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2007-12-21

池田信夫先生 vs. hamachan議長

「ネットイナゴ」でも有名になった池田信夫先生が、hamachan議長(元日経MIX history会議議長)に喧嘩を売り、hamachan議長がそれを買って、延々とblog上で議論というのか、応酬が続いている。
池田先生の方は有名だろうから、hamachan議長がご自分のblog「EU労働法政策雑記帳」で展開している反論部分をリンクしておく。
今年9月25日からの分。
2007年9月25日 (火)池田信夫氏という現象
2007年9月25日 (火)イナゴさん増殖中
2007年9月26日 (水)まっとうな方々もたくさんいらしているようです

この池田先生 vs. hamachan議長でしょうもない問題になってるのが
 博士の池田先生 vs. 官僚叩き上げのhamachan議長
という「学位」問題である。要するに
 官僚上がりの大学教員が「博士号」を持っている池田先生に反論するとは100年早いわ
という池田先生のファンが、hamachan議長のblogのコメント欄に出てきて、いろいろ突っ込んでいたりするのだが、ファンはともかく、当の池田先生が、hamachan議長相手にご自分のblogの
厚労省にはフリーターが見えないのか 2007-09-25
のコメント欄で、


補足 (池田信夫)

2007-09-25 23:00:19

hamachanのサイトに弱々しいリプライが出てますが、要するに私の批判には反論できないということですね。

「天下り」といわれたのが気にさわるらしいから、もう一度いっておくと、修士号もないくせに、役所の地位を利用して大学に天下った最低の人物が、「労働政策」を語るとは笑止千万です。まさにそういう「日本的雇用慣行」をぶち壊さないと、フリーターは救われない。

EUの労働政策がどうとか、えらそうなこと講義する前に、一度でいいから職安に行って自力で仕事をさがしてみたら、日本の労働政策の現状がよくわかるでしょうよ。

と、学位を根拠にhamachan議長を罵倒するという、まあ、大人げないことをやってたりするわけだったのね。品のない罵倒だなあ。
これについては、hamachan議長が以下で感想を述べている。 
2007年9月28日 (金)愉快な経験

単なる「学位」問題だったら
 しょうもない話
で済んだんだけど、コトが
 池田先生が小野旭先生の議論を恣意的に引用
という事態になって、風向きが変わってきた。わたしは労働関係はシロウトなので、その筋のエライ人に聞いたら
 小野旭先生を変な例に出すということは、日本の労働経済学者のざっと9割を敵に回すのと同義
だと教えていただいた。

特にこの部分だ。
2007年12月19日 (水)一知半解ではなく無知蒙昧
から引用する。


以前このブログで、池田信夫氏に「一知半解」という形容を進呈しましたが、それは間違いだったようです。読者の皆様にお詫び申し上げます。正しくは、「無知蒙昧」と云うべきでした。

最近、あちこちに誤爆をしでかして、すっかりトンデモの仲間入りをされたらしい池田氏ですが、何を思ったか、また日本労働史への無知を暴露しているようです。
(中略)

その第一次大戦後に生み出された「臨時工」について、その下のコメントのところで、こういう莫迦なことを云っているのですね。


>ちなみに、彼の自慢の『世界』論文も、あまりにお粗末な知識に唖然とします:

http://homepage3.nifty.com/hamachan/koyounokakusa.html

<日本でも戦前や戦後のある時期に至るまでは、臨時工と呼ばれる低賃金かつ有期契約の労働者層が多かった。[・・・]彼らの待遇は不当なものとして学界や労働運動の関心を惹いた。>

というように、戦前の雇用形態について問題を取り違え、「臨時工」は昔からかわいそうな存在だったと信じている。そんな事実がないことは、たとえば小野旭『日本的雇用慣行と労働市場』のような基本的な文献にも書いてあります。こんな「なんちゃって学者」が公務員に間違った教育をするのは困ったものです。

をいをい、明治時代と大正後期~昭和初期をごっちゃにするんじゃないよ。
後者の時代における大きな労働問題が臨時工問題であったことは、ちょっとでも社会政策を囓った人間にとっては常識なんですがね。
(尊敬する小野旭先生が『日本的雇用慣行と労働市場』のどこで、昭和初期に臨時工は何ら社会問題でなかったなどと馬鹿げたことをいっているのか、池田氏は小野先生の名誉を傷つけて平気のようです。)
『労働行政史』第一巻の351頁から356頁で、大正末から昭和初期の臨時工問題とこれに対する対策が略述されているので、まずはそれを読みなさいというところですが、私が『季刊労働法』210号に書いた「有期労働契約と雇止めの金銭補償」において、臨時工問題の経緯をやや詳しく書いているので、それを引用します。
http://homepage3.nifty.com/hamachan/yatoido
(以下略)

関連するhamachan議長の議論は以下に。
2007年12月20日 (木)池田信夫氏と信者たちの麗しき世界
 2007年12月21日 (金)池田信夫氏の3法則
2007年12月21日 (金)池田信夫症候群-事実への軽侮

別にどちらの味方という訳でもないけれども、
 資料をきっちり読む
というのは、学位に関係なく、研究者に求められる最低の資質だと思うんだけど。

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コメント

池田さんは言語学にも口を出して笑いものになっています。病的虚言症ですね。「学位問題」もみっともないとしか言いようがありません。ああ、情けない。

投稿: ひなの侍 | 2011-05-13 19:11

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