってくれるとは限らない。

73歳の女性が、夫の骨壺をお寺に放置して、書類送検された。
 死体遺棄
になるらしい。
朝日より。


「金に困って」夫の遺骨を墓地に放置 女性を書類送検
2007年09月05日11時08分

 夫の遺骨を寺の境内に放置したとして、神奈川県警藤沢北署は5日、横浜市瀬谷区の無職の女(73)を死体遺棄の疑いで横浜地検に書類送検した。

 調べでは、女は5月19日、藤沢市打戻の妙福寺の境内に夫の遺骨を放置した疑い。同署によると、遺骨は白い布に包まれ、火埋葬許可証の切れ端と、「供養してください」と書かれた紙、たばこなどと一緒にポリ袋に入れられていた。

 調べに対し女は「墓を買う金がなく、子どもに迷惑をかけたくなかった」と話しているという。女は遺骨を放置した後、「線香をあげてください」と書いた匿名の手紙を、数千円の現金とともに寺に送っていた。 女は04年7月に病死した夫を横浜市内の火葬場で火葬し、遺骨を自宅で保管していたという。

永代供養料は結構高い。
妙福寺の永代供養料
 最低で百二十万円から
で、お寺の側とすれば
 たった数千円でお骨をお寺に捨てられても
ということだったのだろうと思う。ここは古刹のようだから、それで永代供養料が高くなるのかな。

お寺にお骨を預かって貰うには、猫を捨てるんじゃないんだから、それなりの供養料がいる。
もし、お経を読んで貰いたいというのなら、対価は取られる。寺院経営というのは、そういう商売だ。

ただ、この話が何とも切ないのは、
 供養できないお骨をどうしたらいいか
とこの女性が悩んだときに、誰も手をさしのべなかった点だ。

お骨に対するお寺の中の人達の感覚は、結構ドライだ。
田舎のお寺だと、古いお墓が壊れて、放り出された骨壺がまたどこかに埋もれて、長い間かかって、外に出てきたりすることがある。
 なあ、松の木の根元に骨壺があんのやけど
 ああ、あれな。こないだ気がついた。お寺やし、お骨なんてどうも思わんわ。子どもの頃から、見慣れてるし。
という会話を以前関西のお寺で聞いたけど、案外、お寺の中にいる人達は、こんなもので、お骨に対しては、
 死体遺棄
なんて言われても、驚くばかりだろう。法律上は「死体遺棄」に当たるだろうけれども。

こっそり供養してあげれば、この73歳の女性も書類送検されなかったんだろうけど、火埋葬証明書をつけて、わずかなお経料を送ってしまったのが、逆に寺側の不信を招いたのかも知れない。
非常に悲しいお話である。

捨て子は育ててくれる大人が必要だけど、放り出された遺骨は、心ある人がいなければ、誰も供養してくれない。
今でも戦地に遺骨収集に行く人達がいる一方で、市井の死者は身の置き所がなくなってきている。

続き。
札幌の家の墓は、お骨が入ってない。「清墓」というらしい。
曾祖父が、
 子孫は札幌から出て行くだろうから
という理由で、檀那寺に納骨堂を建てた。上海から将来した観音様が塚のように石を積み上げたてっぺんに立っていたのだが、祖母が「お観音さまが粗末になる」というので、観音堂を寄進した。いま、納骨堂は、観音堂の下にある。
その祖母が亡くなり、四十九日にお骨を中に納めた。曾祖父母も祖父もその中にいるし、有縁無縁のさまざまな死者の遺骨がそこには納められている。
お彼岸、お盆と年三回は忙しかった。檀那寺の位牌場に参り、納骨堂に参り、里塚にあるお墓に参り、家では棚経に回ってくるお坊さんをお迎えする。一番軽いのが、納骨堂のお参りで、お供えができる間はお供えもしていたが(最近制限されているはず)、子どもの頃は訳も分からずに手を合わせていた。
最近、死んだらどこに入ろうという話を家族でするのだが、まだ決まっていない。ハワイにいる友達は
 そのうち海中葬をやろうかしら
と言っていたので、彼女たちが生きてる間に死んだら、お願いするかも知れないけれども、あんまり年齢が変わらないから、こればかりは頼りにならない。

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安倍改造泥船内閣数え歌 二人目は鴨下環境相?→政府高官「不浄なお金ではない」?

安倍ちゃんの改造泥船内閣が、ぶくぶく沈む様子を細長い目で生暖かく見守る数え歌。
二人目は
 鴨下環境相か?
という読売のスクープ。
今度は800万円と額がでかい。


鴨下環境相、資金団体「借入金800万円」説明できず

 鴨下一郎環境相(58)(衆院東京13区)の資金管理団体が8年間にわたり、政治資金収支報告書に1000万円と記載し続けてきた借入金が、借入時の収支報告書では200万円しか記載されていなかったことが、読売新聞の調べで分かった。


 差額の800万円について、鴨下氏の事務所は「借入金額を裏付ける書類が残っておらず、分からない」としており、明確に説明できていない。鴨下氏本人は「ずさんと言われれば、甘んじて受けなければならない。反省している」と話している。

 政治資金規正法では、政治資金の透明性を確保し、政治活動の公正さを検証できるようにするため、政治団体の収入や支出だけでなく、所有不動産や負債など資産の記載を義務付けている。借入金は、借りた年に収支報告書の「収入」欄に記載し、100万円以上の残高や借入時期を「資産等」欄に書かなければならない。返済すれば、「支出」欄に記載の必要がある。

 鴨下氏の資金管理団体(現・政策パラダイム研究会)の1998〜2005年の収支報告書の「資産等」には、96年8月に同団体が鴨下氏個人から借りたとする1000万円が記載され続けている。ところが、96年の収支報告書の「収入」に記載されている借入金は、200万円だけだった。

 鴨下事務所は当初、読売新聞の取材に対し、最近の収支報告書の記載に沿って「96年の借入金も1000万円だった可能性が高い」としていた。しかし、96年の収支報告書に書かれていた200万円との差額800万円は、どこにも記載がなく、支出の時期も使途も書かれていない。

 同事務所は4日になって、「確たる証拠は手元にないが、使途不明金はありえず、当時の借入金は200万円だった可能性が高い」として、収支報告書の借入金額を1000万円から200万円に訂正する意向を示した。だが、200万円が事実なら、鴨下氏からの借入金は8年間にわたり、実際より800万円も多く記載されていたことになる。

 鴨下氏が衆院議長に提出した資産等報告書によると、鴨下氏の貸付金残高は00年6月に820万円、03年11月と05年9月はゼロとなっている。資金管理団体の借入金が1000万円でも200万円であっても、収支報告書の記載とは大きく食い違っている。

 鴨下氏は4日の取材に「ずさんというそしりは甘んじて受ける。申し訳ない。根拠が十分ではないが、質問には精いっぱい答えているつもりだ」と話した。

(2007年9月5日3時0分 読売新聞)

どうやったら
 800万円の差額
が出るのか、こちらが知りたい。
さて、どうなるかな〜。鴨下環境相の釈明が楽しみだ。
読売が抜いたのだとすると、他社は早版交換で事態を知って、朝駆けモードに突入か?夜明け前からいきなり修羅場ですな。(3:17)

続き。(11:05)
この場合の
 政府高官
って誰?
時事より。


鴨下環境相から事情聞く=収支報告記載不備報道で−政府高官
9月5日11時1分配信 時事通信

 鴨下一郎環境相の資金管理団体の政治資金収支報告書の借入金で記載不備があったとする一部報道について、政府高官は5日朝、記者団に対し「政治団体に(鴨下氏が)自分で貸した金だが、それが実際にうまく記載できていなかった。不浄なお金を使ったわけではない」と述べた。その上で、鴨下氏から詳細について事情を聴取する考えを示した。 

しかし
 不浄なお金
という表現も凄いですな。
舛添厚労相が突っ込みを入れている。
毎日より。


舛添厚労相:鴨下環境相の借入金問題「説明が必要」

 舛添要一厚生労働相は5日午前、鴨下一郎環境相の資金管理団体の借入金問題について、「きちんと国民に説明できるかどうかだ。できなければ何らかのけじめをつけざるを得ない。(政権への影響は)非常に深刻だ」と述べた。東京都内で記者団の質問に答えた。【堀井恵里子】
毎日新聞 2007年9月5日 10時33分

李下に冠を正さずで、今回の改造内閣の閣僚は、ちょっとでも怪しいことがあったら、ちゃんと説明しろ、と最初に安倍ちゃんが啖呵切ってるから、後ろ暗い金でないにしても、説明責任は果たさねばならない。事務所がかなり間抜けな感じですね、鴨下環境相。

このまま行くと
 週刊不正処理
という感じで、官僚ラインあたりから、ぼろぼろと情報提供されそう。安倍内閣は官僚に蛇蝎の如く嫌われているだろうし、肝心の「身体検査」担当の官房副長官が仕事をしてない。そのあたり、産経が批判している。

