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2007-11-04

民主党小沢一郎代表が辞任か(速報)→民主党本部で辞任表明記者会見(16:30頃)

(追記 16:39)
現在NHKで臨時ニュースで
 小沢一郎代表辞任
を生中継。
(追記おわり)

(追記 15:00)
NHK3時のニュースでも
 小沢一郎代表が辞任の意向固める
と言っている。
 小沢一郎は、今日民主党幹部に直接会って代表を辞任する意向を伝えた。今回の件の責任を取るため
だそうで、
 党執行部は小沢一郎の辞任を今日は認めず、保留の扱いとし、党内の意見を聞きたい
とのこと。
(追記おわり)

まだ一報だけなんだけど。
読売より。


小沢氏が午後4時から記者会見、代表辞任の意向か

 民主党の小沢代表は4日午後4時、党本部で緊急の記者会見をする。自民党との連立政権構想をめぐる責任を取って辞任する意向を表明すると見られる


(2007年11月4日14時18分 読売新聞)

大連立なんて冗談が密室で話し合われてた時点で、小沢一郎はアウトだもんなあ。

産経は
 代表辞任の意向
という見出しだ。


小沢氏、民主党代表を辞任の意向
11月4日14時12分配信 産経新聞

 民主党の小沢一郎代表が党代表を辞任する意向を固めたことが4日、分かった。小沢氏は同日夕、都内の党本部で会見する。
 小沢氏は10月30日と今月2日の2回にわたって福田康夫首相と会談。2日の会談では、首相から連立政権に向けた協議の打診を受けた。小沢氏は民主党役員会に諮ったが、「政権交代が目的であり、政権に入ることが目的ではない」などと反対を受けて、首相の提案を拒否。民主党内からは首相と2人だけの会談に応じた小沢氏への批判が出ていた。

裏で大連立の糸を引いていたのは
 ナベツネ
だったというのが、産経の報道だ。


大連立協議の裏に「ナベツネ」 混乱に拍車

11/03 09:05

  連立政権協議…。2日、突如として、この言葉が日本政治のキーワードとして浮上した。福田康夫(ふくだやすお)首相が、自民党と民主党の連立政権協議を民主党の小沢一郎代表に打診したのだ。民主党は2日夜、連立を拒否する方針を決めたが、このキーワードが今後、永田町を徘徊(はいかい)する気配だ。2回目の党首会談。その舞台となった国会議事堂3階の常任委員長室。2日午前から、扉の前には衛視が立ち、物々しい雰囲気に包まれた。

      ◇

 部屋の中では、国会職員数人がテーブルや椅子(いす)などを次々にひっくり返していた。盗聴器が仕掛けられていないかどうかチェックしていたのだ。
 2日午後2時57分、福田首相が、穏やかに笑みを浮かべて会場に入った。
 1分遅れで民主党の小沢代表が入室。こちらは口を一文字に結び、いつになく厳しい表情だった。
 民主党の鳩山由紀夫(はとやまゆきお)幹事長(60)が、「では、自己紹介を…」とジョークを飛ばすと、福田首相は「それはよくご存じじゃないですか」と応じ、皆が笑ったが、小沢代表はすぐに硬い表情に戻った。
 自民党の伊吹文明(いぶきぶんめい)幹事長(69)も場を和ませようと、「われわれは、ビールのラベルみたいなものですから」と難解なジョークを言ったが、黙殺された。
 会談が始まると、やがて、福田首相と小沢氏の2人だけとなった。新テロ対策特別措置法案への理解を求める福田首相に対し、小沢代表は従来通り反対の姿勢を表明した。
 一方、小沢代表が自衛隊海外派遣に向けた恒久法制定を持ちかけると、福田首相は熱心に聞き入っていたが、「小沢理論」は難解だったようで、会談中にもかかわらず、あちこちに電話で問い合わせをし始めた。
 会談開始から1時間12分後、福田首相は中断を申し入れた。首相の表情には何としても合意を取り付けたいとの強い意志がにじみ出ていた。
 会談は午後6時半過ぎに再開され、その後約1時間続いた。

      ◇

 10月30日に行われた1回目の党首会談で、福田首相と小沢代表はともに会談内容を一切明かさなかったため、数日間、永田町は憶測で持ちきりとなった。
 福田首相は首相秘書官らにも徹底して秘密主義を貫いた。
 首相は1日夜、ひいきにしている東京・帝国ホテル内の「レ セゾン」に秘書官らを連れていき、ワインを堪能した。
 「そういえば、小沢さんもワインが好きだって言っていたなあ…」
 だが、結局、秘書官らが知り得た内容はこれだけだった。
 「口が堅い」のは小沢氏も同じだった。
 恒久法制定に向けて動き出せば、民主党の足元はグラつく。菅直人(かんなおと)代表代行(61)は、小沢代表に近い議員らを訪ね、「恒久法に協議するなんてダメですよ」とクギを刺して回った。

