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2007-12-01

福島県立大野病院事件第十回公判@11/30(しばらくこの記事をトップに表示します)

昨日
 福島県立大野病院事件第十回公判
が開かれた。
今回は
 弁護側証人が検察の主張をことごとく退ける
展開になった。

ロハス・メディカルブログにこれから傍聴記がアップされる。(現在更新中)
福島県立大野病院事件第10回公判(0)
福島県立大野病院事件第10回公判(1)

河北新報より。


「剥離継続誤りない」 大野病院事件 福島地裁公判

 福島県立大野病院で帝王切開中に子宮に癒着した胎盤を剥離(はくり)した判断の誤りから女性患者=当時(29)=を失血死させたとして、業務上過失致死罪などに問われた産婦人科医K被告(40)の第10回公判が30日、福島地裁であった。証人として、弁護側の依頼で鑑定をした日本産科婦人科学会・前周産期委員長の池ノ上克・宮崎大医学部長が出廷し、「胎盤剥離の継続に誤りはない。途中でやめても子宮収縮ができず止血効果が期待できない」と述べた。

 手術中の大量出血の原因では「癒着胎盤だけでなく、血液凝固因子が働かない症状もあったのではないか」と指摘した上で、「大量出血の予見は難しく、考えられる止血方法はすべて行っている」と、手術全体に誤りはないとの考えを示した。

 子宮摘出が遅かったとする検察側主張についても「血圧低下時の摘出は極めて危険。血圧回復を待っての摘出は正しかった」と否定した。

 起訴状によると、K被告は2004年12月17日、女性の帝王切開手術で胎盤と子宮の癒着を確認し剥離を開始。継続すれば大量出血で死亡することが予見できる状況になっても子宮摘出などをせずに剥離を続け、女性を失血死させた。
2007年11月30日金曜日

読売より。



大野病院事件公判 K被告の過失否定

 大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開手術で女性(当時29歳)を失血死させたなどとして、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われている産婦人科医、K被告(40)の第10回公判が30日、福島地裁(鈴木信行裁判長)であった。

 弁護側の証人として出廷した宮崎大医学部長の池ノ上克(つよむ)教授(周産期医療)はK被告の処置について「一般の産科医療のレベルから言って間違いはなかった」と述べ、過失を否定した。10月の第9回公判でも東北大大学院の岡村州博(くにひろ)教授(同)が同様の証言をしている。

 池ノ上教授は、争点の一つである胎盤を子宮からはがす行為を継続したことについて、「子宮の収縮や止血操作で出血をコントロールできる可能性がある」として、K被告の判断を支持。「血圧が低いまま子宮摘出に移ると、最悪の場合、亡くなることがある」と述べた。はく離に手術用ハサミを使用した点に関しても、宮崎大では胎盤をかき出す別の手術器具を使う場合があることを明らかにし、問題はないとの見解を示した。

 また、女性の大量出血については、凝固因子が不足して止血が困難になる「産科DIC」(播種(はしゅ)性血管内凝固症候群)の可能性を指摘した。

 公判後、福島地検の村上満男次席検事は「カルテや麻酔記録など検討した資料が不十分で、池ノ上教授の鑑定に客観性があるとは言い難い」と述べた。証人尋問は今回で終了し、K被告の被告人質問などを経て来年3月に論告求刑、5月に最終弁論が行われる予定で、順調に進めば、来夏ごろに判決が言い渡される見通しだ。

(2007年12月1日 読売新聞)

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