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外台秘要方

今年の夏はあまりに暑すぎて、一ヶ月ほどへばっていたので、仕事がちっとも進まない。
ようやく
 外台秘要方(げだいひようほう)
を手に入れた。本屋に注文を出すのも忘れるくらい、暑さでボケていた。
亜東書店から。
注文して一日で届いた。亜東エライ!
書名は『外台秘要方』じゃなくて
 『王燾医学全書』唐宋金元名医全書大成 中国中医薬出版社 8,137円
 張登本主編/B5/1212p/精装 ISBN7801567218 /2006.1
底本は日本で景印版を出した宋版の『外台秘要方』なので、マシな方だと思うんだけど、問題は
 横組簡体字
だってあたり。
 ぐえ〜、縦で組め、古典籍なんだから繁体字にしろ
と言いながら、ネットサーフィンをしていて見つけた、中国人の入力した、文字化けの多い『外台秘要』と照らし合わせながら、仕事を片付けている。もう暑いから、夜中〜早朝くらいしか働けない。横浜にいると、みんな朝型の普通の生活だからなあ。今年の夏は暑すぎて、昼間は勉強できるような気温じゃなかった。
本当は横浜に行ってる間に、東京の中国本屋を回るつもりだったんだけど、上野の博物館にすらたどり着けない情けなさだった。
奈良に帰ってきたら、こんどはコンクリートの躯体がこの暑さですっかり熱を持ってしまって、冷房掛けても南側の部屋は冷えないし、屋上に貯水槽があるものだから、水がぬるま湯になってしまっていて、いくらガスの出力を最低にしても、シャワーからは熱湯が出てくる。9月が終わるまでは暑さに苦しみそうだ。

古典籍の簡体字版の問題は
 元の字が複数存在する可能性がある
ときで、こうなると版本を見るしかない。日本で四半世紀前に出た景印版はたぶん、気が遠くなるほど高価な本なので、図書館に行くしかありませんな。
とりあえず3時間ほどで1/4にあたる十巻までは片付けた。こういう仕事は異常に早いんだよな。

明日(というか今日だけど)は消渇、すなわち現代の
 糖尿病
から。

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2007-09-04

アルゴリズム行進 京王線@9/4 ピタゴラスイッチ NHK教育

たまたまテレビをつけたら、ピタゴラスイッチの残り5分のところだった。
今日のアルゴリズム行進はどこかの私鉄の駅。2ちゃんねる情報によると
 京王線 府中競馬正門前駅で撮影
だそうだが真偽は不明。
画像はクリックすると拡大します。
Img_00087
駅員さんも保線の人も一緒に行進。

Img_00088
車体番号は見えるが、「京王電鉄」のロゴはぼかしてある。

Img_00089
敬礼がぴたっと決まるところは、電鉄会社だから?

朝からイイものを見せていただきました。

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2007-09-03

Nスペ 人事も経理も中国へ@9/3 22:00-22:50

現在放映中。
通販のニッセンが中国大連に業務をアウトソーシングしている様子を取材。始まったばっかりだけど、これは凄い。

数年前に、アメリカの電話サポート業務をインドにアウトソーシングしたのと同じことが日本でも起こっている。(22:06)

続き。(23:10)
番組内容は以下に。


人事も経理も中国へ

 製造業の分野では続々と生産拠点を中国へ移し、コストダウンを図ってきた日本企業。そして今、人事や経理などホワイトカラーの仕事までもが次々に中国へ移っている。大連や上海などの都市では、日本語を話せる人材の育成を強化し、日本のサラリーマンの5分の1以下という人件費を武器に、日本企業の仕事を大量に請け負っているのだ。中国にホワイトカラー業務を移した日本企業は2500社に上る。
 血のにじむような効率化を重ねてきた製造現場に比べ、日本のホワイトカラー一人当たりの生産性は先進国で最低と言われている。言葉の壁に守られてきた日本のホワイトカラーが中国との厳しい競争にさらされている。
 番組では、ある大手通信販売会社が踏み切ったホワイトカラー部門の中国への業務移管に密着、グローバル化の荒波に突然飲み込まれた、サラリーマンたちの苦悩と再起への決意を描く。

大連外国語学院の日本語学習レベルは高い。戦前、日本人が多く住み、日本語の話せる人たちがいた大連が、経済的発展を
 日本語の話せる人材育成
に賭けたのは当然だ。わたしも大連外国語学院の先生には知り合いがいるけれども、日本語熱は高いし、学生の日本語レベルはなかなかのものだ。
以前、日本語学習者の就職は
 翻訳(通訳)
が多かった。かつての日本語1級試験は、今とは比べものにならないレベルで、恐らく再受験すると、合格しないのではないか。大連では、そうした
 古い日本語1級をもった日本企業の翻訳の人たちの面接
をしたことがある。彼女たちは、自分たちのキャリアが頭打ちになっているのを感じ、日本に留学したいと考えていた。しかし、元翻訳の日本留学は、あまり成功しないのだった。
その世代より遙かに若い人たちが、いま大連で日本企業のアウトソーシングに携わっている。彼らは、子どもの内は日本のアニメを見、以前と比べると遙かにマシな日本語の教科書を使って勉強している。
日本語教育についていえば、中国東北部にある、朝鮮族の学校では
 日本の中学高校に当たる課程で、英語か日本語かを選択する
ので、日本語学習歴は長い。しかし、日本の中高で6年間英語を学んでも身につかない生徒が多いように、朝鮮族の学校で日本語を学んだからといって、日本語能力が高い生徒ばかりではない。むしろ、英語を学んでいないために、日本留学はできても、その後のキャリアに問題を生ずることがある。
いま、大連外国語学院などを卒業して、大連のアウトソーシング会社に勤めている若い中国人は、日本語1級を取っているだろう。日本語1級の試験内容は、日本の高校生にやらせても、おそらくそうそう高得点は取れないのだ。生活言語としての日本語能力を問うのが日本語能力試験だからである。たとえば
 のし袋・香典袋の表書き
なんて問題が出たりする。
こうした実践的日本語を学んだ層が、今回の
 ニッセンのアウトソーシング
に関わった26歳の付玉さんだった。大連からバスで4時間の農村に生まれ、父は工事現場で、母は工場の掃除をして、彼女を大連の学校に上げてくれたのだ。父母は文革世代とおぼしい。教育を受けたくても受けられなかった世代である。給与も高くない。そんな両親がそれこそ身を削る思いで、高い学費を出して、娘を大連の学校にやったのである。ハングリー精神が最初から違う。実に意欲的だし、こうした学生に接したことがあるけれども、性格もよく、優秀な学生が多い。目標を一つに定めているから、ぶれることがない。
最近の日本の若者は、最初から与えられている。自分たちが苦労して、何かを手に入れた経験が少ない。我慢したこともあまりない。
そういう成長過程をたどった日本の新入社員と、語学が身を立てると信じて仕事に臨む中国の若者とでは、自ずと就業態度に差が出るだろう。特に、ニッセンに就職する日本の若者と、アウトソーシングを受ける中国の若者とでは、意欲の面で、大きな差があると思われる。ニッセンにとっては
 コストカット
だろうけれども、中国の彼らにとっては
 大きな収入を得られるチャンス
なのだ。そして、彼らはたぶん、一つの職場に止まることなく、やがて、もっと自分たちを高く買ってくれるところへ迷わずに進んでいく。

今日の番組があぶり出したのは
 日本語の壁にあぐらをかいて、生産性の低い仕事を続けていた日本のホワイトカラーの将来
である。早晩、少子化で、日本国内の労働人口は減る。今、起こっているのは
 仕事を海外へ移す動き
だ。これなら移民を受け入れなくても可能だから、社会の抵抗が少ない。
2015年までに40万人規模のホワイトカラーの仕事が、海外に流出する計算だという。
これからの日本に求められているのは
 決められた仕事をそつなくこなすジェネラリスト
ではなく
 その人にしかできない仕事をやりとげるスペシャリスト
だろう。ジェネラリストの仕事は、切り分ければ、マニュアル化できる
 時給の安い仕事
なのである。これは同時に
 ジェネラリストを養成してきたこれまでの大学教育
にも、警鐘を鳴らしている。
 ある優れた能力をできるだけ伸ばしてやること
が、今後、日本が生き延びる道ではないのか。それに見合う教育制度が今の日本にあるのか、それを考えると後ろ寒い思いをするのだ。

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嶽本野ばら、大麻所持で現行犯逮捕→常習者として取り調べが続く模様

捕まった場所と時間から察するに、前から目を付けられていたと思われる。
読売より。


乙女のカリスマ・嶽本野ばら容疑者、大麻所持で現行犯逮捕

 女子高生と不良少女の交流を描いた人気映画「下妻物語」(2004年)の原作者として知られる作家の嶽本(たけもと)野ばら(本名・嶽本稔明)容疑者(39)が、大麻取締法違反(所持)の現行犯で、警視庁新宿署に逮捕されていたことがわかった。

 同署によると、嶽本容疑者は今月2日午後5時10分ごろ、新宿区歌舞伎町2の路上で、同署員の職務質問を受けた際、ズボンの右ポケットに乾燥大麻0・22グラムを隠していたのが見つかった。「海外で大麻を覚えた。自分で吸うために持っていた」と供述しており、同署で入手先を追及している。

 嶽本容疑者は大阪芸大を中退後、雑貨店の店長などを経て、2000年に「ミシン」で小説家としてデビュー。「下妻物語」をはじめ、少女文化を描いた作品を次々に発表し、「乙女のカリスマ」として10代の少女を中心に人気を集めている。

(2007年9月3日14時30分 読売新聞)

夕方五時過ぎの歌舞伎町の路上で職質というのは、大麻とかシャブとかの常習者がパクられる典型的なパターンだ。前にNHK職員が渋谷で同じような時間に捕まっていたが、それと一緒だ。
嶽本野ばらは、ファン層が少女と「自称乙女(年齢不問)」なのだが、自称乙女の諸嬢はともかくとして、未成年に影響がある作家だから、結構厳しくやられると思う。

続き。(16:140)
産経には、常習者と見られていることが書かれていた。


「下妻物語」の作家・嶽本野ばら容疑者、大麻所持で逮捕

 映画「下妻物語」の原作者として知られる作家の嶽本野ばら容疑者(39)が、大麻取締法違反(所持)の現行犯で警視庁新宿署に逮捕されていたことが3日、分かった。

 嶽本容疑者は2日午後5時10分ごろ、東京・歌舞伎町の路上を歩いているところを警察官に職務質問された際、乾燥大麻0.22グラムを所持していた。調べに対し「自分で吸うために持っていた。海外に行ったときに覚えた」などと供述している。

