仰天! 船場吉兆 ママは名プロンプター 台本ありの記者会見が中継で丸わかり
芝居で、次のセリフを教えてあげるヒトのことを
プロンプター
という。歌舞伎だと黒衣がそれにあたる。
NHKおよび今日の
船場吉兆の記者会見を放映した
すべての民放GJ!
いま終わったばかりの
NHK7時のニュース
でも、
会見する長男の横で小声で次のセリフを囁くママ(湯木貞一の三女)の声をしっかり「字幕」で挿入
していた。
記者会見を、舐めきってましたね、船場吉兆。
最近のマイクは、集音性が高い。ちょっとした音なら、簡単に拾ってしまう。まさか
女将である母親が、40過ぎた長男の会見を横でサポート
するのを、マイクが拾い、テレビカメラが映し出すとは想定してなかったのだろう。弁護士がやるならわかりますがね。
ママが全部やってくれている
のを、全国放送で放映されちゃった船場吉兆は、これでたぶん
終了のお知らせ
だと思う。
ここまで舐められたNHKを始め、テレビ局各局の怒りは凄まじい。
とりあえず
ママの名プロンプターぶり
を、画像で見ていただこう。午後に関西ローカルで流れたものだ。(画像はクリックすると拡大します)
キャプション「あざむくという気持ちはあったのか」
ママのひそひそ声「ないです」
「ないです、ないです、ないです」と囁く女将。口が動いているのが分かる。
キャプション「以前の会見で『経営陣に責任がない』と言ったのはなぜ?」
ママのひそひそ声「頭が真っ白になった、と」
キャプション「表示の変更に思いがいたらなかったのは?」
ママのひそひそ声「大きい声で」
母親の指示通り、顔を上げて答える長男「法令遵守の意識が 考えがあまかった」
しかし、
ト書き
が書いてあるんかい。
ママがアシストしてるのに、次のセリフを言えなかった場面。
ママのひそひそ声「責任のがれの発言をしてしまいました」
カメラに映っているのに気がついたのか、顔を伏せる女将。その下に白い「台本」らしき冊子があるのに注目。
長男、ママのアシスト「責任逃れの発言をしてしまいました」が聞き取れなかったらしく、「わからなくなっていた」と発言。
ママの前にある白い「台本」をカメラが映し続ける
いやはや、
ママは名プロンプター
だは、
ママは台本を見ながら、40過ぎた息子に、口写しで次のセリフを囁いているのが、マイクに拾われている
は。
で、
おもてなしの心
を父湯木貞一から学んだはずのママの謝罪姿。時事より。
船場吉兆が改善報告書を提出(お辞儀する湯木母子の写真)
船場吉兆が改善報告書を提出
12月10日11時5分配信 時事通信農水省近畿農政局へ改善報告書を提出し、深々と頭を下げる船場吉兆の湯木佐知子(右)、湯木喜久郎両取締役。報告書は、仕入れ担当の喜久郎取締役に責任があると明記(10日午前、京都市上京区)
驚くべき事だが、着物を着て、足を開いてお辞儀をしている。正しくは隣の長男のように
足を閉じて礼
だ。女将は70歳。もし、足腰が悪くて、足が閉じられないのなら、こうした
正しい謝罪の姿勢
を表さねばならない場に出てきて、詫びるべきではないだろう。この様子だと、少なくとも、最近は1年くらいは、現場に出ていなかったのではないか。
しかし、これでは
おもてなしの心
が、いかに浅薄なものであったかが、逆にうかがい知れてしまう意味で
逆効果
というものだ。
| 固定リンク
« 豪快! 船場吉兆「賞味期限は存在せず」 | トップページ | 忍び寄る鳥インフルエンザ 中国江蘇省で死亡した患者の父親(南京市在住)も感染 ヒト→ヒト感染の疑い更に強まる(その2)日本で検疫強化と厚労省 »
コメント
なんともまったく持ってお粗末極まりない姿でしたな。こんな方が経営を担ってるとは末恐ろしい世代になりました。
投稿: @moon | 2007-12-11 17:12