慶祝! 産経新聞の福島香織記者やっと記者証を更新される
心配されていた
産経新聞北京駐在の福島香織記者の記者証更新問題
だが、
福ちゃんの訪中前に更新された
模様だ。
まずはめでたい。これからも毒の都(空気も食べ物も政府も)北京から、健康を損なわない程度に健筆をふるわれますよう、遠く日本からお祈りしております。
福島香織記者のblog「北京趣聞博客」より。
やっと記者証でました!お騒がせいたしました。
2007/12/26 19:26■12月26日、やっと記者証が更新でき、ビザ更新の手続きをしてきました。読者の皆様、お騒がせ&ご心配かけました。これほど大事になるとは、正直、思っていなかったので、ブログの影響力というものにちょっとびっくりです。いろいろ、お聞きになりたいことはあるかと思いますが、この件は、もはや福島個人ではなく、産経新聞と中国の問題になっていますので、ここでこれ以上の内幕の話はひかえさせていただきます。伊藤総局長はじめ同僚の方々、本社の方々にはほんっとうに、ご迷惑、お手数をかけました。もう、平謝りです。
■そして17日のエントリーにはたくさんのコメントをお寄せいただき、ありがとうございました。中国の読者の方も結構いるんですね。イザというコミュニティー内のゴシップ・ブログ、というポジションで行こう、と思って書いていたブログですが、意外に広い範囲の読者がいることに今回気づかされました。特に中国人の同業者の方からも、コメントいただき、感激です。仕事に追われる忙しい特派員の方が、広いネットの海の中で、このブログにたどり着いてこられた、というのは、何か縁分を感じますね。いつか、どこかでお会いできることを願っています。会ったとき、オレだよ、オレ、とかいってください。
励ましも、批判も、ヤジも、読者の方々の反応はすべて刺激とエネルギーになりました。本当に、うれしかったです。時間をいただければ、すこしずつにコメント・レスしていきたいと思います。
■さてこのブログですが、一時期はいよいよ閉鎖か、と覚悟していましたが、未だにどこからもブログを閉鎖しろ、とお達しがないところをみると続けていてもいいみたいです。さすが、産経新聞、太っ腹!本当のことをいうと、事態が妙に大きくなってゆくのをみて、辞表は(ヘタな)自筆で書かないとだめなのかな、とかそんなところまで考えていました。
■さてビザが延長され、ブログも生き延びた(ほんとうに?)わけですが、この2週間ほどの周囲への迷惑のかけっぷりをみると、やはり自重できるところは自重せねば、と改めて思いました。「毒は耳かきいっぱい分」(by石井英夫氏)というのを目指していたにもかかわらず、大さじ半くらいぶち込んだエントリーもあったと思います。ブログというのは、紙面と違って味見しながら慎重に料理するたぐいの原稿ではないので(通常の三倍速で書いています)、すごいまずいエントリーも、今から思えばあったような。思いあたるものは、こっそり削除しておきました。■読者の中には、福島よ、ひよるのか、とお叱りの方もいらっしゃるかもしれません。ですが、記者は現場にいてナンボ、自ら現場を奪われるような軽はずみなマネはするな、と叱ってくれる方もありました。「100本マンセー記事を書いてスクープを」というコメントもありましたね。ウソや心にもないことは書けませんし、書くべきことを見過ごすこともできないタチ(血液型O型)ではありますが、どの記者も厳しい条件のもと、ぎりぎりのセンでがんばっているのだから、なんとか現場にのこって限られた報道の自由の枠内で、この国で起きていることを誠実に伝えていく努力をあきらめてはならない、と思いました。
(以下略)
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