 同署では恒常的に吸引していたとみて、入手経路を調べている

(2007/09/03 16:05)

次は自宅や立ち回り先のガサ入れですな。更に大麻とか、他の薬物が出てくると、えらいことになる。

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「マスコミたらい回し」とは?(その99)大淀病院産婦死亡事例の誤報を垂れ流し、奈良県南部の産科を絶滅させ、奈良高槻妊婦搬送問題では、苛酷な勤務を強いられていた奈良県立医大産婦人科教室に「余力があった」と報道した毎日新聞、社説で「訴訟で産科閉鎖相次ぐ」誰が大淀病院産科を潰したのか

奈良高槻妊婦搬送問題で、最後まで社説を載せてなかった毎日が、今朝の社説で取り上げた。
 盗人猛々しい
とは、文字通り、この社説のようなモノをいうのである。
2007-09-02 「マスコミたらい回し」とは?(その98)大淀病院産婦死亡事例民事裁判記録 「脳出血で除脳硬直」の患者さんが運ばれてきたら?→裁判記録で毎日新聞奈良支局第一報の「内科医がCTを撮るよう進言」が誤報であることも明白に
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/09/98ct_4d90.html
で指摘したように
 毎日新聞奈良支局が大淀病院産婦死亡事例の第一報で「青木絵美・林由紀子」両記者の署名で出した記事

 内科医がCTを撮るように進言したというのは誤報
であることは
 大淀病院産婦死亡事例民事裁判記録からも明らか
であるのに
 今に至るまで、毎日新聞は一切の訂正も謝罪もしていない
のである。
大淀病院産婦死亡事例でメディアスクラムがかかった要因の一つに
 CTさえ撮っていれば助かった
という医学的に明らかに誤った主張があり、それがテレビなどで垂れ流され、大淀病院の医療スタッフが
 脳内出血も見抜けない
といろんな場で非難されたことは記憶に新しい。これが
 報道被害
でなかったら、なんだろう?
報道機関として許されない誤報の放置が
 大淀病院産科の閉鎖
を招いたと言ってもいいだろう。
そして
 奈良高槻妊婦搬送問題
では、
 奈良支局の中村敦茂記者

 次々と緊急患者を受け入れていた奈良県立医大には余力があった
という暴論を展開している。


奈良妊婦死産:最初要請の病院 受け入れに余力

 奈良県橿原市の妊婦(38)の胎児が救急搬送中に死亡した問題で、橿原消防署(中和広域消防組合)から最初に妊婦の受け入れを要請された県立医科大学付属病院(同市四条町)が、要請から約2時間のうちに、他の2人の妊婦を救急搬送で受け入れていたことが県の調べで分かった。病院に受け入れの余力がありながら、消防とのコミュニケーションの不備などで結果的にこの妊婦の受け入れができなかった。
 一方、大阪府警高槻署の調べで、この妊婦は妊娠24週(7カ月)で、胎児は胎内で死亡していたことが分かった。流産は22週未満で胎児が死亡する場合を指し、このケースは死産に相当する。病名は不詳。
 県によると、28日夜の同病院の産婦人科当直医は2人。1人は帝王切開手術後の患者の経過観察でつきっきりとなっていた。受け入れは、もう1人の当直医が対応した。
 消防から死産した妊婦の受け入れ要請がきた1分前の29日午前2時54分に別の妊婦が来院。通常分娩(ぶんべん)の患者で、同医大をかかりつけにしていた。このため、要請の連絡を病院の事務から受けた医師は「診察中のため後にしてほしい」と回答。事務員は「患者が入り、手術になるかもしれない」と消防に伝え、消防側は「断られた」と認識した。県の聞き取り調査に、医師は「断るつもりではなかった」と話している。
 一方、約30分後の午前3時32分。新たに同医大をかかりつけにしていた妊婦が、破水。この時点で産婦人科の病床は一つ空いていたため、入院した。さらに午前4時ごろ、近くの医院から、分娩後、大量出血した妊婦を搬送したいと要請があり、受け入れを決めた。
 この連絡の直後、死産した妊婦の受け入れ先が見つからなかった橿原消防から2度目の要請があった。事務員が「別の医院からの電話を医師につないだところ」と答えると、電話が切れた。大量出血した妊婦は午前5時ごろ医大病院に到着。産科の病床が満床だったため、他の科の病床で受け入れた。
 橿原消防からの3度目の搬送要請は、緊急度の最も高い3次救急に対応する同医大の救急救命センターに寄せられた。時刻は不明。センターの医師が症状を聞き取り、「全身状態が悪くない」と判断、2次医療機関で対応してほしいと断ったという。センターには一般病床で4床の空きがあった。
 結果的に、死産した妊婦は大阪府高槻市に搬送されることになり、その途中の午前5時9分、軽乗用車との接触事故に巻き込まれた。
【中村敦茂】

毎日新聞 2007年8月30日 23時57分

この記事のひどいところは
 救急搬送には「命のトリアージ」が行われる
 予約分娩は優先される
という二つの産科救急の原則を全く無視し
 救急要請があれば、目の前に死にそうな患者がいても、処置を中止して、新たな「産科未受診の妊娠月数もはっきりしない高リスク妊婦を産科初診しつつ、救急対応しろ」
と言っていることだ。いかに暴論であるのかは、以下にすでに述べた。
2007-08-31「マスコミたらい回し」とは?(その95)奈良県立医大産婦人科教室からの正式コメント
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/08/95_6d40.html
中村敦茂記者は、奈良局の記者であり、当然上記奈良県立医大産婦人科教室のアナウンスも取材しているはずだが、8/30付の暴論を載せた後に、まったく訂正記事を載せる気配はないし、この
 受け入れに余力
という記事は、今でも毎日新聞のwebに残されたままである。
 報道による奈良県立医大産婦人科教室へのリンチ
と言っていいだろう。

その毎日の今朝の社説がこれだ。
 恥知らず
というのは、こういう文章を平然と新聞の顔である社説に載せてしまうことを言うのだ。


社説:妊婦死産 救急医療体制の穴をふさげ
 奈良県で腹痛を訴えた妊婦が、受け入れ病院探しに時間がかかった末、救急車内で死産した。同県では1年前にも同じような経緯で妊婦が出産後に死亡している。行政も医療現場も、命を代償に得た教訓をどこまで真剣に受け止めたのか。批判は免れない。国全体で、安全で安心して子供を産める体制づくりに取り組む時である。
 国は都道府県に、リスクの大きい周産期の母体や胎児・新生児の高度医療を担う総合周産期母子医療センターを、今年度中に設置するよう求めている。センターは、受け入れ可能な医療機関探しの中核にもなる。奈良県は昨年の事故後に設置を決めたが、開設は来年5月までずれ込む。
 奈良県立医大付属病院など2病院が転送先を探す独自の周産期医療ネットワークはすでに存在する。しかし、医療機関からの依頼が前提で、今回のように救急からの問い合わせは想定していなかった。病院内の連絡が不十分だったため、受け入れ可能な病院が断っていたケースもあった。
 命を託す「119番」通報が役に立たないのではどうなるのか。こうしたシステムの不備や体制作りの遅れが悲劇の再発を招いたことを真摯(しんし)に受け止めるべきだ。
 奈良県は毎年、産科の緊急患者の30〜40%を県外搬送し、特に隣接する大阪府に大きく依存している。だが、産科救急システムは連動していない。改めて、自治体と病院・救急が協力して現行制度の欠陥を洗い出し、広域連携の強化や病院と救急の連絡方法の見直しを急がなければならない。
 こういった危険な状況は奈良県だけの問題ではない。受け入れ先が見つからずに搬送が遅れるという事態は、大都市も含め全国で常態化している。背景にあるのが、深刻な医師不足だ。
 産科医は全国で04年までの10年間に7%減少した。深夜の勤務や呼び出しが当たり前という厳しい労働環境に加え、医療過誤で訴えられるケースも多いのが大きな要因だ。これに伴い、産科を廃止する病院が相次ぎ、高度医療が可能な中核病院で普通分娩(ぶんべん)が増え、緊急時の受け入れができないという悪循環が生じている。

 国は、医学部定員の抑制策を見直すとともに、医師の待遇改善にも取り組むべきだ。医療事故が起きた場合の補償について、医師や病院の負担軽減の手立てを考えることも必要である。
 厚生労働省は来年度予算の概算要求で、勤務医の負担軽減など医師不足対策に、前年度比73%増の160億円を計上した。診療報酬の改定でも、勤務医の負担軽減や救急、産科、小児科への重点配分をたたき台として示している。
 ことは日本の将来にかかわる。社会保障費の抑制という財政再建策とは相反するが、十分に議論を重ね、国民的合意のうえで実現させてほしい。
 医療の安全・安心を確保するには、身近に「お医者さん」がいるという本来の姿を取り戻すことが一番望ましいのではないか。
毎日新聞 2007年9月3日 0時14分

まさかと思いますが
 受け入れ可能な病院が断っていたケース=奈良県立医大病院
のことですか?毎日新聞論説委員。

奈良県では、医療現場は情報を県に提供しているのに、県側が
 医療の改善に興味を持ってない
というのが真相だ。
 平城遷都1300年記念イベントや道路建設には熱心
だが、肝心の県民の生命には関心が薄いのは、柿本善也前知事も荒井正吾現知事も同じだ。荒井知事は、奈良高槻妊婦搬送問題が起きたその日に
 平城宮跡に国の予算が付いた
ことを何より喜んでいた元運輸官僚の知事である。このことは毎日新聞奈良支局が報じている。


