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2007-11-04

小沢一郎辞任(その2) 福田首相はかなりの策士

小沢辞任を受けて、政治のプロの知り合いから、早速メールが来た。曰く、
 小沢が辞めるのは既定路線だったけど、こんなに早く辞めるとは思わなかった
 ともかくも、密室での党首会談に持ち込み、それを2回も実現した福田首相の政治的手腕が凄い
という意見だ。
 密室での党首会談
は、素人目には、福田不利に見えるけど、
 小沢が受けて、何の得にもならない愚策
であり、その愚策に走った小沢は
 前回の自由党党首のときの小渕首相との自・自連立の話の時と同じ愚を再び犯した
ので、
 これで、小沢一郎の政治的生命は絶たれたんじゃないの
というのが、政治のプロの知り合いの見方だ。
ふ〜む、プロの見方は凄い物だな、と感心する。
 小沢・小渕会談の後、自民党と自由党との連立が決裂、直後の2000年4月2日、当時の小渕首相が倒れた
という暗い政治的歴史があるが、回り回って
 福田首相が、小渕元首相の無念を今晴らした
ってことか。福田首相のパパと小渕元首相は、中選挙区制の当時、同じ選挙区のライバル同士で、因縁浅からぬ関係だったはずだが、巡り合わせというのはすごいものだ。
順天堂大学病院に運ばれた小渕首相の病状は、ほぼダダ漏れ状態で、このことがあってから、首相の健康に何かあったときの緊急搬送などについて、細かいことが決まったと言われる。最近は政治家が倒れたら、慶應病院直行というのが多いはずだ。

政治のプロの知り合いは、
 参院選大勝で、かつてないほどの「小沢代表の元に一枚岩になった民主党」が、福田首相との2回の密室会談で、疑心暗鬼に駆られ、あっという間にばらばらになった
のは、
 福田首相の政治的手腕の高さを評価すべきだ
と考えている。で、
 「連立」といわれるとホイホイと乗ってしまう小沢一郎の脇の甘さを、今回も突かれ、同じように乗ってしまい、途中で民主党をぶん投げた
のが、
 今日の辞任会見
ということらしい。

他の友人達も
 アベオザワるってことか?
と、あきれ果てているし、民主党は、参院選のアドバンテージを活かせないどころか、今後は
 小沢が党を割るか
という観測が出るに至っては、とてもじゃないが、早期解散を受けても、まともに選挙戦を戦えなくなるだろう。

いや〜、福ちゃん、やりますね。
小泉チルドレンは、どの程度残るか分からないけど、民主党は組織がガタガタになるだろうから、有力な自民党候補を切り崩すところまではいけないだろう。ヘタをすると、現状維持も難しくなるかも知れない。
一気に政局は流動化し、政治家の方々が大好きな季節がやってきた。自民党としては、もっとも血の燃えるシーズン到来である。

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