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2007-11-27

皮膚細胞から万能細胞を作った山中伸弥京大教授(その5)渡海文科相、万能細胞研究バックアップ体制作りを表明→来年度は関係省庁が総額で42億円の予算を要求

渡海文科相が、
 万能細胞研究へのバックアップ体制作りを表明
した。
朝日より。


万能細胞、再生医療研究を加速 文科相
2007年11月27日12時02分

 京都大のチームが人工多能性幹細胞(iPS細胞)を生み出した研究成果を受けて、渡海文部科学相は27日の閣議後会見で、「科学技術・学術審議会のライフサイエンス委員会を早急に開き、研究体制について議論していただきたい」と述べ、研究加速のための検討に着手する考えを示した。

 文科省によると、再生医学研究の加速のために、効率的に推進する体制作りや、どのような研究資金や国の支援のあり方が求められるかを速やかに検討することが必要だという。 渡海文科相は「ゲノム解読の時のように、日本が走っていながら、アメリカに追い越されたような轍(てつ)を踏まないように、しっかりと研究体制を整えたい」と話した。

そうそう、ヒトゲノムの時と同じことを繰り返してはいけませんね、文科省。
これからは
 人海戦術
だから、
 ラボの人員を手当てする
のも大事だし、同時に
 事務仕事の専任職員
も必要だ。山中教授に大量の書類を書かせなくてはいけないようなシステムでは、研究が遅れてしまう。その点について、文科省、どうか研究速度を上げる方向での整備をよろしく。

続き。(13:00)
朝日の記事より、毎日の方が意を尽くしている。


iPS細胞:国が研究支援へ 文科相表明

 京都大グループが、あらゆる臓器や組織に分化できる人工多能性幹細胞「iPS細胞」をヒトの皮膚から作ることに成功したことを受け、渡海紀三朗文部科学相は27日の閣議後会見で、国としてiPS細胞研究の支援体制を整える考えを明らかにした。渡海文科相は「再生医学研究を加速するため、可能な限り早急に、効率的な研究体制や研究資金、支援のあり方を検討したい」と述べた。政府の総合科学技術会議でも、関係閣僚らに協力を求める意向だ。  

 iPS細胞は、受精卵を壊して作る胚(はい)性幹細胞(ES細胞)と異なり、倫理面での問題は少ないが、作成過程でがん遺伝子を組み込むなど、安全面で課題が残っている。

 内閣府によると、iPS細胞利用を含めた再生医療実現に向け、関係省庁が来年度予算で計42億円を要求している。【西川拓】

おお、
 来年度は、文科省の14億円(70億/5年)以外に28億円の予算が他の省庁から要求されている
わけだな。頼むから
 研究速度が進む方向の予算付
をよろしく。
しかし、朝日は、昔は
 科学の朝日
だった筈なんだけど、今回の記事は、毎日より10分遅くて中身が薄いというひどい記事だな。

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