平城宮跡:国営公園化実現へ 来年度から都城建築復元−−奈良 /奈良

 ◇国交省・概算要求盛り込み
 国土交通省の概算要求に29日、事業費が盛り込まれたことで、平城宮跡(奈良市)の国営公園化は実現に近づいた。予算が認められれば、来年度から奈良時代の都城建築の復元が始まる。知事選の公約にしていた荒井正吾知事は定例会見で「本県の最重点課題に応えていただき、感激している」と喜びを語った。
(以下略)

【中村敦茂】
毎日新聞 2007年8月30日

ここでも
 中村敦茂記者
が書いている。とすると、
 中村敦茂記者は「奈良県知事のご機嫌を取り結び、県から見れば下部組織である奈良県立医大を叩く」立場にある
ということだな。

毎日新聞が、奈良県の医療側の努力を県当局が疎略に扱っているという事実を無視して
 医療側に問題があるかのような言辞を弄する
のは、
 最前線で赤ちゃんとおかあさんの二つ以上の命のために戦っている医師の心を折る、許されざる言語テロ
である。今、こうした心ない報道に傷ついた一人産科医が去れば、またたくまに100-200人の妊産婦が主治医を失うのだ。
そして、そうした言語テロを平気で行っておいて
 医師不足が深刻だ
とは、何を考えているのか。

毎日新聞は自らの誤った報道が、日本中の最前線にたつ産科医の心を折り、若手医師のみならず、一番現場で頼りにされるベテラン医師が次々と現場を去っている事実を、認識していない。
すでに、多くの医師が現場を去り、日本中で安心してお産ができる地域というのは、極めて少なくなっている。
産科医の献身的な、労基法違反の労働によって、日本の産科医療は支えられている事実を、毎日は相変わらず無視し、「受け入れに余力」などという暴論をwebに掲載し続け、今日尚「医療は批判を免れない」「深刻な医師不足」と厚顔無恥の「言語テロ」を社説で垂れ流している。
報道機関として、そしてペンを持つ論説委員は人間として、恥ずかしくないのか。

今後、日本の産科医の間では、大淀病院産婦死亡事例の第一報を書いた
 青木絵美・林由紀子記者
と併せて
 中村敦茂記者
の名は
 産科医の敵
として、長く記憶されるだろう。産科だけではない。
 後から二人受け入れたから「余力があった」
という非難は
 すべての高次救急医療に携わる医療スタッフへのいわれなき非難
である。
 中村敦茂記者は救急医療の敵
でもあるのだ。
奈良支局は、いつまで
 医療に関する誤報を垂れ流す
ことに血道を上げるのか。それとも
 日本の医療を破壊する毎日新聞奈良支局
として、世界に名を馳せたいのか。

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安倍改造泥船内閣数え歌 一人目は遠藤農水相

安倍ちゃんの改造泥船内閣が、ぶくぶく沈む様子を細長い目で生暖かく見守る数え歌。
一人目は
 遠藤武彦農水相
だ。
毎日より。


遠藤農相:辞任の意向、官房長官に伝える 補助金不正受給

 遠藤武彦農相は組合長を務める農業共済組合による補助金の不正受給問題の責任を取り辞任する意向を固め、与謝野馨官房長官に2日、その旨を伝えた。野党が農相の問責決議案提出を検討するなど参院で与野党が逆転した臨時国会で追及する姿勢を示し、政府・与党内で早期辞任は不可避との見方が広がったため。改造内閣発足後、わずか1週間で閣僚が辞任に追い込まれる異例の事態で、首相の任命責任が問われることは必至。参院選惨敗で政権立て直しを図る安倍内閣に大きな打撃を与えることは確実だ。
毎日新聞 2007年9月2日 23時23分 (最終更新時間 9月2日 23時31分)

補助金の不正受給とは、これまた伝統的なやり口で。

ちなみに就任時にこんなことを言っちゃってたので、
 おいおい
と思ってたんだが。山崎派だしな〜。
朝日より。


農水相就任の遠藤氏「参ったなと思った」 会見で本音
2007年08月28日10時46分

 閣僚が2代続けて政治資金をめぐる問題で交代した農林水産相に就いた遠藤武彦氏は27日深夜の就任会見で、「一番最後まで残ったポストを私に割り振られたわけですから、参ったなと実は思いましたよ。ここだけはこない方がよかったというくらい」と本音を漏らした。一方で、「お受けした以上は職員とも初心に立ち返って、一から出発していくのが大事だ」とも述べた。

 自民党内で議論のある政治資金収支報告書の領収書添付を1円以上から義務付ける点についても「何で1円以上なのか、正直なところわからない。そんな領収書、くれるところがあるのかどうかもわかりませんよ」と発言。直後、「こういう時代背景ですからやれることは何でもやった方がいい。それで国民の信用回復になるのであれば」と付け加えた。

 また、自ら会長理事や組合長理事の役職を務める山形県農業共済組合連合会と置賜農業共済組合の団体役員について、9月からの報酬を返上したうえで、引き続き役職にとどまる考えを示した。閣僚は大臣規範で原則、兼職を禁じられているが、公益法人に準じる団体は報酬のない名誉職に限って兼職が認められている。

お望み通り、農水相ではなくなる。

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2007-09-02

焼肉忌@9/2

今年も焼肉忌がやってきた。
焼肉が好きだった友人のpenさんこと藤森洋志さんを偲んで、毎年この日には旧友が焼肉屋に集う。焼肉忌は東京で開かれるので、行けない人は、家で肉を焼くなりして、故人を偲ぶ。
今年は奈良にいる。偶々焼トンが夕食だったので、焼肉忌に遠隔参加ということになった。
penさんが亡くなって7年になるのか。penさんのことを思うと、いい人は早く亡くなってしまうのだな、としみじみ感じる。今でも博物館や美術館のミュージアムショップに行くと、penさんが好きそうなアイテムを探してしまう。「東大寺の銘入り銅鐸」とかそういった
 penさん受けのイイもの
が、奈良や京都にはたくさんある。そうしたものを見つける度に、「penさんにあげたら、受けるだろうな」と一瞬思い、もういなくなちゃったんだな、という悲しい事実を認識するのだ。

penさん、そちらからみると、この世はどんな風に見えますか。

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多田千香子『パリ 砂糖漬けの日々 ル・コルドン・ブルーで学んで』文藝春秋社

34歳を機に、朝日新聞を辞めて、好きなお菓子作りを次の目標と決めた女性の半べそ系エッセー。バブル期にはよく
 総合職から自分探しの退職→留学
という女性がいたけど、それともちょっと違う。
最初は、新聞社でキャリアの次が見えなくなった社員の辛さが書かれる。朝日は給料がいいので有名だが、それでも心は満たされない。「自分が必要とされなくなったときの身の置き方」について、まだ30ちょっとの女性があれこれ悩まなければならない、新聞社というアンシャンレジュームの弊害がそれとなく語られる。NHKだともっと逃げ場があるからなあ。そこら辺は私企業である新聞社と特殊法人日本放送協会の違いだ。
肩を怒らせていた男女雇用機会均等法第一世代とも違う、均等法が当たり前になってからの女性の身の振り方だ。均等法以前のキャリアウーマン組から見ると
 なんて頼りない、なんてもったいない
というため息が漏れるだろう。戦って手に入れた権利ではなく
 生得的な権利にたいする、均等法施行後世代の執着心のなさ
に嘆く40代半ば以上の女性キャリアは、たぶんこの本に反感を感じるだろう。
著者の父上は38歳で亡くなっている。その年齢にあと4年となったとき
 あと4年しか生きられないなら、好きなことをする
と飛び込んだのが、フランスはパリのル・コルドン・ブルーだ。バブル期には駐在員の妻が
 お稽古ついでに通う学校の一つ
だった。アパルトマンも、えいやっと買ってしまう。こうした
 度胸のよさ
を、著者は当時を振り返って
 知らなかったからできた
というが、それでもなんとか乗り越えてこられたのだから、それも運だし実力だ。
表紙にはパリで学んだお菓子がカラーでいくつも載っているけど、よくよく見ると
 いわゆるパティシエのお菓子
とは違うのが分かる。著者が認めるとおり
 ぶきっちょさんでも、お菓子は作れる
という実例なのである。その代わり
 暖かみのあるお菓子
が並んでいる。そのお菓子同様に、暖かみのある、ほろほろと口の中で融けるサブレのような文体が、著者の持ち味だ。
フランス人は京都人とよく似ている。それを知ってか知らずか、著者は帰国後の住処を、初めて住む京都に決めた。言ったもん勝ちのフランスと、口には出さないけど「そんなんおやめやす」と目が語る京都は、実に心根がよく似ている。
著者の京都暮らしはまだ始まったところだが、パリで2年暮らせたのだから、なんとかなるだろう。せいだいおきばりやす、とエールを送っておこう。

パリのお菓子の本らしく、装幀も組版も洒落ている。

著者のサイト
 おやつ新報
http://www.oyatsu-shinpo.com/
著者のblog
 おやつ新報blog
http://d.hatena.ne.jp/oyatsu-shinpo/

わたしは菓子屋の5代目(といっても菓子屋はとっくにわが家では廃業しちゃったけど)だけど、甘いものを食べ過ぎると四肢麻痺を起こすという厄介な身体なので、著者のように毎日甘いものを食べ続けられないなあ。

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「マスコミたらい回し」とは?(その98)大淀病院産婦死亡事例民事裁判記録 「脳出血で除脳硬直」の患者さんが運ばれてきたら?→裁判記録で毎日新聞奈良支局第一報の「内科医がCTを撮るよう進言」が誤報であることも明白に→加筆あり

2007-09-01 「マスコミたらい回し」とは?(その97)大淀病院産婦死亡事例民事訴訟第二回弁論@8/28 大阪地裁→「除脳硬直が起こるほど重症の脳出血」が大淀病院で起きていたなら搬送しても助からなかったのに、その事実を原告側も報道するマスコミも知らないという驚愕の展開
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/09/97828_8590.html
の続き。