      ◇

 会談内容が漏れない中で、2人の仲介者が、読売新聞の渡辺恒雄(わたなべつねお)グループ本社代表取締役会長(81)だったことがジワジワと知れ渡り、与野党の混乱に拍車をかけた
 渡辺氏は、熱心な政界再編論者で、自民、民主両党の大連立を提唱し続けてきたからだ。
 渡辺氏は2日夕、民放報道番組の収録を行い、党首会談の仕掛け人なのかと問われ、「知りません」と述べたが、「大連立は早ければ早い方がいい」と持論をぶった。
 しかし、大連立となると先行きは不透明になる上、解散風の加速も促しかねない。
 森喜朗(もりよしろう)元首相(70)は10月31日昼、自民党本部に、細田博之(ほそだひろゆき)幹事長代理(63)を呼び出した。
 森氏は福田首相と連絡をとり、(1)公明党との連立を維持する(2)大連立構想には乗らないなどの点で譲らないように提言し、福田首相も承諾した旨を細田氏に伝えた。
 それでも公明党は疑心暗鬼になっていた。大連立構想が動けば、自民、民主の2大政党に埋没するからだ。
 2日午後、福田首相は小沢代表との会談前に、公明党の太田昭宏(おおたあきひろ)代表(62)と会談した。太田氏は頭を下げたが、福田首相は小沢代表との会談で言質を与えなかった。

で、昨日の
 読売新聞の「大連立」社説
になるわけか。


党首会談 政策実現へ「大連立」に踏み出せ(11月3日付・読売社説)

 衆参ねじれの下で、行き詰まった政治状況の打開へ、積極的に推進すべきである。

 自民党総裁である福田首相が民主党の小沢代表との党首会談で、連立政権協議を提起した。いわゆる大連立である。実現すれば、日本政治に画期的な局面を開く。

 だが、小沢代表は、民主党役員会での拒否の決定を福田首相に電話で伝えた。役員会の大勢が、「先の参院選の民意に反し、国民の理解を得られない」としたからだという。

 これは疑問だ。

 会期末を目前にしながら、法案は一本も成立していない。国益や国民生活の安定のための重要政策の推進という、政治の責任がまったく果たされていない現状こそが、国民の利益に反することをしっかりと認識すべきである。

 衆院解散・総選挙で、与党が勝利し、政権を維持しても、参院で野党が過半数を占める状況は変わらない。しかも、長ければ10年近く続くと見られる。

 国際社会も日本の経済・社会も大きな転換期にあって、国内の不安定な政治情勢のために、それに対応した政策の推進ができないとなれば、日本の将来は極めて危うい。

 こうした事態を避けるためには、重要な政策を推進するための安定したシステムを構築しなければならない。そうした判断に立って、福田首相が「大連立」を提起したのは、極めて適切な対応だ。

 小沢代表も、政治の現状への強い危機感があるからこそ、党首会談に応じたはずだ。連立協議の拒否で通るのか、ぜひ、再考してもらいたい。

 民主党内には、参院選の余勢を駆って、政府・与党を追い込み、衆院解散で政権交代を目指すという主張が根強い。だが、いたずらに“対立”に走った結果、今日の政治の不毛を生んでいるということを直視すべきだ。

 大連立を選択肢から排除することは、責任政党の取る姿勢ではない

 各小選挙区で自民党と民主党が競合していることを理由に、大連立を困難視する声もある。だが、これはおかしい。大連立にあっては、大政党同士が、国益や国民生活の問題の解決にどう具体的に貢献し、成果を上げるかを競うことが大事だ。その結果を総選挙で問えばよい。

 大連立への試金石となるのは、インド洋で海上阻止行動に当たる多国籍軍艦船に対する海上自衛隊艦船による給油活動の早期再開だ。

 その一環として、自衛隊の国際平和活動のための恒久法の制定問題も、重要なかぎとなる。

(2007年11月3日1時51分 読売新聞)

しかし、これといった求心的なリーダーもいない内に
 大政翼賛体制だけできる
というのは、非常に危険だ。
このところ
 30年代のファシズムを生んだときの感じって、こういう雰囲気だったのかね
という話を友人達とするのだが、
 わかりやすいイコン
が出現すると、本当に危ないね。

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