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2007-12-03

記憶喪失? カヤックに乗って渓谷に消えた男性が生還

イギリス人ってある意味ドライなのね。
 カヤックに乗ったまま行方不明になった男性がなぜか今頃生還したが、妻子は困惑している
というニュース。
産経より。


カヤックで行方不明の男性、5年ぶりに姿現す ロンドン
2007.12.3 09:39

 【ロンドン=木村正人】約5年半前、英国の渓谷でカヤックに乗ったまま行方不明になっていた男性がひょっこりロンドンの警察署に姿を現し、「今までどこで何をしていたの」と関係者を驚かせている。
 英BBC放送などによると、この男性はジョン・ダーウィンさん=当時(51)=で、2002年3月21日朝、英イングランド北東部のシートン渓谷でカヤックに乗ったまま行方が分からなくなった。勤め先の夜勤時間になっても姿を現さないため、渓谷周辺で広範囲な捜索が行われたが、カヤックの破片しか見つからなかった
 ダーウィンさんは既婚で子供が2人いた。半年後、葬式が挙げられ、墓まで設けられた
 ところが、死んだと思っていたダーウィンさんが1日夕、ロンドンのウエストエンド中央署に出頭した。同署は「彼は元気だ。しかし、この5年半どこにいたのか分からない」という。連絡を受けた妻のアンさんは「もう忘れてしまったわ。今さら私に何ができるの」と困惑している。

むむむ。日本の失踪宣告は海難事故などの場合は1年だそうだ。


民法 第30条
1 不在者の生死が七年間明らかでないときは、家庭裁判所は、利害関係人の請求により、失踪の宣告をすることができる。
2 戦地に臨んだ者、沈没した船舶の中に在った者その他死亡の原因となるべき危難に遭遇した者の生死が、それぞれ、戦争が止んだ後、船舶が沈没した後又はその他の危難が去った後一年間明らかでないときも、前項と同様とする。

イギリスの場合は半年でもいいのか。

元になったBBCのニュースはこちら。(英語)


Canoeist resurfaces five years on

A canoeist who went missing, presumed drowned, more than five years ago, has walked into a London police station.
The shattered remains of John Darwin's red canoe were found washed up on a beach in Seaton Carew, near Hartlepool, in March 2002.

An extensive search was launched but no trace was ever found of Mr Darwin, who was then aged 51.

"It is not known at this time where he has spent the last five-and-a-half years," said a police spokesman.

Cleveland Police said that Mr Darwin, a married father-of-two, walked into the West End Central Police Station in London at 17.30 GMT last night.

The spokesman added: "Mr Darwin is fit and well and relatives have been informed of his whereabouts."

'Limbo'

Mr Darwin's disappearance sparked agony for his family.

John Darwin, 51, was seen entering the sea in the Seaton Carew area with his kayak at 0800 GMT on Thursday 21 March 2002.

At the time Mr Darwin was working as a prison officer, and the alarm was not raised until 21.30 when it was reported he had failed to arrive for a night shift.

Police and coastguard officers searched the coastline from Hartlepool down to Staithes, North Yorkshire, deploying five RNLI lifeboats, two coastguard rescue teams and a police fixed-wing aircraft with heat-seeking equipment - to no avail.

His wife Anne, a doctor's receptionist, said six months after her husband vanished: "People die, have a funeral, they have a headstone, there is something to mark the fact they existed on this earth.

"But without a body, I don't know how we can mark John's life.

"All I want is to bury his body. It would enable me to move on. It's difficult to grieve without bringing things to a close, but as it is I'm in limbo and there's nothing I can do."

一体5年半の間、カヤックの破片を残して消えた夫はどこへ行ってたのか。
頭を打って記憶喪失、その後、また何らかの原因で失踪中の記憶だけなくなって、記憶喪失以前の記憶が戻ったってことなのかしら。
神様がくれたクリスマスプレゼントにしては、ちょっと意地が悪い。

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投稿: 「旬の話題ブログ」スタッフ | 2007-12-04 18:00

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