救急の前線で日々命を支えておられる「なんちゃって救急医」先生のblog「日々是よろずER診療」が
 除脳硬直
について詳しく取り上げておられる。
 除脳硬直とCT検査
http://blog.so-net.ne.jp/case-report-by-ERP/20070902
実際に脳出血で除脳硬直を起こしている患者さんが搬送された経験も書かれている。脳外科の判断は、手術しないということで、対症療法のみ。手術しても助からないからだ。三日後に亡くなられたそうだ。合掌。
こうした患者さんを受け入れてきている「なんちゃって救急医」先生は、以下のように判断されている。


除脳硬直をきたす状況とは、その時点できわめて予後不良な状況です。 今すぐCTをとろうがとるまいが、予後が変わるわけではありません。
大淀病院の細かい体制まで存じ上げませんが、CTがすぐに取れない(技師呼び出し、移動に時間がかかるなどの要因)状況かつ脳外科緊急対応ができない状況で、私が除脳硬直をきたす患者に遭遇したら、その場所でCTを撮る事よりも高次施設へ転送依頼を優先します。つまり、大淀病院で対応した先生と同じ対応がした可能性が高いということです。

僻地の産科医先生が
 原告側が除脳硬直を主張しているのはおかしい
とおっしゃるのは、このためだ。
大淀病院産婦死亡事例の毎日新聞奈良支局の第一報を、拙blogで大淀病院産婦死亡事例を最初に取り上げた2006-10-17「マスコミたらい回し」とは? 医療現場で起きていることから再掲する。元記事はwebからは削除されている。


分べん中意識不明:18病院が受け入れ拒否…出産…死亡

「お母さんが分かるのか、仏壇の前だと不思議に泣き止むんです」。父晋輔さん(左)に抱かれる長男の奏太ちゃん=青木絵美写す

 奈良県大淀町立大淀病院で今年8月、分べん中に意識不明に陥った妊婦に対し、受け入れを打診された18病院が拒否し、妊婦は6時間後にようやく約60キロ離れた国立循環器病センター(大阪府吹田市)に収容されたことが分かった。脳内出血と帝王切開の手術をほぼ同時に受け男児を出産したが、妊婦は約1週間後に死亡した。遺族は「意識不明になってから長時間放置され、死亡につながった」と態勢の不備や病院の対応を批判。大淀病院側は「できるだけのことはやった」としている。
 妊婦は同県五条市に住んでいた高崎実香さん(32)。遺族や病院関係者によると、出産予定日を過ぎた妊娠41週の8月7日午前、大淀病院に入院した。8日午前0時ごろ、頭痛を訴えて約15分後に意識不明に陥った。
 産科担当医は急変から約1時間45分後、同県内で危険度の高い母子の治療や搬送先を照会する拠点の同県立医科大学付属病院(橿原市)に受け入れを打診したが、同病院は「母体治療のベッド満床」と断った。
 その後、同病院産科当直医が午前2時半ごろ、もう一つの拠点施設である県立奈良病院(奈良市)に受け入れを要請。しかし奈良病院も新生児の集中治療病床の満床を理由に、応じなかった。
 医大病院は、当直医4人のうち2人が通常勤務をしながら大阪府を中心に電話で搬送先を探したがなかなか決まらず、午前4時半ごろになって19カ所目の国立循環器病センターに決まったという。高崎さんは約1時間かけて救急車で運ばれ、同センターに午前6時ごろ到着。同センターで脳内出血と診断され、緊急手術と帝王切開を実施、男児を出産した。高崎さんは同月16日に死亡した。
 大淀病院はこれまでに2度、高崎さんの遺族に状況を説明した。それによると、産科担当医は入院後に陣痛促進剤を投与。容体急変の後、妊娠中毒症の妊婦が分べん中にけいれんを起こす「子癇(しかん)発作」と判断し、けいれんを和らげる薬を投与した。この日当直の内科医が脳に異状が起きた疑いを指摘し、CT(コンピューター断層撮影)の必要性を主張したが、産科医は受け入れなかったという。
 緊急治療が必要な母子について、厚生労働省は来年度中に都道府県単位で総合周産期母子医療センターを指定するよう通知したが、奈良など8県が未整備で、母体の県外搬送が常態化している。
 大淀病院の原育史院長は「脳内出血の疑いも検討したが、もし出血が判明してもうちでは対応しようがなく、診断と治療を対応可能な病院に依頼して、受け入れ連絡を待っていた」と話した。
 一方、高崎さんの遺族は「大淀病院は、総合病院として脳外科を備えながら専門医に連絡すら取っていない。適切な処置ができていれば助かったはずだ」と話している。【林由紀子、青木絵美】

毎日新聞 2006年10月17日 3時00分

上記記事の
 この日当直の内科医が脳に異状が起きた疑いを指摘し、CT(コンピューター断層撮影)の必要性を主張したが、産科医は受け入れなかったという。
は、毎日新聞の誤報であることが、現在は判明している。
僻地の産科医先生が提供してくださった大淀裁判、裁判記録の閲覧情報にもはっきりと


2時00分 Vital良、瞳孔大
夫の身内 (当病院の救急で勤務経験) 来院
[原]身内が除脳硬直と判断し、CT等の検査を要求したが、担当産科医は「子癇なので、動かさないほうがよい」として検査せず、「転院先を探している」と言うだけ

と書かれており
 CTを進言した「内科医」=実は元総婦長の方
であることは明白だ。
今に至るまで、毎日新聞奈良支局も大阪本社も、記事を書いた青木絵美記者(現大阪 産休中)も林由紀子記者(奈良支局)も
 大淀病院の産科の先生および「CTを進言した」とウソを書かれた内科医の先生の名誉を傷つけたことを一切謝罪していない
ことを一言付け加えておく。

そして、上記記事の大淀病院院長の発言にもあるように
 大淀病院では、深夜に緊急脳外科手術を行うマンパワーも設備もなかった
ので、
 搬送先を必死になって探していた
のだ。

その病院として、医師としての当たり前の行動を非難されたのが
 大淀病院産婦死亡事例で大淀病院が受けたメディアスクラム
である。

おまけ。
第一報の当日には
 大淀病院では到底扱えない、きわめて重症の患者さんだった
という結論が、掲示板では出ていた。
2006-10-18 「マスコミたらい回し」とは?(その2) 奈良県で脳出血の産婦、緊急搬送先見つからず吹田の国立循環器センター搬送についての補足
より再掲する。


【医療】分べん中意識不明:18病院が受け入れ拒否…出産…死亡 奈良[1017]★2スレッドより。

872 :名無しさん@七周年:2006/10/17(火) 17:55:04 ID:y5XqPhBo0
正直、今の裁判制度、昨今の判決を見ると、 「分娩中に脳出血を起こした妊婦」なんて、
地雷どころか、すでに導火線に火のついたダイナマイトも同然ですよ。
麻酔科医がいて、脳外科医が複数いて、産科医が複数いて、ハイリスク新生児を診られる小児科医がいて、
帝王切開と脳外緊急手術が同時にできてしかもNICUとICUをもっていて、それぞれに空床のある病院なんて、
日本中にいくつあるでしょうかね。 しかもそんな施設があったとしても、結果が悪ければ訴訟。

874 :麻酔科専門医 :2006/10/17(火) 17:56:43 ID:l09yLWA30
このケースを救命できる条件を考えてみました。
1)産科疾患以外の可能性も考慮に入れられる産科医がいる
2)頭部CTを迅速に撮れる体制にある
3)頭蓋内出血の有無・手術の可否を即座に決断でき、すぐ手術にはいれる脳外科医がいる
4)産科麻酔・脳外科麻酔の両方に精通した麻酔科医がいる
5)新生児が仮死状態のときすぐに救命できる周産期小児科医がいる・新生児ICUがある
6)ICU・せめて人工呼吸器が使える重症患者室がある
・・・これらの条件を整えられる施設でなければ、受け入れるのはむしろ罪です。
この条件を満たす施設でも救命できる可能性はかなり低いと思われますので。
これだけの施設が県内にいくつ存在するか疑問です。深夜だったということがさらに惜しまれます。

875 :名無しさん@七周年:2006/10/17(火) 17:57:33 ID:zOD17Dv+0
>>872
「深夜に」が抜けている。
全国でも5本の指に入るであろう産科施設で勉強したことがあるけど
深夜に脳外と麻酔は無理だろうな。

あの時から1年経っているが、残念ながら奈良県の医療状況は良くなるどころか、更に悪化の一途をたどっている。

続き。(15:00)
今回の民事裁判の落としどころは
 救命にこだわらず「脳出血に気づかなかった」とするのが原告の意図ではないか
と、コメント欄で議論されているのが、Yosyan先生のblog「新小児科医のつぶやき」
 2007-08-31 脳外科が抹殺されるJBMの悪寒
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070831
もし、この予想が正しければ、
 この裁判に大淀病院が負けることがあれば、産科だけでなく脳外科も医療崩壊する
かも知れない。
 医療的に正しい行為をして、それを咎められる
のであれば、誰も最前線にはたたないだろう。国循の先生方の証言が待たれるところだ。

刑事裁判と違って、民事は
 言い分が通ればいい
わけだからな。しかし、原告側の提訴の理由は
 なぜ産婦さんが亡くなったのか、原因を知りたい。金は関係ない。
だった筈なんだけど。どうも報道されている内容と、かなり乖離してますね。

