和光堂のベビーフードから大腸菌群検出 自主回収(速報)
いま、フジの昼のニュースで流れた。
和光堂のドライタイプのベビーフードから大腸菌群を検出、商品を自主回収し、原因を調査
だって。
赤ちゃんが口にするベビーフードで大腸菌群検出とは、ちょっとびっくり。
(11:37)
毎日より。(11:41)
自主回収:和光堂のベビーフード5品目から大腸菌群検出ベビーフード大手の和光堂は3日、粉末タイプのベビーフード「手作り応援」シリーズ5品目で、本来は検出されない大腸菌群が検出されたため約21万個を自主回収し、代金を返還すると発表した。
対象は同社の静岡工場(静岡県牧之原市)で製造された「ほうれん草と小松菜」「緑黄色野菜3種パック」「野菜がゆ」「白身魚と緑黄色野菜」「鶏レバーと緑黄色野菜」。今年8月以降に出荷され、9月4日以降に販売された。
同社によると、11月下旬の自主検査で「野菜がゆ」などの原料に使うホウレンソウとコマツナに大腸菌群の陽性反応が出た。この大腸菌群が食中毒を起こす恐れはなく、3日までに体調不良などの報告はないという。問い合わせ先は和光堂(0120・88・5620)。【遠藤和行】
毎日新聞 2007年12月3日 11時17分
食中毒の恐れはないとはいうが、赤ちゃんが口にする物だからなあ。
もっとも、これは工場製品だから問題になる話。
離乳食を手作りしていれば、いろんなものが混ざっちゃうのは仕方がない。あまりにも「無菌」な日本の現状を見るにつけ、子どもの将来の健康を考えるなら、特殊な事情がある場合を除いて、いろんなものを手作りで食べさせたほうが耐性がつくのかな、とも思ってしまう。清潔でない環境に身を置かなくてはならなくなった場合、耐性がないと、かなり辛いだろうな。今の日本は、水が豊富だから、割と清潔を保つことが出来るが、水資源の乏しい地域では、こんなにじゃぶじゃぶ水を使えない。当然、水の使用を前提とした洗浄などは無理なので、あとは身体に備えた耐性や自然治癒力の勝負になる。
中国でSARSが流行っていた頃、日本の医師と話をしていたのだが、清潔の保持について、全然話がかみ合わない。
清潔な水が豊富に手に入らない地域もたくさんあるんですよ
と話したら、ようやく納得してもらった。
手洗いをきちんとすれば大丈夫
といっても、水そのものが十分な量は確保できない地域はたくさんある。
蛇口をひねれば、飲んでも安全な水が簡単に得られる地域が多い日本は、非常に幸せだと思う。
続き。(14:00)
NHKの昼のニュースでも報道された。(画像はクリックすると拡大します)
ベビーフード 自主回収を発表乳幼児向けの食品を製造・販売している「和光堂」は、ことし9月から販売しているベビーフードの一部で「大腸菌群」の陽性反応が出たとして、5種類の粉末のベビーフード、あわせておよそ21万個を自主回収すると発表しました。「和光堂」が自主回収するのは、ことし9月から全国で発売した粉末状のベビーフードの「ほうれん草と小松菜」「緑黄色野菜3種パック」「野菜がゆ」「白身魚と緑黄色野菜」「鶏レバーと緑黄色野菜」の5種類です。
和光堂によりますと、先月、これらの商品について自主検査を行ったところ、一部から大腸菌群の陽性反応が出たということです。今回見つかった大腸菌群は、体内に入っても食中毒や下痢などになるおそれはほとんどないということで、これまでに健康被害などの報告は会社に寄せられていないということです。
和光堂によりますと、食品衛生法上、問題はないということですが、社内の品質基準を満たさないとして5種類の粉末のベビーフード、あわせておよそ21万個を自主回収するとしています。
和光堂では「今後、社内検査を増やすなどして品質管理態勢を強化していきたい」と話しています。
12月3日 12時43分
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コメント
@niftyトップページ「旬の話題ブログ」コーナーにて、
12/3の昼に本ページの記事を紹介させて頂きました。
紹介記事については、「旬の話題ブログ」バックナンバーで
半年間、ご覧いただけます。
今後も旬な話題の記事を楽しみにしておりますので、
引き続き@niftyをご愛顧の程、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。
@nifty「旬の話題ブログ」スタッフ
投稿: 「旬の話題ブログ」スタッフ | 2007-12-03 23:36