(追記 9/3 16:20)
アメリカで脳外科医として勤務されているTai-chan先生が、ご自分のblog「マイアミの青い空」に大淀病院産婦死亡事例の脳外科からの見解を明確にわかりやすく書かれている。
 2007.09.03 13:07 大淀.除脳硬直,後方支援
http://blog.m3.com/Neurointervention/20070903/_.
Tai-chan先生の結論を手短にまとめると
 原告は、大淀病院と大淀病院の産科医ではなく、医療システムを不備のまま放置した国と県の責任を問うべきだ
ということになる。
大淀病院産婦死亡事例の民事裁判が非常にもやもやした印象を受けるのは、この
 行政に対する責任を問うべき裁判を起こさずに、現場の医師を訴えた点
に尽きる。

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肉球マニア必見 1400-1500年前の猫の足跡つき須恵器出土

あらま、確かに猫の足跡が。
http://osaka.yomiuri.co.jp/inishie/news/img/is70901a.jpg

読売関西版より。


兵庫・見野古墳群 猫の足跡が付いた須恵器発見

 兵庫県姫路市の市埋蔵文化財センターは31日、同市四郷町の見野(みの)古墳群(6世紀末〜7世紀中ごろ)の横穴式石室から、猫のものとみられる足跡が付いた須恵器=写真=が見つかったと発表した。副葬品に動物の足跡が残るのは極めて珍しい。

 共同調査する立命館大の学生が杯身(つきみ)と呼ばれる食器(直径15センチ)の内側に、白く丸い肉球らしき跡が五つ並んでいるのを発見した。

 センターの担当者は「器を焼く直前に偶然、動物の足が付いたと思われる。埋葬当時は気付かなかったのでは」と指摘。地元の同古墳群保存会メンバーからは「猫好きの権力者のために作ったのかも」との声も。

(2009年09月01日 読売新聞)

猫が日本に来たのは奈良時代で、経典をかじる鼠避けとして大陸からやってきたという説があるみたいだけど、6世紀末〜7世紀半ばというと、それより100年近く早いことになる。
動物考古学は全然詳しくないんだけど、このあたり、どうなんだろう?

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2007-09-01

黒い飛行機に乗って スターフライヤー関空羽田便9/14就航 片道7900円

東京に学会出張があるので、
 9/14の就航日にスターフライヤーに乗る
ことにした。飛行機オタではないので、一番機に乗るわけではない。

奈良から関空までは、空港リムジンバスで行くのが一番簡単だ。寝てる間に関空に着く。
 9/14-9/30は関西空港就航記念運賃で片道7900円(ただし羽田発着便なので旅客施設利用料100円が加算される)
で行ける。ネットで事前決済すると
 7750円(ただし羽田発着便なので旅客施設利用料100円が加算される)
だ。新幹線で行くよりは遙かに安い。

さて、どんなエアラインかな。楽しみだ。
スターフライヤー
機内の黒いトイレットペーパーが人気だそうだ。人気って、ガメて来る人がいるってことか?

横浜の家からは羽田まで車で30分ほど。これまではUAのマイルの関係でANAを使っていたのだが、スターフライヤーが就航したことで、選択肢が広がった。
単に東京大阪間の国内線というのなら、本当は関空よりも伊丹発着がありがたいんだけどなあ(神戸空港は論外)。関空の場合、暴風雨で空港島閉鎖になることがあるので、その点がちょっと心配。

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「マスコミたらい回し」とは?(その97)大淀病院産婦死亡事例民事訴訟第二回弁論@8/28 大阪地裁→「除脳硬直が起こるほど重症の脳出血」が大淀病院で起きていたなら搬送しても助からなかったのに、その事実を原告側も報道するマスコミも知らないという驚愕の展開

奈良県の産科崩壊を招いた第一章となった
 大淀病院産婦死亡事例
だが、
 民事訴訟の第二回弁論
が開かれた。ここに
 僻地の産科医先生・三上藤花さん
などのみなさんが酷暑の中を傍聴に足を運ばれ、blogに第二回弁論の内容を詳しく書いておられる。是非、ご一読を。
 僻地の産科医先生の「産科医療のこれから」
奈良大淀病院の裁判傍聴にいってきました!
奈良大淀病院の裁判! その2
 三上藤花さんの「日々のたわごと・医療問題資料館」
大淀病院母体死亡「事故」 第2回公判傍聴記(その1)
大淀病院母体死亡「事故」 第2回公判傍聴記(その2)
同じく傍聴されたたまりょさんの「お決まりの日々?」
奈良は燃えましたな(大淀事件 12)
第二回口頭弁論感想(大淀事件 12’(ダッシュ))
同じく傍聴されたkonakiさんの「konakiの言いたい放題」
大淀病院訴訟
引続き大淀病院、救急車事故
さらに引続き

僻地の産科医先生は、大阪地裁で
 大淀裁判の裁判記録の閲覧
をされて、ご覧になった情報をblogにアップされている。ありがとうございます。
大淀裁判、裁判記録の閲覧情報
ここにとんでもない事実が記録されている。僻地の産科医先生のコメントと併せて引用する。


■経緯
※担当産科医の記録、看護師の記録、原告および被告の主張がない交ぜになっています。
※病院側の記録が一番正確に近いと思いますので、これを基本とし、原告が主張した事柄は[原]としたつもりです。
※いざまとめてみると、忘れていたり記憶違いも多そうです。
既にネットでみなさまで行われた検討の方が詳しく正確かと思います。
(略)
2時00分 Vital良、瞳孔大
夫の身内 (当病院の救急で勤務経験) 来院
[原]身内が除脳硬直と判断し、CT等の検査を要求したが、担当産科医は「子癇なので、動かさないほうがよい」として検査せず、「転院先を探している」と言うだけ。
(略)
6時00分 国循到着
これ以降は国循の記録
JCS(JSC?)300、瞳孔5mm、対光反射-、自発呼吸+(挿管中)、痛覚反射-
CT
脳血管撮影の余裕なし、直ちに開頭手術
右脳(?)に7cmの血腫、明らかなMidline Shift、脳幹にも出血、脳室穿破

・・・

8月16日 亡くなった後、国循の医師から、患者の夫の父に病理解剖を勧める
心揺れ動いたが、結局「このまま引き取らせてほしい」との回答
(略)
(ここからは僻地の産科医先生のコメント)
これらを組合わせて考えていただくと、
資料がない時点では、「除脳硬直」があるといっていたのかな?と思いましたが、
「除脳硬直を主張しているのは原告側」ということになります。
まぁ、除脳硬直があったところで、脳出血で除脳硬直といえば
基本的に助からない状態
ですけれど。(原告が搬送の遅れを主張するなら
その時点で搬送して助かった、という主張をせねばならず、これは変
です)

脳出血で除脳硬直が出る、すなわち
 頭をそらす特異な姿勢を取る
ということは、人間の生命活動を維持する脳の内部に出血があり、脳そのものが壊されている、重い病状が疑われる。現在の医学では、一度こうした形で壊れた脳が元に戻ることはほぼない。命を取り留めたとしても、植物状態で、やがて死に至る。(もし誤りがあったら指摘してください)

僻地の産科医先生は、次のようにもお書きになっている。
原告側石川弁護士の知り合いの方とお話しされたようだ。


奈良大淀病院の裁判! その2
(略)
それでお話ししていく過程なのですが。
「子どもなんか助けんでも、お母さんを助けてほしかった」
と考えていると仰います。原告側はそのように考えているとも。
「だって脳出血ですよ?」と私は申しあげました。
「除脳硬直がでるほどの脳出血ですよ?助かるわけがないじゃないですか」
「えっ!?でも脳外科に送れば助かるでしょう」
話がかみ合わないんです。
どうやら岡本さまの奥さまは、「くも膜下出血」で手術をして助けてもらったとのこと。

「。。。えっと。くも膜下出血や硬膜外血腫は脳出血と違うんですよ」
「え、どう違うんですか」
「聞いてらっしゃらないんですか?」
「似たようなもんだって」
「えっ。。。」
ちょっと開いた口がふさがらなくなってしまいました。

くも膜下出血も、硬膜外出血も、脳出血ではありません。
頭蓋内出血ではあるけれど、脳出血は「脳実質」の出血です。
その区別も、まさか原告側はついていない?

 
 
そういえば。。。

法廷で石川弁護士が脳の解剖図を予習していた光景
脳裏によみがえりました!
あっ!なんだあの人、わかってないんだ。
硬膜外出血やくも膜下出血とのちがいも!

解剖図の前に、大事なことが分かっていない!
脳出血がいかに重篤な結果をひきおこすかということも!
そして搬送する前にすでにもう助からない兆候が出ていたってことも。
 

訴える前に調べておいてよ、そんなこと!
とおもいました。
すくなくとも、訴えた後でもいいから、調べてよ。
「医学的なことはわからない」じゃないよ。

 

私たちは滔々と、「脳出血」「除脳硬直」がどんなものであるか、
一生懸命説明しましたが、わかっていただけたかどうかはわかりません。
しかし、ひょっとしたら裁判官にもわかっていないのかもしれません。

 

逆に。
証人尋問で必要なのは、実は脳外科医だということがわかりました
「脳外科医」にカルテを読んでもらえば、一発でこの事件は終了です。
彼らが言っているのは、赤ちゃんうんぬんではないのです。
なぜ母親が助からなかったか。

脳出血が「予見不可能」「一気に起こる」
「除脳硬直までおこった場合には、もう救命はほぼ不可能」
であることを証明してもらえば、
(これはしかし医学生でも十分にわかる基本的事項なのですが)
話が終わってしまうような裁判
だったのです。びっくり。


つまり、まだ彼らはその点がわかっていない
ということがわかったという貴重なお話でした。

いや〜、
 大淀病院産婦死亡事例の民事裁判
って
 原告側が「脳出血が何か分かってない」裁判
だったんですね。凄いぜ、マスコミ。マスコミも、また原告のご遺族のバックアップをしているとおぼしい
 陣痛促進剤による被害を考える会
も 
 脳出血で除脳硬直が起こるほど重症だったら、助からない
ということを知らないから
 「なぜ産婦さんが亡くなったのか理由を知りたい」という裁判を起こした
ってことじゃないのか。なんかとんでもないことになってきました。

一体、この国の裁判制度はどうなっているのだろう。
もし、僻地の産科医先生の読み通りだとすると、医学生の教科書に書いてある程度の基礎的な事実が分からないままに
 なぜ、産婦さんが亡くなったか、その理由を知りたいという訴訟
が続いているんですか。まさか、医療訴訟のプロ、石川弁護士ともあろうヒトが、そんなコトはないと思うのですが。
それって
 本当に裁判を起こして、明らかにしなくてはならないような問題
なのか、極めて疑問だ。ましてや
 「原告側が大淀病院で除脳硬直があったと主張」する「重症の脳出血」について、まったく勉強もせず、大淀病院を叩き続ける毎日新聞・共同通信や民放各局の報道
は、
 日本の医療を絶滅するための「反医療キャンペーンを張っているだけ」
ではないのか。
だって、おかしいでしょ?
 大淀病院の段階ですでに「除脳硬直があった」
のなら
 どこに運んでも、早晩亡くなる
のですが、原告側は
 CTを撮れといったが拒否された
という点だけを主張している。
 除脳硬直があるから速やかな転院を主張したのではない
のだ。
 CTは単に出血部位を確認するだけで、CTを撮っても、除脳硬直が起きるほどの脳出血は治療できない
のだから、
 そんな時間があるならすぐに開頭手術のできる病院に転院
というのが普通の主張なんじゃないのか。
しかも
 解剖してない
から、ご遺族には医学的に不利な裁判なのである。
大淀病院が除脳硬直があったと主張するなら分かるけど、主張しているのは、大淀病院を訴えている原告側なのだ。
原告側が自分に不利になる主張をしているとおぼしい、非常に不思議な裁判だ。それを援護している
 毎日新聞奈良支局と共同通信
は、一体何を考えているのか?

続き。(14:50)
亡くなられた産婦さんが除脳硬直を起こしていた、という話は、
 大淀病院産婦死亡事例にメディアスクラムがかかっていた当時のワイドショー
で取り上げられていた記憶がある。僻地の産科医先生がblogに書かれている裁判記録の通り
 大淀病院で長く総婦長をされていたご遺族のお一人がカメラの前で主張
されていたように記憶する。そして
 除脳硬直を起こしているのに、CTを撮らなかった
と仰っていたように記憶している。
その点で、上記裁判記録とワイドショーに流れたご遺族のお一人のインタビューとは齟齬しない。
逆に言えば、
 ワイドショーのカメラの前で除脳硬直があったと主張したことを、裁判でも主張している
わけで、そのことが
 一切の印象操作を抜きにした、裁判記録に出てくると、残念ながら亡くなった産婦さんは大淀病院で搬送先を探している段階で、手の施しようのない脳出血が一気に起こっていたことを証明している
のである。
ご遺族に関して言えば、民事訴訟を起こした後に放映された、ABCの「悲鳴病棟」でも、明らかに原告不利になると思われる映像の公表を許しており、その点でも疑問に思う。

おまけ。
2006-10-20 「マスコミたらい回し」とは? (その9) 今度は大阪府立母子保健総合医療センター産科部長が「搬送拒否」のいい訳か? 「脳内出血と分かっていれば」と大淀病院を非難
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/10/9_dc74.html
2006-10-21 「マスコミたらい回し」とは (その11) 今回の大淀病院の事例でどうすべきだったのか 産科救急担当医の見解
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/10/11_d82d.html
2006-10-22 「マスコミたらい回し」とは (その14) 今回の大淀病院の事例でどうすべきだったのか 産科救急担当医の見解(続き) 一方で毎日新聞奈良支局長は「大スクープ」に大喜び
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/10/14_9c46.html
とくに(その14)では
 産婦さんが脳内出血を起こした場合の基本的な処置
について、詳しく書かれている。これが昨年10月22日には、ネットではすでに議論されていた内容だ。この議論と上記裁判記録とを、是非比較していただきたい。

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福島県立大野病院事件第七回公判@8/31(しばらくこの記事をトップに表示します)→順次追記あり→ロハス・メディカルブログで血も凍るような検察の恫喝が詳述されています

昨8月31日は
 福島県立大野病院事件第七回公判
が開かれた。
例によって、
 ロハス・メディカルブログの川口恭さんが傍聴
している。
福島県立大野病院事件第7回公判(0)
福島県立大野病院事件第七回公判(1)
(追記 21:24)
福島県立大野病院事件第七回公判(2)
福島県立大野病院事件第七回公判(3)
(追記 9/5 12:40)
福島県立大野病院事件第七回公判(4)
福島県立大野病院事件第七回公判(5)

読んでて、どんよりしてきます。
医学的根拠に基づかず、「検事の作文」の文脈に沿って、K医師を法廷で締め上げる検察の尋問。
K医師は、現在、一切の産婦人科医療に携わることが出来ず、休職中です。
福島県は、産科不足の自治体で、そこで一人の働き盛りの医師がいなくなることは、県民の健康福祉の点から見ても、非常に大きなマイナスですが、刑事でやる以上、検察は、暴走を続けるでしょう。
誰も救われない裁判です。
川口さんの結びの言葉がすべてを表しています。


文字起こしを経て、今思うのは
S検事の尋問は鋭かったということと
であればこそ、時間引き延ばしなど姑息なことをせず
正々堂々となぜ尋問しなかったのかということである。

この事件、堀病院事件と続いた刑事司法の動きが
その後の大淀病院事件、先日の奈良死産事件の
引き金となったことは間違いのないことであり
それでもK医師の起訴が正しかったと考えているのなら
策を弄するのでなく正々堂々と立証すべきである。
でなければ、検察はそういう所か、と世の中から見放される。

「周産期医療の崩壊をくい止める会」のサイトにも、第七回公判の詳報が掲載され始めています。(現在作業中)
第七回公判(2007/08/31)について
(追記おわり)

日経メディカルの橋本佳子編集長の傍聴記。


2007. 8. 31「私に落ち度はない、精一杯やった」福島・大野病院事件の第7回公判が開催

検察:「冒頭陳述の際、患者さんを死亡させたことについて忸怩(じくじ)たる思いがあると話したが、結果について落ち度があると考えているのか。『あの時、あれをやれば良かった』と思うことがあるのか」
加藤医師:「特にありません。精一杯のことをやりました。だからこそ、その結果にすごく悔しい思いをしています」

検察:「(事件)当時の知識や経験で足りなかったことはあるのか」
加藤医師:「医師は日々勉強していくものであり、そういう意味ではもっと勉強しようという思いはあります」

検察:「癒着胎盤を疑い、MRIをやっておくべきだった、癒着胎盤の知識・認識が不足していた、医局に応援医師を頼んでおくべきだった、という思いはあるのか」
加藤医師:「ありません」

検察:「(胎盤剥離の際)、用手剥離にクーパーを併用したことは問題だったと思うか」
加藤医師:「思いません」

検察:「あなた自身、自分の知識、手技、判断に落ち度があったと思うか」
加藤医師:「特に落ち度はありません」

 これは、8月31日に開催された福島県立大野病院事件の第7回公判の終盤に行われた、検察側と被告である加藤克彦医師とのやり取りだ。この日の公判は被告人尋問で、9時30分に開始し、途中昼食の休憩などを挟んで、19時までという長丁場だったが、加藤医師は終始冷静に、言葉を選びならが尋問に答えていた。

1日9時間に及んだ取り調べ
 この日は被告人尋問が行われるとあって、15人の一般傍聴券を求めて121人が並んだ。逮捕から起訴に至る取り調べの段階で、本人の供述通りに調書が作成されたとは必ずしもいえないこと、胎盤剥離にクーパーを使った妥当性をはじめ起訴事実に疑問符が投げかけられたことが、今回の公判のポイントだといえよう。なお、公判は通常、主尋問(この日は弁護側)、反対尋問(検察側)、再主尋問(弁護側)という流れで進むが、この日は検察側の反対尋問が長時間にわたり、再主尋問は次回以降に延期された。

 最初に尋問を行った弁護側はまず、逮捕から起訴までの拘留期間の取り調べについて尋問した。加藤医師が逮捕されたのは、2006年2月18日、起訴は3月10日だ。その間の取り調べは、1日7〜9時間に及んだという。留置場から検察庁まで往復約2時間の道のりも含めると、ほとんど自由な時間はなかった。「逮捕ということで、変な緊張があり、頭がぼおっとして何が事実か分からなくなることもあった」(加藤医師)。留置場に戻っても、医学書はなく、物事を考える時間的余裕もなかったという。

「あなたは殺人者だ」と検察に言われた
 そんな状況でまとめられた調書は、加藤医師の主張がそのまま記載されないこともあった。例えば、本事案は、子宮と胎盤を剥離する際にクーパーを使ったことが大量出血につながり、妊婦の死亡原因となったとされている。
 調書には、「まず用手剥離を行ったが、指が3本、2本、1本と入らなくなったためにクーパーを使った」という内容は記載されている。ところが、実際には、用手剥離とクーパーを併用したのであり、(1)用手剥離で3分の2くらい胎盤をはがし、もう少しですべてはがれる段階だった、(2)用手剥離が難しい部分は、クーパーを使えば、剥離部分が見え剥離作業がしやすい、(3)クーパーであればピンポイントで力をかけることができる——など、クーパーを使った理由を丁寧に説明したにもかかわらず、その辺りの事情は記載されなかった。

 「クーパーを使うこと自体、違法行為であり、『あなたは殺人者として、クーパーを使った』」など、取り調べの場で検察官に言われた場面もあったという。

診断や手技の妥当性を主張
 その後、弁護側、および午後の検察側の尋問は、妊婦の初診時からの診察の流れや、帝王切開手術時の状況について行われた。本事案では、(1)癒着胎盤が術前に予見でき、その対策を講じるべきだったか、(2)胎盤を子宮から剥離する際、クーパーを使ったことが妥当か、(3)出血量はどの程度だったか、(4)死因は何か——などが争点だ。

 両者の尋問に対する加藤医師の証言を簡約すると、以下のようになる。

 まず、(1)の癒着胎盤の予見性については、加藤医師は、初診からの診察過程で何度も超音波検査を行い、癒着胎盤が認められないことを確認していた。検察側の鑑定を行ったある産婦人科教授(「注目の鑑定人・産婦人科教授が証人に」)では、「MRIを行い、癒着胎盤の有無を確認すべきだった」とも述べているが、加藤医師は、「超音波所見で異常が認められなかったこと、MRIによる癒着胎盤の診断の信頼性は高くはない」とした。前回の帝王切開創には胎盤はかかっておらず、術中も癒着胎盤を疑うことは容易ではなかったという。

 (2)のクーパー使用については、前述の通り、用手剥離との併用には妥当性があると主張。(3)の出血量は、「無理にクーパーで剥離したことが大量出血につながった」というのが検察の主張だが、加藤医師は、「クーパーで剥離中、血液で見えなくなったことはなく、急に出血が増えたことはない」などとした。

 さらに(4)について、手術当日の深夜書いた死亡診断書には、「直接的な死因は心室細動であり、それは癒着胎盤による出血性ショックに起因」という旨が記載されている。だが、加藤医師は「弛緩出血やDIC(播種性血管内血液凝固)などのいろいろな原因を考えつつ、この時点ではこれが妥当かなと思っていた」と述べた。

医療事故を刑事裁判で裁く意味はあるのか
 長時間にわたった本日の公判を傍聴して特に感じたのは、揚げ足取り、あるいは重箱の隅を突くような尋問が散見されたことだ。もちろん、特に医療事故の裁判の場合、最終的な判断を下すには、細かな事実の積み重ねが不可欠だ。一つの事象で、有罪か無罪かが決まるわけではない。ただ、これらを差し引いても、質問の目的に疑問符が付くものが少なくなかった。また、何度も同様の質問が繰り返される場面も散見された。

 こうした尋問を聞くにつけ、仮に有罪判決が出た場合、何らかの問題解決になるのかという疑問もわいてくる。刑事裁判は、同様な事例の再発防止、癒着胎盤事例をはじめ周産期医療の安全体制の確立などにつながらず、もとより期待すべくもない。

 では果たして、遺族の救済につながるのか、いったい誰が何の利を得るのか——。今回も含め、この1月の初公判から数えて、計7回の公判を傍聴して筆者に浮かんだのは、こうした素朴な疑問だった。もちろん、現行制度下では、医療過誤に業務上過失致死罪を適用するのはやむを得ない面があるが、このままでは萎縮医療、そして医療崩壊を加速させるだけだ。早急に新たな法体系を確立する必要がある。

(橋本 佳子=日経メディカル オンライン)

(追記おわり)

各メディアの報道から。
朝日より。

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「マスコミたらい回し」とは?(その96)奈良高槻妊婦搬送問題で報道被害 奈良県立医大産婦人科教室への研修希望者が辞退 ただでさえ人手不足の産科に打撃

これから書くことは、信頼できる人物から寄せられた情報に基づく。
今回の
 奈良高槻妊婦搬送問題での行き過ぎたマスコミの奈良県立医大産婦人科教室叩き
が原因となって
 研修予定者が辞退を決めた
という。
 産科医不足は深刻
と、マスコミは報道する一方で、
 医師を悪者に仕立てるために過剰な奈良県立医大産婦人科教室叩き
をこの何日か続けた。その様子を見て
 これから研修を予定していた若手医師が辞退した
のだ。

産科医療について、間違った方向での報道が過熱した結果がこれだ。
日本の産科医の52%が50歳以上だ。若手医師は産科を選ばなくなっているから、このままでいくと
 もう2、3年で日本のあちこちに産科崩壊地域が拡がる
と言われている。少なくとも
 奈良県立医大産婦人科教室クラスの三次救急担当病院へのアクセスが非常に難しくなる地域が出現する
のは間違いない。
昨日、サイト上で公表された奈良県立医大産婦人科教室の8/28-29の当直の詳しい状況を見ても分かるとおり、産科は慢性的に人が足りない。特に奈良では
 大淀病院産婦死亡事例での毎日新聞が第一報で誤報を垂れ流し、メディアスクラムが起きた
結果、
 この3月に奈良県南部の産科の最後の砦であった大淀病院産科が閉鎖
されただけでなく、近隣地域でも産科の閉鎖・縮小が相次いでいる。
産経新聞より。


奈良県 産科医72人減少やまず 昨年75人、初めて実数把握
8月31日17時12分配信 産経新聞

 奈良県橿原市の妊婦(38)の受け入れ病院探しが難航し、死産した問題で、同県内の産科医の実数は今年4月現在でわずか72人で、前年よりさらに3人減少していたことが31日、わかった。同県では、県の審議会の指摘を受けて、昨年初めて産科医の実数調査を急遽(きゅうきょ)実施。県は「産科医不足が問題とされたのは、ここ最近の話」としているが、昨年8月には分娩(ぶんべん)中に意識不明となった妊婦が19病院に転院を断られ、後日死亡する問題も起きており、産科医療に対する認識の甘さも改めて浮かんだ。

 県によると、実数調査の必要性を指摘したのは、妊婦も含めた救急医療について討議する専門のワーキンググループ。少子化問題がクローズアップされる中、合計特殊出生率が全国最低レベルという同県の状況を改善しようと、県の医療審議会が医療関係者など外部委員を交えて平成17年3月に発足させた。

 その議論の過程で、同県内では産科医不足が深刻化していることが話題となったが、県では産科医の実数を把握できていないことが判明。外部委員から「数も把握していないというのはどうか」といった指摘も受けて、県は18年、初めて県内の医療機関に対し、アンケート形式で実数調査をした。

 その結果、18年4月現在の産科医数を75人と確認。県ではそれまで、厚生労働省が2年ごとに行う年次推移調査の都道府県別データを掌握していたが、同調査からは産科医と婦人科医の合計数しか分からないといい、直近の数値となる16年は計94人で、県独自の18年の実数調査とは約20人の開きがあった。

 県医務課は「産科医不足が問題とされたのは最近の話で、それまで県も産科医の数を調査していなかった。実数の少なさにショックを受けた」としている。

 さらに、今年4月時点の実数調査では72人に減少しており、産科医不足に歯止めがかかっていない現状が裏付けられた。

 同県では、重症妊婦を治療する核施設となる「総合周産期母子医療センター」の整備も、無停電装置の容量不足判明で厚生労働省が期限とする来年3月末までには間に合わないなど、産科医療に対する対策が後手に回っている。今回の問題も、県の認識の甘さを示しているといえそうだ。

産科医不足が進んでいるところに、
 若手が研修を辞退する
のだから、
 奈良県の産科医はどんどん不足する
ことになる。
奈良県立医大に研修医が来ない、ということは、産科医療を支える若手医師が育たなくなる、ということと同義だ。
その原因を作ったのが
 奈良県立医大の産科を悪者に仕立てたメディアスクラム
である。
マスコミは
 奈良県の産科医療の悪化に明らかに影響を与えた
ことに、目をつぶるつもりか。これが
 報道被害
でなかったら、一体何なのか。
奈良県立医大に空きベッドがあった、などという報道をしていた
 新聞各紙とNHKおよび民放各局
は、
 ただでさえ志望者が少なく、研修医を集めるのに苦労をしている奈良県立医大産婦人科教室への報道被害
について、どう答えるつもりか。それとも
 自分たちのせいではない
とあくまでシラを切るのか。特にテレビの影響は大きい。わたしが実見しただけでも
 フジテレビの「とくダネ!」とNHKの「ニュースウォッチ9」
は、
 奈良県立医大を犯人に仕立て上げる映像作り
をしていた。
視聴率狙いのあざとい番組作りによって
 産婦人科を志そうとしていた、若手医師の進路を阻み、少なくとも一人の未来の産婦人科医を永遠に失った事実
に、どう責任を取るつもりか。
中でも
 NHK「ニュースウォッチ9」
は、NHKとしては
 随一の報道番組
の位置づけであり、社会的信用が高い番組だ。その番組が8/30の放送で
 奈良県立医大産婦人科教室を責め立てた
のだから、奈良県立医大産婦人科教室に与えたインパクトには、計り知れないものがある。

一方、辞退した若手医師についてだが、たった一人であっても、影響は大きい。
一人の医師の養成には最低でも10年かかるのだ。その医師が、その10年の間に扱うお産は年間100件を超え、場合によっては200件になる。つまり
 一人の医師が産科に進まなかった
だけで、
 1000人〜2000人の「未来の母親」が、掛かるべき産科の医師を失った
ことになるのだ。そして、受け入れる側の奈良県立医大産婦人科教室では、当然、研修医をシフトに入れて、産婦人科の運営を考えていたはずで、それが白紙に戻ったことになる。予定していた医師が一人減るわけで、これが奈良県立医大産婦人科教室の過重労働をさらに悪化させることは間違いない。
つまり
 奈良県立医大産婦人科教室の医療スタッフの労働状況を更に悪化させ、「お産難民」を増やす
のが
 奈良県立医大産婦人科教室と日本の未来の母親となるべき女性が被った今回の報道被害
なのである。
この被害は、決して小さくない。

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